2022年06月06日
乗鞍岳 一夜のドラマ
昨年、乗鞍岳の雪渓に最後のスキーに行った際、雪の回廊を見て、何とかここで星空を撮影出来ないものかと考えておりました。同じような雪の回廊は立山が有名ですが、余りにも遠くて日帰りは無理です。
渋峠はどうだろうかと思いGWに行って来ましたが、高さが5m程で乗鞍で見た雪の壁よりも低く、ちょっと期待外れでした。6月1日からの春山バス運行で、雪渓入口までエコーラインが開通したため、バスで行って夜を待ち、撮影して翌朝のバスで帰ろうと最初考えたのですが、相当待たなくてはならないため、三本滝ゲートから歩くことにしました。夜8時半からへッドランプ頼りに暗い道路を登って行くのですが、10m高度を上げるにも道路はくねくねとつづら折れになっており、ショートカットの道も熊が出て来やしないかと、林の中へ入る気にはとてもなれません。歩き出してちょうど2時間で位ヶ原山荘に到着。山荘管理人のものと思われる車が1台駐車してありましたが、山荘は真っ暗でした。ここまで来れば雪の回廊まであと2〜3kmと判断し、星空が続いてくれるのを祈りながら向かいました。
大きなカーブを曲がると前方に剣ヶ峰が見え、いくつかのカーブを過ぎて上がっていくと雪の壁が現れ、雪の回廊に11時15分に着きました。両側の雪の壁の間にサソリ座が立ち、左側には天の川の中心部が見え、想像以上の素晴らしい星景でした。
渋峠はどうだろうかと思いGWに行って来ましたが、高さが5m程で乗鞍で見た雪の壁よりも低く、ちょっと期待外れでした。6月1日からの春山バス運行で、雪渓入口までエコーラインが開通したため、バスで行って夜を待ち、撮影して翌朝のバスで帰ろうと最初考えたのですが、相当待たなくてはならないため、三本滝ゲートから歩くことにしました。夜8時半からへッドランプ頼りに暗い道路を登って行くのですが、10m高度を上げるにも道路はくねくねとつづら折れになっており、ショートカットの道も熊が出て来やしないかと、林の中へ入る気にはとてもなれません。歩き出してちょうど2時間で位ヶ原山荘に到着。山荘管理人のものと思われる車が1台駐車してありましたが、山荘は真っ暗でした。ここまで来れば雪の回廊まであと2〜3kmと判断し、星空が続いてくれるのを祈りながら向かいました。
大きなカーブを曲がると前方に剣ヶ峰が見え、いくつかのカーブを過ぎて上がっていくと雪の壁が現れ、雪の回廊に11時15分に着きました。両側の雪の壁の間にサソリ座が立ち、左側には天の川の中心部が見え、想像以上の素晴らしい星景でした。
正面にサソリが立つ 2022.6.3 23:36
雪解けの水が凍って道路はツルツルで、カメラの三脚が危ないため、乾いた舗装面での撮影となりました。
手前は剣ヶ峰から続く尾根と奥は中央アルプス 2022.6.4 0:08
昨年初めて見た回廊はもう少し狭かったような気がする。道路縁石まで除雪されており、昨年よりその分広いようだ。 1:28