2009年12月20日
ホビークラフト(HOBBY CRAFT) #HC1713 1/32 P-51 Mustang Mk.1A


さっそく[オールスケールキットデータ]に詳細をupしました !
最初にパーツの写真を見た時に、もしかしたらとは思っていたのですが、開けてみたら案の定で・・・

ただし、トランペッターやドラゴンのパーツ数の多さに慣れていると、価格(トラペ並み)の割りに寂しく(アキュレイト並みの部品点数に)感じます。
バリエーションは機首のすげ換えと主翼パーツ換えなのもアキュレイトと同じで、入っている機種パーツでは厳密には P-51/Mk.1A にはならず、また Mustang Mk.1 にあたるNA-73/NA-83は、これもアキュレイトと同様に発売されていません。

P-51/Mk.1A に入っている機首は上面の空気取り入れ口のラインがストレートなタイプですが、これは Mustang Mk.1 の NA-73[英シリアルNo.がAGのもの]の時にしか採用されておらず、P-51 も Mk.1A も、機首としては上面の空気取り入れ口の横のラインが膨らんだようにカーブした P-51A のものが入るのが正しいのですが・・・

したがって、Mustang Mk.1 の NA-73 であればこの機首に ストレート排気管と機銃、そして六門の機銃を搭載した主翼が必要となり、NA-83[英シリアルがAG以外のもの]からは機首上面の空気取り入れ口横ラインがストレートではなく真ん中が左右に膨らんだものになっているので、A-36Aの機首にストレート排気管、六門の機銃を搭載した主翼が必要になります。
また、右翼下面にB型からの三色の識別灯が並んでるとこもアキュレイトと同じです(レストア機にはA型でも付いているものがありますが…)。
違うのはA-36AやP-51A用のパイロンが前期型になり、機体に応じて爆弾パーツや増槽とM-10三連バズーカランチャーなどのパーツが付けられているところでしょうか。
P-51/Mustang Mk.1A は基本的に翼下には何も付きませんので、価格が同じなら問題が少なくてアクセサリーが多い A-36AやP-51A のバージョンの方がお得かもしれませんね !
しかも、Mustang Mk.1A だからといって、英国式のリングタイプ操縦桿が入っているわけでもなかったですから・・・
P-51/Mk.1A の胴体下の空気取り入れ口の形状は少し曖昧で、固定式のもののようにも見えてしまいます。
また、マルコムフード使用時はスライドレールやガイドローラーのモールドの追加が必要になると思います。
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