DIARY & TALK

「ふりーえりあ’09」管理人Zueの日記&語り場です★

2016年03月

仕事が忙しかったり風邪ひいたりしてグダグダでしたー。
職場でインフルが流行ってて、てっきり自分もインフルかと思ったんですが…。
ここ数年風邪ひいても鼻風邪で、熱も殆ど出なかったので、38度越えの熱が出たので『インフルだ!』と思って医者行って検査したら『風邪ですね』って…www
人生で同じ風邪をひくことはないって聞いたことあるけど、風邪も色々なんだな…。

そんなこんなで職場もみんな交互に休んだりしてて人手不足でさー。
なんか疲れたですよ…。


長年ネットやってますが、なんか私がネット始めた頃とはネット利用者の感覚が変わってきてるのかなあ…と思うことがありました。
確かに以前はネットで顔出しとか実名とかとんでもない!って感じだったけど、今はユーチューバ―とかいるんだもんね…。
自分の写真や子供の写真もバンバンあげてる人多いし。

昔はまだネット人口も多くなかったし、みんな慎重だったんだろうな。
今はもうネットの存在が当たり前になってて、リアルとネットは別…って感じではなくなってきてるんかな。

ネットの書き込みは一応世界に向けてオープンになっているわけだけどさ。
最近はすっかり見かけなくなった個人サイトの【掲示板】だけど、これも一応誰でも読めるし書き込めることにはなってたけど、見ず知らずの人がいきなり管理人批判とか書き込んだら、それは【荒らし】と言われたもんですよ。

それがSNSの普及があって、見ず知らずの相手であろうと、いきなり意見をぶつけても問題なし!みたいな感じになっていたようだ…(笑)
それが嫌なら(Twitterの場合)【鍵をかければいい】と。
鍵かけてないなら、誰がつぶやきを読んでそれに対して文句を言ってきても、鍵をかけない方が悪い…ってことになっているみたい。

私の感覚では、見ず知らずの人が何を言ってても気にならないし、仮に自分の意見と違うつぶやきを見かけでも、わざわざその人に『あなた間違ってますよ』なんて言わない。
たまたま見かけたつぶやきに共感したり、面白い意見だなー!と思って話しかけることはたまにあるし、それでそのままフォローさせていただいたり…ということはあるけど。

鍵をかけて完全に新しい交流の機会を断ってしまいたいとは思わないんだよなあ…。

ネットの世界も変わっていくんだな…。
多分私の感覚は、時代遅れなのかもしれないねえ…(笑)

久し振りに小説を読んだよ。
最近本自体なかなか読めなくて、読んでもノンフィクション系ばかりだったので久しぶりの小説だ。
活字に飢えていたのか、本を読むこと自体が何だか凄く楽しかった♪

でも小説の内容自体は【楽しい】ものではなく…。
Twitterでフォロワーさんが『読んでみたいけど、すごく怖いらしいので、読む勇気がない』と紹介していたので気になって…(笑)

これです。



最近映画化もされてるのでタイトルは知ってたし『家に置いておきたくないくらい怖いらしいんですよー』というので興味津々。
丁度Amazonで買い物してる所だったので、文庫なら安いし買って読んでみようと思ったのでした。
『休みの日に読んで感想するね』とか言ってたのに、読み始めたら楽しくなっちゃって、休み前に読み終わってしまった…www

ところで、届いたら表示されてるのとカバーが違う…映画仕様なってる。主演女優さんたちの顔がドーン!…この状態を本屋さんで見てたら絶対手に取らなかっただろうな…w
自意識過剰は重々承知していますが【話題の本】みたいなコーナーの本は買わないのよー。話題になってるから(映画化したから)読んでみようと思ったと思われたくない(誰に?)という、変に屈折した所があるのです…昔から。自分でもうざい…(^^;
話題作、ヒット作は避けるという傾向がある…けど、オタクの人みたいなこだわりがあるわけでもない中途半端な奴なんです…。

それはともかく、小野不由美は随分前に誰かにお勧めされて、図書館で【屍鬼】を借りて読んだんだよね。それを選んだ理由は一番怖そうなタイトルだったからなんだけど(笑)
これが全然怖くなかった。つまらないわけではなかったけど、やや期待外れというか…とにかく長くて退屈な感じ。文章は読みやすかったので最後まで読んだけど、小野不由美はもう読まなくてもいいかな…って思ったんだ。
元々女流小説家が苦手なのもあるかもしれない。読んでてなんかしっくりこないんだよね…。感性的なものなのか判らないんだけど…。

それが10年近く経ってから旦那がなぜか【十二国記】にハマって、とにかく勧めてくるので読んでみたら、これがとても面白い!
アニメも借りてきて全部見たもんね。
やはり一冊だけで判断しちゃいかんなあ…と思ったりしました。
ちなみに【残穢】の表紙を見た旦那『…十二国記書いてくれよ…』と呟いてました(笑)

