2004年11月04日

2挺目のゴム銃製作(2)_

75f14713.JPG

ST2003FRの詳しい作り方は、日本ゴム銃射撃協会ゴム銃の製作で説明されているので省略し、違うところを書いていこう。

1)デザインの変更
何も考えずに、図面のとおりに製作すれば、苦労もないはずなのだが、何かひねってみたくなるのが性分である。
オリジナルは、直線状の銃身であるが、メインフレーム先端の太さに合わせ、銃身先端のゴム掛け部分(ホールドグルーブというそうだ)に向けて細くなるようにしてみた。長い銃身が一体に見えるようにするためである。

2)部品の切断方法
説明写真にあるような電動糸のこ盤など持っていないので、ピラニア鋸で切断する。この銃は、直線的なので部品の製作は素人にも楽である。
斜めに長く切るテーパー部分は、カッターナイフで切断した。定規を使って、まっすぐに切ることができるからである。アガチス材は加工しやすいとはいえ、何回も刃を入れる必要がある。
トリガは、だいたいの形に切ってから、カッターナイフとヤスリで曲線を作っていった。なかなか時間がかかるし、手も痛くなる。聞くところによると、切り出しナイフを使うと良いらしい。

3)面取り
小型カンナを使うと書いてあり、写真をよく見ると直線状の面取りである。グリップは握ると痛そうな感じがする。そこで私は秘密兵器を取り出す。小型の面取りカンナである。円弧状の刃がついているものを使えば、角にカンナを当ててカンナがけするだけ、自動的に
丸く面取りができる。これは素人にとってとてもありがたい。日曜大工にも重宝する。
アガチス材は木目の前後がわかりにくいが、方向を考えてカンナがけしないとやはり切り口はケバケバになる。

4)トリガーとホールドフックもどし用のゴム
12番の輪ゴムを使うと書いてあるが、16番でも何とか大丈夫だった。トリガー用は、2重にして使った。ホールドフック用ゴムは、発射後ホールドフックを元の位置に戻す役割なので、強い必要はない。

5)ピン穴
お手本は、メインフレームを貫通するピン穴であるが、突き抜ける前に「寸止め」し、メインフレーム表面に穴をあけないことにした。その分ピンを短くする必要がある。
しかし、ピン先端を平らにするのをさぼったため、ふとした弾みに、突き抜けてしまった。

完成したのが、上記の写真。なかなかよく当たるのがゴキゲン。
トリガーが若干長く、トリガーを引くと中指をこする。作り方写真の背景に写っているようなトリガーガードがあると、中指は無事だなぁと思うが、今回は見送る。しかし中指が気持ち悪いので、グリップの下を持つようにすると、小指が少しグリップをはみ出る。次は、グリップを少し長くしよう。

(ヒント)
・テーパーは、輪ゴムの発射には関係ないので、面倒だったら省略することも可。



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この記事へのコメント
銃身の面取りをする・しない、面取りの程度を変える、などをしてみて下さい。
ゴムの飛び方が違い、命中精度に影響することが分かります。
Posted by おんちゃん at 2004年11月05日 07:00
発射されたゴムは、銃身の上を滑るように飛んでいくはず。
その時間はとても短い。
それなのに、銃身の面取りが影響するとは驚きです。
微妙なものなんでしょうね。
同じ銃を何挺も作って、銃身だけ変えたものを作らなければなりません。検証はたいへんそうです。そういう苦労をこれまでに重ねてきたのでしょうね、先輩たちは。
「こういうのが命中精度がいい」という答えを先に知りたくなります。抵抗が少ないほうがよいのではないかと推察します。

おんちゃんさん(おんちゃんでよろしいのでしょうか?)、貴重な情報を提供いただきありがとうございました。
これからもご指導のほど、お願いします。
Posted by Paconta at 2004年11月06日 00:32
競技会などに参加されれば、いろいろとうんちくを聞かされます。
銃身だけでなく、ゴムをかける部分の面取りも銃用ではなく重要です。
いろいろと工夫してみて下さい。
ちなみに私の銃はネジの取り外しで簡単にパーツが変えられるようにしています。
それから「さん」は不要です。
Posted by おんちゃん at 2004年11月06日 07:08