2013年04月

もう会えないフレンドさん

アークスロビー・ショップエリア3Fに、フーリエちゃんというキャストがいます。
ストーリーを少し進めて行くと分かるのですが、彼女はリリーパ族が大好きな女の子です。
奇遇にも同じキャストであり、私も愛くるしてちょっと臆病なリリーパ族がとっても好き。
こんな理由で、私は彼女に勝手に親近感を抱いています。

そんな彼女から、一緒にリリーパ族を守りましょう!というオーダー「守るための力を」を受けました。
リリーパ族と仲良くなりたい、でも怖がらせたくない、だから少し回り道をしながらリリーパ族を応援したい、そんな謙虚でいじらしいフーリエちゃんらしい依頼です。

よし来たガッテン!とばかりに、私はフーリエちゃんを率いて、
先日惑星リリーパの地下坑道へ向かいました。
クエストを開始してすぐに1人のアークス員さんがパーティーに参加をして下さり、
キャンプシップまで迎えに行くと、おっきなリリーパ族のテクターさんがドリンクを飲んでいました。


「ふお!リリーパ族さんが、リリーパ族さんを助けるんですね!よろしくお願いいたします」
「りー!りー!」
「おおお、気合入ってますね!リリーパ族の英雄ですね」
「りーっ!」


とてもノリの良い方で、これは楽しいクエストになる予感がする!とテンションが上がりました。
そしてその予感は当たっていて、道中はテクターさんの華麗な魔法のおかげで
たくさんのエネミーを殲滅でき、目標であるリリーパ族防衛も、難なく成功する事が出来ました。

キャンプシップへ戻り、見た目も実力もリリーパ族の英雄と言っても過言ではないテクターさんへ一礼をし、
また一緒に遊んでもらいたいなあ、とフレンド登録申請をお願いしました。


「ありがとうございました!もし良かったら、フレンドさんになって頂けますでしょうか?」
「自分、今日で辞めるんでw」
「え、喋った!」
「w だから、すみません、フレンド登録はしても意味ないですよ」
「え…psoを辞めるんですか」
「そうですw」


リリーパ族が日本語を喋った事と、pso2を辞めると言われた事で、
私は正直、何も言葉が出ませんでした。
何か言わなきゃ、何を言えば良いんだろう、お礼はさっき言ったし、何だろう何だろう…。


「り、リリーパ族って、お友達大事にしてますよね」
「はい?」
「えーと…、ストーリーを進めていたら、群れで行動してるんだなって気づいたんです」
「うん」
「群れって、家族とか友達だと思うんですけど、だからリリーパ族ってあったかいなって印象があって」
「うん」
「上手く言えないんですけど、家族とか友達って、もし二度と会えなくても、家族とか友達ですよね」
「そうだね」
「私、今日クエストを一緒にして、テクターさんは楽しくてあったかい人だなって思いました」
「うん」
「例えテクターさんがpso2を辞めても、お友達でいたいなって思います」


暫しの沈黙。
つい30分くらい前に出会った人間に、こんな情熱的で突拍子もないフレンド登録申請をされては、
普通の人なら気持ち悪がるだろう!と、この時に気づきました。
やばい、どうしよう…私やらかしてしまった…とPS Vitaの前で固まっていると、
フレンド登録申請許可のお知らせメールが目に入り、
テクターさんが一礼のジェスチャーをしてくれていました。


「り!り!り!り!」


「…え?」
「ああ、分かんないかwまー、いつか分かりますよw」
「え、あ、フレンド登録ありがとうございます!」
「りー!」


そう言って、テクターさんはアークスロビーへ帰還していき、
フレンドリストを見ると、オフラインになっていました。
その日から、オンラインになっている状態を見ていません。


一昨日、私はストーリークエストを進め、あるイベントを見ました。
フーリエちゃんとリリーパ地下坑道へ行き、私がほんの少しだけフーリエちゃんの肩を押してあげ、
彼女とリリーパ族との距離を縮めるというイベントでした。
その時、テクターさんが私に伝えてくれた言葉を、リリーパ族が話していました。


「り!り!り!り!」


友達。友達っていう、言葉でした。


なんて、キザで素敵な人なんだろう。
少しだけ苦笑いをして、私はフレンドリストを開き、オフラインになっているテクターさんの名前を眺めました。


もう二度と会えなくても、とても大切なフレンドさんが出来て、私はとっても誇らしいです。



pinoco* at 2013年04月30日 14:51|PermalinkComments(0)PSO2 | Play

笑顔になってほしい

「ネットの海の向こう側にいるこの人は、今この時間を一緒に楽しんでいるかな?」


私は、pso2でそんな事ばかりを考えて、チャットの言葉を選んでいます。

それは「相手への配慮、気遣い」といった高尚で礼儀正しい理由ではなくって、
普通に暮らしていれば出会うはずのなかった人と偶然に出会え、同じ時間を共有しているからこそ、
「このゲーム世界を一緒に楽しみたい」という気持ちが強いからです。


pso2を始めて、1ヶ月と少し。
私はフレンドさんたち、ロビーで声をかけたラッピーやリリーパに変装しているアークス員さんたち、
たくさんの優しい方々のおかげで、毎晩笑顔を絶やさずにpso2で遊んでいます。
ボスに勝てなくってめげた時も、ほんのちょっと気が滅入って辞めたいと思いVitaをベッドへ投げた時も、
結局はアークス員のバッジを捨てられず、再びロビーへ戻ったのは、
他でもない、ネットの向こう側の「顔も知らない誰か」さんたちの優しさのおかげでした。


先日、私は大好きなフレンドさんたちに囲まれながら、ベリーハードを解放しました。
装備品の選び方、ボスへの立ち回り、色んな課題が残っています。
けれど、もう私は立派なアークス員になり、オラクルを第一線で守るハンターになりました。
だからこそ、私を今まで歓迎して楽しませてくれた方々へ、まだ出会ってないアークス員さんへ、
「恩返し」なんて思い上がりだけれど、これからは私からたくさんの楽しさを作って行きたいんです。


ここ数日、少しだけ気になっているフレンドさんがいます。
なんとなくだけれど、元気がない様な気がして、それが私の杞憂であれば良いのだけれど…。
そんなフレンドさんに、今日は笑顔になってもらいたいなぁと願う、本日の私。
ヘアスタイルを坊主にすれば良いのかなー、うーん。



pinoco* at 2013年04月15日 17:56|PermalinkComments(9)PSO2 | Play

ブロプー
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