しかもその後フジリューが【屍鬼】を漫画化!かなり吃驚した。これは買わねば…と、単行本買いましたよ…(笑)アニメも見たしね。
漫画もアニメも面白かったです。…ハマるほどではなかったけども…。

元々特にホラー小説が好きなわけでもなく、京極堂シリーズは好きだけど…あれもホラーに分類されるのかしら…。妖怪ミステリー?(笑)
あとは一時期スティーブン・キングを読みまくってたことがあるくらいで…。
でもキングも全然怖くなかった。モダンホラーだからなのかな?さほど面白い!と思えたわけでもないのに、図書館に置いてあった本はほぼ網羅した…ので、面白かったんだろうな…(笑)
【ペット・セマタリー】が一番怖くて面白かった記憶がある…けど、もう内容を完全に忘れているわ…www あ。【ミザリー】も面白かった。
うーん…また読み返したくなってきた…。

…で、【残穢】ですが…。
あんまり怖くありませんでした…。
日常の中で、【妙な物音がする】とか【何かの気配がする】みたいな話はよく聞くよね。
まあ私は霊感方面は全くないので、そういうのもないんだけど…w
でも夜中の3時(2時だっけ?)に鏡を見るのはちょっと嫌だな…とか、怖い本を読んだ後にお風呂で頭洗ってる時、背後が気になるとか…それくらいはある(笑)

こういうのって気にするから気になるだけで、実際は何事も起こらないのが普通よね。
一人暮らしをしていたら物音に敏感になるだろうし(防犯的な意味でも)静かな環境だと、案外どこかしらで物音がしたりするものだし…特に古い家だったりするとね。

自分が一人暮らししていた時はどうだったかというと、とにかく環境的に騒がしい場所にあるアパートだったので、物音には鈍感だったね。
だって小路を挟んで向かいがファミレスの裏口。数メートル先にはバイパスが通ってて、徒歩3分の場所に救急病院。住んでたアパートは超古くて壁が薄いので、隣や2階の人の気配がいつも感じられるという…www
ある意味独り暮らしをしていて心強い?アパートでした。隣が大家さんだったし。

【残穢】では、とにかく人が居つかない、やたら転居の多いマンションの部屋から話が始まるんだけど。
私が住んでいたアパートは、とにかく人が引っ越さない部屋ばかりでした。
私も10年くらい住んでいたと思うけど、他の3部屋は私より前から住んでいたし、私が越した後にそのまま弟が入ったので【空室】にはなってない。
そして、いまだに誰もそこから越していないのです…。これはこれでホラーじゃないか?(笑)
だって風呂付とはいえ(シャワーは無し)2Kの部屋に、4人家族とかでずーっと住んでるんだよ…。もう床も抜けるくらいボロボロのアパートなのにさ。
確かに駅近でコンビニ徒歩1分×3件で便利なところだけどねー。

【物音】に関しては、猫飼ってると気にならなくなる。どこかで物音がしても猫だと思うし。たとえ猫じゃなくてもね(笑)
たいていの事象は、原因が判れば怖くないものだから。猫のたてた物音だと思っていれば、何も起こらないと思う。
それに【何か】いたら猫が気付くだろ…と思うしね。猫に気付かれたら、それはそれで怖さ倍増なんだけど…www 【残穢】にもチラッとそういうエピソードがありました。
猫や幼い子供が気付く…というのはよく聞く話で。幼児が見えない何かと話しているとかね…妖精さんならいいけどね…w

【残穢】は、そんな誰でも経験しそうな気配や物音から話が始まって、気になりだしたら止まらない、この場所でかつて何かがあったのではないか?と調べていくお話です。
判りやすく【以前その部屋に住んでいた人が自殺した】とかいう話ではなくて、その部屋にも土地にも何も異常な事件は無くて、でも気のせいとするにはピンポイントで自殺者が出たり、相変わらず転居してしまう人が多くて、気になって仕方がない。
とにかくどんどん遡って調べていくと、どうやらその土地で何かがあったわけではなく、他所の土地から来た人や物がそこに【穢れ】を伝染させたらしい…ということになる。

調べていく過程はミステリーぽくて面白いんだけど、とにかく名前だけで顔の見えない登場人物や○○家という表記が多くて、段々どうでもよくなってくる…www
そりゃあそうでしょう。その土地に以前建っていた家、住んでいた人達、兄弟姉妹や嫁ぎ先、証言や情報をくれる大勢の人達…『えーと…この人誰だっけ?』ってなるよ。
登場人物たちが、特に個性的でも魅力的でもないしね…。つーか登場人物多過ぎて個性まで書けないというか…。

主人公【私】の一人称で話が進むんだけど、私=小野不由美氏本人って体裁をとっている。
ただ実話かどうかはわからない。ここがミソというか、この話が作者本人ではなく、創作された人物が語るものだったら、多分読むのが何倍もしんどいだろう。
【実話風】しかも作者の一人称…と思うからリアルに感じられるし、作者への興味もあって、読み続けることができる部分が大きいと思う。

