2005年11月

2005年11月30日

まずは、東京タワー。

公演後の、欲望爆発第一弾。
リリー・フランキーさんの『東京タワー』を読みました。
もう読んだよって人が多いのかも知れないですね、
今さらかしら?

途中で止められなくて結局一晩で読み切ってしまった。
こういうのって、すごく嬉しいんだけど、
一晩でこの楽しみを終えてしまったことを
勿体無く思ってしまう。
貧乏性ですかね。

リリーさんの、飾らない文学臭くない言葉たちが、
直球で届いて来てすっかりやられてしまいました。
ものすごく親密な相手と二人で、
一晩かけてその人の自室でお酒でも酌み交わしながら、
オカンとボクと時々オトンの話を聞かせてもらったような感覚。

真ん中辺りから涙がどばどば止まらなくなって、
ティッシュ箱片手に読みました。
母の人生が小さく見えるのは
自分の為にそれを切り分けてくれたからだというのが
とてつもなく身に沁みます。

大事な人たちにプレゼントしたくなる一冊。

あと、リリーさんと結婚したくなっちゃいました。
それくらい気に入ったってことです。


(-_-;) 今日のことば
「が〜ちゃぴんのぴ〜」
あれは公演何日目だったか。
薫が妙な歌を歌いながら私に近づいて来ました。

ぴ〜ろこちゃんのぴ〜は、が〜ちゃぴんのぴ〜♪

なんじゃそらと言う私の前で平然と続ける。

ぴ〜ろこちゃんのろ〜は、ろ〜りこんのろ〜♪
ぴ〜ろこちゃんのこ〜は、こまったちゃんのこ〜♪

果たして、愛されているのか、バカにされているのか。

そう言えば稽古見学に来てくれた某男子からは
「ぴろこのコピー考えた! 小松のMはマゾのM!」
ってわけのわからんメールが来た。

重んじられていないことは間違いない…。

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2005年11月29日

おかげさまで公演無事終了しました。

開店花火第十一回公演『やりみぞ荘ですよ。』
無事公演終了致しました!!
皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございました。

本番中はその日の芝居をどうやるかしか考えられず、
公演前にはブログを更新する気まんまんでいたのですが
気付いたら公演が終わっていました。
たはは。失礼致しました。
でもそれくらい充実して公演に取り組めました。

浮き沈みも色々ありましたが、
今まで開店花火が出来なかったことを
出来るようになる道が見えた公演だった。
着実に歩みを進めていると思います。
行く手に広がる海はやたらと大きいから
時に自分達の船はまるで進んでいないような気になるけど
甲板へ出て夜空に瞬く星座を見上げれば
きっと確かに前へ動いているのがわかる。

毎晩終演後は関係者招いて飲み会やりまして、
慣れない幹事をどうにか勤め上げました。
飲み代を常に1,800円から2,200円に抑えられたので
飲み会皆勤してくれたtakuさんやうじくんに
名幹事と誉められました。ウシシ。
飲み会のおかげで色々出会いを深められて
今後の開店花火に非常に意義深かった。
今夜は帰りたい…と思う晩もないわけではなかったが
最後までやり通せて良かった。
偉いぞ私。(自分で誉めるから他人が誉めてくれないのか?)

飲み会後は大抵終電がなくなるので
takuさんのバイクの後ろにまたがって直美家宿泊、
または某スタッフさんのクルマで
図々しくも自宅まで送って頂いていました。
皆様のおかげで生きていました。本当に。

これで、私が演じたやりみぞ荘二階の住人、奈美絵ともお別れ。
初演と同じ配役だったので呪縛に苦しんだ時期もあったけど、
うじ師匠(田中伸一のこと)にご教授頂いたおかげで
自分の演技を自身で見つめることが出来るようになってきて。
テンションは保ちつつ力は抜いて、分散しつつも集中出来たと思う。
恋愛体質の上に妄想体質で周りが見えない迷惑なヤツで、
でもいつも彼女なりにハッピーに向かって全力疾走してる、
大好きなキャラクターでした。
大好きだからこそ、あのキャラクターの魅力を伝えられたかというと、
正直確信を持って頷くことは出来ない自分がいます。
次はもっとそれが出来たい。
もっともっと伸びたい。まだまだ全っ然足りない。

