2013年07月

2013年07月29日

減るオイルは良いオイル・・・だけど

結局、先々週の続きの話である。

我がPCX、最高速が何となく落ちたような感じがあったので、もしやとウエイトローラーを交換し、プーリーをO/Hしたのは既に書いた通り。一時は良かったんだけど、またすぐに落ちた。
こういうのはどうなってんだ?と、土曜日の早朝に改めて、今度はクラッチまでバラし、日曜日の散歩で確認してみたが、やっぱり落ちたまま。
さんざん考えてみると、最高速は落ちたが、出だしの鋭さは増した事に気付く。あたかも、何かの抵抗が掛かっていたようなものが外れ、一気に拭け上がる。しかし、80を過ぎたころから加速が鈍り、100を超えたあたりで完全に息切れ。

そんな中、信号待ちしていた時、排気ガスが妙にオイル臭い。
、、、もしや油圧が上がってない?!
で、家に帰って早々、オイル量を見ると、レベルゲージの下限にも付かない極少のオイル量。慌ててオイル交換。オイルもけたたましく汚れていた。金属片こそなかったが、これが低次元のオイルだったらと思うとゾッとした。マジでロイヤルパープルで良かった。

そんで、試走、、、あら、重い。
でまたオイル量を見ると、またしても入れ過ぎ。スポイトで抜きながら、適量を探るために、レベルゲージを抜き差しすること20回ぐらい。やっぱりPCXのレベルゲージって非常に見難いと思うんだな。オイル量がもうちょっと判りやすくできないものかと。
改めて試走、、、キター!!!
で、完全復活となった。

でね、この話は長くなるから著しく端折るけど、減るオイルは良いオイルだとは思うんだな。ダメなオイルは減らないどころか、増えちゃったりするし。ただ、減り過ぎってのもね。ま、ようするに、交換後は1000km毎ぐらいでオイル量を確認しろって事だろう。

ついでに、
今回の逆説として、オイル量で加速と最高速がこれほど変化するとは思わなかった。レベルゲージ8分目ぐらいが良いみたい。個人的適量を見つけ、良いオイルを以って皆さんもお試しを。

pandeponde at 08:39
車・バイク 

2013年07月18日

速いねー!だってさ。

月曜日の事、いつものように朝の“散歩”にPCXを駆り出して20kmばかり。その帰り道、片側2車線の某国道で旧マジェスティに遭遇。先に信号待ちしていたので、コッチは少々遠慮がちにスタート。結構全開らしく走っていたようだが、あまりに遅いので、グワッとアクセルを開けて追い抜く。その後2つばかり赤信号で並んだが、いずれもブッチギリ。

その先の赤信号で止まっていると、そのマジェスティが近付いてきた。なんかクレームでも付けられるのかと待ち構えていると、、、
「速いですねー。マフラー以外何か弄ってるんですか?」
街中で初めてこういう質問を受けた。
「ああ、駆動系をちょっと。」
、、、まあちょっとなワケないが、あんまりコアな答えでもね。
更に、「PCXってこんな速かったでしたっけ?」
「いやいや、ノーマルが遅すぎるんですよ。」
ようするに、セッティング次第って事を言いたかったんだけど、伝わったかどうかは知らん。
そう言っている最中、信号が青になり、またその人を後にした。

でもさ、ボアアップしてるとか思われたんだろうね。というか、エンジン弄ってるのに絶対ウソついてるとか、疑いが掛けられたのは間違いないと思う。
しかし、この私、あんな面倒臭い場所にあるエンジンを一々降ろし、いつ壊れるとも知れないボアアップパーツを組み込んで、キャブなら得意だが良くわからない燃調だ何だとやるわけがない。
万が一、エンジン降ろすとしたらばだ、ヘッドチューンぐらいが丁度良い。というか、コッチが専門だからね。ポート内を鏡面加工するだけでも、変化があること請け合いだし、あの部分にそんな事をするだけでも、パワーアップしちゃうから。

