2009年09月

今まで通りの人はいつまでたっても今まで通り

あひるの空のお父さんが言ってました。

どっかでビシッとやらなきゃなぁと思いました。

勤めている施設でインフルエンザ?(詳しく聞いてない)が出たみたい。もしかしたら違う病気なのかなぁ?

30分居残りしなきゃいけないみたいです。

ゲームでトマトとか作ってたので眠いです。諏訪です。

人の畑に虫とか入れていたずらするのです。楽しいね。楽しいね。

昨日はもやし炒めとか作ってみたんですが、ひどい味で誰にも食べさせられないなと思いました。

しばらく料理はしないことにしよう。

誰かと一緒に作って、

『おぃ!ひどい味だ!どうしよう!』

とか言って食べるなら楽しいですが、1人で作ってまずいととても悲惨です。

なので昨日は悲惨な日でした。

あー悲惨だったー。

2連休だったんですがなにもしなかったな。

ギターの録音すればよかった。

時間を有効に使わないとなぁ。

やっぱ時間を有効に使う人は違うですよね。いいなぁ。スゲーナァ。

あぁ。寝たい。寝てしまいたい。

アウトオブオーダー 3




【一人でいるという現実】


********************

男はそう言うと、懐から紙巻タバコを取り出し、火を点けた。
そのタバコにつけられた火は男が吸うことによってその灯りを増し、紙巻タバコはその存在を煙に変え、どんどん短くなっていった。
その様子はまるで自分の今の世界を壊す爆弾の導火線のように思えた。


********************



「ガキ、お前、言いふらしたろ」

ゴミの中の男は陽助にそう迫った。
陽助は無言でうなずいた。
言いふらしてはいないが、結局自分が他人に話したことは事実だ。

「お前のせいで俺はしばらく不便な生活をすることになったんだ。それについてお前はどう思う?」

「申し訳なく思う」

「おお、お前喋れるのか。俺はてっきり失語症かなんかだと思ってたぜ」

確かによく考えてみると陽助は男の前では「え?」としか喋ったことがなかった。


陽助は今、再びあの山の中にいる。
あの騒ぎが落ち着いて周囲の人間はすっかり興味を失ってしまっていたが、陽助だけは登下校時に毎日あの男が帰ってきていないかチェックをしていた。
2週間ほどは、中に入ってもだれもいない日が続いた。
しかし今日、中に入ってみると、まるで今までずっとそこに居た様な佇まいで男が座っていた。

「人の噂は45日っていうけどよ、俺は45日も待ってられなかったね」

男は特に陽助を責めるようなことはしなかった。
責めもせず、ただ目の前の陽助に脈略もなく話をするだけだった。
陽助は男に色んな話を聞いた。
特に陽助から話しかけるようなことはなかったが、男はなぜか陽助が聞きたがっているような話を陽助の表情から察知して話した。

彼の人生にとって、その時間は非常に大切なものになるだろうという実感が彼自身にあった。

それからほぼ毎日と言っていいほど陽助はその男のもとを訪ねた。
来訪の理由を男は問わなかった。
ただ陽助にいつものように何の脈略のない話をするだけだった。


陽助はそんな毎日を重ねていった。
そしてその男から人生のなんたるかを学んだ。
すっかりその男の考えに染まってしまった頃、陽助は今自分がいる周囲の人間に全く興味がなくなってしまった。
その内、一緒にいることさえ苦痛に感じるようになってきた。

そんな毎日が続くにつれ陽助にはある計画―――彼の今後の人生を大きく左右する計画だ―――を思いついた。

それは計画と呼べるような綿密なものではなかったが、陽助の釈然としない毎日を変えるには充分すぎるものであった。

陽助のその計画にはあの男の協力が必要不可欠だ。
しかしあの世捨て人に等しいあの男が他人に協力などするだろうか?

