長ったらしいですが、できれば、最後までお読みください。

noscratch360
初めての方でも手前側のように磨けるようになるんです。


1.私がカーケミカルを扱い始めたきっかけ




会社を辞め独立したばかりの時に、前職で「カーコンビニ倶楽部」を一緒に拡販していた塗料販売代理店の社長とのつながりから、

すぐに「クオーツを売ってみないか?」とのお誘いをいただきました。

私が顧客を探し、社長がデモをするという方法で新規を開拓していきました。

当時私が扱っているクオーツは、今では一般的になったガラスコートの先駆けでしたが、

なんせ導入するにはセット価格が60万円という高額なものでした。

当時クオーツでは車のボディだけでなくタイヤホイルにもコーティングをしていました。

ホイルコーティングもそこそこいい値段でしたが、ボディコートと比べると割と施工してもらえやすい価格でしたので、

まず「お客様にリーズナブルな価格のホイルコートを体験していただいて、ガラスコートの良さを知っていただいたほうがボディコートも勧めやすくなる」

と思い、ホイル用のガラスコート剤を探していたら、現在取引いただいているケミカルメーカーさんと巡り合ったのです。

このメーカーさんも今では結構大きくなられましたが、当時はまだ民家の一室が研究所と事務所でした。

これがきっかけで「ホイル用のガラスコート剤」をはじめ「フッ素コート剤」や「コンパウンド入りのクリーナー」などを扱い始めました。

洗車をしながら撥水コートができる「コーティングシャンプー」も当時ではほとんど出回っていなかったためにデモをしながら新規開拓をし、

拡販していったものです。




2.「磨き」は、全く素人だった私が「磨き」にかかわるようになったきっかけ




今度は、カーケミカルの販売で新規開拓したお客様で、磨きをされている社長から、

「水性のコンパウンドを作ったから売ってみないか?」

とお誘いがありました。

「社長、私は磨きの「み」の字も知らないんですよ。」

というと、

「教えてあげるから」

ということで車持参で教えていただきました。

それも1台を磨くだけなんですが、磨きの技術だけでしたが1日間丁寧に教えて頂きました。


この時に、「ライトで照らしながら磨く」ことや、「なぜバフを少し傾け気味にするのか」と言う事も教えていただいたのです。


短時間ではありましたが、濃い内容で教えてくださいましたので、自分なりにどのように学んでいったらいいかという方向性は多少なりとも解りました。

あとはこの少ない知識と未熟が技量でデモを多く経験して腕を磨いていくだけです。




3.未熟者には結構きつい新規開拓!でもなんか楽しかった。




当時は、磨きの主流は、シングルポリッシャーと油脂系のコンパウンドでの磨きが主流でしたので、水性コンパウンドは珍しいものでした。

珍しいだけではなく、扱っている水性コンパウンドは、現在の水性コンパウンドよりもサラサラしたもので、ドアパネルに付ければタラ〜っとすぐに垂れてしまうような低粘度でした。

(当時、通販でも「CUT1」とか「CUT2」という名前で販売していましたので、ご存じの方もいらっしゃると思います)


それにシングルポリッシャーですから、「扱いにくい」のはすぐに想像がつくと思います。(なのにデモをする。当時は度胸があったんですね)


磨きは、毛先の長い「ソフトロングウールバフ」と厚みが50个痢峩忘挂棔廚函崢業粒子」のバフを使って磨くというデモでした。

キレは抜群に良かったのですが、タラッタラの粘度ですから初心者には扱いにくく、特に仕上げの段階で結構苦労をしたことを思い出します。


この時気づいたことですが、「仕上げの段階では、超微粒子コンパウンドで超微粒子のバフを使うべきではない」・・・と。


なぜなら、きめの細かいバフでコメの細かいコンパウンドを使うと、いくら研磨カスなどの排出性が良くても、

すぐに目詰まりを起こすので摩擦熱が発生しやすいことに気づいたのです。


よって以後、仕上げの段階では最終で超微粒子のコンパウンドを使うのであればバフはせめて極細目の柔らかい30个らいの厚さのバフを使い、回転も低速で磨き、

透明近くなったら力を徐々に抜きながら、ポリッシャーをランダムに動かせて磨くほうがうまく仕上がることがわかりました。




4.塗装のスペシャリスト(鈑金屋さん)の磨きって?




