2006年11月23日

白酒と甘酒は違うものなの?



甘酒と白酒は白くにごっていて見た目もよく似てるのですが、
実は材料や製造工程はまったく違う、別の飲み物なんですよ。

甘酒は、米(ご飯・おかゆ)に米こうじを混ぜ、保温して作ります。
比較的簡単に家庭でも作る事ができ、アルコール分はほとんど含まれません。

栄養価が高く、温めて飲む、夏場に冷やして飲むのもおすすめですよ。

ひな祭り用に子供でも飲める白酒は、ノンアルコール(清涼飲料水)のものもありますが、本来はアルコール分が9%ほど含まれる、酒税法では「リキュール」に分類されるものです。

製造法は、蒸したもち米と米こうじに、焼酎やみりんを仕込み、1ヶ月ほど熟成させてから、丁寧にすり潰して造ります。

混同されがちな白酒と甘酒ですが、特にアルコールの有無が違うので、間違えないようにしましょうね。



正月になぜ、お雑煮を食べるの?


お雑煮は正月にはかかせないもののひとつですね。

そのお雑煮のルーツは、煮雑(にまぜ)という言葉が転じたもので、その土地でとれる様々な食材で作られた煮物のことをいい、正月に限らず、おめでたい席で食べられてきたのだそうですよ。

本来は、神様へお供えしたものを分かち合って、恵みをさずかるために食べられるもので、神々への供物を新年に初めて汲み上げられた水(若水)と、初めておこした火を使って作られるものなんだとか。

その土地土地の収穫物・特産品の違いが、
味噌味やしょうゆ味、加える具材や餅の違いなど、雑煮が地方色豊かなのでしょうね。



おとそ(お屠蘇)とは



おとそ(お屠蘇)は、新年の祝い酒のことで邪気をはらい長寿を願って飲むお酒のこと。

薬用酒のことで、屠蘇延命散や屠蘇散といわれる数種類の生薬(漢方薬)を配合し袋につめたものを、酒(みりん・清酒)に浸して成分を抽出した酒。

元は中国の医師による処方が始まりだそうで、屠は鬼・病を屠ること、蘇は蘇生を意味し、、平安時代には宮中で用いられるようになり、一般には江戸時代に入ってから広まったのはだと言われていますよ。

おとそ(お屠蘇)は屠蘇器に入れ、三つ重ねの杯を使っていただきますが、年少者から順にいただくことで、その若さを年長者があやかるんだとか。
逆に、年長者から順にいただく場合もあるようです。

使われる生薬は主に、白ジュツ(オケラ)、肉桂、山椒、桔梗、防風、丁子など。
様々な処方がありますが、主に消化促進・健胃・風邪予防といった薬効作用があるそうです。
でもお酒には変わりないので、飲みすぎにはご注意してくださいね。


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鏡開きとは



鏡餅は、神々にお供えする尊いものとされています。
鏡開きとは、正月の間に神々にお供えした鏡餅を手や木槌を使い小さく割って、雑煮や汁粉などにして食べることによって、この一年、神の恵みをいただいて無病息災を祈るものです。

鏡餅を刃物で「切る」ことを避けるのは、元々は武家社会で始まった行事だからなんだそうです。

運を「開く」といった縁起の良さに懸けて、「切る」は「切腹」などを連想させるので避けられているのですよ。
また乾燥して硬くなった鏡餅を手で欠いて、あぶり焼いて食べたことが、かきもち・おかきの由来になったんだとか。

鏡開きが行われるのは、現在では1月11日が一般的ですね。
元々は20日に行われていたのが、徳川三代将軍家光の命日が20日となってしまったため、それ以降は11日に変わったんだそうですよ。


もちのカビは食べても平気?



カビの種類は
食品製造や医薬品製造などに利用され役立つものとして、みそ、しゅうゆ、チーズなどがあります

しかし、逆にカビによっては毒素を産出してガンや食中毒の原因になったり病気の原因になったり、するものもありますよ。

カビの種類は約5万種あると言われ、
中でも比較的危険なものが多いと言われている、たんぱく質の食品やもちなどのでんぷん質の食品につくカビ。
もちのカビの場合は、カビた表面だけ削り取っても中の方までカビの菌糸が深く進入していることがあり、完全に取り除くのは難しいといえるでしょう。

カビの生えたものを食べた場合、即座に健康を害するものではありません。
しかし、
カビ毒に冒されたものを食べ続けると少しずつ体内に蓄積されて、肝機能障害、腎機能障害などの慢性障害の原因、または発ガンの原因やアレルギーの原因を作る場合もあると言われていますから注意してね。

出来れば、食べない方が賢明ですね。


なぜ,鏡餅を供えるの?



