The Cat Returns

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-何気ない毎日も、きっと大切なはず-
元ネタ:アメリカamazon、youtube、nausicaa.net、他


(音楽を聴きながら読んでみてちょ)

 明日も頑張ろう そう思える映画

 猫の恩返しは、今までのジブリとは少し異なった作品となっている。物語はドタバタコメディーのように進み、一見ファンタジー要素が強いという印象を受けるだろう。しかし、この映画は見終わった後に何とも言えない爽快感を感じる事が出来る。それは何故なのだろうか?それは恐らく、物語の中に現代の人々が感じている"何かが"が描かれているからなのかもしれない。

 日々の学校生活を何となく過ごしていたハル。気になる男の子がいても、自分から話しかける勇気もない。ハルは自分の生活に何か物足りなさを感じていたのだろう。そんなある時、ハルはトラックに轢かれそうになった猫を助ける事となった。

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「危ないところを助けて頂きありがとうございました。」

 助けた猫は、二本足で立ちながら"言葉"を話し、ハルにお礼を言ったのだ。変化のない日々、退屈に感じていた毎日にちょっとしたスパイスが加わった瞬間である。この日を境に、ハルのところには猫の国の使者が度々訪れるようになり、今まで見たこともない、考えた事もなかった世界が姿を見せ始めてくる。猫の王子を助けてから2日経った頃、再び猫の国からの使者が現れ、ハルを国の王妃として迎えたいと申し出たのだ。そして淡い恋が泡になってしまったハルは、猫の国も良いかもしれないと考えるのである。

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「どうしよう、猫のお嫁さんにされてしまう!」

 ハルが困惑していると、どこからともなく声が聞こえてくる。「猫の事務所を探して」。ここからハルのちょっとした物語が始まるのだ。しかし、結局ハルは猫の国を訪れる事となり、ついには猫の王子と結婚をさせられそうになってしまう。猫になるのもちょっといいかも…そう考える度に、少しずつハルの姿は猫へと近づいていく。これはまるで、私たちが生活している現実で「まぁいいか」と考える事と似ている。なぜなら、現実においても、何となく流される事で自分の考えていた事とは異なった方向に進んでしまうことが多々あるからだ。

「だめだハル、自分を見失うんじゃない。」



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 映画を見終わった後、毎日に足りない”何か”がきっと見つかるはずだ。人は成長する度に時間や年月の経過がより早く感じるようになる。そして変化のない毎日に何か物足りなさを感じてくるのだ。それも当然の事なのかもしれない。なぜなら、小さい頃は1年という時間がとても大きな割合を占めていた。30歳になったらどうだろう。30分の1に過ぎず、6歳の頃の6分の1とは全く異なってきてしまう。
 
 だが、これは年齢を重ねたら日々が退屈になるというわけでは決してない。子どもの頃の日々が充実していたのは、何故か?それは皆が「冒険者」だったからだ。毎日新しい発見をし、知らない世界を常に見つめてきた。それはとても楽しく美しい思い出となって皆の心に刻み込まれているだろう。では、自分の年齢ではどうだろうか?本当に周りの世界は今までと変わらない、見たことのある世界だろうか?それはきっと間違いだ。少しでもいい。少し日々を変化させ、そして見方を変えれば、きっと毎日の生活はより新鮮になるはずなんだ。

 この映画は、あまりにも淡々としているかもしれない。従来のジブリ映画を見てきた人にとっては、これはもしかしたらジブリとは言えない作品かもしれない。だが、淡々としているからこそ、この映画は見る人の心に、気づかぬ内に余韻を残してくれるのだ。そして見終わった後、見た人は「明日も頑張ろう」、そう思えるだろう。

 朝少し早く起きて、温かい紅茶を飲みながら朝食を取る。そして少し早く家を出る。それだけで今までとは違う毎日が、顔を覗かせてくれるはずだ。新しい発見は、きっと君のすぐ傍にあるはずさ。なぜなら、紅茶と同じで、少しの”スパイス”を加えるだけで、味は何通りにも変化するんだから。

