スマートフォンを新しくしたので、Micro SDを新調することにしました。







　私が購入したのは2つ目のTOSHIBAのMicro SD 32GBです。新しく購入したのには理由がありまして、実は12年前に購入した4GBの古いのをCASIOのガラケー→京セラスマホ→京セラスマホ→京セラスマホ→HTCと使い続けてきました。寿命があるのは存じ上げておりますが、壊れたことないし大丈夫だろう……と考えていたら！
　
　警告が出たんです……(泣)

　転送速度が遅いからスマホに悪影響が出る可能性があると。
　ちなみに新しくしたスマホはこれ↓




　でも4GBあればそんなに写真撮らないし、ストレージも残ってるし、まぁいいか……と考えていたら、古いSDのせいなのか、ネットに繋がらない、または速度が異様に遅いという状況が一日に数分間発生したんです。そこで、とりあえず交換してみようと考えて、装着したら、見事に直りました。これが古い低速SDのせいなのか、SIMを挿しなおしたおかげなのかは分かりませんけど、とりあえず無事に使えるようになって良かった良かった。

　現在のmicro SDはClass 10という高速転送仕様になっていて、実際にUSBを通して新しいSDに動画を送ってみたら速い速い。比較対象が悪いといったらそうなんですけどね(笑)
　それと、現在はSSD含めてフラッシュメモリの市場価格が絶賛暴落中です。898円で購入した直後に828円に落ちてしまい、たかが70円とはいえ、かなり残念な気持ちになりました。来年は更に値崩れするだろうと考えられています。今年のパソコンの買い替え時期にユーザーが手持ちのパソコンを継続して使うことを考えている傾向が顕著になったことから、供給過多になって、相場が上がることは無いだろうとの見通しが出されています。

　一方のHDDなのですが、大容量のHDDは値が上がってきており、実際に2年前に3TB7500円で購入したのが現在では10000円前後している状況です。SSDはインテル、サムスン、東芝メモリの他にもサンディスクや、台頭してきたcrusicalや製品面であまりおすすめしないkingston(なんかちょこちょこフリーズ気味)、廃棄チップ疑惑が拭えないColorful等々、日本と韓国、アメリカ以外で台湾や中国の新興メーカーが次々に参入してきている現状がありますが、HDDは作っているのは日本とアメリカの3社のみの寡占状態。
　ライバルがいないとこうなるのか……という良い意味でも悪い意味でも経済モデルになってしまうのがHDDの世界です。
　SSDといえば一昔前はHDDに比べて耐久性が低く、HDDと違って急に壊れる消費財と認識されていましたが、ここにきて一気に耐久性が向上し、最大のデメリットを解消し、中国を中心としたメーカーが参入してきて価格もHDDに近づいてきました。今では安いラップトップでも2 in 1型でもSSDを使うのが当たり前の世の中になっていますね。
　HDDといえば、速度が遅く、デリケートだから起動中に動かしたら壊れるというイメージと、常に回ることから電力を大量に使う負のイメージばかりが付きまとっていましたが、なんといっても大容量で安いというメリットこそが存在意義だったと思います。それが値上がりしちゃうとほぼほぼHDDの存在意義って無いような気もするんですけどね？

　ちょっとHDDのデメリットばかり書いたらHDD信者から怒られそうなので、メリットも……。
　私の友人が第6世代のi7で1TBのHDDを搭載したLifebookを持っているのですが、何故そこまでハイスペック(CPUのPassmarkが9000近くあるので今でも十分にオーバースペックだと思う)なのにSSDにしないのかを聞いてみました。
「SSDは壊れたらデータが吸いだせないから」
　これに尽きると思うんですよね。
　HDDが寿命を迎える時はカタカタと音や振動が今までと違っていたり、音楽を聞いていたら途中でプチフリーズしたりとか、なんらかの合図があります。更に、壊れてもなんとかデータを吸いだすこともできます(お金が相当かかりますが)。
　SSDで言うと、壊れる時って一気に来ます。飲み仲間のラップトップがLet's Noteだったのですが、いきなり壊れたと嘆いていました。しかもSSDは壊れたらデータを救出することはほぼ諦めなくてはいけませんので、そうなると仕事で帳簿を付けているのであればバックアップを取る必要があります。

　――micro SDとは話が逸れてしまいましたが、HDDの良さをまとめると

��SSDより安い
��異常が体感できる
�３笋譴討い覆韻譴个覆鵑箸�データを吸いだせる

　一方で良くない点はというと――

�＿然覆陵�点が無くなりつつある
��速度が遅い
�５�動中に振動を加えると壊れる危険性が増す
�ぞ暖馘杜呂�大きい
�デ�くなりやすい
�Ψ變眠修�しにくい

　デメリットだらけですよね。消費電力が大きいから加熱してファンが回るから、更に電力を消費してしまう。また、SSDのように薄っぺらくできないし、振動に弱いから神経質になって起動したまま持ち運ぶことができない等々。
　今ではハイエンドのラップトップではSSD＋HDDという2つのストレージを内包したのが出ていますので、貴重なデータはHDDに……という使い方が賢いのかもしれません。