ところで、ウエイトローラー交換の変化だけど、重さは同じないのに、なんか今までとフィーリングが違う。KN企画(つまりKOSO)のにしたらピックアップが鋭くなった感じがする。実際は気のせいかもしれないが、どうもウェイトローラーの中心に空いている穴の大きさに起因しているのではと勝手に思っている。まあ、どうせ3000〜5000km後に交換予定なので、その時は別のメーカーに替えても面白いかもしれないね。

pandeponde at 11:32
車・バイク 

2013年07月16日

ウエイトローラー交換

絶好調だと思っていた我がPCX、なんだか突然最高速が落ちたような。クラッチが滑っているでもなく、ベルトに妙な感じがあるわけでもなく、それこそなんとなくである。

こら一丁バラしてみるかと、このくそ暑い中、作業を開始した、たぶんプーリーだろうと睨んでいたが、案の定だった。偏摩耗はないもののウエイトローラーは真っ黒にダストが付き、プーリー内部も酷いものだった。
こうなりゃO/Hである。適当に脱脂した後、中性洗剤でプーリーをきれいに洗い、ウエスで拭いて、中心に薄くグリスアップ。ウエイトローラーは、先日買ったKN企画の新品をインストール。古いほうは、とりあえずもったいないので、これまたきれいに洗って、非常時用に取っておくとした。

それ以外のクラッチやらベルトもチェックしたが、全く問題なし。プーリーを組み直して早速試走である。
するとどうだろう、今まで以上に加速が向上、トルク感も復活して改めて乗りやすくなった。ようするに、ノーマルじゃないんだから時々はバラしてやらなきゃダメだってことなんだろうね。

ああ、上の洗浄だが、汚れを落とすのに、パーツクリーナーじゃなきゃダメだって勘違いしている人も多いだろうけど、機械部品だから水で洗っちゃいけないなんてことは全くない。洗剤成分はもちろんだが、水気を落とし、適宜給油するならばどんな部品でもそれは同じである。むしろパーツクリーナーなど、オイルシールなどのゴムパーツに対して攻撃性のあるもので洗浄できない場合などに有効な方法ともいえるから、逆にお勧めしたいぐらだ。だかといって、クランクケース内に水をぶっかけて洗うのは、言ってる私もいかがなものかと思うけどね。(笑)
ま、機会があったらお試しを。

pandeponde at 14:20
車・バイク 

2013年07月13日

化粧まわしみたいなもんだワナ・・・ハンドルクランプ

別に買うつもりもなかったんだけど、行きずりというか、事の成り行きというか、我がPCXのハンドルクランプを買ってみた。
きっかけは、もちろんハンドルの交換。交換したまでは良かったが、どうもバーの色と、クランプの色が合わないような気がしてきた。
仕様変更になるのかどうなのかは知らないが、何処も在庫処分で結構安くなっていたが、送料込みで2200円と、オクより安いところを発見し注文。

で届く。
IMG_0818
マシニング加工のアルミにその形跡が残るし、アルマイト加工自体も弱々しいが、まあこんなもん、何でも良いやぐらいな感じ。そもそも取り付けて、「ハイ終わり!」じゃないタイプの私なので、いずれ何らかの小細工が行われることだろう。

ところで、付属のステンボルト、こういうのはダメだよね。そもそもハンドル周りにステンボルトってどうよ。スチールなら粘るから無茶な事さえしなければ、神経質になることもないが、ステンじゃ齧りやすいし、締め付けトルクが少しオーバーしただけで、ポキッと折れるなんて事にもなりかねない。取り付けはノーマル流用となった。

さあ、これでハンドル周りは終了。
次はどうする?

pandeponde at 08:32
車・バイク 

2013年07月08日

KN企画のウエイトローラー

先日、ついでのついでに買った我がPCXのウエイトローラー。今までと同じ8gだが、メーカーが変わった。今度のはKN企画。KN企画と言ってもパッケージだけで、中身はKOSOのもの。別にこれがダメというのではないし、ある程度の耐久性が保たれているならば、メーカーなんて何処でも良いというのが個人の見解である。それに安いし。

さて、ウエイトローラーと言えばストッパーの存在。ストッパー側が回転後方になるように組めば、中のウエイトが脱落しないという機能である。現在のベリアルのものにもこれはある。見た目にも非常に判りやすく自信の無い人でも判別が簡単である。

ところがこのKN企画のウエイトローラー、片側に「KOSO 8g」と刻印はあるものの、どっちがどっちなのか、判別が出来ない。若干裏表で開口部の厚みに違いがあるようにも見えるが、あまりに微妙。こりゃ〜困った。。。

この際だからと、直接メールで問い合わせることに。非常に良心的にも丁寧な対応で、その日のうちに回答が来た。
その内容は、「当社で取り扱っている20×17のウエイトローラーには向きはありません。」とのことだった。つまりどちら側にもストッパーがあり、脱落しない構造となっていたのである。
まあ、向きの無いウエイトローラーの存在は知ってはいたが、これがそうだとは思わなかった。どうりで判りにくいわけだ。

