2008年05月18日

またしても明らかになった官僚天下りの腐敗

国土交通省が、所管する8つの社団法人に発注した事業の98%が随意契約(競争がなく、最初から発注先の決まっている契約)で、契約額も予定価格の98.88%、ほぼ予定価格通りだということが判明したのだそうです(こちらを参照)。
契約内容は、誰でもできそうな、競争入札にすれば、コストダウンも可能になると思われる、道路の巡回や河川の巡視だそうです。
しかも、随意契約の発注先には、887人という大量の官僚が天下っているのだそうです。
資料の入手に成功したのは、民主党の藤末健三議員。記事にしたのは毎日新聞です。
藤末さん、私のような人間にも偉ぶったりすることもないし、庶民的な議員さんですが、日本を立て直すために、本当に身を張って頑張っていると思います。
資料入手だけでも、大変だっただろうと思います。
しかも、このたぐいの話は、全国紙が仲間の官僚からの圧力を受けてしまうからなのか、なかなか記事にしようととしません。
新聞記事にするのもまた大変だったと思います。

日本の将来を案じて、身の危険も顧みずに頑張っている民主党議員がいるのに、ラジオの討論番組に出てきて、「民主党は人気取りをやっているだけなように見えて、民主党にも憤りを感じるんだよね」などと発言できる腐りきった日本人がいるのです。本当に同じ日本人として情けなく思うばかりです。
こんな日本人がいるのだったら、「あの戦争」の悲劇の再来もあるでしょうね。
「戦争反対、国際協調を」(戦前、昭和天皇が言っていたことです)などというのは、人気取りに見えて憤りを感じるんだよね、と、言っていた日本人が多数いた結果が、阿鼻叫喚の都市空爆であり、2発の原爆です。

こうして、随意契約という形で、血税がムダにつぎ込まれ、天下りした官僚たちが左うちわの生活をするのです。
発注額が高くなるのも、「次は私の行き先もお願いね」、というようなことがあるのでしょう。

これが、自民党、道路族のドンと言われる選対委員長氏が、「もう道路はいらない、という議論は国の哲学に反する。環境だ、福祉だ、教育だと分捕り合戦になることを黙って許すわけにいかない」とのたまう(こちらを参照)背景にある事実です。
道路が必要だ、などという哲学があるはずがありませんが、とにかく、高齢者が医療を受けられなくなろうと、教育のレベルが下がろうと、森林が荒れようと、食糧自給率が下がろうと、ムダでも何でもかんでも道路を造り続けて優雅な暮らしを続けたいと、思っている人が日本には少なからずいるのです。
優雅な暮らしを続けるために、クマの数の方が自動車の数よりも多い道路をガンガン造り続けて、消費税率引き上げもやるんでしょう。

自民党幹事長氏は、「来るべき選挙で(国民に)負担のない夢を振りまくことは民主党に任せて、どれだけ負担をすれば、どれだけの夢が来るのかを明確に打ち出し、反転攻勢に出なければならない」と言っているのだそうです(こちらを参照)。
「改革の痛み無くして成長無し」という言葉に始まって、庶民は痛い思いさせられるばかりですが、これからも庶民は、何の夢もなく、道路を造り続ける負担増だけを、自民党に押しつけられるのでしょう。

Everybody over the world should know that Japan under the Prime Minister Fukuda has been just same as Myanmar's military despotic regime.
Japan has been no longer a democratic nation.
(世界に訴えたいので、どなたか、英語を正しく直してください)

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paintbox77 at 01:03│Comments(0)TrackBack(0)政治 

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