2001~02年、遺産目当てに夫やその替え玉に仕立てた男性2人を相次いで殺害したとして、3件の殺人や詐欺などの罪に問われ、死刑を求刑された中国籍の尹麗娜被告(54)の判決公判が28日、大阪地裁であり、長井秀典裁判長は1件の殺人は無罪、1件は傷害致死と認定し、無期懲役を言い渡した。弁護側は殺人について無罪を主張していた。
 夫の加藤善一郎さん=当時(77)=は遺体が見つかっておらず、加藤さんと替え玉の1人高木清さん=同(71)=は殺害日時と方法が特定されていない。長井裁判長は、高木さんについては殺人の証明がないとし、加藤さんは少なくとも傷害致死に当たると判断した。 

【関連ニュース】
〔写真特集〕知られざる塀の向こう側 刑務所の実態
「息子の人生返せ」=遺族、被告に変わらぬ怒り
元事務長、二審も無期=「追い詰められ犯行」
きょう元事務長の控訴審判決=一審無期、死刑適否が焦点
死刑求刑の元組幹部に無期判決=男性2人死なせ埋める

遣唐使船を再現、上海万博に向け5月出港へ(読売新聞)
小沢幹事長 滞在先のホテル 大勢の報道陣が詰め掛ける(毎日新聞)
自民党 政治資金問題で決定打を欠き「戦う野党」見えず(毎日新聞)
「海外からでも納税できる」遼君、ネット申告PR(読売新聞)
センター試験の外国人参政権「容認」 川端文科相「問題ない」(産経新聞)