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2014年11月

大鹿村黒川牧場の星空

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           大鹿村黒川牧場からの中央アルプス    11.22     21:24
            

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            正面は中央アルプス南駒ケ岳と西駒ケ岳 21:55

長野県北部で強い地震が起きた11月22日土曜日の晩、新月でしかも雲一つ無い絶好の星夜となったため、一人で出掛けて来ました。最近、夜中にこうした行動が増えたので気味悪さに少しはは慣れてはきましたが、真っ暗な山の中、何が飛び出してくるかわかりません。動物ならいいですが、人間様がそんなところにいたら心臓が飛び出すくらい驚くことでしょう。鹿、テンが山中の暗闇の中に確認できました。黒川牧場からは西に飯田の街が一望でき、正面には中央アルプス、その延長に乗鞍岳、北アルプスも望める絶好のポイントです。到着した21時頃には天の川が南アルプスから中央アルプスに向かって写真のように流れておりました。この日はそんなに寒くはなく、冷え込んで街の灯りが消え出す23時頃は、もっと鮮明に星が輝くと思います。車の中に携帯電話を置いててあったため、22時8分に起きた地震を知らず、震動もまったく感じませんでした。


papawakaipapawakai  at 12:36コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

知床の生き物たち

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                   シマフクロウ   羅臼町にて          

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       サケの遡上    斜里町ウトロ ペレケ川にて

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      サケの死骸を突くシギか?   羅臼町にて

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                       キタキツネ    標津町にて

町の文化祭でヒグマが知床の断崖絶壁を下りてくる写真を見て以来、持病の「ひょうきん病」が発症し、どうしても知床にヒグマの撮影に行きたくなり、思い切って決めました。かみさんは「わしゃ熊なんか見たくないわあ」という事で一人旅です。遊覧船からの熊ウォッチングは10月半ばで今年の営業を終え、地元漁師に頼もうにも海が荒れる10月からは船を出せないという事で、安全な海上からの撮影は断念しました。運がよければ河口に熊さんが出て来ていて、それを遠くから望遠で撮れたらいいなと、淡い期待を持って出掛けたのですが、今年は海水温が高くてサケの遡上が少なく、熊との遭遇は空振りに終わりました。サケの漁獲量も例年の半分だそうです。そのかわり、北海道に120羽しか確認されていないという特別天然記念物の「シマフクロウ」の情報場所で魚を捕らえる瞬間が見られ、シマフクロウの貴重な写真を撮影することが出来ました。私の使用しているキヤノン5DⅡはISO6400が最高で、F5.6の400mmズームレンズで30分の1のシャター速度でやっと写る状態のため、ぶれてしまいます。旭川から来られていた方が三脚を貸して下さったおかげで、何とか満足ゆく写真が撮れました。河口に現れるヒグマを船上から撮影するために、次回は夏出掛けたいと思います。知床の自然に当分はまりそうです。


papawakaipapawakai  at 01:51コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!