陽助はしばらくその可能性について考えあぐねた。
考えあぐねた結果、考えることをやめた。

自分のような子供がいくら考えたところできっとあの男の心を動かすような考えは浮かんではこないだろう。
もし可能性があるとするならば、それはあの男が陽助の計り知れないところで勝手に見出すだろう。
後は誠実に、言ってみるしかない。
陽助はそう決心した。

その決心をもって陽助はまた男のもとを訪ねていった。

相変わらず男はまるでその空間の一部のように部屋に溶け込んでいた。
陽助は、この男が自分の顔色から自分の考えを読み取ってしまう前にすぐに本題に入った。

「家出するだと?」

陽助は黙って頷いた。

「なんでだよ」

男は胡坐をし、面倒くさそうに下から右斜め上30度ほどの角度で陽助を睨み付けた。

陽助の計画とは家出をして、この男と生活を共にすることであった。
陽助は家出の理由を話した。
その理由は普通の大人であれば一笑に付してしまうような愚にも付かない内容であった。

―周りの環境に不満がある

―周りの環境に不満を持つような自分を変えたい

―つまり成長したい

―男として一人前になりたい

このような内容の話を無口な陽助が熱っぽく話した。

この時の彼の話し振りはまるでその後の彼の人生を彼自身が知っていて、それを変えたいがための熱心さとも思えるほどのものであった。

しかし男は耳に指を入れ、それを抜いてまじまじと眺めたりと、まるで陽助の話を聞いている風には見えなかった。

その態度について陽助はある程度予測はしていた。
きっとこんな話、この男はマジメに取り合わないだろう。
しかし、しかし自分では思いつかないような可能性があるかもしれない。
言ってみるだけはタダだ。

そう思い、陽助は男がいかに聞いていない素振りを見せようともお構いなしに話を続けた。

陽助が話を一通り終えて、一息つくと、男は仰々しく立ち上がった。

「ガキ、お前の話はよく聞かなかった」

そんなことは話を聞いているときの態度を見れば一目瞭然だ。

「まあ、でも話の大筋はわかった。つまりお前は家を出てここで暮らしたいと、そう言いたいわけだな」

陽助は頷いた。
それが伝わっていればいい。

「勝手にしろ。いいぞ。住め」

男はあっけなく陽助がここに住むことを承諾した。
男はしかしその後に厳しい現実を陽助に突きつけた。

「住むのは勝手だ。ここは俺の土地じゃない。俺が勝手に住んでるだけだ。そこにお前が来る。俺も不法。お前も不法。俺がお前を許可する権利はどこにもない。勝手にすればいい」

だがな、と男は続けた。

「だがな、生きていくには飯を喰わなければならない。飯を喰うということは金が要るってことだ。わかるか?金だ。お前に金が稼げるのか?」

陽助は首を振った。

「あまり説教臭ぇことはいいたくないがな、お前が今軽蔑している親。お前の親は金を稼いでいる。金を稼ぐってことは社会の役にたっているということだ。社会に労働力を提供して金銭を得る。言葉にすると簡単だがこれはこれでなかなか難しいことだ。いいか?社会に提供する労働力ってのは一方的であってはダメだ。必要・需要があって初めて労働力が金銭となりえるんだ。わかるか?俺が道端のゴミを拾いまわったところで誰も金をくれたりしねぇ。だからそんなことはしねぇ」

陽助は真剣に男の顔を凝視している。

「つまりな、ガキであるお前が社会に労働力を提供したところでお前は金銭を産むことはできない。だから一人で生活なんかできない。以上だ。帰れ。家でテレビでもみて呆けてろ」

「いやだ」

「だったら餓えて果てろ。勝手に」

「いやだ」

「ガキが。いやだいやだと駄々こねやがって」

彼には確信があった。その確信はこの男が陽助にある『金銭を産む方法』について出し渋っているという確信だ。

陽助は引かなかった。
男が厳しくあたってくるのはきっと自分の覚悟を図っているからだ、と思ったのだ。
きっと陽助が一人で生活するにはそれくらいの覚悟が必要になるのをこの男は知っているはずだ。

