2009年12月12日

2009年個人的優良SS選(ネギま他)

 ――と言うわけで、2009年も終わっちゃいそうな師走。今年、個人的に気にいったSSを幾つかご紹介しようという記事です。
 ま、巡回範囲も狭いので、有名処が並ぶと思いますが、ご了承を。


●魔法先生ネギま!

・『千雨の方法』(アルカディア>赤松板)

 ブッチギリで今年のNo.1に踊り出た期待作。
 ジャンルは千雨逆行。投稿回数は少ないものの(12/12現在、4)、一回の分量が半端なく、四話終了時点で原作三巻部分までが終了しています。
 オリ主でもクロスでもないネギまSSで、この時期にこんな作品が読めるとは夢にも思いませんでした。文章の量、質共に、最重量級。それでいて、決して読み難くなく、エンターテイメントでもあるのは見事の一言。
 全俺が泣いた(マジで)!!


●魔法少女リリカルなのはA's

・ジャプニカ闇の日記帳(アルカディア>とらは板『完結済』)

 タイトルから読まず嫌いして後悔することNo.1な良作。
 基本的にほのぼのさせてくれて和みます。えぇ、和みますったら!

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2009年09月10日

【ハヤテSS】猫と日向とヒナギクと(前編)

 うたた寝から目が覚めると、目の前に肉球があった。
「……」
 もう一度、じっと手を見る。
 ……肉球、ですよね?
 手と手を合わせて、幸せ(しわ合わせ)、節と節を合わせて不幸せ。などと馬鹿なことを考えながら、肉球と肉球を合わせてみる。
 プニッ
 プニプニ……
 プニプニプニ……
 プニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニ……
 だ、駄目だ。止まらない。
「現実逃避はそれ位にしたらどうだ?」
 突如として現れた見知った人影? と言っていいのか分からないけど。
「し、神父さん!」
 そう叫んだつもりの僕の口から出た言葉は、
「ニ、ニャア!」と言う鳴き声だった。


◆◆◆


「呪いだな」
 僕の説明を聞いて、開口一番、神父さんは断言した。
「多分、十四歳のくせにナイスバディで関西弁の美少女が、三味線でも叩き壊したのだろう。その、三味線の呪いだ」
「概視感あり過ぎで、どう突っ込んだらいいか困るんですけど……」
 しかし、図書館の閲覧室で調べ物をしていた時に、ちょっと、うたた寝をしたら『猫』になっていたなんて非現実的な事、誰が信じてくれるだろう? そう言う意味では、幽霊であるリィン・レジオスター神父に会ったのは、運が良かったと言えるかもしれない。
「彼女しかあるまい」
「……ですよね」
 僕は、強い力を持った和装の黒髪の少女を思いだした。
「じゃあ、そういうことで」
 しゅたっと手を上げ、立ち去ろとする神父さん。
 ええっ!? ちょっと待って下さい! 伊澄さんを呼んできてくれるんじゃないんですか?
「悪いが、五時から東○MXで神●合体ゴーダンナーの再放送があるからな。帰らねばならない」
「あなた、それでも神父ですかっ!?」
「少年、試練は一人で乗り越えてこそ意味があるのだ。健闘を祈る」
 キラリと歯を光らせて微笑みを浮かべる神父さんだが、絶対、面倒だからに決まっている。
 僕は即座に爪を出し、神父さんに向かって必殺の一撃を叩き込む。が、当然ダメージを与えられるわけもなく、神父さんは煙の様に消え去ってしまった。
 ――と、その時、神父さんの声だけが届いた。
『言い忘れたが、猫になると脳も猫化していくので、人としての意識を保ってられる時間は長くないと思った方がいい』
「だったら、伊澄さんを呼んできて下さいよ!!」
 そう叫ぶ僕の声は、既に猫の鳴き声でしかなかった。


◆◆◆


「美希ちゃん、理沙ちゃん。猫さんだよ」
「ほう、珍しいな。迷い猫か?」
 学院内を伊澄さんを捜して、文字通り駆けずり回っていると、瀬川さん達と出会った。
 相変わらず、生徒会の仕事を放り出して遊んでいるらしく、心の底からヒナギクさんは大変だなぁと同情してしまう。
 そんな中、「おいでおいで」と、瀬川さんが猫じゃらしを持って僕を呼ぶ。
 残念ですが、今は瀬川さん達と遊んでいる時間はないんです。伊澄さんを捜すのが最優先事項ですから。だから、猫じゃらしなんかに気をとられたり……
「おーい、猫さーん、おいでー」
 たり……
 り……

