株式会社リアル社長ブログ リアルドロップシッピングで日本国中の商品を集めたネットショップを作ろう!

2009年10月28日

「唯物論社長」

学生時代には、好んでマルクスを読んだ。学生運動もすっかり姿を消していた1990年代に、だ。自分でも大変なへそ曲がりだと思う。

マルクスは原典というよりも、国内のマルクス研究の権威だった廣末渉とフランス構造主義の思想家たちを通して、多くの著書に触れた。頭がしびれるぐらい難しかった。

しかし、当時から今にいたるまで、アカデミックな関心以外には、政治にも、思想にも、党派にはまったく興味はない。筋金入りの「ノンポリ」だ。企業家としては当たり前だけど(笑)。

ただ、マルクスを読んで、最も影響を受けたのは、その「唯物論」の視点だ。唯物論は、人間の思考や思想など抽象的な観念論は、必ず、具体的な実体、物質の裏づけがあって成り立っている、と考えるというもの。

前者を「上部構造」、後者を「下部構造」と呼び、前者は後者によって成り立っていると考える。

分かりやすく言えば、「建前にはすべて本音がありますよ」、そして、その本音は、「飲み、かつ、食わなければならない」事情をもった割と人間臭い理由があるんですよ、というものだと思う。

だから、僕は言葉だけの「キレイゴト」にはほとんど興味がない。常に、その言葉の具体的な裏づけは?と考える。そして、裏づけのない言葉をあまり信用をしない。

その具体的な実現性はどのようなものか、を常に問う。だから、リアルにはプロジェクトの企画のことを、「企画」と呼ばずに、「設計」と呼ぶ。

設計とは建築士が実際の材料を使って建物を作り上げるようなものだ。企画は失敗すれば、企画書をゴミ箱に捨ててしまえばいいだけのことだが、設計して作った建物が潰れてしまえば大変なことになる。

あえて、計画のことを設計と呼ぶことで、それが具体的で、現実的な要素から成り立っているということを意識して欲しいからだ。

「ベンチャー企業社長は、夢を語ればいいんですよ」。会社を創立した直後、ネットのミニバブルとも言われる中で、よくこういう言葉を聞いた。

しかし、その後、リアルが厳しい環境の中、企業として生き抜いて、成長をしつづけている背景には、「言葉よりも現実」、「キレイゴトよりもホンネ」というリアルの「唯物論」に重きをおいた企業文化があるのかもしれない、と最近少し思っている。

panda2002 at 21:38│Comments(0)TrackBack(0)clip!雑記 

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鈴木秀則

株式会社リアル代表取締役社長兼CEO。 新潟県出身、早稲田大学卒業後、 記者として新聞社に入社。 2003年にドロップシッピング事業を展開する株式会社リアルを設立。 趣味はサッカー観戦、好物はカレーライス。会社への通勤時間ドアツードアで2分30秒。

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