1階和室には収納用の戸ぶすまがあります。写真はまだ床が畳で
壁が砂壁だったときのものです。
当初貼られていたふすま紙(確か鳥が飛んでる絵柄だったような・・・)
がとっくの昔に破れてしまい、その後市販の安いふすま紙が何枚か
貼り重ねてありました。それもご覧の通りボロボロです。
あまりに見苦しかったので、部屋のリフォームに先立って全てはがして
しまい、骨組みだけになってました。
後になってわかったことですが、これはまずかったです。
戸ぶすまは、骨組みの上に下張りの紙(茶チリっていうのかな?)が
幾層にも貼られ、その上にふすま紙が貼られている構造です。
下張りの紙も破れていたので、勢いで全てはがしてしまいましたが、
それは残しておくべきでした。骨組みの状態から下張りの紙を
ぴんと貼り重ねていくというのは、けっこうな職人技みたいなので・・・
やってしまったものは仕方ありません。要は上に貼るふすま紙等に
しわやたるみが出たりしないよう、いかに下張りの紙をぴんと貼れる
かですね。
雲華紙とクラフト紙
ぴんと貼れる紙といったら、思いついたのは前にも出た雲華紙でした
(→壁の穴をふさぐ)。下張りの手順としては次のように計画しました。
①骨組みに板目表紙(書類の表紙とかに使う厚紙)を貼る
②その上にクラフト紙(封筒などに使う茶色の紙)を貼る
③その上に雲華紙を貼る
まずは軽くないとダメなので(重いと戸の開閉に支障が出る)、いかに
強固とはいえベニヤ板などを貼るのはNGですね。作業は戸ぶすまを
はずして床に寝かせた上で進めました。外枠はつけたままでやりました。
板目表紙はA3のものを10枚買ってきて、適宜切って木工用ボンド
で骨組みに貼り付けました。その上にクラフト紙を両面テープで貼り
付けました。やはりこれらの紙を貼っただけでは、ぴんとはならず多少
たるんでましたね。
その上から雲華紙を貼りました。まず雲華紙を戸ぶすまより若干
大きく切って、裏面を霧吹きで均一にしめらせ少しおきます。
クラフト紙の周囲には糊をつけて、雲華紙を貼り重ねました。
水分が抜けてくるとぴんと張ってきます。周囲は外枠に沿って
カッターで切り落としました。
これで下張りは完成しましたが、その上に何を貼るかはちょっと
悩みました。戸の下の部分に山水画などが印刷されている
いかにも和室ですという感じのふすま紙はちょっと・・・
そこで壁紙を貼ることを検討していたところ、和調壁紙の中に
好みの柄を見つけたので、それを貼ることにしました。模様は
凹凸があり、暖かな淡黄色で周囲にも調和しそうです。
素人の私が下張りからやり直したわりには、驚くほどぴんと貼れた
と思います。貼ってから3年くらいたってますが、今もしわやたるみ
はありません。ちなみに戸ぶすまの裏側にも雲華紙を貼りました。
本来はふすまの裏側に貼る紙なので・・・
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壁が砂壁だったときのものです。
当初貼られていたふすま紙(確か鳥が飛んでる絵柄だったような・・・)
がとっくの昔に破れてしまい、その後市販の安いふすま紙が何枚か
貼り重ねてありました。それもご覧の通りボロボロです。
あまりに見苦しかったので、部屋のリフォームに先立って全てはがして
しまい、骨組みだけになってました。
後になってわかったことですが、これはまずかったです。
戸ぶすまは、骨組みの上に下張りの紙(茶チリっていうのかな?)が
幾層にも貼られ、その上にふすま紙が貼られている構造です。
下張りの紙も破れていたので、勢いで全てはがしてしまいましたが、
それは残しておくべきでした。骨組みの状態から下張りの紙を
ぴんと貼り重ねていくというのは、けっこうな職人技みたいなので・・・
やってしまったものは仕方ありません。要は上に貼るふすま紙等に
しわやたるみが出たりしないよう、いかに下張りの紙をぴんと貼れる
かですね。
雲華紙とクラフト紙
ぴんと貼れる紙といったら、思いついたのは前にも出た雲華紙でした
(→壁の穴をふさぐ)。下張りの手順としては次のように計画しました。
①骨組みに板目表紙(書類の表紙とかに使う厚紙)を貼る
②その上にクラフト紙(封筒などに使う茶色の紙)を貼る
③その上に雲華紙を貼る
まずは軽くないとダメなので(重いと戸の開閉に支障が出る)、いかに
強固とはいえベニヤ板などを貼るのはNGですね。作業は戸ぶすまを
はずして床に寝かせた上で進めました。外枠はつけたままでやりました。
板目表紙はA3のものを10枚買ってきて、適宜切って木工用ボンド
で骨組みに貼り付けました。その上にクラフト紙を両面テープで貼り
付けました。やはりこれらの紙を貼っただけでは、ぴんとはならず多少
たるんでましたね。
その上から雲華紙を貼りました。まず雲華紙を戸ぶすまより若干
大きく切って、裏面を霧吹きで均一にしめらせ少しおきます。
クラフト紙の周囲には糊をつけて、雲華紙を貼り重ねました。
水分が抜けてくるとぴんと張ってきます。周囲は外枠に沿って
カッターで切り落としました。
これで下張りは完成しましたが、その上に何を貼るかはちょっと
悩みました。戸の下の部分に山水画などが印刷されている
いかにも和室ですという感じのふすま紙はちょっと・・・
そこで壁紙を貼ることを検討していたところ、和調壁紙の中に
好みの柄を見つけたので、それを貼ることにしました。模様は
凹凸があり、暖かな淡黄色で周囲にも調和しそうです。
素人の私が下張りからやり直したわりには、驚くほどぴんと貼れた
と思います。貼ってから3年くらいたってますが、今もしわやたるみ
はありません。ちなみに戸ぶすまの裏側にも雲華紙を貼りました。
本来はふすまの裏側に貼る紙なので・・・
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