ナンナンなん病・PDを超えて

パーキンソン病になり、歌うたいという新しい人生を歩むことになった男の話。(旧ブログ名「ナンナン難病・パーキンソン病になりまして)「ナンナンなん病・ハネムーンシーズン」) 矢尾板拓也 パーキンソン病ヤール4要介護5 ♿️ 独居。 明るいblogです。 そして重いhp です。http://yaotakuryuzyo.web.fc2.com

2016年04月

「鳥本光彦 × 矢尾板拓也」堂々の完成!




「鳥本光彦×矢尾板拓也」堂々の完成!



鳥本光彦 (photograhs)

× 矢尾板拓也(music) !


写真家鳥本光彦さんと

コラボレーションというか

セッションさせていただきました。



氏の抒情溢れる写真のパワーに助けられ、

ようやくここに自分の歌の世界観が

集約された作品が出来ました。



氏のご厚情に、

そして助けていただいた

皆さんのご声援に感謝いたします。




矢尾板拓也 


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暁闇 (gyou-an)






暁闇

 

 

 

 

払暁 (hutugyou)までの

わずかな時間が好きである。

 

 

 

蝉が抜け出る、

 

昨日を

まだ引きずったままの

夜の気配を脱ぎ捨てるような、

 

とてもゆっくりと流れる

時の移いが好きである。

 

 

 

そんな

薄物の打掛が

肩から滑りおちるような

夜から朝にかけてのころあいに

 

叔母からいただいた

白い牡丹を活けてみた。

 

 

あの竹で作った

二節の竹筒を花器に見立て

スッと高めにしつらえると

それは

十字架 ( クルス ) よう

とこ床から峻と立ち上がった。

 

 

 

利休が切支丹であつたのでは

という仮説をぼんやりと思い起こし

鈍い動きのまま膝繰りをし

正面へ向き直った。

 

 

 

朧な手燭の灯りに揺られ

ほつれ始めた花弁が笑う。

 

 

 

外は

パールグレーの暁闇、

 

ダークグレーの寂間 ( しじま )

 

乳白色が溶け込んできた。








矢尾板拓也 



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歌詞カード②

harunoIMG_1146 (2)



f.b.


あれからこれほど世の中が 

変わってしまうとは

思いもせず 差し出された手を 

はねのけたまま ここまで来た


最後にあなたに会ってから 

子供が大人に

なるくらい時は過ぎて 

思い出ばかりがリアルになる


画面で見かける今のあなたは 

やはり あのあなたのままで

なだらかな肩深い笑いじわ

相応に歳はとっているみたい


今さら心乱れることもなく 

不思議な充足を

授けてくれた 出会いのあたらしさを 

かみしめあなたをスワイプする(指でおくる)


でもね なぜか うつろうことの

むなしさを感じて 立ち止まる

届かない言葉も想いも それはそれで


忘れるな、 とまでは言わないが 

忘れてはいないよ、 と

知り合いかも、 とプロフィール写真は 

思い出したようにあらわれる

そっと見守られているような 

ささやかな偶然で

恋は過ぎ 愛は終わり 

あるのは感謝のあたたかさ

 (*)

