なぜバフ傷が入るのでしょうか?


あなたはなぜだと思われますか?


私の経験では、

まず最初に挙げられるのは、

「バフの汚れ」です。



磨くうちにコンパウンドが乾いてしまうと磨けなくなるために付け足しますよね。

また、磨けば磨いたカス、研磨カスが出ますよね。

研磨カスが出るのは、排出性の良い水性や水溶性で、溶剤分を多く配合したコンパウンドはあまり研磨カスは出ません。

では研磨カスはどこにいったのでしょうか?

あなたはどこに行ったと思いますか?

そうです、ほとんどがバフについているのです。



「カスのほとんどがバフにつく」と言う事は、

バフが目詰まりを起こしたり、研磨カスが固まって付着してしまいます。

目詰まりを起こすと磨けなくなりますし、

研磨カスが固まってバフに付着すると、この付着したコンパウンドや研磨カスにより傷がついてしまいます。

だから、バフが汚れればその都度洗ってやる必要があるのです。



汚れた状態で磨き続けることは、

最終的にはいくらコンパウンドを補充しても全然磨けなくなってしまいます。

これでは不経済ですし、傷も入りやすくなり、

何といってもきれいに仕上げることはできません。

バフは、できるだけきれいな状態で使用しましょう。



次にあげられるのが「溶剤系のコンパウンドで磨く」ことでしょうか。

あなたは、バフのクリーニングについてもコンパウンドの種類が大きく影響することをご存知ですか?

水性や水溶性のコンパウンドは下の写真のように水に溶けるのでバフの汚れも比較的簡単に除去が可能です。

suiseicomhikaku


しかし、溶剤系(溶剤を多く配合したもの)のコンパウンドでは、洗剤やバフクリーナーで洗わないとなかなか除去はできません。



溶剤系のコンパウンドは、研磨カスの排出性も悪く、クリーニングにも手間がかかるのです。

溶剤系のコンパウンドが全てではないとは思いますが、私の知っている限りではそうでした。

ではなぜこのような溶剤系のコンパウンドがあるのでしょうか?


続きは2日後に