当初は、地元広島をはじめ、山口、島根の鈑金塗装業界を主に、カーディテーリング、整備工場、中古車販売業界などに向けて、重点的に約800社ほどを飛び込みによるデモを行いました。

おかげさまで未熟者のため、トラブルも結構経験しました。

バフが絡んだり、研磨粒子が塗装にかじり込んだり、ベースが出てしまったり、焼き付いたり、いくら磨いてもすっきりしなかったりと、

トラブルを挙げればきりがないくらいです。(この経験も貴重でした)


特に、鈑金業界では、暗いところやほこりだらけの所で磨かれているところも多く、

また、カッチカチのバフで磨かれたり、鋸の刃でバフをクリーニングされたりと、結構厳しい環境下?で磨かれているところが多かったのには驚きました。

(全部が全部ではありません。ゴク一部です)

デモするパネルも埃だらけのものをさっとふき取って「これでやってみて」というケースがほとんどでした。

塗装して乾燥したてのパネルを磨かされたこともあります。(未熟者のため、「はい」と素直に磨きました。今考えてみれば、多分後からバフ傷が出てるはずです)

中には1件だけですが、塗装したてで、ブツ取りをして軽く研磨カスをふき取った状態で「磨いて」というところもありました。

が、鈑金工場では塗装について様々なことを教えてもらいました。

これらの経験が今の私の糧となっているのです。




5.「抑熱研磨法」の誕生




これらのトラブルの原因が磨く際に出る摩擦熱、つまり「研磨熱」が大きく関係していると気づいたのは、

弊社が「ワンポリッシュシステム」と名付けた全く新しい磨きは、先のケミカルメーカーさんの一連の磨きの商品ですが、

この磨きというのが、リョービRSE-1250とロングウールバフとテーパースポンジバフ、新開発のコンパウンドを使った「熱を出さない磨き」というものでした。


ロングウールバフは非常に仕上がりが良いのですが、

前出の「ソフトロングウールバフ」同様、摩耗するのが早く、よほどきれいに洗わないと、毛の根元についた研磨カスなどが深い傷を入れてしまう危険性もあったのです。

それに、洗っていくうちに毛が硬くなっていく感じがしたのです。


よって、洗いやすく、切れの良いウールバフと、もっと柔らかく目詰まりしにくいスポンジバフ、さらに切れの良い水性コンパウンドをまとめて開発することとなりました。

これが水性コンパウンド「TAKUMI OPS PROシリーズ」であり、バフの「W-125」、「S-12520」であり、研磨熱を抑えた研磨法「抑熱研磨法」なのです。


「抑熱研磨法」もポリッシャーの動かし方にもコツがあるのです。

これらのポリッシャーとコンパウンド、バフさえ使えばどなたでも効率よく磨けるわけではありません。

効率よく磨くにはコツがあるのです。

これは、開発段階で試行錯誤をした結果に編み出した研磨法なので、「抑熱研磨法」の磨き方というものがあるのです。

よって、試行錯誤の経験と、磨きを全く知らなかった私が独自の研磨法を生み出すようになった経験と知識をもとに、

「抑熱研磨独習マニュアル」を作って、これらの商品とセットにした「初めての車磨き独習セット」を作りました。

素人の方でも自分で学べて、どなたがやっても一定の仕上げができるようにしました。

多分、こんな商品はどこにもないはずです。(今までの私の知る限りでは)

このマニュアル通りに学んでいけば、必ずや、磨きの全くの素人の人もそこそこ磨けるようになります。

実際に、そうなった方々も結構いらっしゃいますよ。

複数の方が、いきなり「スクラッチシールドが磨けました」というご返事をいただいているんですから。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

疲れましたか?