「にゃあ」
「おー、人懐っこいな。飼い猫だな、多分」
 ち、ちょっと、花菱さん。あんまりお腹を撫でないで下さい。なんと言うか、その……、危ないですから。
「えー、そうなの? あ、首にリボンしてるよ。女の子なのかな?」
 瀬川さんが、僕の喉の辺りをくすぐりながら朝風さんに尋ねている。
 その、瀬川さんも、そこはあんまり責められると困るのですが……
「どれ?」
 そんな二人に撫で回されていた僕を助けてくれたのは朝風さんだった。
 朝風さんは、僕の両腕を持ち、顔の辺りまで高く持ち上げ、お腹から下の辺りを凝視……って! 何を見ているんですか朝風さん!!
 僕は暴れて朝風さんの手から逃れた。
「オスだな」
「オスか」
「男の子なんだ♪」
 うう、もうお婿にいけない。
 そう肩を落として黄昏ていると、後ろから、ひょいと抱きかかえられた。
「そう言えば、この子、少しハヤ太くんに似ているよね」
 瀬川さんは、僕を子供を抱くようにかかえ、頬ずりしながら言った。
(えっ?)
「言われてみれば、確かに……」
「成る程、模様が執事服っぽいな」
 瀬川さんの発言に頷く二人。
「女の子っぽいとことか」
「不幸そうなとことか」
 シクシクシクシク。
 猫になっても、僕は、そんな印象なんでしょうか?
「でも、可愛いよ。連れて帰ったら駄目かな?」
 瀬川さんは僕を胸の前で抱きしめながら、花菱さん達に訴える。
 えっと、瀬川さん? 気に入ってくれたのは嬉しいんですが、流石にそれは……。それに、さっきから背中に当たっている柔らかいものが、ちょっと、その、アレでして……。で、でも、意外と瀬川さんって……
「……それは駄目だろう」
 花菱さんが珍しく常識的な判断を下す。
「えー、飼い猫さんだから?」
「それもあるが、見ての通り、この猫はハヤ太くん似だ」
「うん?」
「泉の所には、あの変態執事がいるだろ?」
「虎鉄くん?」
「ホ●ネタや女装ネタは需要があっても、流石に、獣●はマズいと思うぞ?」
 前言撤回。
「考えてもみろ、泉。現実のハヤ太くんには全く相手にされず、一人悶々と時刻表を眺める、そんな夜更け。たぎる欲望を持て余し、妄想の中のハヤ太くんに、あんなことやこんなことの限りを尽くしいる時、ふと、目の前にハヤ太くん似の猫が横切る……。これで何も起こらない訳がない!!」
「何事も合意は必要だしな」
 ちょ、朝風さん! 問題はそこですか!?
「ひ、酷いよ虎鉄くん……。猫さん、こんなに可愛いのに」
 瀬川さんも!
 一応、お付きの執事なんですから、少しくらいは信じてあげたらどうですか? 幾らあの変態でも、猫を相手にすると言われるのは流石に気の毒ですよ。
「お嬢。ここにいましたか」
「ひゃあっ! こ、虎鉄くん!!」
 すると、噂をすれば影などと言う格言を信じてしまいそうになるタイミングで変態が現れた。
 とっさに僕を背中に回し、変態の目から隠す瀬川さん。
「……お嬢。今、何を隠しました?」
 う、目ざとい。変態のくせに。
「や、やだなぁ、虎鉄くん。何も隠してないよぅ?」
 瀬川さん……。多分、僕の尻尾がスカートの下から見えてます。
「お嬢……」
「はぇ?」
 疾い! 名前を呼びかけ、前方に注意を引きつけたかと思うと、瞬時に瀬川さんの死角に移動して、あっと言う間に背後をとった。
 変態とは言え、流石に執事。変態だけど。
「またですか。お嬢」
 僕を見て、溜め息混じりに変態が瀬川さんを注意する。けど、この口振りだと、瀬川さんは動物を拾ってくる常習犯の様だ。
「最近、黒猫に携帯電話をかっさらわれたのを忘れたんですか?」
「うう……、あれは偶々だよ虎鉄くん。きっと猫さんにも携帯が必要な事情あったんだよ」
 どんな猫ですか。三千院家のタマじゃあるまいし。
「兎に角、駄目です。お嬢の好きにさせると、屋敷が動物で溢れかえってしまう」
「で、でも、猫さんこんなに可愛いんだよ? お願いだよ、虎鉄くん!」
 いつの間にやら引き取る気になっている瀬川さんが、僕を変態の目の前に突きつける。
「こ、これは……」
「ね、可愛いでしょ?」
 変態の瞳が妖しく光ったのを僕は見逃さなかった。――と言うか、なんとも言えない悪寒が背筋を駆け抜けたんだけど。
「飼いましょう。お嬢!」
「ホント? 虎鉄くん!?」
「勿論です。お風呂から下の世話までこの私が念入りに躾ましょう。そう、名前は当然、ハヤ……」
 変態に最後まで喋らせずに、僕は鋭利な爪を縦横無尽に閃かせた。


続く





2009年09月06日

【pieces】妄想の欠片達(03)『笑顔』

「ハ、ハヤ太君。これ!」
「せ、瀬川さん!?」
 ある日の放課後、ハヤテは話があるからと校舎裏に呼び出された。呼び出したのは、『いいんちょさんレッド』こと瀬川泉。そこでハヤテは、一通の手紙を突き付けられた。いや、違う。これはどう考えても……

