
以前、税込み 400円で売られているとお伝えした
エフトイズ(F-toys) #FT60296 松本零士 戦場まんがコレクション 2 の P-51D ですが、「勇者の雷鳴」(#6) のほうはあまり人気が無いようで、実際には更に安くなっていて、税込み 300円で売られていたので、一つ買ってみてビックリ!

・・・まず今回のシリーズでは、右写真の右側のようにブリスターパックの形態が変えられていて、箱から出した時に
1/144 ウイングキットコレクション versus series 1(右写真の左側)のようにブリスターパック越しに全部のパーツを眺めることができなくなっています。

まぁ、それ自体は大したことではないのですが、左の写真のような状態で売られている中古品の状態を確認しようとするときには、かなりのジャマになります。

で、何よりもビックリだったのは、インシグニアやバズレターは銀色に塗装された機体に直接プリント印刷されていたことで、デカールは右主翼端下面の敵味方識別灯だけになっています。(モールドはB型と同じ位置に彫られているので、これで修正しているつもりかもしれない…)
このプリント印刷ってデカールのように簡単に剥がせるわけではなく意外とヤッカイで、2-H の翼上面の間違ったラウンデルも剥がそうとしていろいろと試してみているのですが、下地塗装を傷めずにバズレターやマークだけを落とすのはかなり大変な作業となりそうです。

また、キット自体は同じですが、細かいパーツが一枚になっているランナーが以前のようなグレーの成形色ではなく、透明感のある乳白色に直に塗装されているので、薄く成形されたパーツや銀色で塗装されている防弾鋼板などは、なんとなく透け感があります・・・(;^ω^)

主車輪の色がタイヤブラックになったのは好いのですが、ホイール部の銀色がセンターを外して塗られてしまっているので、ちょっとガッカリしてしまいます。
ただ、この 「勇者の雷鳴」のP-51D のほうは人気が無いためか沢山の在庫があり、排気管の色などは僕が購入した黒鉄色のものよりももっと黒っぽいものがありましたので、ロットによってずいぶん違いがあるのかもしれません。
デカールは・・・

前述のように、
松本零士 戦場まんがコレクション 2 では、インシグニアやバズレターなどのマーキングは銀色に塗装された機体に直接プリント印刷されていますので、デカールは敵味方識別灯のものだけが入れられています。
2-C.米陸軍航空隊第82戦術偵察飛行隊 ☆ 66 のデカールと並べてみると、こんな感じです。

ちなみに「勇者の雷鳴」のP-51D のほうはシリアルナンバーは書かれていませんが、「レッドスカル」の尾翼に書かれている 463958 (s/n 44-63958) というのは、P-51D-20-NA のうちの一機として実際に生産されたシリアルナンバーになっていますので、興味がおありの方は実機の追跡調査などをされても面白いかもしれませんねっ !! (^ω^)v
取り敢えず
本体サイトの
" エフトイズ(F-toys) 1/144 P-51D / MUSTANG IV の MODELING GUIDE " に加筆いたしましたので、宜しかったらそちらの まとめた記事(?!) もご覧になってください。