陽助には覚悟があった。
だから引かなかった。

―――そしてついに男が折れた。

「お前、こっちの世界にきたら戻れなくなるぞ」

「それでいい。それが望みだ」

「けっ、一丁前な口利きやがって」

男はそう言うと、懐から紙巻タバコを取り出し、火を点けた。
そのタバコにつけられた火は男が吸うことによってその灯りを増し、紙巻タバコはその存在を煙に変え、どんどん短くなっていった。
その様子はまるで自分の今の世界を壊す爆弾の導火線のように思えた。

男はタバコを吸いつけながら携帯電話を取り出した。
そしてどこかに電話をし始めた。
電話した相手が出るまで、男は陽助の方を睨み付けてこう言った。

「お前の覚悟ってものを見せてもらうぞ」

陽助が頷くと同時に電話の相手が出たようで、男はなにやら話し始めた。
そしてタバコの火をもみ消した。

導火線の火は確かに爆弾に着火された。
―――もう戻れない。
陽助はそう思った。

アウトオブオーダー 2




【男の噂と陽助の気持ち】



********************

―――かくも人間とは愚かなものだな、と陽助は思った。

********************



次の日学校ではあの廃棄物の山の噂で持ちきりになっていた。

「陽ちゃん!あん中入ったんだ?」

「人がいたって本当?」

「その人ってゴミと人間が混ざったロボット人間って本当?」


陽助は周りの同級生に朝から質問責めにあっている。
めんどうなので全ての答えに適当に「うん」と頷くことにしていた。
そのために噂はどんどん変化していき、最初、

「あの廃棄物の山の中に中年の男が住んでいた」

という話が放課後までには、

「あの廃棄物の山は地球外生物の秘密基地」

ということになってしまっていた。
陽助にとってはどうでもいいことだった。
男子が思わぬ話題に沸くなか、女子はその新たな事実に対し規律を作り始めた。


「先生にご報告申しあげなきゃ」

「いや、それより亜由美ちゃんのお父様は警視庁の方だという風に聞いてますわ。その方にご相談申し上げたほうがいいのではなくて?」

「それは心強いですわ。下手に騒ぎ立てるとパニックになりかねません。この事実は亜由美ちゃんのお父様にご報告差し上げるまでは他言無用ということにいたしましょう」

「そうですわね。それがよいようですわ。ではそれまであの山のある広場には立ち入り禁止ということにいたしましょう――――ちょっと!男子!聞きなさい!委員長から緊急のお話がありましてよ!」


いつの時代も仕切りたがる女子というものはなぜ存在するのだろうか。
しかし、女子が提案した新たな規律を好奇心旺盛な男子が守るはずもなく、男子全員が帰り道、あの廃棄物の山へと大挙して向かい、みんな怖がって山の中には入らずにはいたが、周囲で「でてこーい」などと、ひとしきり大騒ぎをした挙句、家に帰り親に「宇宙人がいるんだって!」と全員が全員の親に報告をしたのだった。

もちろん大人である親たちは宇宙人ということまでは信じてはくれなかったようだが、あの山に誰かがいるかもしれないという可能性については全員興味を持った。
あの山にはこの地元住民であれば、必ずといっていいほど不満を抱えているからだ。


そのためか、噂はあっという間に拡がり、翌日には廃棄物の山に警察のパトカーが出動する騒ぎとなった。


その廃棄物の山は元々その地域にある廃棄物処理業者の廃棄物仮置き場であった。
しかし、ある時、突然業者が夜逃げ同然に倒産をしたため、その仮置き場は手つかずのままで放置されているのだ。
毎年夏には廃棄物に溜まった腐水からボウフラが湧き、虫が大量発生する。
その度に大量の苦情が市役所に寄せられるのだが、なにせ撤去には膨大な経費がかかってしまうため、毎回とりあえず殺虫剤と乾燥剤を山に撒いている。