「キャラクターは自分で作るものじゃなくて
周りのキャラクターとの関係で作られるものだ」
それが今回で分かったよな?ってリーダーに言われました。
分かって来た、と、思います。じわじわとだけど、確かに。

ああ〜、日記が長くなってきてしまった。ので今日はこの辺で。
思い出すままにまたぽつぽつ書いていきます。

とりあえずしばらくは公演準備期間から我慢してたことを解放。
リリー・フランキーさんの『東京タワー』を読む。
着物の帯を自作したりというお裁縫にトライする。
もうじき公開の『SAYURI』を絶対劇場に見に行く。
プーシキン美術館展を見に上野に行く。
リーダーと下北沢のスープカレー食べに行く。
本多兄やんと湘南までカレー食べにドライブする。

でも次の開店花火の展開についても実は色々考えています。
来年後半か再来年の開店花火は結構面白い展開を見せるかも。
というわけで次回公演も見逃せない、はずですよ。むふ。


(^-^) 今日のことば
「そもそも守りたいものがない人は人に優しく出来ないと思うんです。
(中略)未練たらたらで、絶えずメソメソしていて、
守りたいものだらけで、度胸がないヤツが、
『でもここは、息を止めて飛び込もう!』と言うからこそ、
『そうだよなあ』と思うわけで。
命知らずに、命を預けたくはないですよね?」
糸井重里さんの言葉。
開店花火の脚本構成にいつも思うこととすごく似てて感動した言葉。
やりみぞ荘に現れた人々も皆コレだったと思うのです。

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2005年11月24日

本番二日目。

923d019b.jpg無事初日を終え、今日は二日目!!
なかなか評判上々な滑り出しです。
客席の笑いなどの反応は予想以上に頂けています。
昨日は初日打ち上げ的に賑やかに飲み会をして、
だらだらと3時半ごろまでロイホで酔い醒ましして、
takuさんのバイクの後ろに乗っけて貰って、
直美んちに泊まらせて貰いましたー。
ああ、他人に頼りまくりの人生。
画像は東中野の名店(と私は思う)大盛軒にて、
今日のお昼ご飯を喰らう直美と兄やん。
躊躇わずニンニクチップスほうり込んで食べました。
私たちの相手役さんたちごめんなさい…。
にんにくパワー充填完了!今日も頑張りまーす!!

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2005年11月21日

本番二日前。

小屋入りしました!イエイ!!
相変わらず超素敵なセットです。

今日の撤収直前の数十分だけ、
役者がセット上を徘徊するのを許されたので、
みんな怒濤の勢いで動きの確認しました。
その熱の入りよう、お見せしたいくらいです。
これだけの舞台美術を頂いてるんだから
それを出来るだけ利用したい!という気持ちの現れ。
明日は照明・音響と合わせてゲネプロ。
ますます本番に向けて勢い増すばかりです。

演劇は総合芸術だって言うけど、
本当にそうだなあ。
芝居を形作るもの全てを、活かしあって、
そこに架空の空間を現出させる。
それを生で味わうだなんて。

自分自身が出演する公演を控えて
こんなこと言うのは大変おこがましいとは思いますが。


観劇って何て贅沢な娯楽だろうか。


そんなこと感じて貰える舞台にします。
ワクワクし過ぎて破裂しそうです。助けて〜

ちなみにこれ、とある場所にて、
劇場で販売するグッズの関係の出力をしながら
ちまちま書いてます。
制作さま、私の仕事遅くてごめんなさい…。
でもこれで私の担当の仕事がようやく全て終了だ。
ここから100%役者モードッ!!(遅っ)
そんなこんなで色々手づくりの物販も充実してます、
劇場で是非みなさまお手に取ってくださいませね。

