バフ傷を出さずにシングルポリッシャーで仕上げるには、

シングルポリッシャーで磨く場合、研磨熱が高くなりやすいのでバフ傷を出さずに磨くことは結構至難の業ですよね、

でもコツはあるんですよ。

最終仕上げでは弊社のコンパウンドでいうと0.8μのMC-Lと言う水溶性コンパウンドを使うのですが、

とかく最終、鏡面仕上げではスポンジバフも超微粒子のキメが非常に細かいスポンジバフを使われると思いますが、

私の経験から、非常にきめの細かいコンパウンドと超微粒子のバフでは、バフが目詰まりし易く研磨カスが凝着しやすくなり、それが傷を入れてバフ傷(磨き傷)となってしまいます。

どちらかと言うとバフのキメは極細くらいで、できだけ柔らかく厚みのあるバフで磨いたほうが効率が良いように思いました。



鏡面仕上げの場合、最初からバフはフラットにして少し力をかけて磨き徐々に力を抜きながら磨き、

最後には下のダブルアクションの軌道のようにランダムに軽くなぞっていくとバフ傷の目立たない綺麗な仕上げが出来ました。

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弊社ではシングルポリッシャー用に水溶性コンパウンドをお勧めしていますが、このコンパウンドは脱脂の必要がありませんので、

仕上げはマイクロファイバークロスを軽くなでるようにして研磨カスを拭取るだけです。

いくらマイクロファイバークロスといえども、少しでも力を入れて拭き取ると拭き傷がついてしまいます。

また、洗車をされる場合は、流水にてスポンジでもマイクロファイバークロスでも結構ですが、力を入れずに軽くなでるようにして洗い流し、ブロワーで水滴を飛ばすようにします。



以上が当時私がやったシングルポリッシャーでバフ傷が全くと言っていいほど目立たない仕上げ法です。



最後にバフの洗浄ですが、必ず使用したバフが乾かないうちに洗ってください。

一端乾いてしまうと研磨カスやコンパウンドが固く付着して今うので除去が難しくなってしまいますし、バフ傷(磨き傷)を入れてしまう原因止まります。

使い終えたバフは、必ず乾かないうちに洗うようにしてください。

乾いたバフをブラシなどで汚れを除去して使用するのもNGです。



何故なら、下の写真のようにコンパウンドが乾いた状態でブラシをかけても元の黒には戻りません。

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と言う事は、コンパウンドの塊が残っているという証拠です。

この状態で磨いても鏡面にはなりませんよ。

あなたはどう思われますか?

そういえば、磨く前の処理も大切です。


ボディの汚れやコーティングの劣化被膜はしっかりと除去しましょう。

これらが絡みの原因になったり、曳いては焼き付きや傷の原因になったりもしますから。

磨き始めてバフが汚れているようであれば、下処理が甘いと言う事です。


デモをしている当時の事ですが、野ざらしのパネルを雑巾できれいに拭いても、

磨くとバフが汚れて、絡んだり焼き付きを起こしたことが結構あったのです。

パネルの間に、WAXが残っていたりとか。


以上がシングルポリッシャーでの磨きのご紹介でしたが、

弊社開発の「抑熱研磨法」および「水性コンパウンド「TAKUMI OPS PRO」での磨きは、

ダブルアクションポリッシャーで「研磨熱」を極限まで抑え、溶剤分や艶出し成分を配合せず、油脂分も極限まで少なくしているコンパウンドに変えるだけでこのようなトラブルや手間は大幅に改善されます。


弊社の「抑熱研磨法」ではリョービ(RYOBI) サンダポリシャ RSE-1250を推奨しています。

理由はオービット(横に振る幅)が2.5个半さい為に初心者でも扱い易いからです。



磨きは、「クリアーを磨く」と言う事です。

「黒は難しい」と言われるのは、濃色車は傷などが良く目立つからなのです。

バフ傷の出ない磨きをマスターされれば、塗装色は恐れることはないのです。

磨き方を変える必要があるのは「クリアーによって磨き方が違う」と言う事なのです。

スクラッチシールドやセルフレストアリングコートも塗装を知ればそんなに難しいものではないのです。

実際に、多くの素人の方々がちゃんと磨けているのですから・・・。



最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

皆様のご参考に少しでもなれば幸いです。