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接種
2010年01月09日
2010年1月8日 20時03分 毎日新聞
新型インフル:ワクチン接種後に呼吸困難や血圧低下46件
厚生労働省は8日、新型インフルエンザワクチンの接種後に、呼吸困難や血圧低下に陥る「アナフィラキシー」を起こした例が46件報告されていることを、専門家会議で明らかにした。報告の頻度は10万件当たり0.6件で、一般的な発生率とされる10万件当たり1件より低いことなどから、専門家会議は「重大な懸念はない」と結論付けた。
アナフィラキシーはアレルギー症状の一種で、注射で起こる代表的な副作用。
厚労省によると、ワクチンは昨年12月末までに約830万回接種され、医療機関からアナフィラキシーの報告が102件あった。専門家が検討した結果、このうち46件は接種との因果関係があると判断された。意識を失うなど入院相当のケースも20件含まれていたが、いずれも回復しているという。
このほか、今月5日までに脳炎・脳症で7件、神経まひなどを起こすギラン・バレー症候群で5件の副作用報告があったが、これらも季節性のワクチンと比べて際立った危険はないと判断された。
昨年末までに接種されたワクチンはいずれも国産だが、カナダでは日本が輸入を予定し承認手続き中のワクチンを巡り、約17万本の接種で7件のアナフィラキシーの報告があったため、使用が中止されている。
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新型インフル:ワクチン接種後に呼吸困難や血圧低下46件
厚生労働省は8日、新型インフルエンザワクチンの接種後に、呼吸困難や血圧低下に陥る「アナフィラキシー」を起こした例が46件報告されていることを、専門家会議で明らかにした。報告の頻度は10万件当たり0.6件で、一般的な発生率とされる10万件当たり1件より低いことなどから、専門家会議は「重大な懸念はない」と結論付けた。
アナフィラキシーはアレルギー症状の一種で、注射で起こる代表的な副作用。
厚労省によると、ワクチンは昨年12月末までに約830万回接種され、医療機関からアナフィラキシーの報告が102件あった。専門家が検討した結果、このうち46件は接種との因果関係があると判断された。意識を失うなど入院相当のケースも20件含まれていたが、いずれも回復しているという。
このほか、今月5日までに脳炎・脳症で7件、神経まひなどを起こすギラン・バレー症候群で5件の副作用報告があったが、これらも季節性のワクチンと比べて際立った危険はないと判断された。
昨年末までに接種されたワクチンはいずれも国産だが、カナダでは日本が輸入を予定し承認手続き中のワクチンを巡り、約17万本の接種で7件のアナフィラキシーの報告があったため、使用が中止されている。
2009年12月10日
2009年12月9日 22時01分 毎日新聞
新型インフル:初の10代死亡例…ワクチン接種後
厚生労働省は9日、新型インフルエンザワクチン接種後の副作用報告で、初めて10代の死亡例があったことを明らかにした。死亡報告は8日までに64件あり、未成年は初めて。
死亡したのは山口県内の男性で、免疫機能が自身の組織などを攻撃する自己免疫性疾患などの持病があった。11月27日にワクチン接種を受けた際に腹痛とだるさを訴え、4日後に勤務先から体調不良で帰宅した後、嘔吐(おうと)して死亡しているのが見つかった。死因は調査中。
主治医は、腹痛などはワクチンの副作用で起きた可能性があるが接種と死亡との直接の関係はないと判断しているといい、厚労省が開く専門家会議で詳細を調べる。
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新型インフル:初の10代死亡例…ワクチン接種後
厚生労働省は9日、新型インフルエンザワクチン接種後の副作用報告で、初めて10代の死亡例があったことを明らかにした。死亡報告は8日までに64件あり、未成年は初めて。
死亡したのは山口県内の男性で、免疫機能が自身の組織などを攻撃する自己免疫性疾患などの持病があった。11月27日にワクチン接種を受けた際に腹痛とだるさを訴え、4日後に勤務先から体調不良で帰宅した後、嘔吐(おうと)して死亡しているのが見つかった。死因は調査中。
主治医は、腹痛などはワクチンの副作用で起きた可能性があるが接種と死亡との直接の関係はないと判断しているといい、厚労省が開く専門家会議で詳細を調べる。
2009年11月25日
2009/11/25 21:07 時事通信
ワクチン接種後に感染、死亡=国内初、新型インフル−30代女性看護師・鹿児島
鹿児島県は25日、新型インフルエンザに感染した30代の女性看護師が死亡したと発表した。女性は10月下旬に医療従事者として新型インフルエンザワクチンを接種。
厚生労働省によると、ワクチン接種後に新型インフルに感染し、死亡が確認されたのは国内初という。職場や家族らに感染者は出ていない。女性は甲状腺機能低下症などの基礎疾患(持病)があった。
県健康増進課によると、女性は11月上旬には、季節性インフルエンザワクチンも接種。20日までは通常通り勤務していたが、21日に40度近くまで熱が上がり、医療機関を受診、簡易検査でA型陽性と判明した。タミフルを処方されたが、25日にインフルエンザ脳症で死亡した。女性は一般的にワクチンの効果が出始めるとされる接種3〜4週間後に感染したことになる。ただ、同省は持病により免疫力が低下している場合は、ワクチンの効果が十分得られない可能性があるとしている。
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ワクチン接種後に感染、死亡=国内初、新型インフル−30代女性看護師・鹿児島
鹿児島県は25日、新型インフルエンザに感染した30代の女性看護師が死亡したと発表した。女性は10月下旬に医療従事者として新型インフルエンザワクチンを接種。
厚生労働省によると、ワクチン接種後に新型インフルに感染し、死亡が確認されたのは国内初という。職場や家族らに感染者は出ていない。女性は甲状腺機能低下症などの基礎疾患(持病)があった。
県健康増進課によると、女性は11月上旬には、季節性インフルエンザワクチンも接種。20日までは通常通り勤務していたが、21日に40度近くまで熱が上がり、医療機関を受診、簡易検査でA型陽性と判明した。タミフルを処方されたが、25日にインフルエンザ脳症で死亡した。女性は一般的にワクチンの効果が出始めるとされる接種3〜4週間後に感染したことになる。ただ、同省は持病により免疫力が低下している場合は、ワクチンの効果が十分得られない可能性があるとしている。