『ラブレター』

「え……」
 頭の中が真っ白になった。
 視線を目の前に移すと、有り得ない程真っ赤になっている泉がいる。確かに、レッドの名に恥じない完熟振りで。
(――じゃなくて! 瀬川さんが僕に?)
 正直、信じられなかった。確かに、仲が良いかと尋ねられれば、悪くはないと答えるのは吝かでない。しかし、決して、惚れた腫れたの間柄になる様な関係ではない……と思う。
「と、兎に角、瀬川さん、落ち着いて。いきなり過ぎて僕には判断が……」
「……もらっちゃった」
「へ?」
「ラブレター貰っちゃったよ! ハヤ太君!!」


◆◆◆


「つまり……、下駄箱にラブレターが入っていた訳ですね?」
 ハヤテの言葉に泉はコクコクと頷いた。
 そして、息もつかずにグレープフルーツジュースをズズーと飲み干し、と同時に、カフェのテーブルにばったりと突っ伏す。
 ちなみに、カフェと言ってもテイクアウトで、ハヤテ達が陣取ったのは、白皇学院の広大な敷地に点在するテーブル付きの休憩スペースの一つである。
 周囲は充分に手の入れられた木々に囲まれ、他人の目を気にせずに話し込むには、最適な場所であった。
 ハヤテは、自分用に買い置いたカフェオレのカップを両手で包み込む様に持ち、当初から不思議に感じていた事を、泉に尋ねた。
「それはそうとして……何で、僕なんですか?」
 ハヤテの疑問に泉は顔だけ上げて答える。
「ほぇ? だって、歩ちゃんはハヤ太君の事好きだよね?」
「――は?」
「だからだよ」
「え、いや、何でそうなるんですか? ――って言うか、そこで西沢さん?」
 ハヤテは一瞬、テンパるが、ふと、泉の環境を思い出して腑に落ちた。
 泉と言えば生徒会役員三人衆。だが、他の二人には絶対に相談は出来まい。何故なら遊ばれてしまうのは目に見えているから。『苛められるのとか好き』な泉としては、またとない環境なのだろうが、流石に、こと、恋愛沙汰となると相談するのは憚られるのだろう。
 その気持ちは凄く良く分かる。経験的に。
 そもそも、告白された立場の人間の協力が必要なのだから、最低限、好意を寄せられた事が有るのが必須と考えた様だ。
(なるほど……。それで僕になった訳ですか)
 一体、どの程度、彼女との関係を把握しているのかは気になったが、とりあえず、泉の力になるのに異存はなかった。
「分かりました。僕でお役に立てるのなら、相談に乗りますよ」
「ホントに!? 有り難う、ハヤ太君!」
「あんまり、期待されても困るのですが……」
 泉の勢いに苦笑いのハヤテ。
 言葉の通り、ハヤテとて決して恋愛に長けている訳ではないのだ。むしろ鈍いと言われたりしている。自覚も多少は有った。主に西沢さんのアタック関連を総スルーしていた段階で――本当に悪いことをしたと思っているが――不器用さは折り紙付きだ。
 仮に、ヒナギクの機転が無ければ、彼女との関係は潮見高校の一クラスメート以上になりえなかっただろう。
(ヒナギクさん並の機転が、僕にもあれば……って、アレ?)
「あの……、ヒナギクさんに相談とかは考えなかったんですか?」
 ハヤテは、一種、アイドル的な人気を誇る白皇学院生徒会長の名を上げた。モテると言えば、彼女程、モテる少女もいない。
「ヒナちゃん?」
「ええ、ヒナギクさんなら、その手の経験が豊富なんじゃないでしょうか?」
「でも、ヒナちゃんの貰うラブレターって、女の子ばっかだよ」
「……そ、そうなんですか?」
「うん」
 小さく首を傾げながら泉。
 対して若干、引き気味のハヤテ。
 更に泉が言うには、バレンタインもチョコレートが山盛りだったらしい。
 らしいと言うか何と言うか。大抵の男子生徒は、ヒナギクの完璧超人振りに怖じけ付く様だ。
 かく言うハヤテも、ヒナギクの前では緊張する。もっとも、ハヤテの場合は、自身の不甲斐なさを叱られるのではないか? と言う、ある種の子供じみた感情からだが。
「何で私なのかな〜?」
 相変わらずテーブルに突っ伏したまま、泉がうめく。
 ヒナちゃんみたいに何でも出来て、美人さんならわかるけど……などと呟きながら、むしろ、ラブレターを親の仇を見る様な目で見ている。
「嬉しくないんですか?」
 そんな微妙な泉の様子に、ハヤテは思わず尋ねた。
「そりゃあ、嬉しいけど……」
「けど?」
「だって、全然知らない人に告白されても、一体、私のどこが気に入ってくれたのかも分からないし……」
 泉は、ラブレターをかざし、心底困った表情を見せる。
 そう、手紙の差出人は顔も名前も全く憶えのない男子生徒。ハヤテも了承を得て、一通り目を通したが、所謂、テンプレ通りのラブレターで、相手を特定出来る様な情報はなかった。
「あの、調べるのは難しくありませんけど?」
 とりあえず、名前は分かっているのだ。情報を得るのは容易い。が、泉にとって、問題はそこではないらしい。
 一体、何を困っているのか?
 ハヤテの知る限り、瀬川泉と言う少女は、極めて裏表のない性格である。基本的な友好度が高く、泉を嫌う人間は極少数であろうし、泉が嫌う人間も、また然り。
 その社交性の高さに我知らず、自らの主である三千院ナギのコミュニケーション能力を比較して溜め息をついてしまうハヤテだったが、何かが引っかかった。
(まぁ、お嬢さまも、全ての人達に対して引きこもる訳でもありませんし……)
 好意的に接してくる人間を単純に信用出来ないが為、現在のナギが形成されたと言って良い。しかし、三千院家の跡取りとしては致し方ないだろう。命を狙われるのが日常茶飯事だったのだから。
 とは言え、好意には好意で返したくなるのが人の常。ハヤテもそうだ。
 好意には好意。
(……あれ? ひょっとして瀬川さん……。そう言うことなんですか?)
 目の前のテーブルでは、相変わらず泉がへたっている。
 ハヤテは極短時間で思索をまとめ、おもむろに泉に話しかけた。
「瀬川さん、聞いてくれますか?」
「ほえ? ハヤ太君?」
「大事な話です」
 ハヤテの真剣な表情に首を傾けながらも、泉は姿勢を正す。
 ハヤテは、そんな泉を真正面から見据え、おもむろに言い放った。
「僕は、瀬川さんのことが好きです。付き合ってくれませんか?」
「ほえ?」
「僕とお付き合いして下さい」
「……」
「……」
「にゃーーーーーっ!?」
 一瞬、ハヤテの言葉に、泉は呆気にとられた様だったが、みるみるうちに顔が朱にそまり、凄まじい絶叫が白皇学院の木々を揺らした。


