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近年稀にみる良作、PERSONA-trinity soul-

司@管理人です。

えー、調子に乗ってまたアニメ記事第2弾投下。w

PERSONA -trinity soul-


















もう既に放送が始まってから半年で、2クール構成なので
あと2話で最終回なPERSONA-trinity soul-ですよ。
もとはATLUS原作のPS2用ゲームソフト、ペルソナ3
で、このアニメはペルソナ3をベースにしながらもその10年後を
描いたオリジナルキャラもの、だそうで。

や、スミマセン、私ゲーム自体は未プレイなのですよ。
某アニメブログにて、レビューを見てるうちに興味を持ち出して、
一昨日、現行放送分まで一気に消化しました。w

深層心理に持つもう一人の自分、ペルソナ。
それを具現化させ、戦うみたいな感じのゲームで、
それがベースって事はバトルものか?と思ってたんですが・・・。


日本海に面した富山県の新興都市“綾凪市”。10年前から東京の親類に預けられていた神郷慎と洵の兄弟は、兄である諒のいる実家に戻ってきた。

綾凪市ではいくつかの怪奇事件が発生していた。富山湾の潜水艇の中からは乗組員が姿を消し、市内には10年ぶりに無気力症の人々が現れ、何人もの学生が表裏反転した無惨な死体となって発見された。綾凪警察署長である諒は“ペルソナ”を武器に秘密裏に一連の事件に潜む組織を追う。慎らもまた事件に巻き込まれていく中で“ペルソナ”を発現させる。

この一連の事件の真相は?そして、三兄弟の運命はどうなっていくのか……。


序盤は猟奇殺人事件サスペンス?なのですが、
後半は人の深層心理を無意識下で操る、だとか結構攻殻っぽい流れ。

で、この作品。
近年稀にみる、完成度の高い良作ですよ。
総じて非常に出来の良い脚本は言うに及ばず、富山という土地の
空気感すらアニメーションで再現する高い演出力、各キャラの
心理描写の巧みさ、複雑に絡み合ったストーリーと各所に
散りばめられた伏線。どれを取っても、どこに出しても
恥ずかしくない、一級品の出来です。

特筆はやはりキャラの心理描写、演出ですかね。
脚本ありきでキャラの性格を決定づけるのか、キャラの性格ありきで、
キャラがストーリーを引っ張って脚本が出来上がるのかで、
性格づけにも破綻、綻びが生じてくる作品も多々ありましたが、
この作品はなんていうのかな、キャラが二次元なのに非常にリアリティが
あるのですよ。
おそらく、キャラの性格ありきで物語が出来ているのでしょうか。

総じて”人間くささ”が出ているというのか。
そして、そこに視聴者側は感情移入するのでしょうけど、
そのあたりが巧みで、もうこれは神領域です。w

”ペルソナ”の存在自体がオカルティックというのか、私達の
リアル世界では有り得ない物なのですが、キャラにリアリティを
持たせている分、世界観そのものに嘘臭さ、作り物臭さがなく、
見ている側はいつの間にか引き込まれています。

・・・お話そのものはこの終盤においても救いがなく、
とんでもなく鬱で涙無しには見ることが出来ず、キャラデザインは
いわゆる流行の萌えとはちょっとかけ離れていて、ストーリーも
後半は非常に観念的で小難しい話で、売れるのか?と問われれば、
かなり人を選ぶ作品だと思いますが。w
あと二回の放送分、せめてもの救いが最後にあることを祈ってます。

レンタルでDVDなぞを借りて見る機会があれば、是非とも。
せめて第6話までは観てから判断して下さい。w

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1. PERSONA -trinity soul- 第24話 「贖罪の楔」 Part.1  [ 中濃甘口 Second Dining ]   2008年06月17日 05:58
もうこの番組、”神作”ですら生ぬるい! ペルソナ、第24話の感想、先行版です。 ダメだ、2週連続してヤラれた・・・(つД`) この番組マジの..
コメント
1. Posted by maharia   2008年06月17日 06:14
司さん、おはようございます!
久々にお邪魔させていただきます。

>某アニメブログにて、レビューを見てるうちに興味を持ち出して
ぬぅ、どこだそのブログは(笑)

興味を持っていただいたなら嬉しいです。
なんかレビュワー冥利に尽きるってもんですよ!
主人公もある種の原型師みたいなもんだから、司さんと相性がいいのかも?(コラ

>そのあたりが巧みで、もうこれは神領域です
ここまで、心理描写が巧みな作品は、近年無かったですからね。
アニメで出来る最高クラスの描写だと思いますよ。

終盤救いの無い展開が続いていますが、
最後にきっと、”せめてもの”救いがあると信じています。
でないとあの兄弟、悲しすぎますよね…

ではでは〜
2. Posted by 司@管理人   2008年06月17日 21:47
>maharia 様
やや、久々の武力介入ですね〜。w
では、コチラも迎撃っす!

>興味を持っていただいたなら嬉しいです。
>なんかレビュワー冥利に尽きるってもんですよ!

いやー、あれだけの番組をあの文章量、キャプ量で
これまで続けてらっしゃるそのバイタリティに素直に
スゴイと思いますですよ。
マジもネタも交えてとても面白いですし、
そこにシビれます、憧れます。w

>主人公もある種の原型師みたいなもんだから、司さんと相性がいいのかも?(コラ

ねー、あれだけ作れれば慎くんは商業原型師としても
食ってけますよ(コラ
私も時間が許せばパテこねこねして、魔王なのはさんとか
作ってみたいんですけどねー。w
無いんだったら、作ればいいのよ!!(ハルヒ風w)

>ここまで、心理描写が巧みな作品は、近年無かったですからね。
>アニメで出来る最高クラスの描写だと思いますよ。

また、もっかい見てるんですよ。で13話まで観てみました。
一度、全てを解った上でもう一度見てみると、台詞の端々にも
非常に工夫が凝らされていることが解りますね〜。
そして、表情にも。
13話は台詞もキャラの一挙手一投足も、目が離せませんでした。
台詞の無い行間の”間”も絶妙で・・・。

>終盤救いの無い展開が続いていますが、
>最後にきっと、”せめてもの”救いがあると信じています。
>でないとあの兄弟、悲しすぎますよね…

無理矢理取って付けたような、”実は生きていました”的な
展開はご勘弁願いたいですけど、せめて”心”だけは救われる。
そんな最後であって欲しいですね。

映子ねーさんは、正直あれじゃ生きてないと思いますけど。(汗
諒にーちゃんはまぁ、ね。
くじらのところに居る、という描写でとりあえずは生きている事は
確認できてますから、あとは後悔、贖罪、枷といった心に刺さったままの
楔をそれぞれがどうやって禊いでゆくのか、といったトコロなのでしょうか。
あと2回、ホントに目が離せません!

あ、コードギアスの記事にもコチラから武力介入致しますので、
またよろしくですよー。w
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