ちなみに、どちら側でも使えるというのは良いが、偏摩耗を避けるため、片側に分かりやすくペイントマーカーで印を施した。
8000kmを過ぎ、まだまだ絶好調だが、10000kmぐらいで中身を替えようと思っているので、先ずはその時のお楽しみという事で。

pandeponde at 09:16
車・バイク 

2013年07月06日

錆びるハンドル

一昨日、雨上がりにバイクが湿気らないようカバーを外した時のこと、何気にハンドルの下を見ると、錆びが! メッキは完全に侵されており、ネバーダルで磨いても取り切れるものではなかった。

錆びが嫌いなこの私、特にバイクで起こる錆びの許せない部分は、マフラーがダントツだが、次いでハンドル。ハンドルの錆びを見るだけで、やる気が失せて来てしまう。

なのでアルミのバーに交換する事にした。
PCXの場合、セパハンかバーハンドルか2つの選択肢がある。セパハンはバイカーズのみだったが最近では廉価なものも出回っている。バーハンドルは、特殊な形状でない限り、スイッチホルダーを取り付ける穴加工さえ施せば、ほぼ何でもつけられる。

さて、どっちにするかと考えたが、やっぱりバーハンドルに。
セパハンは確かにカッコは良いが、取り付け方法とその強度にどうも不安がある。フロントフォークに取り付けるなら文句なしなんだろうけど、スクーターでそんなことが出来るわけがない。また、ライザーマウントの強度はどうなんだろうかとか、頭の中のネガティブな部分が消し去れなかった。

そのバーハンドル、見回してみると車種専用設計という文字が目につく。そんじゃあコレにすっかってことで、エフェックスのイージーフィットになった。値段は少々高目だが、穴加工もしてあり、逆に面倒な事が無い。色はシルバーでも良かったが、何だか折角替えるんだからと、ちょっと攻めてゴールドのLOWタイプに。
イージーフィットバーLOW アルミ ゴールド EFFEX(エフェックス) PCX
イージーフィットバーLOW アルミ ゴールド EFFEX(エフェックス) PCX

実は、色に関して事前に確認済み。ゴールドっていうと、ハリケーンのキンキンキラキラなちょっと軽薄なの(これがダメというのではなく、そもそもPCXに合わない)を思い浮かべ気味だが、意外と地味。
ついでと言ってはなんだが、純正の左グリップと、更についでに今後の補修用に8gのウェイトローラーも注文。グリップを社外にしても良かったのだが、ノーマルを外して付けるのが面倒なのはもちろん、グリップ長とかも気になるし、ノーマルのシビアでないスロットルが気に入っているのでスロットルカラーを替えてハイスロにはしたくない、というのが理由。
バーエンドは現物合わせの必要があると思ったが、バイカーズのヤツが気に入っているので、加工すれば付けられるんじゃないかと最も安いのを別所で購入。そのまま付けても良いとは思うが、これをベースに考えることにした。

んで、品物が届く。
例によって、取り付け作業風景なんてものは無い。ハンドルバーのみ交換なら、恐らく15分もあったらできそうだが、左グリップの取り付けに加え、ブレーキレバーホルダーなど微調整の必要なものばかりだったので、1時間少々。それでもスイッチ穴加工済である事が、これほど楽に作業できるとは思ってもいなかった。

色は、取り付けてみると、予想以上にマッチ(していると思う)。バーエンドだが、多少のズレが起きてしまうものの、今までのバイカーズのものが取り付けできたので、そのまま使う事にした。
IMG_0817
取り付け前に、バーの長さを比べればよかったと、後になって思ったが、面白いのはバーの長さがノーマルより若干長いのに、ハンドルを持つと短く感じること。実際、スイッチ穴がノーマルより片側で1cm程度ハンドル中央に寄る。ノーマルではグリップが、バーより1cm程度外にはみ出しているが、ノーマルの特殊なバーエンドの取り付け方法ではなくなるので、グリップをバーとツライチで装着するようになるためである。もちろん、スイッチ穴はそのような取り付けを前提としている。

操作感は、メーカー曰くの7mmダウンで7mm手前に来るということらしいが、多少低くなったかとは思うものの、ノーマルと殆ど違和感がない。走ってみると、バーの硬性が上がっているからなのか、軽快感が増した。たかがこんなアルミのバーぐらいで、不思議なものである。

ま、アルミだって錆びないわけじゃないが、茶色く朽ち果てていくのを見なくて済むので、一応ひと安心。

pandeponde at 08:12
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