March 2009

March 31, 2009

兆し

 入院前から、今日か明日、退院するだろうと思っていた。持ってきた着替えは三日分。コンタクトレンズも三日分。三泊四日。いい感じだと思う。

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 ヒヨコは朝から歩こうと試みていた。残念ながら、痛かったり膝が曲がらなかったりして歩けなかった。で「松葉杖があれば歩けるんじゃね?」という話になり、看護士に二度頼んだ。一度目は代わりに車椅子が届けられ、二度目は代わりに理学療法士がやってきた(凄っ

 理学療法士は、ドクターからのオーダーでなく、看護士のはからいだった。ヒヨコが大好きな療法士さんで、久しぶりに平行バーで歩行練習をした。療法士さんの感覚だと、一週間くらいで一本松葉で歩けそう、とのことだった。
 その後、病室へドクターが来て「明日、帰る?」と聞くので、ヒヨコと二人で「帰っていいなら帰りたい」と言った。どうなるか、明日の朝に決まるらしい。

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 夏と比べて、ヒヨコは背が伸びていて、看護士さんたちが「大きくなったね」と言った。掃除のおばちゃん同様「中身が育った」という意味のことを言った人もいた(子持ちの人)。

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 夏の入院は、わたしはしょっちゅう朝早くに目が覚めていた。今回はまるでダメ。今朝なんてヒヨコと三度寝をして、起き上がったのが7時半だったよ(汗

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 注文して二日で届いた彼宛ての荷物。彼の家で活躍しているらしい。うふふ。

 ワシのCDはまだか?(不明)

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 あああああ、さっぱりした。もうね、限界つーか。
 まず、自分の足を洗って、ヒヨコの足を洗って。「気持ちいーね」って二人でひあわへに浸った。で、寒くてもいいや!ってシャワーを浴びた。
 寒くてもいいから、と吹っ切れるくらいイヤだったんだろうなあ、風呂に入れてないことが。あはは。
 ヒヨコが退院したらちゃんとした風呂にたっぷり入らせてやりたい。

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 ワンセグTV。ヒヨコ、ついに手に持って見るようになった。なんかマジで見てる感じ。今やってるのは『リンカーン』。

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 隣の部屋のおばあさんは、たぶん身動きができない。部屋がものすごく静かになった。今朝戻ってきたのかな。昼間は娘か嫁が来ていて、食事の世話をしていた。早く起き上がれるといいなあ。

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 今年はなんとなく、下駄で過ごしたい気分。ただ、ショッピングモールとかで走れない(走りにくい)のと、自転車のペダルにはまっちゃうからなあ。感覚を思い出せばぜんぜん関係ないけどね(昔やってたから)。
 下駄はくと、服装選ぶかな? わたしの感覚では、普段の格好のまま下駄履くだけでOKなんだけど。あ、足袋は柄物で(自分で作るのかもしれない)

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 自分を押すのはいったんストップ。
 で、すぐまた押すの。押して押して押して。ぐいぐい押すよ。

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 入院を通して、ヒヨコとうんと近づいたと思う。わたしは、ヒヨコがどういう子か、入院前よりうんとわかるようになったと思っている。ヒヨコも、わたしがママとしてどんなか、おとなとしてどんなか、前よりわかったのかもしれない。いちばん大切なのは、心と心の距離感だから、気のせいだったとしてもいい。

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March 30, 2009

ワイヤー

 手術後、病室で主治医にレントゲン写真を見せられた。ワイヤーが入っていた形跡があった(-- そして「これ、中に入ってたワイヤー」と、滅菌パックに入った二本の太いワイヤーを渡された 直径が三ミリくらいあると思う。それを、本当は三本入れる予定だったんだっけ……。ぐえ。
 ワイヤーは、骨と同じ形にカーブしているのと、表面に血の塊?よくわからないなにかが付着していて生々しい。一人でしげしげと観察しまくってから、写メにして彼に送ってみた。

 ドクターによれば、バッテイに10分、縫合に20〜30分。「ていねいにできるだけ細かく縫っておきました」とのこと。いやあ、ありがとうドク。

 