―――が、毎年あまり効果は得られていない。
そしてその内に虫の発生が落ち着く冬を迎える。
それに比例して苦情も落ち着く。
また夏がきて虫が湧く。
苦情が出る。
薬を撒く。
冬が来て虫がいなくなる。
苦情が落ち着く。

―――その繰り返しで現在に至っている。


そんな廃棄物の山に人が住んでいるという噂がたつと大人たちは色めき立った。


「ではその住んでいる男に撤去費用を負担させよう」

「その男、実は夜逃げした業者じゃあないのか?」

「仮に業者じゃないとしても住んでいるということならば居住権というものが発生するだろう。権利があるのなら責任もあるはずだ、負担させよう」


などと、根拠が希薄な擦り付けを始めた。
しかしそんな不純な期待とは裏腹に警察の捜査の結果は、その山からは人の存在を確認することはできない、というものであった。

陽助も警察に呼ばれ、一緒に陽助が落ちたという空洞へ案内をした。
確かにその空洞はあったのだが、あの男の影はどこにもなかった。
生活をしている形跡も全くなかったのだ。


そうなってくると、疑われるのは陽助の発言だった。
あの中に人がいたなんていうのはウソなんじゃないか?
子供も大人も陽助の発言を口々に疑い始めた。


「陽ちゃん、ウソついただろ?」

「陽助さん、今ならまだ事態を沈静化する手立てがございますわ。さあ正直に事実を委員長におっしゃって」

「陽助くん、君は本当にあの山の中で人を見たのかね?」



―――かくも人間とは愚かなものだな、と陽助は思った。

どうして自分がそんなついてなんの得もないウソをつかなければならないのか。
少し考えてみればわかることだろうに。
なぜ考えなしに他人を疑うことができるのであろうか。
だいたいあの中に人がいようとどうでもいいことじゃないか。
それで自分の何が変わるというのだ。
なぜ、他人を疑う――――――


『―――他人をすぐに疑う、愚かなことだ―――』


ふと陽助の脳裏にあの廃棄物の山の中に住んでいた男の言葉がよぎった。
あの男の言葉の意味は長かったのでよく聞かなかったが、妙にリアルな印象はあった。
決して学校や親が教えてくれないことがその男の言葉にはあった気がする。
男はまた、自分もすぐ『他人を疑う』人間らしい。
それを自覚し、あの山の中に一人でいるらしい。
今の陽助の周りにいる人間とは全く違うタイプの人間だった。



結局、今回の騒ぎは陽助の見間違いということで落ち着いた。

陽助は子供であるし、いきなり山が崩れて気が動転したのだろう。
それで居もしない人間を見たと勘違いしたのだろう、ということになった。
そんなバカな見間違いするわけないだろうに、と陽助は思ったがどうでもいいので、それでいいということにした。事実は自分が知っていればそれでいい。

しかし、その一件のおかげで陽助は周りから嘘吐き呼ばわりされることになった。
陽助の親は近所の親の目もあり、陽助をキツく叱った。

なぜ自分たちで勝手に噂を広めて、その結果が思惑通りでなかったからといって自分が怒られなければならないのか陽助には理解ができなかった。
それまでもそんなに社交的ではなかった陽助はますます内向的になり、さらに無口になっていった。

登下校ももっぱら一人でいることになった。
寂しいという感情は確かにあったが、どうでもよかった。
あまり周りの人たちが好きではなかったのかも知れない。
自分の無口はそのせいなのかも知れない。
一人でいることが多くなった陽助は物思いに耽ることが多くなった。


