東大が秋入学への移行を提言しているが、僕は反対しています。
問題が山積みなのに、最近になって本格的に移行していきそうなので、危機感を持っています。

無責任で稚拙かつ偏りのある文章ですが、意見を書いてみます。
思う、とか、気がする、とか、なんとも歯切れの悪い言葉が多いのは勘弁してください。
ばかだなコイツは、と思われるかもしれませんが、そう思ったのであれば、そのとおりですので、いじめないでくださいm(__)m


入学時季のずれが海外との人材のやりとりを阻む理由のひとつになっているのは確かだろうけど、
それはどちらかというと些末な問題な気がします。
そんなことを変えるよりも、カリキュラムの見直し(すべて英語での授業にするなど)や、
留学生への支援の見直しを一番にやるべきでは。
(もちろん、一連の改革の中に「英語での授業」「支援の拡充」ということばもあったけど、なんだか秋入学がメインになっているのでとても気持ち悪い・・・)

秋入学で、本当に留学生などは増えるんですかね・・・
入学時期が自国と同じだけどマイナーな言語が公用語の国の大学と、
入学時期が自国と違うけど英語圏・中国語圏などの大学のどちらに行きますかって話があるとして、
どちらも同じ程度の教育・研究水準だとしたら、僕は迷わず後者の大学に行きます。
あれ、なんか話が違うか。
僕は外国語に対して苦手意識があるからこういう言語のことが気になってしまうが、海外の人はどうなんでしょう。




入学時季を変えると、いろんなところで混乱が起こると思います。
企業側・社会側の負担は看過できないけど、就職活動や採用について僕はよく知らないので、ここでは書けません。
(秋入学は、社会にとって、負担はあれど、なんのメリットがあるのか僕は分からん。だれか教えてください)

僕は学生なので、学生に対する問題を書きます。

新入生の負担:
正直、ギャップタームを新入生全員が有意義に過ごすというのは不可能だといます。

大学に受かったのに半年間も大学の授業を受けられないのでは、やる気や熱意も下がるでしょ・・・。
やる気が下がるだけならまだしも、受かった余韻に浸りすぎて半年間を無為に過ごす学生が出てきたらどうするのか。
意欲的な学生が先取りして大学の勉強したいと思っても、「受験勉強あがり」では何をどうやったらいいか分からない人も多いと思います。
東大だったら、塾講師のバイトばっかりやって過ごすやつも出てくるでしょう(こういう輩は絶対に出る。断言できる)。
ギャップタームのデメリットとして、「学生の学力が下がる可能性がある」ということは一応指摘されているけど、
これはとてもとても大問題で、これが解決できないなら秋入学はあり得ないと思っています。
で、僕自身、解決できる良い案は今のところありません。
一方、東大側は「案」があるらしいです。ギャップタームの利用方法として、ボランティアとかインターンとか短期の海外留学とかが提案されているようです。
でも、これらは問題が多いと思っています。
まずは、ギャップタームを遊び以外に使わせたとしても、学力やモチベーションを維持できるかどうかはまったく別の話ということ。
また、ボランティアや短期留学などのためのお金は自費負担なのか、ということ。
自費負担だったらそれこそ学生側にかなりの負担を強いることになるので無視できない問題だし、もし費用の支援があるとしても、人数が多いので、どこかに大きなしわ寄せが・・・
(そんなことにたくさんのお金を使うなら、留学生や留学したい日本の学生への支援を拡充すべき)

就職する学生への負担:
秋入学&秋卒業の学生が企業に入社するタイミングは秋になるのか、春のままか、僕は知りません。
両方の企業が混在するかたちになるのかな。それはそれで学生は混乱するし就職活動の時期がよけいに延びる可能性もある気がします。
入社時期が秋になる企業があったとしたらば、その企業は採用に掛ける時間が倍になるし、(卒業時期と同時に入社時期も同じだけずれてしまえば)秋入学のメリットのはずであった学業と就職活動の分離も出来ないままだと思います。
(むしろ、上に書いたとおり、秋入社の企業と春入社の企業のどっちも受ける羽目になったりして、むしろ就職活動が長引く???)
どこの企業の入社時期も春のままだとしたら、上の問題は減るとは思う。
でも、学生としては、高校卒業から入社までの期間が現行制度に比べて一年増えることになる。
それのなにがまずいのかと言われたらちょっと答えにくいけど、その一年間を無駄にする人がいないとは言えないのはまずいことの1つだと思う。





日本の大学の国際競争力が低迷しているのは確かだと思うから、
教育にしろ、海外からの人材の受け入れ制度にしろ、何か改革はしなくてはいけないと思うけど、
よりにもよって「秋入学」というのはちょっとな・・・
僕が知らないだけで、あらゆる問題を解決する力(!?)が「秋入学」にはあるのかもしれないけど、
現時点では穴だらけにしか見えません。
話し合いによって、指摘された問題が解決できるとは思えません(解決しなくても妥協できる問題と、妥協してはいけない問題があるでしょうが、後者が全部解決することは不可能な気がします)。

あまりのお粗末さに、実は、「秋入学」というのはただの看板で、日本の大学のあり方を広く議論してもらうためのただの起爆剤なのでは、とも思っていたり。
ちがうか。。。