2014年02月10日
レベル(Revell) 1/48 #04872 P-51C Mustang Mk.III が発売になったけど・・・

タミヤのキットによく似た、開・閉位置の選択が可能なフラップやカウリング部分がエンジンも無いのに別パーツになっているようなパーツ構成と、これまたタミヤと同じように間違えている主翼上面のガンベイやアールの付いた主翼上面形状のコクピットの床のほかに、英国貸与機にはほとんど見られない少数派の排気管後の小パネルもタミヤと同じようにモールドされています。

また、余分なパーツとしてタミヤの F-51D に付いているような 戦後タイプ用の ハミルトン・スタンダード のオール状ペラ(ブレード)やショートスピナキャップ、そして " 使用しない " と説明書に書かれているD型用のサイドコンソールなども付いています。
ただ、タミヤの OEM ではないとハッキリと判るのが、技術的に一発では抜けなかった為なのでしょうか、タミヤでは一体成型になっているラジエター脇の胴体内の三角部分を別パーツ化して後で左右に貼り付けるようにしています…、と、ここまでお伝えすれば、判る方にはお判りだと思いますが、このキットの内容は、タミヤのキットを元にしてウクライナで金型を生産したと思われる ICM の 1/48 P-51B/C のキットの OEM だと思われ、ランナーに付いているタグにも ICM のメーカー名や製品番号がそのまま刻まれています。
と、いうことで、[ボックスアートデータ] と [オールスケール・キットデータ] に新しく設けていた紹介欄は削除し、ICM キットのバリエーションとして 箱絵 と キットデータ を統一し、新製品情報コーナーにも情報を掲載しました !
したがって・・・

それよりは、左の写真のように安い価格で売られていることが多い ICM のキットを買うか、価格は両者の中間ぐらいだけど、もっと組みやすくて手に入りやすい、元キットとなったタミヤのキットを買ったほうがいいかもしれませんから・・・

ただ、これで 1/48 の P-51B/C のキットは発売しているメーカーは多くても、基本的にはタミヤの 1/48 P-51B キット と、それがベースになっている ウクライナ産の ICM や OEM の今回の ドイツ・レベル製品 と、 同じベースからで中国産のペガサス から発売されたもの、それと モノグラム 1/48 P-51B から発展した プロモデラー の アメリカ・レベル(モノグラム) や ドイツ・レベル の profinish シリーズ のもの、

まぁ、どちらにしても タミヤ → ICM → ペガサス のラインのものは 、コクピットの床板がA型のように丸まっているという基本的な間違いがありますので、僕だったら モノグラム(プロモデラー) か アキュレイト・ミニチュア の方を買いたいというのが、正直なところですけどね !\(^o^)/


とりあえず、アメリカ の レベル-モノグラムのサイト では、右の #85-5256 の P-51B/C MUSTANG はまだ紹介されていますので、どこかで見つけたら、また買っておかないといけないのかなァ・・・(^^ゞ
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