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2021年10月

秋山郷から苗場山

 今月始めに槍ヶ岳に一緒に登ったS氏と秋山郷から新潟県境にある苗場山(2,145m)に行って来ました。前日降った雪で志賀高原への道は冬用タイヤでないと無理な状態でした。幸い念のために2日前に交換してあったので、功を奏しました。
 苗場山はもう厳冬期と変らないたたずまいです。樹氷が育ち蔵王のようなモンスター化をしておりました。苗場山の特徴の池塘は雪で覆われてしまっておりました。

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奥志賀スーパー林道から見た雪化粧の山並み 笠法師山方面 32017.10.24   8:25

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秋山郷和山地区からの鳥甲山  8:49

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苗場山登山道4合目付近の紅葉  9:40

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ナナカマドの実に積もった新雪   9:46

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天の雫? 解けた雪が雫となって降る中を登る登山者  10:43

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ブナの黄葉と雪の針葉樹が美しい 5合目付近  10:46

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完全に雪景色となり、木道を行く登山者 9合目付近 標高2,000m  11:38

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苗場山山頂付近一帯は平らな湿地帯で多くの池塘が存在するが、雪で覆われていた。 13:25

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青空、白い雲、雪山、黄葉と四段黄葉というのかな?  14:59

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帰りの登山道 雪が解け始め、長靴が正解でした。  15:01

 20年以上前から通う秋山郷は年々過疎化が進み、幾つかあった食堂、土産店、民芸品店が閉まってしまって、寂しいです。あの熊肉チャーシューラーメンや行者ニンニクラーメンがもう食べられません。悲しいです。



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槍沢の紅葉と槍ヶ岳

 2、3年前よりスキー仲間のS氏が登山を始め、今年は針ノ木雪渓からの蓮華岳と御嶽山に一緒に登りました。S氏から槍ヶ岳は初心者じゃ無理かな?と尋ねられ、フルマラソンを経験しているなら大丈夫と応え、紅葉の時期に行くことに決めておりました。槍ヶ岳に登るには、上高地から入るか岐阜県の新穂高温泉からですが、どちらも槍の肩まで行くには9~10時間掛かります。今回は一般的な上高地からの計画にしました。槍ヶ岳周辺には山小屋が幾つかありますが、山頂に近くて眺望がよい事で「ヒュッテ大槍」に泊まり、翌日山頂に登って上高地に下山することにしました。ヒュッテ大槍までは上高地から20km、9時間40分のコースタイムです。上高地を6時に出発しないと1泊では行って来られないので、3時に座光寺スマートインターに入り、松本インターで降り、沢渡の駐車場から上高地まではバスでは遅くなるため、タクシーを使いました。
 上高地からは梓川に沿って明神、徳沢を通過して、涸沢と槍ヶ岳への分岐の横尾まで10kmあります。横尾までは多くの登山者やハイカーがいたのですが、槍ヶ岳方面に向かう登山者は1割以下で、ほとんどが涸沢の紅葉目当てのようでした。

※注意  先月の飛騨地方で発生した地震により、ヒュッテ大槍から槍の肩までの東鎌尾根登山道は崩落箇所
       が生じ通行禁止となっております。殺生ヒュッテから槍沢に回避して行けます。    

 1日目  上高地~横尾~ヒュッテ大槍(泊) 9時間 20km
 2日目  ヒュッテ大槍~殺生ヒュッテ~槍の肩~槍ヶ岳~上高地 10時間 21.6km 

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ナナカマドの紅葉が冴える槍沢  2021.10.7    11:42

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槍沢中間部 正面は赤沢山・左に西岳  13:19

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ダケカンバ(岳樺)の黄葉   13:44

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ヒュッテ大槍からの東鎌尾根 手前から西岳 奥は常念岳 15:15
ヒュッテには15時に到着 

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ヒュッテ大槍からの朝陽と常念岳  2021.10.8   6:01

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朝陽に染まるヒュッテ大槍   6:04

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槍の肩から西鎌尾根に向かう登山者    7:29

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小槍と奥は後立山連峰 谷底まで1,000m以上はありそう 7:42
小槍の上でアルペン踊りは無理無理

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手前から大喰岳(オオバミ)、中岳、南岳、穂高連峰  7:51

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槍ヶ岳山頂への鉄ハシゴに取り付く登山者 眼下の山荘までの落差109m  8:14

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槍の肩付近からの槍沢 真下に殺生ヒュッテ、その左上に昨晩泊まったヒュッテ大槍 
奥は常念山脈      8:50

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槍を見上げる登山者 殺生ヒュッテへの分岐にて   9:29

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さらば槍よ槍沢よ!次はいつ来られるか。  10:58

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          登って来た方向を振り返る  槍沢大曲り下にて   11:01

 二日間とも素晴らしい天候に恵まれました。夜は曇っていて満天の星が見られませんでしたが、槍ヶ岳からの展望、槍沢の紅葉を充分に満喫出来ました。若い頃には穂高山荘までスイカを担ぎ上げたり、中判カメラも持って行けたのですが、山小屋までが精一杯になりました。1泊2日での槍はきついです。次回は2泊です。






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