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2005年11月20日

本番三日前。

3328b1ce.jpg稽古後に一人でひそかにラーメン食べに行くのが最近の秘密の楽しみ。
一昨日の夜は地元近辺で名店と定評あるラーメン屋でチャーシュー麺にんにく入りを。
んで小屋入り前日の今日は自宅近くのそこそこ評判の店でニンニクラーメン。
ニンニクラーメンの具はチャーシューと海苔とニンニクの芽とニンニクみじん切りとニンニク厚切り…。
多分ラーメン一杯にニンニクまるごと一個近く入ってます。
明日は一日マスクして過ごさないと周りに公害をもたらすことになりそうだ。
でも弱ってるのでね、精をつけないといけないので。
まあ何か食べてもどうせ半分以上また吐き出してしまう今日この頃なんですがねー。
食べても食べても胃がこんなに食べ物を受け付けないなんて、初めての体験です。
それだけ今回の舞台に賭けているのかも。私。
ニンニクパワーで乗り切るぞ!!うが!!
あ、本番前日からはニンニク食べませんからご安心を!!

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2005年11月18日

公演5日前。

2be3c943.jpg誰にも内緒ですけど今日は二日酔いで朝から夕方までげろげろいってました。
昨日久しぶりに稽古後の飲みが人数多めで楽しかったし良い話が色々出来たので酒が進んじゃったのだ…。
そんなわけで画像は居酒屋にて羊を焼くtakuさん。


o(^-^)o 今日のことば
「欲がある役者」
takuさんがよく使う言葉。
笑いを取りたいという欲があるって意味に使うことが多いけど、
笑いに限らずシーンを動かそうとする役者に敬意を込めて使うのが本来。
昨日の飲み会の最後は、takuさんとうじくんと良さんと四人、
うっかり話し込んで深夜2時半過ぎまで飲んじゃって。
最近は私も欲のある役者に仲間入りしつつあると言って貰えて、
頑張るぞーとテンション上がって嬉しかった。
本番まであと少し、命中率上げていきたいっす!!

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2005年11月16日

本番七日(一週間)前。

私は頑張りが足りません。
甘えてて子供で、周りの真剣な人たちの邪魔してばかり〜。

直美がバイクで追い掛けて来て話を聞いてくれたり、
この日記からか心配してメールくれる人がいたり。
私の周りの人たちはとにかくみんな優し過ぎるのだ。
こんなはた迷惑な女、とっとと絞め殺せば良いのに!
こう、キュキュッとね。

せめて腑抜けな自分を今夜一晩かけてメッタ切りにして、
明日は朝から晩まで別人みたいにキラキラして過ごします。
それが、こんな駄目な私に手を差し延べてくれる、
優しく強く素晴らしいみんなへの唯一の恩返しだ。

相変わらず号泣しながらこれを書いていますが、
明日は涙なんて1ミクロンも浮かべねーぞ。
そのため今日は1リットルの涙を流させてください。
あ、水分補給は、ワインで(笑)。


(-.-;) 今日のことば
「筋肉は裏切らない」
筋肉自慢のマイナス思考人間ユースケの、今日の名言。
お前今まで一体何人に裏切られて来たんだよ…。


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明日元気になあれ。

よく効く喉のシロップ薬が稽古場で見つからなくて自宅で捜してもやはりなくて。
いつ喉が治るのかとか色々不安が巻き起こり過ぎてパニック。
いい年して一人で号泣しました。
とても眠る気分じゃないけど寝なきゃ治らないしと思い、
今さっき一番安ーい白ワインを一本買ってきた。
これからラッパ飲みしてお風呂入れば、きっと嫌でも眠れるだろ。よし。

明日元気になあれ。


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2005年11月15日

公演8日前&takuさん誕生日事件。

ああ、久し振りに日記が書けてます。
でも余裕が出来たわけではありません。
今日は朝五時半から会社に来ています。
ちなみに昨日は稽古後にパンフの最後のツメを
リーダーが付き合ってくれて居酒屋でやったりして
結局帰って寝たのは午前二時過ぎ。
三時間も寝られていない。こりゃ風邪も治らねぇわけだわ。
納得納得!!