◆◆◆


「うう……、酷いよハヤ太君」
「すいません。でも、これでおあいこと言うか、何と言うか……」
「?」
 泉の白皇学院全体に響こうかという絶叫と狼狽が一段落ついたところで、ハヤテは自らの意図の全てを明かした。
「――で、どう思いましたか?」
「どうって……、ビックリしたに決まってるよ。ハヤ太君の馬鹿!」
 バカバカバカと連呼して珍しく憤然としている泉を苦笑しつつ見つめたまま、ハヤテは黙って先を促す。
「……えっと、でも、ハヤ太君なら分かってくれるよね?」
 若干、上目使いになりながら泉はハヤテに尋ねた。
「……さあ?」
「もー、ズルいよハヤ太君!」
「瀬川さんが言ってくれないと、諦めきれませんから」
 ――と、ハヤテは澄まし顔。
 対して、少々困り顔と言うか、照れた様にも見える泉。暫しの逡巡の後、どうやら観念したらしい。
「……ハヤ太君の事は好きだけど、お付き合いとかはよく分からないから、今までのままでいいなら……えっと、その、ごめんなさい!」
「友達なら良いんですよね?」
「も、勿論だよ! ハヤ太君」
 シミュレーションだと言うのに、本番さながらの勢いで返事をする泉を微笑ましく感じながら、ハヤテは頷いた。
「それで良いんじゃありませんか?」
「いいの? でも……」
「それが納得出来ない様なら、人を好きになるなんて無理だと思いますよ?」
「でも……、苦しくないのかな?」
 泉の言葉に、ハヤテは言葉に詰まる。
「……だと思います。けど……」
「歩ちゃんは、ちゃんとしたんだよね?」
「はい。正直、凄いと思います」
「……でも、それだけ、ハヤ太君の事が好きってことなんだ」
「……そうなんでしょうね」
 普段なら、真っ赤になって否定の一つもしてしまうハヤテだが、ここでは、素直に頷く。なぜなら、歩の想いを否定するのは不実に思えたからだ。
「いいなぁ……」
「え?」
「ヘへへ。なんでもないよ」
 そう言うと、泉は元気よく席をたち、ペコリとハヤテにお辞儀をした。
「ありがとうハヤ太くん。お陰で助かったよ」
 泉は感謝の言葉を述べると、にゃははと、照れ笑いの様な笑顔を見せた。
「あんまり、お役にたった気はしませんけど、瀬川さんが元気になったのならなによりです」
「そんなことないよ。すごーく、すっごく助かったんだからね!」
 裏表のない泉の笑顔は、観るものの心を柔らかく包み込む。自然とハヤテも笑顔になった。
 そしてハヤテは、ふと、気付く。なるほど――と。
「……そう言うことなんでしょうね」
「はにゃ?」
「いえ。きっと、手紙の彼も、そんな瀬川さんを好きになったのかなーって」
「え、え、えっ?」
「そうですよね。考えてみれば、すぐに分かりそうなものなのに……」
 ハヤテはイヤハヤという風に腰に手を当て、頭を左右に振る。
「は、ハヤ太くん。理由、分かったの?」
「あ、はい。多分、間違ってないかと思います」
「な、何?」
 泉は勢い込んでハヤテを問いただす。が、
「……」
「……」
「内緒です」
「ハヤ太くーん!?」
「僕の好きな瀬川さんは、こんなことを知らなくても素敵な女の子ですよ?」
「は、はにゃ!?」
 にっこりと微笑み、そう宣い、ハヤテは泉を煙にまいた。






