2017年09月07日

そうは肉屋が許さなかった。

1a09c733.jpg
というわけで夜の旭川に鼻垂れ、いや放たれた。さてどうするか、こんな時こそインターネットと検索するがあまりにも店数が多すぎてわからない、やはり頼れるのは自分の勘なのだ。実際に歩いて店の匂いを嗅ぐ、店舗の空気感で店選びをするとたいていは間違いがない。

宿を出て繁華街に向かうと羽田空港で一緒だった女性がその友達だろう女性と歩いてるではないか、これは偶然、特徴ある方なのですぐにわかった。彼女らは老舗の蕎麦屋に入っていった。
私はそのまま店選びの散歩をした。1時間くらい歩いただろうか、狭い路地のジンギスカン店に落ち着いた、北海道といえばやはりジンギスカンだ!
とてもいい店だが今夜はハシゴ、ここはビールと生ラム一皿だけにしておこう。
すると特大鍋がやってきて注文してない野菜がてんこ盛り…サービスだという。こりゃ一皿じゃ申し訳ない、すぐに出て次の店に行くつもりだったが、そうは肉屋が許さなかった(写真)。
2枚目は当店名物の「塩ラム」を注文、鍋から網に替えられて準備が整った。
ジャーン!
ジュージュー、
特性塩をつけて
パクリ、
旨い、旨すぎる!
ふわ〜。

私がご当地の味を満喫していると店の扉が開いた。
いらっしゃいませ、2名様ですか?
どうやら私と同じく一見さん、
ふと見ると、なんと羽田空港〜蕎麦屋のあの女性がご来店!
♪この広〜い大地〜の中で〜♪
何故、どうして、おせーておせーて(小松政夫風に)!

明日はいよいよ旭川最終日、
もしもまた彼女と飛行機が一緒だったら名刺の一枚も…。
好奇心半分、怖さ半分。
そして旭川の夜はふけたのだった。



Posted by palm_ichiro at 06:26│Comments(0)