ナンナンなん病・パーキンソンハネムーンを過ぎて

パーキンソン病になり、歌うたいという新しい人生を歩むことになった男の話。(旧ブログ名「ナンナン難病・パーキンソン病になりまして」) 矢尾板拓也 パーキンソン病ヤールⅢ 要介護2 明るいblogです。 そして重いhp です。http://yaotakuryuzyo.web.fc2.com

2015年02月

上へ参ります

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介護ベッドというやつをレンタルすることになった


布団を敷いて寝ていたが起き上がるのが大変

特に夜間のトイレのための起床は至難の業

漏らさぬよう膀胱括約筋を締めつづけ
薬の効果の減じはじめた足はふにゃふにゃ
一度床に腹ばいになり
壁を登るように足を折り上げ
なんとかかんとか立ち上がっていた

ベッドは
横に滑り降りれば同時に立ち上がることが出来る。

魅力的だ




業者さんがカタログを見せてくれた

安いのはどれかなぁと選ぼうとすると

「矢尾板さんのはこれです」とお高い方を指差した


決めてかかられてるなぁと一瞥をくれると

「こちらの大きさでないと、ベッドに矢尾板さんが乗りません」

重さじゃなく身の丈が長く、縦に乗らないのだそうだ


若いころ
お化け屋敷のガラス廊下を踏み抜いて以来
おのれの重みが生み出す二次災害に
過剰に意識をするようになった矢尾板は

「このベッドの積載可能重量は?」と
それでもあえて畳みかえした

ひがみ根性丸出しだったな




ダンプをリースするかのようなやり取りの数日後

介護ベッド様は運び込まれた

有料老人ホームのコマーシャルでよくみかけるタイプ


頭上と足元の板は木製でちょっと上品

医療器具独特の無機質感がなく

柵がなければ普通の家具だ


これならばと寝てみると
やはり見事に縦がぴったり


寝ルよりはむしろハマルであった


頭は板に接触、
足首は90度状態で

それはまるで棺桶。


まぁレンタルだからしょうがない


そしてレンタルだから

このベッドでお隠れになった方もおられるはず


「お前は何人見送ったのかい?」とベッドに話しかけたら

業者さんに嫌な顔をされてしまった。


あたりまえか


ただ、パーキンソン病になって

葛藤を超えこの難病を受け入れてからは

こういったことにナーバスにならなくなった


達観だろうか


死という最終手段に耽美な憧憬をいだいていたためか

死という結果そのものには嫌悪を感じなくなってきていた


死よりもその道程に恐怖していたのかもしれない



かりにベッドに何かまつわっているとしても


その地縛霊、
見ようによってはこれも守護霊、

呉越同舟、宝船、
被介護サービス受給の皆々サマ
身の不運をもってこその乗り合いバス



何の口上だかわからなくなったが

とにかく介護ベッド様は部屋に据えられたのであった




(つづく)





矢尾板拓也 

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我慢不可

我慢不可


韓国ドラマ「奇皇后」にはまっている


チャングム、ファン・ジニ、トンイとくれば

当然といえば当然の帰結だが

同じく歴史韓国ドラマでもイ・サンや馬医は視なかった


宮廷物は主人公が男よりも女性の方が面白い

男だと健気感が半減するからだろうか


ま、それはいい。


ヨンチョル丞相という敵役の親分がいるのだが

この俳優さんを他で見たことがあるような気がして

検索してみた


「奇皇后」とぐぐったのである



失敗。

いわゆるネタバレ記事の林の中に

全51話全話一般公開中~~の一行


これから約八か月つづくお楽しみを大事にするか

綺麗な正規映像の迫力を優先するか

ようやく上手く口パクにのるようになった吹き替えをとるか

あれこれ悩んだ割には

恥ずかしいほどあっさり
一般公開中~~
の一行をクリックしてしまったのである


我慢不可。


だが

我慢できなかったというのはここではない


残り20数話の閲覧を

ほぼぶっ通しで敢行してしまったのである


1話見終われば製作者の仕込み通り次が気になり

また1話、また1話とウインドーはひらかれる


たんでき、、、

ヨンチョルの息子はタンギセ~


麻薬のような

サルのオナニーのような

つきるまで突っ走る

危険な暴走


服薬している
パーキンソン病のお薬の

但し書きには

「ギャンブルや性欲等、様々な欲求のコントロールが難しい、などの変化に気付いたときは、医師または薬剤師に相談してください。」


チョコは開けたら全部食べてしまう

あたりめもポテチも開けたら最後


ナンナンなん病、我慢不可。

あなこわや~



Ps: 最終最後のヨンビョンスのセリフは安重根のそれだったのかなぁ~




矢尾板拓也 

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お知らせ

お知らせ~

正直に書けば書くほど、
客観的になればなるほど、
暗く重たくなる(?)矢尾板のホームページ
http://yaotakuryuzyo.web.fc2.com/
Process2のページが追加されました。

処方薬の変遷データですが
究極の客観データで
自分の置かれている状況、
置かれていた状況がシビアにとらえられました。

何をや言わんや~です。

わたくし同様
パーキンソン病になった方には
特に見て欲しいです。

あなたの置かれている状況を
察することは出来ませんが
矢尾板事例と比べることで
あなたの現況を判断する一つの材料になると思います。

罹患して
自分の未来に真っ暗になって
少しでも助けになる情報を探していたとき
私はこんな情報を探していました

みもふたもないが
泣くでもなく
頑張れでもない
ひとつの事例を、


ナンナンなん病。
比べてみても仕方がないが
気休めぐらいには
なると思います。


矢尾板拓也



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手首温浴


この冬から

足湯ならぬ手首湯がはじまった


ご案内の通り

右肢体の不動がひどいせいか

寒さが増すと

右手首から先が凍ったように固まってしまう

冷えて動かないこぶしは

次にはラジエーターと化し

さらに寒さを呼び込む


この冷えに冷えた冷えが転移するように

ひじの倦怠、肩の痛み、首筋の硬直へと連鎖していく


水を吸いあげた水中花のようだ



そうなのだ

今年は寒い


寒い、

正月あけからかなり寒い。


寒さで動かない体


病気で動かない体


こんなとき薬は効かない



病気で前に出ない右足


寒さで重く動ない左足


こんなとき私は突進する


頭を前に突出し

わざとバランスを崩して前傾姿勢になり

全身はこの無理やりな重心移動にひきずられる


そして体は倒れるように前へ

足は追いかけるようにちょびちょびと前へ


突進が始まる


止まりようのない体は上体から壁へ激突


毎日がぶつかり稽古

瞬時がてっぽう稽古

壁が相手じゃ、がぶれない!



そうまでしての

突進の行き先はというと

それはリビングの陽だまり


太陽の熱と光をいただきに


冬の鋭角な光線を全身に当て
冷え切った血液をあたためる

動き出すまで
太陽のチカラでぬくまる

不思議とストーブ熱ではこうはいかない


日光浴が鬱の症状改善になる話を思い出し
やはり自律神経系の疾患なんだなぁと妙に納得する


鋭角な投射角度に反して

柔らかに感じる冬の日差しを浴びる


私は

変温動物

陽の光を浴びて体温調節


カメやトカゲがお友達


でも
どうしてもほぐれない
凍る右手を
お湯につけるとき

私は人間

て気がします。





矢尾板拓也 

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