2009年07月21日

マリアさんの有難い御言葉

22d48ccc.JPG

 どうも移行作業が上手くいってません。困ったもんだ。
 駄文日記ブログははてなに移行してます。お暇な方は覗いてやって下さい。


http://d.hatena.ne.jp/grepanz/


2009年06月30日

ハヤテブログ界隈の変遷。私見(まとめにかえて)

・全集無警戒『6/29 ちょっと整理が必要』
http://openfire.seesaa.net/article/122490480.html

>個人的な状況の変化もあるのでTBを基準にされるのは微妙に不安があります。最近は完全に受けに回っているなぁ……。

 こいんさんのもっともなコメント。
 ただ、その部分を考慮しても、尚、一定以上の指針にはなると考え、記事にしてみた次第です。
 ご迷惑を掛けてしまったかもしれませんが……


 さて、こっからは『ぶっちゃけトーク』込みです(笑)。

 最初の方の記事を読めば解ると思いますが、当初、僕は、かなり恣意的な記事を書くつもりでいました。
 それこそ、『ハヤテブログ界隈は衰退しました』的な(笑)。
 しかし、データを眺めているうちに、気が変わりました。やはりこれは簡単に判断は出来ないと――
 まぁ、敢えて言えば、現在進行している現象はハヤテ界隈の『不可視化』でしょうが。

・ゲームの戯言+α『現在、ハヤテのごとく!の感想を書いているブログはどこ?』(20090104)
http://musyarerocs.blog96.fc2.com/blog-entry-985.html

で確認したところ、現在(20090630)更新を継続(この一ヶ月以内に漫画のハヤテ関連の記事を上げたことのある)しているブログは、66ブログ中52ブログ。
 元データ自体が(20090104)時点のものであると考えると、決して低いものではないと思います。
 この不可視化に一役かっているであろう出来事は幾つか思い浮かびますが、因果関係を証明するのは至難の業でしょう。
 でも、ま、参考までに(笑)。

・『明日はきっと。』ニュースサイトとしての機能の低下(20090924)
・『360度の方針転換』第193話被TB20

・ハヤテのごとく!SNS開始(20090403)
・『360度の方針転換』第219話被TB18

・ついったー(笑)


 ……マジ、因果関係が見えません(笑)。
 ハヤテのごとく!SNS開始時前後のデータを見てみても、前五話の平均被TBは『14.0』。後五話の平均被TBは『12.0』(第225〜229話平均被TB『12.6』)。
 一見すると『ありそう』に思えますが、後半五話はGWが絡んでるので、判断が難しいです(サンデーが休みだったり)。
 そして我が身を省みて、何故、トラックバックを打たなくなったか考えてみると、トラックバックを打たなくても、読んで欲しい人達(読者ではない)には読んで貰えると知る様になったからだと気付きました。
 要するに、思いっきり『馴れ合った』状態に陥っていた訳です(笑)。
 僕でさえ二年半。長いブロガーなら三年半を超えるコミュニティを形成し、特に、この二年程はオフ会やツイッター、その他もろもろの親交を深める機会を得て、親和度は限界近くまで引き上げられていたのかもしれません。
 そして、SNSへの移行(掛け持ちの場合が多いですが)。ツイッターでのコミュニケーション。
 今までブログ上でやりとりされていたものが、言い方は悪いですが『地下に潜った』わけです(ただし、あの時点でのSNSの発足は、かなりの冒険でもあり、現存するハヤテ界隈を保護する意味においては最善の選択だったとは思います)。
 勿論それは、こちらから見ての話で、見方を変えれば間口が広がったとも言えますし、また、FC的な活動にはSNSの方が向いているのは明らかです。
 つまり、『既存のハヤテブロガー』にとっては、ハヤテ『ブログ界隈』の重要度が下がったと言えるのではないでしょうか?
 ただし、あくまでも、『既存のハヤテブロガー』にとってです(笑)。
 新規参入ブログには、そんなこと知ったこっちゃありません(笑)。少なくとも、僕なら気にしません(断言)。
 仮にこのまま、一定以下のレベルまでブログ界隈の機能が低下すれば(SNSに更に移行が進むとか)、幾つかの起点となるブログから、新しいコミュニティが発生する可能性すらあります。

 そしてそれは、ちょっと面白いかも? と思っている僕がいる(笑)。

 『ハヤテのごとく!』には、まだ、それくらいのポテンシャルは残っているんじゃないかな? と思うわけです。


・関連参考

・ゲームの戯言+α『現在、ハヤテのごとく!の感想を書いているブログはどこ?』(20090104)
http://musyarerocs.blog96.fc2.com/blog-entry-985.html

・360度の方針転換『ハヤテのごとく!感想ブログ リンク集』
http://blog.livedoor.jp/death6coin/archives/50101976.html

・とあるブログの舞台裏『ハヤテのごとく!界隈の変遷』
http://weblognote.blog50.fc2.com/blog-entry-310.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51247583.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷(02)』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51247689.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷+』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51248088.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷(03)』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51248224.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷(04)』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51249220.html


※ブログ名の勘違い、書き間違いの類いがあればスイマセン。かなり急ぎの仕事なので、ご理解お願いします。


360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷(04)