確かにある意味、『怖い』というのも解る。もしも自分の住んでいる場所がいわくつきの所で、なんとなく嫌な感じがするとか、気配がするとか。
賃貸だったら引っ越してしまえばいいけど、もしもその土地に何かがあって、そこに家を建ててしまっていたら…。
まあそのために地鎮祭とかするのだけど、土地に問題が無くて、人や物が穢れを伝染させているとしたら、これ防ぎようがない。
しかも感染症と同じように、関わっても発症しない人もいれば、重篤な事態を引き起こす人もいる。

そこで『これってものすごく怖い…どうしたらいいの』と思う人と、『いやもうこれしょうがないじゃん。気にしても仕方ない』という人とで、この本に対する印象が違うと思う。
明らかに私は後者です(笑)
…なので怖くない。

日本では死を穢れとするし、悲惨な死に方をしたりすれば、それはますます穢れとして扱われるんだろう。
でも生物にとっての死って当たり前のことで、今までもこれからもずーっと続いていくものでしょう。
今住んでいるところだって、遡れば誰かしらその土地で亡くなっているかもしれない。
私は東京下町育ちなので、東京大空襲や関東大震災で物凄く大勢の人が亡くなったあたりに住んでいたことになる。死=穢れとしたら、穢れまくった土地なわけだよね?
でも、別に何があったわけでもないし、特に心霊スポットというものも聞いたことが無い。
だから、気にしてもしょーがないな…って思っちゃう。

ただ、【ここで大量殺人がありました】という場所を好ましく思う人はいないし、忌むべき場所というのはあると思う。
『なんかここ嫌だな』という場所はあるし、そう感じた時点で穢れを身体につけてしまっているのかもしれないよね。
だから、面白がって心霊スポットなんか行くもんじゃない…と思う。

【残穢】を読んだ後、なぜ本を手元に置いておきたくないのか。
それはこの本の中に仕掛けがあるのよね。無作為に伝染する穢れが、この小説の【私】を始め、関係者に災いをもたらしているかのように語られているから。
この件の核心に迫っていくと、なぜか体調不良や不運な事故が周囲に続く。
【私】自身はホラーを書いていても霊感は全くなく、むしろ合理的で、霊関係に対しては懐疑的な考え方をする人として描かれているので、逆に読んでいる方が『それヤバいんじゃないの?関わらない方がいいんじゃないの?』と思ってしまうのよ。
冷静で合理的な考え方をする人の話だから、本当かもしれない…と読んでる方に感じさせてしまうのね。

…で、関わると穢れが伝染する→この本を読んだことで自分も関わってしまった→この本自体が穢れを伝染させるのではないか→手元に置いておくと不幸が起きそう…と思うんじゃないかなー。

なので、私の感想としては、怖くはないけど性質の悪い小説…かな。
【手元に置いておきたくない】と言われたら、作者としては大成功!なんじゃないかな―って…(笑)
そういうのも含めて考えて書かれているのだろうから、流石というかなんというか…。

【残穢】の最後の方で、そもそものこの一連の事象の原因が、北九州の方のとある土地に起因しているという話になる。
北九州と言えば、北九州監禁殺人事件が真っ先に浮かんでしまうんだけど…。
私の知る限り、日本で起きた最も怖い事件なんだよね…。オウムのサリンとかとは別にして、個人レベルの犯罪ではね…。

それと、以前たまたまネットで見かけて読んでみたら、かなり怖かった都市伝説みたいな怪談の【裏S区】ね。何となくこれ思い出して確認してみたら、これも北九州だった…。
その瞬間が一番ゾッとしたかな…。
【裏S区】は私でもかなり怖かったので、検索すれば出てくるけど注意してくだされ。

いやもうその土地にお住いの方々には申し訳ないんですが…(^^;
まあ私の住んでる所も、ある事故で有名なところなんですけどね…。
調べたら、【残穢】があるかもしれない…。
関わらないけどね(笑)
怖がりではないけど、敢えて自分からそういうものに関わりたくはない。
犯罪ノンフィクションは好きだし興味あるけど、リアルで関わりたくはないしね(当たり前)

忌むべき土地や事象には、自ら関わろうとしない。
怖い話は物語として楽しむのはいいけど、体調不良の時や精神的に弱っている時には避ける。
心身ともに健康である限り、そうそう妙なものは寄ってきたりしないと思ってます。例え寄ってきたとしても、何も手出しできないと思う。
何かで聞いたけど、生きている人間のパワーってかなり強いので、普通は大丈夫らしい。
ただやっぱり弱ってる時は危ないし、意識を向けると【寄ってくる】というのもあるらしいので…。
精神的に病んだ人がネットで妙なもの拾ってますますおかしくなったり…ということはありそうだよね…。

その土地の持つリアルな【残穢】じゃなくて、最近ではネットの世界で穢れを振りまいている人もいるよね。
病んだ人の書いたものを読むとダメージ受けたりするもんね。
ベタだけど、結局一番怖いのは生きている人間…ってところに落ち着くんじゃないかな…。

以上。感想でしたー。

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