―――いいか、ガキ、よく聞け、人間が最も充実する瞬間というのは他人と解りあえた瞬間だ。それが生きている目的だ―――


不意にまたあの男の言葉が陽助の脳裏をよぎった。
あんな愚かな人たちと解りあって果たして幸せなものなのか?
陽助にはわからなかった。

次第に、陽助はあの男にもう一度会いたいと思うようになっていた。


それは必然という風に彼はその時思ったのだ。

アウトオブオーダー 1




【遭遇】

********************

「なんなんだ、お前」

人影は陽助に話しかけてきた。
陽助は言葉を失っていた。


********************


少年は名前を陽助といった。
陽助は無口であった。その無口は病気といってもよかった。

それほど無口だった。

陽助はしかし無口であるが、行動は普通の少年と変わりはなかった。
友達と遊ぶ、学校へ行く、テレビを見る、携帯ゲーム機で遊ぶ。
ただ無口であるが故、どこか普通の少年より冷めた印象を周りに与えていた。

彼はその日の夕方、その後の彼の人生に大きく影響を与える人物と遭遇することになる。

その日は学校の帰り、下校途中にある廃棄物の山となっている広場で同級生と遊んでいた。
その廃棄物の山はかなり高さがあり、その山頂までの高さは電信柱ほどの高さがあった。
子供が遊ぶにはちょうど良いスケール感をその山は持っていた。

昼間、よく晴れていて暑かったせいか、夕暮れの今、すこし肌寒さを感じていた。
しかしその肌寒さも活発に動き回る世代の陽助たちには丁度良い温度であった。

少年たちはその廃棄物の山の上で独特のルールを即興でつくりだし、奇妙な遊びに興じていた。

少年たちというのは即興でその状況に応じてルールを作り出し遊ぶのが得意なものである。

その時は片足のみでゴミの上から次のゴミの上に飛び移るという遊びを行っていた。
危険を感じて両足をついたら負け、というルールである。
飛ぶときは「せーの」の掛け声で全員一斉に飛ぶ。
飛び移れずにいても負けだ。

廃棄物の山には冷蔵庫であったりカラーボックスであったり大小様々な廃棄物が積み重ねられている。
最近はテレビが多い。テレビは丈夫なので飛び移るにはもってこいの廃棄物だ。

陽助たちは最初、手堅く身近な安定感のありそうな廃棄物目掛けて飛び移っていたが、その内飽きてきて、次第により高い、廃棄物の山の山頂部へ向けて飛び移っていくことが目標となっていった。

安定感のあるテレビなどは割合最近捨てられたゴミなので、廃棄物の山の道路側にばかりあった。
道路側の反対、廃棄物の山の中央へ向かうにつれ、朽ち果てたクーラーや錆びた自転車など、片足で飛び移るには高度なゴミが多くなっている。
山の中央に向かっては徐々に坂の勾配がきつくなってきているので、それだけでも飛び移るのは大変であった。
その上に安定感の少ないゴミの割合が増えているので、陽助たちはより集中してゴミに飛び移る必要があった。

ひと飛び、ふた飛び、としていく内に同級生の一人が両足をついた。

み飛び、よ飛び、としていく内にまた一人が両足をついた。

あとは陽助ともう一人を残すだけとなった。

こうなると子供は意地だ。
陽助ももう一人の同級生もなかなか両足をつこうとしない。
かなり山の中央付近まで来ている。

「せーの」

二人ともよろけながらも次のゴミへと目がけ、飛ぶ。
飛び移られたゴミがグラグラと不安定に揺れる。
両手を回転させバランスをとる。
両手を回転させることで四方八方にかかる不安定な重力を一時的に拡散させ、なんとかその時間内に軸足に重力を集中させるのだ。
二人ともなんとかフラつきながらも直立することに成功した。
そしてまた掛け声がかけられようとした。

「せー…ちょっ、ちょっと待った!俺の負けだ、陽助!」

と、その時もう一人の同級生がもう回りに飛び移れそうなゴミがないと判断し、自ら敗北を宣言した。
しかしその宣言が掛け声の途中であったため、陽助はすでに次のゴミへと飛び立ってしまっていた。
そして、陽助が飛び移った先のゴミは陽助が飛び乗ると陽助と共に抜け落ちてしまった。


