アイメリーク通信

パラオのアイメリーク州(Aimeliik)に青年海外協力隊として派遣中の小学校教員から 主に子どもたち向けに、学校や生活の情報を発信していきます♪ たぶん...。

Thank you for reading my articles in my blog.
I finished my contract as a JICA volunteer and came back to Japan last week.
I really appreciate supports from Palauan people.
I wish I would go back and see my students and my Aimeliik families again!!



フェアウェルケーキ

今までこのブログを読んで頂き、ありがとうございました。
少し言うのが遅れてしまいましたが、3月27日に日本に帰国しました。
帰国前にはアイメリーク小学校で結構大きめの送別会も開いてもらい、
子ども達全員から手紙をもらい、また、全員とハグしてお別れをしました。

アイメリークを離れる数日前、
どうしてもやりたかったことの一つとして
学校からステイ先まで歩く!ということにチャレンジしました。
途中で地元の人につかまって立ち話をしたり、
景色をながめたり、写真を撮ったりもしましたが、
山こえ谷こえの道をトレッキングのように歩き続け、結局2時間弱かかりました。
家に帰り着く直前、汗まみれになりつつも見られたのが
私のアイメリーク生活の支えの一つだった、雄大な夕焼けの風景でした。
最後の夕日2

この写真も十分に綺麗ですが、実物はこの何倍も綺麗でした!
雲の形は少しずつ変わっていき、気が付けば大きな鳥のような姿に。
「あぁ、旅立ちの時なんだな。」というのを大きく実感した瞬間でした。
最後の夕日1



今年に入ってからインターネットの調子が悪く、
現地ではなかなか書きたいことが書ききれなかったため
帰国後もこのブログを更新し続けさせて頂きました。
現在は日本の社会に復帰して、あわただしい毎日を過ごし始めたところです。

ひさしぶりに日本の社会に戻っても、思いのほか違和感がなく、バタバタ過ごしていると
まるでパラオの生活が夢だったような感覚にとらわれます。
でも、私がアイメリークで得た知識や経験は何にも代えがたいことです。
この協力隊に出るまで、海外に行ったことがなく、むしろ行くのに抵抗もありましたが
思い切って挑戦してみて本当によかったなと思っています。

パラオの子どもたちや先生たちには、必ず帰ってきてね!と言われました。
いつかまたアイメリークに戻って彼らとの再会できるのを楽しみにしつつ、
私は日本の社会でまた戦い始めようと思います。

長い間、このブログを愛読いただき、ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

Today, let me introduce "Itabori", another name is "story board".
This is one of Palauan carving art.
Palauan artists carve the Palaun regend story on each of mahogany board.
I was a student of the Itabori studio.
I couldn't go there frequently, but it was my hobby in Palau.




『イタボリ』というパラオの工芸品があります。
まさに日本語そのままに、板を彫って作られたものです。
パラオのそれぞれの地域の伝わる伝説が彫られており、
独特の色合いと描き方、何層にも深さが変えられていた精巧な作りが
特に欧米の観光客に人気があります。
ちょっと値段が高いのと、木なので重く、持って帰るのが大変なのがネックですが…

イタボリ自体の歴史は浅く、戦前に日本人の芸術家が
パラオ独自の工芸品を作るため、地元の人に彫り方を教えたのが始まりだとか。
パラオには伝説も多いし、伝統的な建物に描く独特の描き方もあったので
この彫刻はパラオにピッタリで、すっかり一つの文化として定着しています。

協力隊のボランティアにはこのイタボリを習い事にしていた人が多く、
私も都市のコロールに出た時には習いに行っていました。
私の通っていた工房では、あらかじめいろんな生き物の形にカットされたマホガニーの板に
パラオの伝説の絵を彫っていきます。
これは私の二番目の作品。 地元アイメリークの大蛇の伝説を彫りました。
イタボリ1
 この時点で内側はほとんど掘り終わって、カメやヘビのウロコを彫る段階です。
ここまでに、絵を書いてもらっては彫り、絵を書いてもらっては彫り、を3回してここまで辿り着きます。(絵の描き方は独特なので、工房のボスにお願いします。) 
最後の仕上げを終えて、ニス(といっても靴墨) を塗ると完成です。
 イタボリ2
結局コロールに出る頻度の問題もあり、二作品しか作れませんでしたが、
これで習ったことをもとに、木のキーチェーンを作ってホストファミリーにあげることもできました。 
道具も一部持って帰ってきたので、日本でも時間があったら挑戦したいと思います。 

In Awareness week, I went to the highest mountain in Palau with school trip.
The mountain is actualy not so high, but It was very good exercise.
I cheered up and cheered up our students, then all the students attending reached to the top.
The scenery from the hill was very nice!
The mountain stands at the west side of Babeldaob, but we could see the east coast even though there are some mountains in the middle of Babeldaob!




さて、パラオの学校では3月半ばに『アウェアネスウィーク』というものがあります。
これは、日本語で言えば「体験活動週間」に当たるもの。
この期間にパラオの伝統的な文化の体験をしたり、遠足に出かけたり、運動会をしたりします。
(ちなみに全学校が同じ時期に行いますが、内容は学校によってちょっとずつ違います。)

ちなみに、パラオの学校のスクールトリップ(遠足)の変わっているところは
まず、希望する保護者は着いてくること。結局ママべったりになる子も出てきたり。
あとは、バス移動の間がおやつパーティー状態になること。
「まだ目的地着いてないのに食べるの?」とか「そんな食べるから太るんだよ」といろいろ言いたくなります…
それはさておき。

前回は『湖』について話しましたが、今回は『山』について。
このアウェアネスウィーク中にスクールトリップで、
パラオで一番高い山である、Ngerchelchuus(ゲルエルウース)山に登ってきました。
(wikipediaではゲルチェルチュースとなっていますが、現地の発音では上の方が近い…はず。)
この山はガラツマオ州とアルモノグイ州の州境あたりにあるのですが、
実はこの2州がどっちのものかで言い争っているとかいないとか…
ゲルエルウール山
はじめ、ここが入口、というところにバスが止まると、なぜかトラックのお迎えが。
トラックで山登りなんてパラオらしいなぁと思ったのですが、トラックで行けたのはものの3分ほど。
道が悪すぎてトラックはいけなくなり、そこからは本格的な山歩きとなりました。
途中はゴツゴツした岩と、赤土の道ばかり。昔火山噴火でできたのをどことなく予感させます。
雨水の流れた跡と思われる溝もあって、その曲がりくねり方が意外に面白かったり。
ゲルエルウールの川?



ゴールが見え始めたかも…というあたりから保護者がバタバタとギブアップし始め、
それにつられて引き返そうとする子どもたちも出始めます。
「すぐそこじゃん!最後まで行こうよ!」と励まして、何とかみんなで頂上までたどり着きました。

ゲルエルウールからの眺め
頂上からの眺めはバツグン!
パラオのジャングルの向こう側には青く美しい海が見えていました。
この山はバベルダオブ島の西海岸近くにあるのですが、
頂上からは東海岸の砂浜やマルキョク州のキャピタルまで見渡せていました。

とはいえ、標高は242mしかないので
「日本人のセンセーにとっては山というより丘でしょ?」とも言われましたが
よく晴れた日にほぼ木陰のない道を45分もダラダラと上るのは、日本の登山とは別の疲労感があって
よく子どもたちは頑張ったなぁと思いました。
ゲルエルウールに行く途中






ちなみに約12人くらいのお母さま・おばあさま方が参加していたのですが
何人が山頂までたどり着けたと思いますか??


正解は……………たった2人でした…
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