Whisper of the Heart
耳をすませば

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-耳を澄ませて聞いてごらん、そうすれば心のささやきが聞こえるよ-


(歌詞、すごく良いよね)
カントリー・ロード
この道 ずっとゆけば
あの街に 続いてる
気がする カントリー・ロード

ひとりぼっち 恐れずに
生きようと 夢見てた
さみしさ 押し込めて
強い自分を 守っていこ

カントリー・ロード
この道 ずっとゆけば
あの街に 続いてる
気がする カントリー・ロード

歩き疲れ たたずむと
浮かんで来る 故郷の街
丘をまく 坂の道
そんな僕を 叱ってる  カントリー・ロード
この道 ずっとゆけば
あの街に 続いてる
気がする カントリー・ロード

どんな寂しい 時だって
決して 涙は見せないで
心なしか 歩調が速くなってく
思い出 消すため

カントリー・ロード
この道 故郷へ続いても
僕は 行かないさ
行けない カントリー・ロード
カントリー・ロード
明日は いつもの僕さ
帰りたい 帰れない
さよなら カントリー・ロード



 耳をすませばは、まさに将来への不安を抱いた・将来への夢に突き進む多感な子どもの心情や境遇、成長を見事に描いた作品だと言える。月島雫は言うまでもなく、バイオリンを作る職人を夢見る天沢聖司も、祖父・父親共に医者であるという事から、父親には職人という夢を大いに反対されていたわけだ(映画開始から30分ほど経った頃に、雫達が職員室において本を寄贈した天沢について尋ねている。その際に天沢医院のという言葉が登場している事から、聖司の父親は医者、しかも開業医であると思われる。また、祖父である西司朗も戦前にドイツへ留学していた事から、恐らくは医学を学ぶためにドイツ留学を経験していた可能性が非常に高い)。

 この作品の中では、月島雫という一人の少女が、精神的な面においても一人の女性として、大人として成長していく過程が強く描かれているように思う。今まで本の中でしか見たことがなかった世界、他人事だと考えていた世界(恋愛)が、突如杉なんとかという野球少年の告白によって、自分の中、すなわち現実となって現れてくる。恐らく多くの人が経験したであろう、相手にアドバイスする事と、実際にそれが自分に降りかかってくる違い。今まで読んできた小説や他人の事だと考えて観ていた世界が、自分に降りかかってくる衝撃。

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 上の画像は野球少年に告白された後、家に帰宅した雫が「ばか…!鈍いのは自分じゃないか!」とつぶやくシーンだ。この時を境に、映画の中では雫の物語がやっとスタートを向かえると強く印象付けれれた。なぜなら、雫が自分という一人の人間を見つめていく事になるからだ。

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「すごいなぁ。どんどん夢に向かって進んでいくんだね。」

 屋上において聖司の告白を受け入れる雫。目標を持ち前へと進んでいく聖司とは対照的に、将来や進学先すらもまだわからない自分。雫が涙を流してしまったのは、聖司と自分の間にある大きな差を痛感するだけではなく、イタリアへ行く決意をした聖司に頑張れと言えない、言う資格が自分にはないと感じてしまったのかもしれない。

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 このシーンは即ち、ただ眺めていた少女が目標を持ち突き進んでいく大きなきっかけとなる象徴的な場面なのだと強く印象に残った。石に埋もれた小さな原石が、まさに輝かんと磨かれようとしていたのではないだろうか。映画を観てゆくと、この後に雫は必死に物語を書き綴り、ついに作品を完成させる。しかし、当然の事ながらその作品は完全なものではない。


「慌てる事はない。時間を掛けてしっかりと磨いてください。」


whisperoftheheart

 目標を持つ大切さ、そこに向かって努力する美しさ、今の僕達は、果たして子どもの為に何が出来ているのだろうか?子どもを想うあまりに、子どもの可能性を潰してしまっているのではないだろうか?子どもが夢を持つ事は決して無駄ではない。アトムを見た少年達が、アシモを作り出したように、子どもの可能性は無限大なのだ。

 年を経過してもなお、見る度に印象が変わってくるこの作品。まさに名作だ。ただそれだけが言いたかった。はい。そしてサンは美しい。

アメリカamazonより
思い出に残り心暖まる世紀の映画
Mohd Jafar(インド) ★★★★★
 「耳をすませば」今まで作られた映画の中でも最も繊細で心暖まる美しい映画だ。柊あおいの少女マンガ「耳をすませば」が原作で、宮崎駿が脚本を作り近藤喜文が監督をしている。耳をすませばは、思春期の雫が自分を見つけ、そして成長し、人生を学んでいく物語だ。一連のイベントは、同じ学校の聖司からもたらされ、共に自分達の可能性を見つけたり、夢に向かう手助けをし、お互いに愛し合っていく。

 耳をすませばはとても現実的で、それが驚くほど特別な魅力を作り出している。そのありきたりな筋書きと現実的な設定の中で、「耳すば」は観る人の心の琴線に触れ、魔法のようなひとときを生み出すのだ。

 映画はゆったりとしたペースで進むが、最初から見る人の心をつかむだろう。故郷への懐かしさ、そして青春を疑似体験させる心暖まる物語なんだ。雫のファンタジーな妄想部分を除けば、この映画は非常にシンプルで現実的なシーンが多い。背景や描写は他のジブリ作品と同様に息を呑むかのような美しさだ。美しい田園風景、真夏の青い空、白い雲、丘の上から自転車に乗って降りるシーン、沢山の美しいシーンが見る人を魅了する。それを見ている間、きっと皆はアニメ映画を見ているという事を完全に忘れてしまっているだろう。音楽も映画の中でとても重要な役割を果たし、優しく癒してくれる。