「陽ちゃん!!!」


ギギギギ、ドゴゴゴゴ――――――

連続する打撃音が過密を極め一つの轟音と変わる。
無口な陽助はやはり悲鳴もあげずに落ちていった。

しばらくはゴミ同士がぶつかりあい、落下のスピードが比較的緩やかだった。
それがいきなりズドンと抜けゴミと陽助は一気に地面に叩きつけられた。

山は途中で空洞になっていて、ゴミと陽助はその空洞に達したのだ。
凄まじい衝撃があった。黄色い埃が空洞を立ちこめる。
陽助は腰をしたたかに打ちつけた。痛かった。
でもただ痛いだけで、致命的ではないということが感覚ですぐにわかった。

ここは山の真ん中あたりかな?などと考えながら打ち付けた腰を手で押さえ緩やかに立ち上がり、周りを見渡してみた。
まだ黄色い埃が充満しているためよくは見えないが、その空間を形どっているものはゴミであった。

ゴミ、ゴミ、ゴミ―――。

見渡す限りの鉄くず。
前に漫画で鉄パイプやモニターなどに囲まれた近未来的な部屋を見たことがあるが、それの超劣化版といった印象を陽助は受けた。

次第に空洞中に拡がった黄色い埃がおさまってきた。
黄色い埃がおさまってくると、
その先には

―――人影が見えた。



「なんなんだ、お前」

人影は陽助に話しかけてきた。
陽助は言葉を失っていた。



「おい、お前、なんなんだよ、いきなり他人の家の天井から降ってきやがって」

家?ここが家というのか?陽助はますます言うべき台詞を見失ってしまった。

「人間というのは――――」

すると人影は今のその状態ではありえない程、脈絡のない長い話をし始めた。

「―――人間というのは、大切なのは客観性だ。お前はガキだからわからないだろうからわかりやすく言ってやろう。つまり他人からどういう風に見られているか・思われているか、それを判断する感覚が大切だと言っているんだ。何故か?それは人間は群れで生きる生き物だからだ。一人では物理的にも精神的にも生きられない。そういう仕組みになっている。それは部屋に閉じこもろうと無人島に一人で暮らそうとも同じだ。他人が作ったモノ、他人が作った思い出などがある限り一人で生きているとは言えない。それは一時的に一人でいるということに過ぎない。そういう仕組みである我々人間が最も大切にしなければならない感覚が客観性という感覚だ。いいか、ガキ、よく聞け、人間が最も充実する瞬間というのは他人と解りあえた瞬間だ。それが生きている目的だ。人間は他の人間と解りあうためにその人生の大半を費やしている。一番愚かな行為は自分が一番正しいと思い込む感覚だ。それを自信とは言わない。自信のある人間・努力を重ねている人間は己を疑う。他人を疑うのはその後だ。それは己をよく知っているからだ。努力とは己と向き合う行為だ。努力をしていない人間ほど己を過信する。―――他人をすぐに疑う、愚かなことだ―――自信とは経験を重ね、己をよく知った人間がもつ感覚だ。己を客観的に見ることのできない人間の自信は自信といわない。それはただの思い込みだ。過信だ。他人の心を動かすことは出来ない。過信した人間は不幸になる。他人と解りあえないからだ。それは本当に不幸なことだ。もし、お前が自分のことを不幸だと思うのならそれはお前に全責任があると思え。他人のせいにしている内は決してそこから抜け出すことは不可能だぞ。不幸は不幸の理由がある。病気で明日死ぬと解っている人間だろうが、幸せなヤツは幸せだ。なぜなら幸せ不幸せの判断は自分の中にあるからだ。そこにいかなる理屈が付け入る隙はない。俺にはその幸せを感じるための客観性が欠けている。著しく欠けている。他人を疑う。自分が常に正解だと思っている。だから不幸なことばかりが身の回りに起こる。だからこうしてゴミの山の中に一人籠り、己と向き合っているというわけだ。」