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「味の保障は出来ないけどね」


ewomack(アメリカ)

猫の恩返しは全てが魅力的で驚くべきアニメだ。そしてここには宮崎駿の全てが詰まっている。だが、監督は宮崎駿ではない。このDVDに入っているドキュメンタリーで言われているように、ジブリを創設した宮崎は、年齢を重ねた事で将来の後継者問題を抱える事となった。その為、新たに若い監督を模索し始めたんだ。そして、短編コロの大さんぽで素晴らしいストーリーを練り上げた森田宏幸を見つけ、将来ジブリの監督にしようと決めたんだ。この選択は正しかった。猫の恩返しはたったの75分でしかないが、スタジオジブリの魔法が全て散りばめられている。そして宮崎監督が好んでいる少女がちょっと変わった旅をして自分自身を見つめ直すというテーマが含まれている。この映画の場合、ハルという日本の女子高生がラクロスのラケットで猫を救い、奇妙な世界へと導かれている。彼女は半ば強制的に猫の国の王子と婚約をさせられ、バロン(耳をすませばに登場した猫)が大きな猫のムタと共に助けに来る。たった75分の映画にも関わらず驚くほどのボリュームとなっており、他の映画の長さとさほど変わらないように感じさせる。アニメーション自体も他のジブリ映画と変わらず素晴らしい出来だ。

全てのジブリファンがこの猫の恩返しを楽しめると思う。皆が期待している世界最高のアニメ製作会社の全てが詰まっている。そしてこの映画から判断すれば、将来も素晴らしい映画を送り出してくれるだろう。

Stella(アメリカ)
自分自身を信じる事の大切さを思い出させる素晴らしいアニメだよ。これは年齢によって視聴制限を加えるアニメとは別次元のクォリティーさ。

E2W(アメリカ)
とても可愛らしい物語さ。ただ、俺は日本版の声の方が好きだな。

Rachel(アメリカ)
このちょっとしたお話は、私がみたスタジオジブリの映画の中でも最も面白い映画の一つ。ちょっと怠けたい日にこの映画を見るのは自分の中でもTOP5に入る位お気に入りの事なの。私の夫が誕生日プレゼントにこの映画をもらって以来、もう3回もみちゃった。

MetAzura(イギリス)
今日初めて見たんだ。とっても素晴らしかった。ちょっと微妙な所とか、ストーリーが傑作じゃないといった面もあるんだけど、それでも俺は好きだな。

luvianka66(チリ)
この映画見て笑っちゃったよ。それと、俺んちの猫を何か見直しちゃったw

121FANTASYLIFE(アメリカ)
この映画大好き!…いや待てよ…ジブリの映画全部大好き!

Krazytangerines97(アメリカ)
俺この映画20回以上見てるわ。あー、今から見てくる!!

Thornoff4(ブルネイ)
バロンはイケメン

ocachisu(アメリカ)
耳をすませばも見るべきだよ!

意外と耳すばよりも悪い評価少なかった。星2つが3件ぐらい。


 今回オススメする漫画は、またまた少女漫画なんですがストロボ・エッジです。話自体も面白いのですが、絵が可愛い。あとレン君がカッコイイ。ただ男性受けは・・・ちょっと微妙かもしれない。個人的には凄いオススメなんだけどね!・・・もう紹介する漫画ないわ^^;
 

 宮崎駿監督の作品と勘違いして見て、少しガッカリという人もチラホラいました。後は、映画自体は好きなんだけど、アメリカでリリースされたDVDに英語と日本語の英語字幕があるらしく、その英語字幕が台詞とずれていてイラッとしている人も居た。確かに台詞と字幕がズレてたらイライラしちゃうよね。場面と台詞が合ってないとか嫌だなぁ。・・・猫の恩返しの記事、遅くなって申し訳ありませんでした><(そして短くてごめんなさい)

ここに衝動的に失礼な文言を書いておりました。誠に申し訳ありませんでした。
反省・・・


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