○[五章]現在、そして未来〜

 第188〜200話までの平均被TB数は『19.38』。
 第200話が『GW編突入』であることを考えれば、さほどの低下ではないが、第196話からの平均被TBは『17.6』。200話を除いて被TB20に届いていない。

・第200話被TB21ブログ(20081112)

・tanabeebanatの日記
・意味不明な小部屋
・ゲームの戯言+α
・▽架空の杜△
・蒼のごとく!
・サクラ咲く夜に
・気ままな道の先
・太陽6000度で焼いた餅
・意味不明な小部屋
・ゲ〜ムやマンガのきゃらと〜く
・星の海に行こう
・はやく目を覚ませ
・乱文乱舞ランブル
・PureSelectMaria
・夢の残滓
・しっぽきり
・ゲ〜ムやマンガのきゃらと〜く
・AAA??悠久の風
・荒川キャッチデイ
・まんがにゃんこのきまぐれ日記
・眞華の感想日記
・Moon of Samurai


 参考までに、第100話被TB23ブログ(20061018)(先頭に○印は、第200話と重複しているブログ)。

・○Moon of Samurai
・○▽架空の杜△
・○意味不明な小部屋
・○tanabeebanatの日記
・○星の海に行こう!
・○ゲ〜ムやマンガのきゃらと〜く
・ヒナギク様をみてるっ!?
・万事屋あんごるも
・ヘイルトゥ一休さんっ!!
・萌えを得たオタのごとく!2
・ヒナギクさんといっしょ♪
・だらだらYOMIYA
・ガンぽに
・一方通行マンガway
・悪のメイドブログ
・くるくるぱたぱた
・ライク・アライブ
・ふるぱーしゃる
・☆yasiのひとりごと
・あるSS作家の「立ち話で何だ?」
・竜人イグニール
・けー☆のーと


 約二年の歳月を生き残った強者達(笑)。勿論、他にも存在してますが、流石と言わざる得ません。

・参考記録

・100話&200話被TB比較/100>200
・Moon of Samurai    27> 7
・▽架空の杜△      3> 3
・意味不明な小部屋   10>10
・tanabeebanatの日記  15> 5
・星の海に行こう!    8> 9


 さて、第200話以降の平均被TBの推移であるが、順調に下降線を描いている。

・第201〜210話平均被TB『13.3』
・第211〜220話平均被TB『13.0』
・第221〜229話平均被TB『11.0』


 第188〜200話までの平均被TB数が『19.38』であることを考えればかなりの下落である。
 ただし、ここには欺瞞もある。
 そう、トラックバックは、基本、打てば帰ってくる場合が多いのである。だから、初期に積極的にトラックバックを打っていたブログが打たなくなって、被トラックバックが減少する例は多い。
 そして、それとは別に、記事が上がるタイミングにも左右される。
 『360度の方針転換』は比較的、その問題点をクリアしているため、分析対象としての価値が高い。


・第210話被TB13ブログ(20090204)

・tanabeebanatの日記
・はやく目を覚ませ
・風の舘
・荒川キャッチデイ
・乱文乱舞ランブル
・太陽6000度で焼いた餅
・しっぽきり
・蒼のごとく!
・眞華の感想日記
・君と見た夢
・気ままな道の先
・日常と紙一重の世界
・セカコン〜ナギと紅茶を楽しんで〜


・第220話被TB13ブログ(20090415)

・tanabeebanatの日記
・はやく目を覚ませ
・荒川キャッチデイ
・乱文乱舞ランブル
・太陽6000度で焼いた餅
・ゆきヤミ
・気ままに日日の糧
・日常と紙一重の世界
・セカコン〜ナギと紅茶を楽しんで〜
・ヒナギクちゃんねる
・星の海に行こう
・はるばーもんど
・ゲ〜ムやマンガのきゃらと〜く


・第229話被TB13ブログ(20090624)

・tanabeebanatの日記
・Royal Princess Athens
・荒川キャッチデイ
・乱文乱舞ランブル
・ハヤテのごとく!!に恋してるっ!?
・しっぽきり
・気ままに日日の糧
・日常と紙一重の世界
・セカコン〜ナギと紅茶を楽しんで〜
・ヒナギクちゃんねる!
・星の海に行こう
・かをぬくな〜
・ゲ〜ムやマンガのきゃらと〜く


・関連参考

・ゲームの戯言+α『現在、ハヤテのごとく!の感想を書いているブログはどこ?』(20090104)
http://musyarerocs.blog96.fc2.com/blog-entry-985.html

・360度の方針転換『ハヤテのごとく!感想ブログ リンク集』
http://blog.livedoor.jp/death6coin/archives/50101976.html

・とあるブログの舞台裏『ハヤテのごとく!界隈の変遷』
http://weblognote.blog50.fc2.com/blog-entry-310.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51247583.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷(02)』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51247689.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷+』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51248088.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷(03)』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51248224.html


※ブログ名の勘違い、書き間違いの類いがあればスイマセン。かなり急ぎの仕事なので、ご理解お願いします。


2009年06月28日

360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷(03)