そんな公演一週間前です。
やべ〜早く喉万全にせなあかんわ〜。

さて、ここ数日にあったこと。
一番の大事件はtakuさんのバースデーでした。

事件の発端は、先週の月曜日。
稽古後にいつものメンバーで飲んでいて、なんとなく、
和田とユースケをドッキリに嵌めようぜって話になる。

が、ドッキリ決行予定日の水曜日に、
当の二人がのっぴきならない事情で稽古欠席。
なんだ〜つまんないの〜となったところに、
私の中の悪魔が私の口を使って共謀者一同に囁いた。

「土曜日はtakuさんの誕生日だよ」

というわけでtakuさんのバースデーに、
takuさんをドッキリに嵌めることに決定。

たまたま最近何度かtakuさんと本多兄やんは
二人の現状打破のきっかけとなるかもってことで
役を取り替えて稽古していたところだったので、
「本番直前のこの時期に突然の配役チェンジ」
というドッキリにすることで話が落ち着く。
ハイライトは、本多兄やんがマジ切れして、
稽古場を飛び出して行くということも決まる。
皆に「兄やんがキーポイントだから」と言われて
「俺、土曜日まで稽古どころじゃねぇよ〜」と
緊張しまくる兄やん。

そして当日。
出演者・スタッフがちょうど全員揃ったところで作戦決行。
おもむろにリーダーが「大事な話がある」と切り出す。

そこで予想しなかった展開が。
共謀者一同の演技が白熱し、
兄やんが「じゃあ俺は降板も考える」と言い出すと。
作戦を事前に告知されていなかった和田と美香が泣き出した。
そしてドッキリがあるのを知っていた直美まで泣き出した。
しゃれにならない空気。

兄やんはそれでも持ちこたえ(偉い)、
takuさんに「takuさんはどう思うんだよ!?」と
いいタイミングで話を振ることも忘れない。
和田・美香効果もあり、完全に疑っていないtakuさん。
「俺は悔しい気持ちもあるけど演出に従う」と、
男らしく肝の座ったところを見せてくれるtakuさん。
かっこいいぞtakuさん。

そして予定通り兄やんが稽古場を飛び出して廊下へ。
ちょっとあってリーダーも廊下へ。
重苦しい沈黙に包まれる稽古場。

そこへリーダーがひょいと顔を覗かせ、
部屋の電気を消す。
廊下から現れたのは、
ろうそくがいっぱいに灯ったバースデーケーキ。

一同が歌う「ハッピバースデー、ディアtakuさ〜ん」の声に
腰が抜けたかのようにへたり込むtakuさん。

大・成・功!!

しかしそれから二、三日takuさんの機嫌は直らず、
作戦を知らなかったが途中で勘付いて
何ら動揺しなかったという小賢しい藤田は
未だにtakuさんに冷たく距離をおかれています。

長くなりましたがtakuさんバースデー事件でした。


(^_^;A) 今日のことば
「そんな雰囲気じゃないんだってば!」
さて、上記事件でひとつ問題なのは。
「ドッキリがあるのを知っていた直美まで泣き出した」点。
ケーキを買って来た制作の福田が、
直美は全く知らなかったらちびっちゃうかも知れないからと
「今日ちょっとドッキリあるからね」と言っておいたのに、
作戦決行中そのことをど忘れして衝撃を受けまくり、
途中で廊下に出たときにケーキをスタンバイしている福田に
「中、どうなってます?」と聞かれても
「そんな雰囲気じゃないんだってば!」と答えるという抜けっぷり。
何も知らなかった和田に言わせれば
「同じ境遇みたいに一緒に泣かれてもちょっとうざい」。
これからドッキリするときは直美には詳細まで伝えないとね…。

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2005年11月14日

生きてます。

c1877dcc.jpgカウントダウン日記を書くはずが。。。

ちょっと色々と大変で。
仕事やら体調やら他にも色々と。

でも芝居は一日重ねるごとに面白くなってます。
なので心配ないです、だいじょぶです。

日記止まってるとご心配頂いてしまうかもと思ったので
生きてますということだけせめてお伝えします…!!

画像は当日パンフ没写真。

あっ、チケット売行き好調でして、
千秋楽(月曜昼)は間もなくソールドアウトと言われそう。
是非お早めにご予約くださいませませ。
私の友人の場合は、関係者名に「小松ぴろこ」って書いてね。
これすごく大事だから。切実。

ではではまた余裕出来次第書きます。
あでぃおす。

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