2005年09月22日

山がぁぁ燃えるぅぅ

バイキングに並んでいるのはパスタにチャーハン
それに、申し訳程度の野菜サラダ。
 

フリードリンクとは名ばかりで
フリーなのは緑茶と麦茶
アルコールが入ったものは実費である。
 
これで4000円。
 
みんなは安いと言う。
 
私はちょっと高いと思う。
 
けど、何にも言わない。
 
みんな楽しそうだから。
 
そこはカラオケパブなのです。
 
つまり、メニューは少ないものの食べ放題
カラオケ歌い放題
閉店まで居座ってもOK。
 
これで4000円。
 
しょっちゅう行くには贅沢だけど
たまに行くなら、ご飯を作らなくていいから大歓迎。
 
メンツがお決まりの6人なのが良いのか悪いのか
とにかく仲が良過ぎる3組。
 
私はあまり歌いません。
 
嫌いな訳じゃないけど、
知らない人もたくさんいるから恥ずかしい。
 
あとの5人は逆。
 
知り合いの中だけで歌うのは物足りないそうだ。
びっくりする。
 
祐子の旦那は踊る。
あぁ・・・歌うんだけど、踊りながら歌う。
 
新曲入手にも余念が無い。
 
毎回新しい曲を仕入れては歌い踊る。
 
ただ、そろそろ歳と身体に負荷がかかって来ている。
 
「関ジャニインフィニティ、関ジャニインフィニティ」
と繰り返す。
 
指摘は誰もしやしない。
 
 
「カツーン、カツーン」
と繰り返す。 
 
やっぱりほったらかし。 
 
 
 
マミの旦那はとにかく上手い。
 
特に演歌が絶品だ。
 
友人の結婚式には必ず歌ってくれる。
20代半ばでコブシを何種類も使い分ける。
とにかくご列席の親類縁者から絶賛の拍手を浴びる。
 
さぶ北島、ひろし五木あたりは彼のおかげで
この私でも歌える曲が何曲かある。
 
ひろし五木と言えば、必ず思い出す話がある。 
 
二年ほど前のある晩、ここのカラオケパブでドリカムあたりを歌っていたら
笑い声が聞こえてきた。
 
「人が歌ってるのに失礼やな!」
と思ったけど、
まさかマイクを通じて怒鳴るわけにもいかない。
 
歌い終わり、ステージからテーブルに戻ってモンクを言った。
 
「ちょ、ちょ、
人が歌ってる時になにゆえ笑うん?」
 
するとマミの旦那(当時はマミのカレシ)が私に言った。
 
「つなは、歌ってる時に手が『パー』じゃな」
 
全然気がつかなかった。
 
たぶん感情を込める手段でそうなると考えられる。
 
それ以来、歌うたびに笑われる。
 
私に言わせると
マミの旦那のマイクの持ち方の方がよっぽどか変じゃで!
 
こう、指がからまって、こう、・・・何か変。 
 
祐子の旦那もからかってくる。
 
「つなよ、おめ〜『グー』で歌えんのなら
ひろし五木は歌えんってことになるの」

『グー』
 
頭で考えたら簡単なことだ。
 
元来、その手の実験は嫌いじゃない。
 
マミの旦那のおかげでひろし五木は3曲歌えるし
自分でもやりたくてやりたくてたまらなくなった。
 
「暖簾」「契り」「横浜たそがれ」
 
3連チャン。
 
 
 
 
 
「パー」
 
『パー』だ
 
確かに『パー』になっている。
 
しかも不思議な事に無理やり『グー』にすると
そっちに気を取られて、それでなくても下手な歌が
いっそうヨレヨレになってしまう。
 
実験は大盛況のうちに終った。
 
お店の中は盛り上がったけど
私の心はイマイチだ。
 
『グー』で歌えない自分が情けなかった。

 
祐子は浜崎を大音響で歌い上げて気持ちよさそうだ。
 
マミも得意の宇多田をもう5曲は歌いまくったかな。
 
祐子はリズムを足でとる。
まるで自転車を漕いでいるような動きで
左右交互に上げ下げする。
 
マミはリズムを首でとる。
とにかく首がじっとしている時がない。
曲によってはスジをやりそうなほど振りまくる。
 
そうしてみると私の『パー』なんてかわいいものだ。

宴もたけなわ、私は十八番をリクエストした。
 

「天城越え」
←(クリックすると音が出ます、ご注意下さい)

これだけは自信がある。
 
見せ場も心得ている。
 
間奏の部分では必ず口鼓(くちつづみ)を打つ。
 
清水アキラからパクった芸なのだが評判がすこぶるいい。
 
すこぶるいいので毎回やってしまう。
 
『パー』で縦長に開けた口を叩きまくって
鼓の音を出すのだが見た目より苦労が多い。
 
第一痛い。
 
冬場、唇が乾燥しやすい季節はヤバい。
 
切れる。
 
血染めの天城越えになる。
 
第二によだれまみれになる。
 
遠目にはバレないがベチョベチョ。
 
なのにやっぱり奏でてしまう。
 
どこまでも響けとばかりに奏でてしまう。
 
 
口のまわりをよだれでベチョベチョにしながら
ふと思う。
 
『グー』では無理なのか?
 
『グー』では音が出ないのか?
 
 


はらはほ〜〜ほ(あなたと〜〜ぉ)  ほへは〜ひ(こえた〜い)  

ははひ〜ほほへ〜(あまぎ〜ごぉえ〜)

 
 
 
 
 
吹っ飛んだ差し歯に責任は問えない。
 
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Posted by pajama315r at 11:25 │TrackBack(0)
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