○[四章]そして祭りの後

 多少、データ的に不安がありますが、アニメの終了時期のデータの比較をしたいと思います。

・165話>被TB21
・166話>被TB22
・167話>被TB23
・168話>被TB20
(第168話「20080319」)
(170〜173話は被TB0。169話は被TB1)
(第175話「20080507」)
・175話>被TB16
・176話>被TB24
・177話>被TB24
・178話>被TB21

 第178話。アーたん編。『THE END OF THE WORLD1 君が望んだ三千世界』(20080604)スタート。
 ハヤテのアニメも終了し、勢いが落ちるかと思われていたハヤテ界隈ですが、データ的には特に際立ったものもなく、ターニングポイントと言われる『ロイヤル・ガーデン』編へ。

・360度の方針転換『第178話被TB21ブログ(先頭に「○」は、「サクラ咲く夜に」と被っているブログ)』

・○ゲームの戯言+α
・〜器用貧乏人宝〜
・tanabeebanatの日記
・蒼のごとく!
・サクラ咲く夜に
・気ままな道の先
・○眞華の感想日記
・太陽6000度で焼いた餅
・意味不明な小部屋
・ゲ〜ムやマンガのきゃらと〜く
・AAA??悠久の風
・○Mesanaの誤爆日記
・眠い2000の空想ブログ
・暇ワリの咲く頃に〜西沢さんと共に
・漫画とハヤテとアニメと私
・この世のすべてをナギ倒せ
・○星の海に行こう
・○はるばーもんど
・○奇跡の鳥ムトウス
・○はやく目を覚ませ
・○乱文乱舞ランブル


 そして、『サクラ咲く夜に(被TB24)』のみ送信ブログ。

・maraの不定期日記
・わたら瀬川の泉
・今の気分±0
・いすみて
・普通でノーマルな話
・西向くままに〜西沢さんとあゆむ道〜
・ネスの日記
・清く流るる泉の如く
・colorless無色の日記
・今日と明日の
・360度の方針転換
・Pure Select Maria


 この辺りは、ハヤテをメインの一つに立てているとは言え、総合漫画感想ブログである『360度の方針転換』と、愛沢咲夜FCである『サクラ咲く夜に』との色分けが如実に現れていると言って良いだろう。
 アニメ化と共に多数現れた各キャラFCが流石に目立つ。
 この『ロイヤル・ガーデン編』十話の平均被TB数は『19.9』。全盛期に比較すれば多少の下落傾向にあるものの、ほぼ横ばいを示している。
 ちなみに、第187話の被TB21ブログは以下の通り。

・ゲームの戯言+α
・〜器用貧乏人宝〜
・蒼のごとく!
・サクラ咲く夜に
・気ままな道の先
・太陽6000度で焼いた餅
・意味不明な小部屋
・ゲ〜ムやマンガのきゃらと〜く
・この世のすべてをナギ倒せ
・星の海に行こう
・はるばーもんど
・奇跡の鳥ムトウス
・はやく目を覚ませ
・乱文乱舞ランブル
・Pure Select Maria
・maraの不定期日記
・夢の残滓
・風の舘
・しっぽきり
・静夜詩
・HANG-UP Station


 この時期の『360度の方針転換』は、ハヤテ界隈以外から見た場合のフラグシップの一つであり、新規参入ブログの分かり易い目印であると同時に、古参ブログの要的な位置付けもあり、非常にカオスなトラックバックを受けている。
 他のバリバリハヤテ系のブログに比べ、敷居が若干低いのかもしれない。


・参考記録(第187話各ブログ被TB数)

・ゲームの戯言+α   被TB23
・〜器用貧乏人宝〜   被TB20
・太陽6000度で焼いた餅 被TB15
・眞華の感想日記    被TB14
・くるくるぱたぱた   被TB10
・▽架空の杜△     被TB 3
・サクラ咲く夜に    被TB24
・そして僕たちは〜   被TB13
(※そして僕たちは西へ向かった)


・関連参考

・360度の方針転換『ハヤテのごとく!感想ブログ リンク集』
http://blog.livedoor.jp/death6coin/archives/50101976.html

・とあるブログの舞台裏『ハヤテのごとく!界隈の変遷』
http://weblognote.blog50.fc2.com/blog-entry-310.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51247583.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷(02)』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51247689.html

・ヒナギクさんちの晩ご飯『360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷+』
http://blog.livedoor.jp/pandab3/archives/51248088.html

※ブログ名の勘違い、書き間違いの類いがあればスイマセン。かなり急ぎの仕事なので、ご理解お願いします。


360度の方針転換の被トラックバックから見るハヤテ界隈の変遷+

 カームさんが某所でミルトさん(MOON CHRONICLE)の座談会のことに触れていましたが、ログを見ると、(20070307)で、アニメ化に向けての座談会だった様です。
 参加メンバー
・ミルト(MOON CHRONICLE)
・タカヒナ二号(ヒナギク様をみてるっ!?)
・カーム(ぷらずまだっしゅ!)
・士月(Moon of Samurai)
・きよ(明日はきっと。)
・公☆(そして僕たちは西へ向かった)
・28(脱力系無気力。)
・のぞむ(自称なにもない!)


