2006年11月07日
キンキーブーツ
「自分らしく生きたい」と奮闘する彼と彼女(♂)のトランス・カルチャー・ムービーに、泣いて、笑って、大絶賛!!
「どうしたらいい?」が口グセの優柔不断なチャーリーは、突然の父親の死で、倒産秒読み寸前の田舎の靴工場を相続します。悪戦苦闘する彼の前に、舞い降りた救いの天使は・・・ドラッグクイーンのローラ(♂)だった。ドラッククイーンのたち(♂)の悩みは小さな女性用の靴を無理やり履いていること。チャーリーの悩みは、工場を救うための新商品の開拓。伝統的な紳士靴の製造から男性用セクシーブーツ製造へと工場の方向転換を図るのだが、・・・。両者の利益が一致したとき、前代未聞の男性用SEXYブーツ作りが始まった。しかし、自分たち自身が「自分らしく生きたい」と手探りしている二人の前には、問
題が山積。はたして、保守的な靴工場の職人たちは、チャーリーとローラの大胆な改革についていけるのか・・・?!一発逆転、奇跡は起こるのか?
みなさん、「何か〜しっくりとこない」と合わない靴で、毎日(人生)を過ごしていませんか?。これは、父親から受け継いだ革靴=靴工場に馴染めないでいる青年チャーリーと男である事に馴染めずドラッグクイーンとなったローラとの出逢い、彼女と二人三脚で工場を救うために奔走するうちに、「自分らしく生きる」ために自分の靴で歩いて行こうとする物語です。「フル・モンティ」や「フォー・ウエディング」「ロック・ストック&トウー・スモーキングパレルズ」など、良質の映画を送り込んでくれたイギリス映画界。またまた、とってもハートフル・ムービーが「キンキーブーツ」なのです。
<感想>タイトルがなんたって“変体ブーツ”「変態の、性的に倒錯した」、「奇妙な、変わり者の」を意味する”キンキー”。つまりキンキーブーツとは、エナメルで超ハイヒール、セクシーで刺激的なドラッグクイーン御用達ブーツで、オカマチャンが履くヒールの高さがなんと7cmから10cm!、足を挫いたら元もこのないのにね。それに股下まである超〜ロングブーツなんですから。私しゃ、3cmヒールが丁度いい!。
冒頭のタイトルバックに黒人の女の子?が出てきて、寒そうにベンチに座っていましたね。ところがバックの中から真っ赤なハイヒールを出して、それを履いてからと言うものは、幸せそうにステップを踏んで踊りだすんです!!。そう、この女の子?は、主人公のドラッククイーンのローラなのですね。その後に、その子の父親らしき人が顔を出して、「ボーイ」と呼んで叱り付けます。ということは、女の子のではなく、男の子サイモンなんです。こんな年頃から、ハイヒールを履いて、オカマチャンのローラに変身していくのが分かりますね。ローラの父親は肺癌で亡くなったようです。
さて、ブーツを作る工場がロンドンより北にある田舎町、ノーサンプトンにあるのです。代々紳士靴を作ってきた、プライス社、お父さんが急死して靴工場をどうするかの瀬戸際に立たされます。優柔不断な息子のチャーリーは、15人の靴職人を解雇しなければならない。みんなの前で「どうしたらいい!!」と演説するチャーリー。やけ酒をくらって夜道を歩けば、よせばいいのに、男たちに絡まれていた美女を助けるつもりが、美女のロングブーツで頭を殴られ気絶するチャーリー。気が付けばそこは、ローラ(♂)の楽屋、お部屋は天使とか、金銀ぎらぎら、スパンコールだらけで、アフロやストレートのカツラがづらりと並んでおり、怪しい部屋。ローラは舞台で歌や踊りを披露して、・・・そうなんです、彼女(♂)はロンドンのSOHOに美のカリスマとして君臨する、“クラブエンジェル”の人気スター!。歌も上手いが腕っ節も滅法強いんですね。
工場の靴職人デブ、いや失礼ボブと、腕相撲パブで、腕相撲することになるのですが、ローラは、父親が小さいころボクサーにしたくて、ジムにかよわせて、バーベル上げで筋肉モリモリなんですね。試合は、もう〜白熱もの声援をおくりましたわ!誰にって、モチローラよ!。
それが、どうゆうわけか途中まで優勢だったのに、急に負けるんですね。ボブが近寄ってきて、「力を抜いたろ」と言います。ローラは、ボブの名誉のためにも、みんなの前で恥をさらして傷つくのが嫌だったんですね。女装を脱ぐとほんとに弱虫さんのローラ。ボブの悪口に傷ついてトイレに立てこもる繊細さが何とも愛らしいです!。男サイモンに戻って、トックリのセーターにジーンズ姿のローラもカッコイイですよ!。でも足元はヒールのブーツ!。演じているのがキウェテル・イジョフォーです。
それから、靴職人さん達は、ボブを先頭に、団結してエナメルにスーパーヒールのSEXYな<ドラッグクイーン御用達>ブーツを作り出します。もちろんデザイナーはローラ、そしてプライズ社、靴工場のおぼっちゃま、チャーリーは最後の従業員ローレンに首を宣告するのですが、反対に言われちゃいます。
