あなたが磨きで一番お困りのことは何ですか?

1.バフ傷ですか?

2.仕上がりですか?

3.塗装ごとの磨き方ですか?

磨いた経験が長いほど、様々なご苦労を経験されたでしょうね。

でも、今まであらゆる方面で、言ってきたことなのですが、

トラブルの原因の大半が磨く際に発生する摩擦熱。

つまり「研磨熱」が原因だと言えます。

バフ傷、言い換えれば磨き傷ですが、

シングルポリッシャーで磨くと高い研磨熱が発生します。

あなたも研磨熱でパネルが熱くなった経験は多分あると思います。

塗装に熱が加われば当然柔らかくなります。

だから、シングルポリッシャーで磨くと良く磨け(削れ)るんです。

が、反面傷も入りやすいと言う事です。

熱がかかれば塗装も膨張します。

膨張すると傷口は閉まってしまいますよね。

しかし、傷が無くなったわけではないので、冷めてくるにしたがって縮むので傷口が開くので、

「きれいに磨いたつもりだったのに後から何故かバフ傷だらけになっていた。」

となってしまうのです。

バフ傷が出るのはほかの原因もありますが、

基本的には消していない傷が表れることに他ならないのです。

コンパウンドや研磨カスが熱によりバフに凝着した状態で磨くと深い傷になってしまいますし、

また、溶剤や艶出し剤を多く配合したコンパウンド(主に今までシングルで使用してきたコンパウンドですが)で磨くと、比較的早く傷が消え、艶も出ます。

が、これは溶剤や艶出し剤で傷が埋められ平坦になるので傷が消えたように見え、且つ艶も出ているように見えるのです。

所詮、傷を埋めているわけですから、埋めたものが流れれば(消滅すれば)当然、傷が表れるわけです。

「自分が使っているコンパウンドはどうかな?」と、思われる方は、きれいに磨いた後に脱脂をしてみてください。

よくわかりますよ。

ところでコンパウンドに溶剤や艶出し剤を配合するのはなぜだと思いますか?

この件に関してはこちらにご紹介していますので、ご興味があればご覧ください。

ダブルアクションポリッシャー用水性コンパウンド

また、このコンパウンドは一連の「抑熱研磨法」のシステムの1部となっています。

開発に当たっては、ポリッシャー、コンパウンド、バフのすべてを効率よく作業ができるようにと特別に開発したものです。

よって、施工マニュアルもこれら一連のポリッシャーと材料を使って最も効率の良い磨きの工程を作り上げました。

こちらでご紹介するマニュアルは、抑熱研磨セットについているマニュアルの簡易版ですが、

この手順に従って磨いていただければ効率よく研磨できるはずです。

TAKUMI OPS PRO 施工マニュアル

このマニュアルの中に「効率の良い磨き方」と言う項目があります。

その中に「ポリッシャーの移動速度でバフの回転数が変わる。」と言う部分があります。

これを写真で詳しく説明すると、

(肉眼で見るのとは違いがあるように見えるのですが、色の濃いほど傷が取れているとお考え下さい。)

まず、この写真は#2000のバフレックス(ペーパー)で磨いたものです。

全面に傷が入っている状態です。

2020.06#2000ペーパー掛け400


この傷に対してマニュアル通りの方法でF cutのコンパウンドとT-125のウールバフを使い一度だけ磨いた状態です。(往復はしていません)

これは約10僂竜離を1秒位でポリッシャーを移動させて磨いたイメージ図と、実際の写真です。↓


polisher-quickly400
2020.06研磨高速移動#2000-400


下は約10僂竜離を約3秒かけて移動させた場合のイメージ図と実際の写真です。↓

polisher-slow400
2020.06研磨低速移動#2000-400


ゆっくりと移動させた方が色が濃く見えませんか?これは傷が少なくなっていると言う事です。
(違いが分かりにくいと思いますが、実際の写真は10/3秒のほうが傷が少なく塗装の色も濃いいのです)

この様に、ポリッシャーをゆっくり移動させて磨くほうが、時間がかかるようですが、返って効率の良い、しかも高品質な仕上げが出来るのです。


理由の一つは・・・。

point

コンパウンドは濡れている時が一番切れが良い!

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