2020年10月13日
御嶽山 噴火後6年目の状況
以前に勤めていた職場で働く中国人実習生を、御嶽山に連れて行って来ました。6年前の御嶽山噴火のことは、母国でニュースを見て事故があった事は知っているようでした。58名が亡くなり、いまだに5名が行方不明となっており、この岩の下敷きになっているかもしれないと伝えると大変驚き、初めて登る活火山に脅威を感じているようでした。彼にとって一生の思い出となることでしょう。
9合目覚明堂直下より稜線を見上げる。この付近にも噴石が飛んできて、3名が犠牲となっている。 10:59
剣ヶ峰に向かう途中右手の二の池と二の池本館 白いのは雪渓のようだが火山灰 拡大すると右奥に柱状節理帯が確認できる。 11:13
剣ヶ峰から見下ろす王滝山頂 左が八丁ダルミ ここでは16名が犠牲となる。 11:50
剣ヶ峰から見た噴火口方面(左側) 火山灰で異様な情景 形容するなら魔の山だ。噴火したのは平成26年9月27日11時52分。ちょうど今の時間だ。土曜日で登山者が多く、山頂に到着して昼に入ろうかという丁度の時間に爆発は起きた。山の神はお怒りになったのか?この山頂周辺で33名が犠牲になった。 11:52