「え?」



陽助はやっと一言、言葉を発することができた。
人影の言葉の意味は勿論、なぜ今そんな話を長々と話し始めたのかが全く理解ができなかったからだ。

「人の話を聞いていたのか?俺はだからいやなんだ。他人と関わるのが。いいか、どうせ、お前は今そうやって呆けているが、正気をとりもどしたら俺にこう質問するだろう『おじさんはなぜこんなトコロに一人でいるんですか?』とな。だからそう聞かれる前にここに一人でいる理由を話してやったんだ」

人影は徐々に輪郭を露にし始めた。
黒いポロシャツにだぶだぶのジーンズ。埃っぽく黒い皮膚。
首にはボロキレのようなタオルが巻かれている。
その人影は中年の汚い男だった。



それが陽助と男の初めての遭遇であった。

本日終了のお知らせ

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陽がのぼる

陽がのぼる

陽がのぼる

搾りカス

乳を搾る

搾りカス

ロドリゲス

金を貸す

金を貸す

身をくらます

尻尾を出す

囚われる

死体があがる

陽がのぼる

陽がのぼる

菅 登(すが のぼる)

ひどい歌をうたってるおばさんをテレビで見た

いくら名前が有名でもあれはねーわと思う。


みなさんどうもこんにちわ。

昨日普通に働いていたら『具合悪い?』と聞かれました。悪いのは顔です。諏訪です。

しゃべる声が小さいからでしょうか。なんでだろう。

自分を変えるのは難しいですよね。それよりローソンはどこだ。

貯金をおろさないまま夜中に出かけてしまったのでお金がなくてひもじいのです。タイムイズマネーです。豚肉に真珠です。

アパートで使っている黒綿棒は、耳垢が出ないで汁っぽいのが出る人にはあんまりってゆーかローソン消え去ってるし。終わった…

200円でタバコとカップラーメンを買う方法を教えてください。

あー。なえたー…なえたよー…

胎内市にはセブンイレブンしかないのか。デイリーもあった。けどどうせ携帯電話で支払いできないんでしょー!

悲しいなぁ…

コンビニってカードで払えますか。払えませんか。

腹減ったよー。ひもじいよー。

セブンイレブンも早く携帯で支払いできるようにならないかな。なんで払えませんか。

さぁさ。頑張って録音だ。3時間くらいで終わるといいな。頑張ってきますー。

マスクとか落ち着く

毎回ライブな時はマスクとかしようかな。けどあれだね。

みなさんどうもこんにちわ。インフルエンザ予防してますか。

国民がインフルエンザで150人亡くなってもマスクしないとかどうしようもねぇなとか思っちゃいましたよ。

どこの国だったかな。

しかしマスクは落ち着きますね。

人間の顔でいまいちだなと思うパーツは鼻です諏訪です。

昔人の顔を真面目に書く授業の時、鼻をきれいに書くのがすごく難しくて、あぁ。鼻っていまいちだなとか思いました。鼻水とかでるし。

だからこの顔のいまいちポイントである鼻、あと俺の場合は口もあんまりなので、その辺を隠すと落ち着くのでしょう。

あとマフラーとかも落ち着きますね。

首は人間の弱点のひとつですもんね。

はてさて。時刻は午前二時半をまわりました。

これからギター録音してきます。夜中だー。

今日は(正確には昨日だ。ぷげら。)夕御飯を食べそこなったんで、少々腹がペコちゃんです。ヘビーメタルペコちゃん。

昨日夜勤が終わり、アパートに戻って部屋へ行くとこんな置き手紙がありました。

れいぞうこに
豚トロを炒めた物があるから食べなさい。
あきらめなさい。

あきらめなさい?あきらめなさい?

削除削除ぉ!