あれからこれほど人生が 

変わってしまうとは

思いもせず 引き留める手を 

肩から外してここまで来た


動かなくなっていく自分の 

心と体が

とてつもなく遠くへ流されて 

寄る辺なく漂い沈んでいく


探してくれてうれしかった 

消されなかった番号も

それだけでチカラが湧くようで 

友達なんて今さら呼べず


交わることはけしてない 

線路のレールのようなふたりは

それとなく互いを感じながら 

それぞれに荒野を独り急ぐ


でもね なぜか うつろうことの

むなしさは感じて 立ち止まる

忘れない言葉も想いも それはそこで


忘れるな、 とまでは言わないが 

忘れてはいないよ、 と

知り合いかも、 とプロフィール写真は 

思い出したようにあらわれる

そっと見守られているような 

ささやかな偶然で

恋は過ぎ 愛は終わり 

あるのは感謝のあたたかさ



「四辻の店」


雲は西へ流れ行く 

幾つも河を渡り

はばむ峰も深い谷も 

いとわず背中に見送って


そんな旅にあこがれて 

古い靴を捨てた

風のままに思うままに 

好きな自分を探し続けた


けれど水にうつる月は

すくいあげられながらまたそこで笑う


時は時は 何ももたず 

僕を追い越してゆくのなら

四辻の店の二人はいつも 

変わらずにむかえて


いつか道を失って 

人に会えなくなった

風がうなる暗い森を 

怖くて叫び駆け抜けた


朝露が陽をあつめて 

轍の先を照らす

赤い花に囲まれてる 

人の集うこの場所を見つけた


バカを叱るきつさの中に

やさしげに笑う人寄り添って


時は時は 何ももたず 

僕を追い越してゆくのなら

四辻の店の二人はいつも 

変わらずにむかえて




「忘れないで」


今を忘れないで 無理をはぎとった

晴れやかな 雲間に光る 青い空の高み

病んだ心の中 晴らす薬はなく

まぶしくなる 外の景色に 

いつか瞳も慣れる


もはや 憧れの 空には届かない

鳥や飛行士に なれるつもりだった

在りし日の自分は ひるむことさえなく

ただひたすらに 立ち向かっていた


変わらなければ 次は巡って来ない

なりたくて こうなったわけじゃない


風よやまないで 涙は枯れてない

強く刺す あたりまえにも 負けない時が来る

だから死なないで 泣くのもやめないで

痛むほど 耳がとらえる 

声も必ずある


そういえば どれだけ 俺は泣いただろう

ただくやしくて どうにも くやしくて

とびらを開けて 出ることもできなかった

動かぬひざは重く かかえられなかった


笑わなければ 押しつぶされるだけ

周りのためにも ほほえめれば


笑みを忘れないで 嘘をはぎとった

さわれない 小さな想い 守る鉄の鎧

耳に風の音 胸に闇の声

強くない 心を揺らす 

ならば無理にも笑え


それでも ようやく 舟をこぎだした

凪いだ潮目に ひとりこぎだした

明日を過剰に 期待しない 強く

戻る望みは捨て 星のしめす先へ


踏み出せたならば 世界はかわっていく

その一歩目がすでに すくんでしまう

いずれ沈むなら 今覚悟をきめて

この今だけを つかまえろ


今を忘れないで 無理をはぎとった

晴れやかな 雲間に光る 青い空の高み

病んだ心の中 晴らす薬はなく

いつの日か この一瞬を 

懐かしむ日が必ず


(詞・曲・歌   矢尾板拓也)




<アンコール>



「ふみもせず


ふみもせず 

あなたに ささえられ

ふみもせず 

あなたとを うまく占ない

とらえられない不安にひたりながら

花の色ばかりをつむぎつづける


ふみもせず 

たよりを 待ち望み

ふみもせず 

うけとめて ほしいと願う

かたちない不安を 脇におしやり

このままでいいのと 自分に語る


はずれた者だけが 道を説き

生きるの死ぬのを 道に問い


橋立を見たことがありません

天かける神世の昔ばなし

あたりまえの明日をふみもせず

思いばかりが 風に乗る


ふみもせず 

世の中に ささえられ

ふみもせず 

あしたを 悪く思い

とらえられない不安に ひたりながら

星の数ばかりを むねでかぞえる


ふみもせず 

橋の向うは 雲の上

ふみもせず 

浮世は 足の下

登ってしまえば 楽になる

ぬげ落ちる 靴ほどの 生きたあかし


はずれた者だけが 道を説き

生きるの死ぬのを 道に問い


橋立を見たことがありません

天かける神世の昔ばなし

あたりまえの明日をふみもせず

思いばかりが 風に乗る


はずれた者だけが 道を説き

生きるの死ぬのを 道に問い


橋立を見たことがありません

天かける神世の昔ばなし

あたりまえの明日をふみもせず

思いばかりが 風に乗る


風に乗る




「春になれば」



春になれば せめて 春になれば

蝶、綺羅キラめく 春になれば


移ろう季節に 移ろわずに生きて

なびくたびに なびかぬままに

おのれを通した報いだというのか

成れの果ては 罰だろうか


落ちた穴の中に 石を投げるような

愛とも 憎しみとも

わからない このざわめきは


春になれば せめて 春になれば

蝶、綺羅キラめく 春になれば


捨て去ったあれもこれも 責めては来ない

歩むたびに 歩まぬままに

ひとにも愛を 望ませぬ笑みがついに

胸に張り付き 影も差さず


落ちた穴の中に 石を投げるような

想いの 深さは

求めぬ はずだったのに


春になれば せめて 春になれば

風、薫る 春になれば


原罪という自戒に せせら笑う青さ

打たれるたびに 歪むままに

世の中の全てを 敵にまわしたような

うぬぼれこそ 罪だろうか


落ちた穴の中に 石を投げるような

情けも 冷たさも

独りで 背負ってたのに


春になれば せめて 春になれば

風、薫る 春になれば


春になれば せめて 春になれば

蝶、綺羅キラめく 春になれば


春になれば せめて 春になれば

風、薫る 春になれば


風、薫る 春になれば




(詞・曲・歌   矢尾板拓也)