 あくまでも個人的にですが、僕にとって『MOON CHRONICLE』は凄く遠かった記憶があります。
 ハヤテ界隈では対岸にある様な感じで、今一つ捕らえきれてませんでした。
 力不足のせいか濃いめの考察はまず捕捉されないし、俗に言うkkGに取り上げられる様な記事(MOON CHRONICLEでも取り上げてもらいましたが)は大体別経路だったもんで、あそこで盛り上がってるハヤテ界隈は、僕には別世界だったな(苦笑)。
 別にそれがどうこうではなくて、盛り上がっていた時期ですら、その程度の断絶はあったわけです(笑)。
 むしろ、アニメ化以降参入のブログの方が取り上げられていたと思う。
 そんな印象。


・とあるブログの舞台裏『ハヤテブロガー界隈が衰退したとしたら、その原因はなんだろう?』
http://weblognote.blog50.fc2.com/blog-entry-577.html

 アニメ化については同意といえば同意だが、問題は飽和ではなく大規模流入の衝撃によって「分断・孤立化」が起こったことではないかなぁ。アニメやゲームの情報が混じることでハヤテをやっているサイトの情報が錯綜してしまい多様性を示せる形でコミュニティを形成できなくなっている。濁流の中で目立つところが中州に集まっているような状態であるために見掛け上「狭い大手が馴れ合っている」ように見えてしまっていると思われる。


・普通でノーマルな話『ハヤテブロガー界隈は衰退しました』(20080525)
http://blog.livedoor.jp/hamster_dx/archives/51151288.html
――に対するこいんさんの記事なんですが、当時、思いっきり同意した記憶があります。
 で何が言いたかったかと言うと、前記事での参考記録。

・参考記録
・被TB数推移(話)140/150/160
・360度の方針転換 21>23>22
・星の海に行こう 16>15>12
・tさんの日記   9> 7> 8
・サクラ咲く夜に 12>18>26
・ゲームの戯言+α18>23>28
・日付(20070822)>(20071031)>(20080123)
※勿論、『tさんの日記』は『tanabeebanatの日記』です。スペースの関係でスイマセン。

 が、上手く表現しています。
 端的に言って、この時点では、ハヤテ界隈と言う限定した場所ですが『360度の方針転換』ですら、メインの一つにしか過ぎない状況になっていたと思います(とは言え、それでも充分な影響力を持っていたと思いますが)。
 実際、アニメ化前は、ソコソコ数が増えていたとはいえ、ハヤテ界隈はソリッドな形態を維持していた様な気がします。過不足がないと言うか。
 良くいえば、一個の生物の様な。
 悪くいえば、完結していた様な。

 アニメ化が如何に暴力的な圧力を界隈に加えていたかは、このデータを見れば明らかです。

・ゲームの戯言+α『ハヤテのごとく!アニメ感想被トラックバック推移』
(話) 1> 5>10>26>52
(TB) 0> 8>38>58>59


 アニメ化と言え、TX系。加えて、半数くらいの原作感想サイトは、最初からノータッチか、内容も手伝って、途中でリタイアしたブロガーもソコソコいた筈。
 決して、感想記事としてはまんべんなく潤したとは言えない状況だったと思います。
 簡単に言うと、一部のハヤテ系ブロガーには、あんまり直接的にメリットがなかった。


 ――で、冒頭の僕の愚痴に戻るわけですが、『別にそれがどうこうではなくて、盛り上がっていた時期ですら、その程度の断絶はあったわけです(笑)。』は素直な感想です。
 こいんさんの『大規模流入の衝撃によって「分断・孤立化」が起こった』と言う発言を身をもって感じていたのは、むしろ古参と呼ばれた一部のブロガーだったのかもしれません。


・参考記録

 以下が、第160話での『ゲームの戯言+α(被TB28)』『サクラ咲く夜に(被TB26)』の被トラックバック先の一覧だが(被りはあり)、合計で32サイト。

・ゲームの戯言+α
・White&Pure
・ネスの日記
・パワAのいろいろ日記
・〜器用貧乏人宝〜
・いすみて
・真・踊り子の雑記
・tanabeebanatの日記
・萌えを得たオタのごとく!2
・星の海に行こう!
・蒼のごとく
・サクラ咲く夜に
・ひなぎくのなく頂に葱
・さくら日記
・くるくるぱたぱた
・疾風の様に輝いて
・タカヒナの乱雑日記
・夢の残滓
・気ままな道の先
・眞華の感想日記(未熟)
・二次元と香辛料
・今の気分±0
・太陽6000度で焼いた餅
・麒麟の未来日記
・上下左右
・そして僕たちは西に向かった
・わたら瀬川の泉
・maraの不定期日記
・Moon of Samurai
・MOON CHRONICLE
・360度の方針転換
・乱文乱舞ランブル


 そして下記は、上記以外で『360度の方針転換』にトラックバックを打ってきたブログである。
 5/22は、決して小さくはないと思う。

・▽架空の杜△
・ふるぱーしゃる
・意味不明な小部屋
・K-Note
・ゲ〜ムやマンガのきゃらと〜く