 手術は「バッテイ」のためだった。今朝、ようすを見に来た理学療法士が「バッテイですね」と言い、頭の中でまるで変換できずにいた。その後、別件で手術の同意書を読み直したら、ドクの字で「抜釘」と書かれていた。読めなかったが、字面からしてバッテイと読むのだと思った。
 バッテイを変換すると、MS-IMEでは「末弟」しか候補がない。医学用語だろうか。

  隣の部屋のおばあさんは、夜まで戻ってこなかった。脳外科の手術なら6時間とか8時間とはザラらしいので、13時開始で夜まで戻らないのも不思議ではない。が、なんとなく気になった。隣の部屋が空いているだとか、いるのにもどってこないというのは、なんとなく落ち着かないものなのだと知った。

 ヒヨコは、縫合箇所が痛くて足を動かせないとわめきながら「自分でトイレに行きたい」と頑張った。残念なことに、看護士によると「今日は終日“安静”の指示が出ているので、左足を床につけてはいけません」だそうだ。

 

 左足が痛いのと、緊張とで、疲れた顔をしているのに眠気が来なかったらしい。鎮痛剤は今回も絶対に飲みたくないそうだ。それで、給湯室から熱湯をくんできてインスタントのスープを作った。それを少し冷ましてから飲ませたら、あっという間に眠りに就いた。よかった。

 

 昼にジジババが見舞いに来た。手術後のいちばん麻酔が効いているときで、目を覚ましてもかなり機嫌が悪かった。
 二人は、わたしとヒヨコに差し入れを持ってきた。サンドイッチ、鯛焼き、餡子ののった団子。餡子ばっかりでつらかった。サンドイッチは量が少なくて食べた気がしなかった。もうちょっとチョイスを考えてもらえると助かったんだけどなあ(わたしは、食べ物を残したくないのだ)。

 風呂に入りたい。今回はシャワーも浴びていない(シャワーじゃ寒いじゃん?この季節)。そういうわけで、きちゃないのだ、オレら親子は。

 足を動かしていいと言われたら、とっとと退院させたい感じ。動けないだけなら、病院でも家でも同じかなー、なんて。オレ、病院にずっといるのつらいし。ヒヨコは病院という場に興味津々なので楽しんでいるようだけどね。

 

 昨夜はワンセグで『劇場版 相棒』を見た。今日は夕方の『相棒』をワンセグで、夜の『サスケ』を普通のTVで見た。

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 祈ってくれたみなさん、本当にありがとう。ヒヨコ、無事に終わりました。



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March 29, 2009

ふわぁ〜っと

 隣の部屋はおばあさん。声が大きいのと、どの部屋もドアを開けたままなので、その声がはっきり聞きとれる。

 たぶん、脳の血管が切れて救急搬送されたのだと思う。回診のドクターに「左手は利き手じゃないから意識して動かすようにしてるんですよ」などと言っていた。
 明日の手術に子どもが立ち会えないかもしれないということを、同じ看護師に繰り返し訴えている。おばあさんは個室に一人きりだ。付き添う家族はいまのところいないらしい。
きっとおばあさんは不安でいっぱいで寂しいのだろうと思う。看護師をつかまえてはずっとしゃべり続けている。静かだったのは食後のひとときだけだ。

 ヒヨコは、この入院からおとな用の食事になった。「子ども用は6歳までなんだって!」とうれしそうに言っていた。

 おなじみの看護師さんたちがいて、手術はいやだけど看護師さんに会えるのはうれしい、病院はおもしろいと、今朝は大喜びだった。手術のときは歩いて手術室へ入るつもりらしい。
「だってそうしたら(手術室の)中をよく見られるでしょう?」
 憂鬱さにさんざん浸っても、いざとなったら腹を括ることができるようだ。

 今日はすることがないので、二人で温室のように暑い部屋にいる。ヒヨコはゲームとマンガ。わたしは暖気でふわぁ〜っと眠気に誘われ、ともすると眠ってしまいそうになりながらパソコンに向かっている。さっきはイスに座って腕組をして眠った。何か鮮明な夢を見ていたら、ヒヨコが病棟一周から戻ってきて目が覚めた。見ていた夢は途中で終わった。

