[シアトル 2日 ロイター] - 米シアトル市議会は2日、市の最低賃金を今後7年以内に1時間15ドルに引き上げる案の承認を、満場一致で可決した。現行の9.32ドルから60%以上の引き上げとなり、大都市でこれほど大幅な賃上げが可決されるのは初めて。

具体的には、従業員500人以下の企業に対し、今後7年以内に時給を15ドルに引き上げることが義務付けられる。それ以上の規模の企業の実施期限は3年、健康保険を提供した場合は4年となっている。

ワシントンDCに拠点をおく「国際フランチャイズ協会(IFA)」は、この賃上げ案はフランチャイズ経営上不公正になるとして、実現を阻止する訴訟を起こすと表明した。

IFAのスティーブ・カルデイラ会長は声明で「シアトルには600の小規模フランチャイズ企業が1700カ所で営業し、1万9000人を雇用している。市の計画ではこれら企業には3年の期限で時給15ドルへの賃上げが義務付けられ、他の小規模企業には7年の猶予が与えられる。(今回の措置では)フランチャイズ企業は不利益を被っている」と述べた。
(この記事はロイターから引用させて頂きました)