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地元の高岡・武陵地古墳

 雨が降っていて遺跡発掘のアルバイトが休みのため、近くの古墳を見て来ました。高岡第一号古墳はJR元善光寺駅の150mほど北東側にあり、飯田下伊那地方では一番大きな前方後円墳です。長さ72.3m、高さは6.3mあり、6世紀前半に造られたようです。後円部の中腹には横穴式の石室があり、そこからは埴輪、金環、馬具等が見つかっております。
 また、そこから北に600m程の高森町には武陵地古墳があり、明治時代に土地所有者とその友人が富本銭を2枚見つけ、分け合ったそうで、現在は高森町と飯田市で保管されております。

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雨上がりの朝 紫陽花が迎えてくれた 奥は高岡神社  2021.7.1

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後円部にある高岡神社への石段

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後円部から前方部を見る

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前方部から後円部を見たところ

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後円部の中腹にある横穴の石室

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石室の中 ISO10000で撮影 石室の壁面は赤色染料の跡が残る

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武陵地古墳(高岡古墳から600m程北)右奥が古墳

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            武陵地第一号古墳(円墳) 高森町下市田

 南大島川をはさんだ高森町と座光寺地区一帯は古墳群がいくつも見られます。私が現在アルバイトで発掘調査をしている恒川遺跡は、高岡古墳のすぐ近くで、飯田市が史跡公園を計画しております。奈良時代から平安初期にかけて郡役所がおかれた「伊那郡衙」跡で、硯・三彩陶器など郡役所で使用されたと思われる遺物が出土しているほか、日本でも数少ない和銅銀銭が出土するなど極めて重要な遺跡(平成26年国史跡指定)で、武陵地1号古墳とも近くで、富本銭が出てもおかしくない地域と識者は言っております。





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