 


 

矢尾板拓也 


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歌詞カード①

IMG_1147





「広くゆるやいで」


高圧線を唸らせる

強い風を思い出さないか

マフラーを巻き込んでしまった

自転車を置き去りにしたね


若葉色の海広く畝って

波打つ中にただ立ちつくした

風に目を潤ませて歌えば

声は畔を駈け空へ飛んだ


この川を流れる水は

広くゆるやいで

あのころの

いつか忘れる想い出を

今海へ


白いハトを投げ上げて

全てがこれで終わると思っていた

投げ上げたくせに追いかける瞳を

お節介にもカメラは残す


その瞳は遠回りを生み

終わりをこの河口へ結んだのさ

あのとき石を投げつけた水は

ようやくここへたどりついた


この川を流れる水は

広くゆるやいで

あのころの

いつか忘れる想い出を

今海へ




「アウトサイダー」


もう十年早く生まれて

肩を組んでいたかった

心までとは言い切れないが

仲間と素直に呼び合えた

ギターを抱えて泣きながら

歌を歌っていたかった

時代にあっているといわれて

偽りに抱かれて        (*)


面白い奴と笑った奴は

心見せれば逃げていった

どんなによくしてくれた奴も

凄い奴だと匙投げていきやがった

refrain)


本音と、言葉を重ねるたびに

軽薄さは増していくんだね

マジ?とオイラを疑うならば

間違っていると罵ってもらいたかった

refrain)


今はもう誰もいやしないさ

乾ききったこの荒野には

にわか雨のシュプレヒコールは

それもオイラの求めるものじゃなかった

refrain)


時の流れのアウトサイダー

時代とうまくやれやしないのに

いまさら流れ着く先々で

抱き上げてもらおうなんざぁ虫がよすぎた

refrain)




「さくらはさくら」


花の名残はなく 青葉がざわめく

狂喜を経て 澄ました静けさは 

紅を選ぶ君に似て


長い髪を切って 夏色の君は

緑に照り さらに透き通り 

心を覆う


問い詰めないことが 二人の暗黙

笑う君と笑わぬ君との 

はざ間で僕は揺れる


さくら はさくら

繁りおおせた木々に

春の姿は如何にやと問えば

さくら はさくら 

映りしものやのみと

瞳に走る木漏れ日に笑う


花の盛りを過ぎ 心がざわめく

人それぞれ 身もそれぞれなのと 

手鏡がたわむ


吹き流されたのは 花びらだけでなく

落ち着かないあなたの想う通り 

まなざしはゆらいで


つなぎとめるだけの あすに未来はなく

まだ知らない眺めを問うには 

たがいに青く冷たく


さくら はさくら 

あの花吹雪等しく

来たる季節も舞うやかと問えば

さくら はさくら 

映りしものやのみと

時の往き来はうぬぼれとそよぐ


さくら はさくら

繁りおおせた木々に

春の姿は如何にやと問えば

さくら はさくら 

映りしものやのみと

瞳に走る木漏れ日に笑う




「枯水仙」


恋の唄 唄うには 生き過ぎて

愛したと 想い出は 語るのに

振り返り 見てみれば 

風の無い 空があり

つまずいて 見わたせば 

顔の無い 石ばかり 


好きになるものは 人のもの

帰る宛 ある人しか 愛せない  

振り返り 見てみれば 

風の無い 空があり

つまずいて 見わたせば 

顔の無い 石ばかり


この青い 水面には 映らない

酔いしれる 姿など 映らない

振り返り 見てみれば 

風の無い 空があり

つまずいて 見わたせば 

顔の無い 石ばかり



(詞・曲・歌   矢尾板拓也)




 

 

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「さくらはさくら」Live 動画 1,2,


2チラシライブ4月3







桜ではなく

アーモンドの花らしい。

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