鏡餅は、古来より神様はあらゆるところに宿っていると信じられ、神棚や床の間、各部屋や台所、道具類など、色々なところに供えられ、神々への感謝の気持ちと一年の無事を願ってきました。

鏡餅の起源とするところは、神事に使われた青銅の鏡をかたどったものだといわれています。
また丸い形、円は”たま”に通じ、魂が宿るものと考えられ、二段重ねるのは日と月を表すものと考えられていますよ。

飾り方は地域によって違いはありますが、
家系の繁栄に「だいだい」、長寿を願うのに「ウラジロ(シダ)」「イセエビ」、喜ぶを表す「昆布」、豊作を祈願し、稲穂が垂れ下がる様子を表した四手(シデ)または御幣(ゴヘイ)、魔よけを示す色として紅白など、それぞれに意味が込められていますね。

ちなみに、29日に飾るのは「苦」に通じ、31日に飾るのは「一夜飾り」と言われ嫌われるので、この日を避けて飾るようです。


2006年11月16日

牛乳を加熱すると膜が張るのはなぜでしょう?



牛乳を温めると表面に出来る白い膜できますね。

牛乳を加熱することで、表面の水分が蒸発し、部分的に成分が濃縮されるため、タンパク質が脂肪などを包み込んで膜状に凝固する、というもので、この現象をラムスデン現象といいます。

この膜の正体は、牛乳に含まれるタンパク質で、タンパク質が熱によって固まる性質をもつために出来るものです。


一般には40度以上の加熱により発生すると言われ、膜の成分は乳固形分中、約70%以上が脂肪分で約20〜25%がタンパク質なんだそうです。

もちろん、食べても問題はありません。
ちなみに、豆乳から作られる湯葉も、牛乳の膜が出来るのと同じ原理です。


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ホットミルクを美味しく作るコツ?



寒い時、ホットミルクは身体も心も温まるようでうれしいですよね。
ちょっとしたコツで温めるにも、美味しく作ることが出来ますよ。

それは、牛乳の加熱温度を60度前後にして、沸騰する前に火を止めること。
牛乳は加熱すると、独特の香りである加熱臭が発生します。

程よい加熱臭は、コクのある香りや濃厚な感じを与えますが、多すぎると牛乳本来の風味や喉ごしを損なってしまいます。

ポイントは、高温で長時間加熱した場合に加熱臭が多く発生するので、短時間で仕上げることがですよ。
ホットミルクが苦手な方は、この加熱臭が原因の事もあるようですし、逆に好まれる方もいらっしゃるので、お好みで調節してみましょうね。

また電子レンジで温める場合も、途中で混ぜて温度ムラを無くしたり、様子を見ながら温めて沸騰する前に止めることがコツですよ。

急激に沸騰してふきこぼれることもあるのでご注意してね。


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牛乳に夏と冬で違いがあるって本当ですか?



どうしてか同じ牛乳なのに、夏はさっぱりして感じて、冬の方が濃いめに感じることがありますね。

特に成分無調整の牛乳では、乳脂肪分の表示が夏と冬とで数値が変わっていることがあります。
実際に牛乳の脂肪分が、夏場が最も少なくなり、逆に冬場に多くなるようです。

これは、夏と冬とで飼料が変わることが理由にあげられます
(例えば夏は青草、冬は牧草を発酵させたものなど)。

また飼料以外に、体調や個体差、季節や地域、でも、違いがでます。
また、人間と同じように夏の暑さに牛が弱く、食欲が減退したり、乳量が減ってしまうことも原因なんですね。





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なぜ寒天の産地が海辺じゃないの?


それは、寒天を作るための必要な環境が大きくかかわっているのです。
寒天作りに適切なのは、雪や雨が少なく乾燥しやすい、昼夜の気温差が激しい場所がいいのです。

寒天の材料は、テングサなどの海藻です。
そのような訳で、海で取れる材料なのに、その産地は海より遠く離れた場所がほとんどです。

海沿いよりも山間部、盆地に適している気候です。
寒天は、材料の海藻を煮出してところてんを作り、外気にさらして凍結乾燥させます。

夜に凍りついた水分が、昼に溶け出し蒸発することを繰り返して作られます。
つまり寒天は、昔ながらのフリーズドライ食品。

現在では工場生産で年中作られますが、稲を刈り終えた後の冬場の産業で、
土地を有効活用されていたのですね。



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