せっかく新しいPCを買って、十分に性能があるはずなのにカクツキで悩んでらっしゃる方で、dxdiagの起動や、WMPで再生一時停止といった方法では改善できない方はもしかするとこれが原因の場合があるのかも知れません。
マイクロソフトによれば「59Hzと表示してるけど実際は59.94Hzなので問題なし、これは仕様です」と言うことになっています。
とは言え、動画関係やゲームなどは60Hzをベースとしており、この僅かなズレが「カクツキ」や「ぎこちなさ」として感じられる場合が結構あるんだよと言う声がユーザーからは数多く上がっています。
環境により左右されるようですが、実際に症状が改善される方が居ることも事実なので、ここではGeforceでの直し方を書いてみます。
もし良かったら挑戦してみてください。
RADEONユーザーの方は、windows7 59Hz病の解消 (RADEONユーザー) へどうぞ
ただし、作業の中には危険な部分もありますので、慎重にお願いします。
そして、「カクツキ」や「ぎこちなさ」を感じない方は実施する必要はありません。
先ずは自分にその症状が出ているのかを確認してみましょう。

コントロールパネル⇒ディスプレイ⇒画面の解像度⇒詳細設定⇒モニタータブと開きます。
ここの画面のリフレッシュレートが「59ヘルツ」となっていて、変更しても再度確認すると59に戻っていればまさにそれが発生しています。
さてそれでは、Geforceでの直し方を書きますが、非常に危険な部分がありますので、十分にご注意ください。
NVIDIAコントロールパネルを開き、ディスプレイ⇒解像度の変更⇒カスタマイズ⇒カスタム解像度の作成と開きます。

ディスプレイモードに自分の希望値が表示されていることを確認し、リフレッシュレートが59になっていれば60に変更。
次に、▼タイミングを開きます。現れた選択にて、自動を一度選び直してから、手作業を選びます。
右下にあるリフレッシュレートを60.000に合わせますが、ここ以外は決して値を変更しないでください。
「テスト」ボタンを押してOKであれば完了です。設定を保存して閉じてください。
スケーリングの設定を行っている人は、再度設定が必要になるかと思います。設定後PCを再起動しましょう。
最初に見たモニタープロパティを再確認してみましょう。

60Hzになっていない場合でも、60Hzに変更してやれば今度は保持されると思います。
これを行っても改善がみられなかったりにて元に戻す場合には、解像度の変更にて元の解像度を選択してやれば戻ります。
上手くいかない場合には、一度異なった解像度を選んでみてください。