 監督である近藤喜文はアニメーターとして魔女の宅急便やほたるの墓、ぽんぽこ等の多くのジブリ作品に携わっていた。自分の後継者を探していた宮崎駿にその才能を認められ、この映画を監督するチャンスを与えられたのだ。

 しかし、残念な事に「耳をすませば」は近藤喜文監督が送り出した唯一の作品となってしまった。映画公開から間もなく、近藤監督は病に倒れた。彼が非常に才能あふれる監督だというのは、この「耳をすませば」をご覧になれば明らかだ。

 「耳をすませば」のような映画は、一生に一度出会えるか出会えないかと言う位非常に稀な作品だ。この映画に出会えた奇跡を、僕は一生大切にする。

まさに宝石
Sabad One ★★★★★
 スタジオジブリによって製作されたこの映画は、まさに宝石。今までの宮崎映画とは違って、創造性溢れる若いスタッフ達によって、物語は非常に詩的な手法を取って作られていて、新たな次世代の到来を感じさせるわ。そして、二人の子ども達がお互いを見つめ発見をしていく、美しい物語。

 この映画は観る人の学校生活を思い出させ、驚くほど上手に子どもの感情を描き出している事に気づかせてくれるよ。日本の映画監督達がハリウッドとは違い、単に子どもとして描くだけではなく、「成長していく可愛さ」・「賢い小さな大人」として描写している事を、私は心から賞賛する。

 他のジブリ映画と同様に、息を呑むかのような映像が描かれており、キャラクター達はとても可愛らしく構成されている。主要なキャラクターの"一人"として登場する猫は、本当に可愛らしい!

もしこの映画が気に入ったなら、おもいでポロポロと海がきこえるもお勧めするわ!

心揺さぶる、美しい青春映画
maki to all ★★★★★
 スタジオジブリの"宝石"がアメリカで発売され、より多くの人々に観てもらえるという事がとても嬉しい。

 「耳をすませば」はもののけ姫や千と千尋の神隠し等のファンタジーを含んだ作品とは違って、とてもリアルな物語。映画の舞台はごく一般的な東京の郊外で、メインキャラクターたちもごく普通な中学生の男女。雫はまだ自分が将来何をしたいのか見つける事が出来ていないけれど、聖司はもう自分の夢を見つけている。この作品のテーマは普遍的なものだと思う。「夢を持ち、そこに進んでいく事には何の意味があるの?学校教育って何の役に立つの?人を好きになるって何?など」

 この映画は10歳位の子どもたちにとってもピッタリな家族向けの映画だよ。テーマは少し難しいかもしれないけれどね。そして10代の頃に恋愛を経験した大人にとっても素晴らしい映画。この映画を観ると、私が13歳だった頃、自分は人生で何をしていたんだろう、とか、友達との思い出、好きな男の子と別れた事とかを思い出させるの。この映画は雫などの若い少女を今まで見た事がないくらいリアルに描き出していて、特に若い女の子にはオススメ!皮肉な事は、彼女がアニメーションって事かな(何でジブリ映画は女の子の主人公が多いの?)

 ディズニーがこれを出す際に、吹き替えしないことを願うわ。だってオリジナルの日本語音声は本当にピッタリなんだもん。

耳をすませばには、人生へのヒントが数多く描かれている

Wolf (アメリカ) ★★★★★
 OK。まず最初に、もし顔にパックしながら見ようとしているなら、それをはずしてくれ。この映画は、日本の家族がどういうものなのか、驚くほど正確に観る人に教えてくれる。決して難しい話なんかじゃなくて、日本って何なの?愛って何なの?日本の文化て何?といった部分を俺達に見せて楽しませてくれる。

 日本での生活・両親との葛藤、進学に対する不安・人生に対する不安、日本での学生生活を抜け目なく見せてくれる素晴らしい映画だ。とても優しく、そして素晴らしい結末は、きっと映画を観る君の目から涙をこぼれさせるよ。

心暖まる映画、君は何度も何度も見る事になるよ

MimB
 何年か前に初めてこの映画を見て以来、何度も何度も、この惚れ惚れするような物語、愛、音楽を思い出す。そしてついに、僕はこの映画を購入したいという誘惑に抵抗できずに買ってしまい、やはり無駄ではなかった、素晴らしい出費だとわかった。例え年齢を重ねようとも、俺はこの映画を愛してやまないだろう。とても高いクォリティーを、俺は楽しんでる。




 「雫、あのさ、俺、いますぐってわけにはいかないけど、俺と結婚してくれないか!俺きっと一人前のバイオリン職人になるから・・・そしたら」


 もうやだ。雫と聖司が輝きすぎて生きるのつらい。あといい加減ブルーレイ出して!

 自分の好きなモノを取り上げる。それが僕のポリシーです。べ、別に調べるの面倒とかじゃないんだからねっ!

 ・・・勉強は将来の可能性を、夢を広げる為ってことを、どうやって子どもに伝えたらいいんだろ。自分が言う事聞かなかったのに、どうやって自分の子どもにそれを伝えたら・・・。って彼女作ってから考えるべきだね!^w^;


お返事

15様
ご指摘ありがとうございました。勉強になりました。
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