メールを削除してました。

みなさんどうもこんにちわ。

メールをただ削除したわけではなく、一個一個読みながら削除しました。諏訪です。

長かったなぁ

1年分くらいありました。マァ、人によって1年分のメールの量ってずいぶん差があると思いますが。

昨日は夜勤でございました。まだ終わってないんですけどね!

今日はギター録音しにいくぞ!このままだとアルバム完成予定日までに完成しない!ってか結構サクサク作らないと無理である。

頑張らないとなぁ。

ギターも家で録音できたらなぁ。

夜にしよう。夜録音!

眠いはずだ。帰ったら寝る。寝るんだ。

がんばろー。

今日はじゃあ

ネットするための機械が壊れたみたいなんで、それの交換とギターの録音。

あと給付金もらわないと。そろそろ期限がやばいぞ。

あといろいろ支払いあるし。俺寝る暇ないんじゃなかろうか。

まぁそれでも寝ます。頑張ります。

でわでわ。

ジャスコその4 昨日の話

一日たってこんにちわっ!

昨日はジャスコで演奏しました。

昨日は夜中に機材トラブル的な感じがあったりして、どうなることやらって感じで始まりました。

昨日の流れ↓

ギターのアンプがどうもいかれてるみたい。

お店に電話してジャスコに届けてもらうことに。

朝8時半アンプ到着。ジャスコ入り。

機材準備!やっぱりドラムがあると機材の数がすげーことになってました。昨日はギター、ベースのアンプもあったので車3台とか必要でした。すげー

出番は12時からだったので、ボーカル、リーダー、諏訪はアパートへ帰って寝ることに。

11時過ぎに3人はジャスコに到着。ギターの竜とドラムの広志君と合流。

12時出番。

昼ごはん。ボーカルはアパートへ帰って寝る様子。

日差しの強い公園でカップラーメンとか食べる。あとおにぎりとか。

15時出番

片付け

4時くらいに撤収。スタジオとかお店とかに機材を返しにいったりする。

みんな合流。買出し。

ビールと食べ物買ってアパートに。

食べたり飲んだりする。

キングオブコントを見る。お笑いは面白いなぁ〜サンドイッチマン?サンドウィッチマン?があんなに面白いとは!すごかったー

テレビ見たりコンビニ入ったりする。

モンハン。

寝る。


あー!ざっと書いた。

記憶力ねぇなぁおれは。

みなさんどうもこんにちわ。

いい思い出ができたんだと思います。

楽しかったー昨日楽しかったー

しかしちょっと練習たりなかったかなぁ・・・

スタジオだともうちょっとね上手にできたりできなかったりするんだけどね。

なんだかなぁ・・・あ、俺の話です。

ほかのメンバーはどうだったんだろうか。

なんか昨日はあんまり演奏のときの話はしなかったよね?

どうかな・・・

もうちょっとドドンといければよかったと思います。

もうちょっとなー・・・

演奏するとこが広かったので、もっと広く使えればよかった。

いつもステージが狭い狭いと思ってたんですが、いくら広くても使えなきゃ意味ないですよね。

あ、そうそう。昨日の夕飯および宴代はジャスコさんからいただきました。

ギャラー!ギャラだよぉー!

まぁもうないですけどね。

やっぱ演奏中はジャスコ内にある店舗さんに迷惑かけたみたいです。

20〜30mくらい離れた店で、店員と客の会話がなりたたないくらいになってたみたいです。

思ったより音が大きかったみたい・・・

まぁしょうがないですね〜・・・

けど楽しかったなぁ。店には迷惑かもしれないけど楽しかった!

見てくれてる人たちもたくさんいましたしねー。

よかったよかったー

もうジャスコで演奏とかできる機会ないと思いますけど、できるならまたやりたいなぁー

いろいろためになった演奏会だったとおもいましたっ!

みなさんありがとうございましたー!
ライブの連絡
つぎのライブは
未定!
アルバム作ってます
昔のやつはこれ!
皆様の一言
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