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 ヒヨコが持ってきたDSのカセットに、わたしが大好きなパネルでポンが入っていない。「ママ、パネポンしたかったのに」と泣きまねをしていたら「おもしろい人だなあ」とヒヨコが楽しそうにわたしを見ていた。

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March 28, 2009

割愛

 弓道の研修会に出たかったが、昨夜から「そんな場合じゃないかも」と思っていたので、まず、朝、オラクルカードに訊いてみることにした。Daniel、Chantall、Archangel Gabrielle。ガブが出たので弓は止めにした。耳鼻科で花粉症の薬をもらうため稽古場の近くへ行ったので、顔だけ出して帰ってきた。

 耳鼻科へ行ったら、花粉はもう飛んでいないから薬はいらないはずだと言われた。それで、五月までくしゃみが止まらないものという固定観念を持っているようだと気づいた。

 その後、固定観念についてランチをしながら感じるままに書き出した。

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 眩暈について、耳鼻科でついでに訊いてみた。わたしの眩暈は身体的な病気でなく、自律神経のバランスが取れていないために起きているそうだ。揺れているように感じるのも、目を閉じて立ってみてというテストでは「普通だよ」とのことだった。病気でなくてよかったが、自律神経かあ。肉体的に疲れているらしい。ふう。

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 図書館で、予約の本を受け取ってきた。二月に予約していた(らしい)Newtonのムック。体と病気の関係について書かれた本(らしい)。何というタイミングなのかw

 もう一冊の、CDのヒントになる本を先に読んだ。そして、わたしは鬱とか自律神経失調でなく、別の状態かもしれないと感じた。スピリチュアルな何か。

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 頭痛は寝る前も治まらなかった。もうすぐ三時というころも普通に目が覚めていた。目が覚めたのは朝の七時。もう一度寝て、それでも九時には朝ごはんを食べていた。寝不足じゃないの?と自問自答。ちっとも眠くない。

 耳鼻科で、わたしの前の患者さんが医者に睡眠薬のことであれこれ言っていた。医者が「六時間しか寝ないっていうのは健康じゃなくなるよ」と言うのも聞こえた。

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 二十六日の夜に注文した物が、今日彼のところに届いたそうだ。早い。でも、わたしが注文したCDはまだ届かない。二〜五営業日かかります、ということだったが、今日で六営業日だ。遅い。

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p_a_n_d_a at 19:49コメント(0)トラックバック(0) | Volume 05 | 今日の^^ 

頭痛

 間に合うか、間に合うかと気にしながらやっているからか、それとも毎晩二時くらいまで取り組んでいるからか、とにかく、久しぶりにあいつがやってきた。あいつというのは、頭痛だ。

 痛い痛い、こめかみが痛い。やばいかなぁ。
 頭痛は、孫悟空の頭の輪っかのような存在で、頭を使いすぎると頭痛になる。特に前頭葉が痛くなる。
 今痛むのはこめかみ。

 サインなのか、なんなのか。頭痛とも友だちになる必要があるのかなあ。困ったなあ。仕方ないけどさあ。

 明日、研修会に参加している場合なのだろうか。それとも、耳鼻科で薬をもらったらさっさと帰ってくるべきだろうか。うーむ。悩ましい。研修会に行かなければ、少しは時間を増やせる。うがー。

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 ヒヨコが個室に入れれば、付き添いのわたしはパソコンを使える。大部屋だったら、カフェテラスに籠るか? なんのための付添だかわからんよなあ、それじゃあ。えへ。でも、自分のミッションを無視できない(したくない)。どんなときでも精一杯やりたい。

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 ミッションが!と言いながら、春分のドリームマップはちゃんと作った。今回の願い事も大きい。新月の祈りもやった。お願いすることは、ドリームマップと同じだけど。

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 資格の勉強も、四月になったらもっと本気でやらないとねえ。四月になっても、ミッション!は続くのだけれど。両立できるかな、したいよな。しよう。



p_a_n_d_a at 01:50コメント(0)トラックバック(0) | Volume 05 | 今日の^^ 
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