2012年06月15日
直島の南瓜

草間彌生「南瓜」
今までシルクの作品しか見たことなかったし、原色で目がおかしくなりそうな草間作品は好きな方ではなかったけど、なぜかテンションが上がる・・・恐るべし南瓜。

へたにはかまきりが・・・
この南瓜のへたは、高波で海にさらわれてしまったことがあるそうです。
漁師さんが沖でぷかぷかと浮かんでいるへたを見つけて届けてくれたそうです。
このかぼちゃに着く前に面白いことがありました。
かぼちゃの手前で門番をしているおじ様が、かぼちゃだ!!と盛り上がる私たちのところへすたすたとやってきて、カメラで撮影してくれる素振り。てっきり2ショットの写真を撮ってくれるのかと思っていたら、まず、私の手袋を指さして、「それ外して」と。なに?なに?と思っているうちに、遠近法で私の手のひらに乗るかぼちゃ写真を撮影しようとしていることが判明。事細かに手のひらの角度を調整され、そして、もう一方の手で南瓜を指さすポーズまで指定され、無事に撮影終了。そして間髪を入れずに、友人の分も終了〜〜おもしろホスピタリティー精神に出会ってしまったわ〜!!

帰りにまた通過するときには、「もう撮ったよね?」と。
何度もここを通過する人がいて、一度撮ってあげたのを忘れてしまい、再度撮ってあげようと声をかけるのは、カッコ悪いから嫌だそうです。って、それをたばこを吸いながら忌々しいことを思い出すように話されるおじ様。それにしても撮影ポーズが厳密だったな〜でも面白かった〜オジサマサンクスよ〜!!
地中美術館とリウファン美術館がメンテナンスという平日に訪れたため、どこもかしこも空いていました。
ベネッセハウスは、ほぼ貸切鑑賞。家プロジェクトは全て貸切鑑賞。そこにいらっしゃるスタッフの方が、毎度丁寧に説明してくださり、感動しました。作品もすべて素晴らしく、またすぐにでも直島に行きたい。
ベネッセハウス専用桟橋から眺めたかぼちゃ

誰もいない!!

コナンは当然留守番。
正しい形でベッドをご使用されています。