「貴方はそこに座ったまま、“僕に何が出来る?”って、馬鹿じゃないの!、他の工場では登山靴や乗馬靴で、ニッチ市場を開拓しているのに」と捨て台詞を言われ、・・・チャーリーは、やっと目が覚めます。今まで先祖代々、紳士専門の靴を作ってきたのに、プライドも捨てて会社を立て直すよう“ドラッグクイーン”のブーツを作って、ミラノの国際見本市に出品する事になります。さあ〜ぁ、果たして“キンキーブーツ”は完成するのでしょうか?・・・ミラノのステージは成功するのでしょうか?・・・・。そしてチャーリーには婚約者のニックがいるのですが、彼女は不動産屋で働いていて、チャーリーの靴工場を売ろうとしています。
そして鈍感なのかローレンがチャーリーのこと好きなのに気が付かない。さあ〜ぁ、恋の女神はどちらに微笑むのでしょうか?、ラストで、チャーリーが抱き合ってキスをしているので分かりますよ。
ドラッグクイーンのステージも満載!!、クラブ“エンジェル”でのローラの歌と踊りでショータイム、とっても華やかで素敵です。靴工場の靴作りの過程も見れるし、この映画はイギリスで本当にあった話に、インパイヤーされての映画化です。観ているうちに嬉しくなり、笑わせてくれ、いつの間にか涙もちょぴりとね!。エンドロールのバックが茶色の皮に、横に切り抜いて窓を作って、そこからドラッグクイーンのオンステージが見られます。
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この記事へのコメント

そうなんですよ!〜俳優さんって凄い努力家ですね。
確か、ローラを演じているキウェテル・イジョフォーは、「インサイド・マン」「トウモロー・ワールド」ではれっきとした男性で演じていました。
楽しかったです。
れっきとした男優さんなんですね〜?
そうはみえません(笑)
ドレスを着た時の女っぷりといい、
脱いだ時の乙女ぶりといい、
さすがの演技です〜。
梅沢富雄を思い出しました(笑)
とんちゃんへ・・・TB.コメント有難うございます。そちらへもお返しに上がりましたね。
キウェテル・イジョフォーさん、オカマチャン役してた俳優さん、歌も踊りも上手でした。
本当はれっきとした男優さん、「トゥモローワールド」でも活躍していましたね。
めっちゃ楽しめました。
泣けるとこもあり、心が温かくなりました。
ニックと浮気相手以外の登場人物全員にキスしたい
気持ちになりました(^.^)
Kino様へ・・・わざわざどうも有難うございます。キウェテル・イジョフォーさん、オカマチャン役してたけど、「インサイドマン」そして、今上映している「トゥモローワールド」にも出ていましたよ。
最近、目に付くようになりましたね。
この映画、大好きです!
元気が出ますね。ミラノのショーのシーンなんか
拍手したいくらい!素敵な映画です。
キウェテル・イジョフォーさん、今度からはちゃんとチェックしておかなくちゃ。
たろ様へ・・・いつもどうも、TB・コメント有難うございます。本当にあった靴工場の再起の映画化、出演者のみなさん、良かったです。
特に、ドラッグクイーンのショータイム、最高でした。
アンナマリーさんへ・・・いつも有難うございます。ほんと、ローラのショー観に行きたいです(笑)。
考えてみると、オカマさんの靴って(特にハイヒール)無いでしょうね。
私も太っているけど、ヒールが体重を支えられないと、思いながらもピンヒール大好きです(苦笑)。
ALISEさんへ・・・TB・コメントお返し有難うございました。ドラッグクイーンの歌とダンス・ショー舞台綺麗?良かったです。
そうなんです!、アダム大ファンで気に入るとDVD買ちゃうんですよ(笑)。凹ンでいる時なんかアダムを観ると元気付けられます。
コメントとトラックバックを失礼致します。
この作品は、実話を基にした、印象深い台詞を散りばめた物語展開、チャーリー・プライス役を演じたジョエル・エドガートンさん、ローラ役を演じたキウェテル・イジョフォーさん、ローレン役を演じたサラ=ジェーン・ポッツさんをはじめとした出演者の皆さんの好演 等、全体的な仕上りも良く出来ていた映画であったと思います。
また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
この映画って、笑って観てたはずなのに気づいたら涙が出てました。
それぞれの立場の気持ちがとってもわかりやすかったです。だから作中にも入りやすかったのかな・・・。
最近はサントラを楽しんでます。
ローラのショーに行きたくなりますよ

相変わらずTBは無理のようのなので名前のところにさせていただきました。
またお邪魔させていただきますね☆
この映画はもう本当に最高でした。めちゃ笑ったし
めちゃ泣いたって感じですね。女装をしていないとすごく弱気なローラがよかったですね。サントラとパンフレットを買おうと思ったらもう売り切れだったんです。
パピ子さんはアダム・サンドラーファンなんですか?
ホット・チックの時の意味もなく出てくるアダム・サンドラーがすごく楽しかったです。『ビッグ・ダディ』、『アンガー・マネージメント』も大好きです。