ツォツィ(DVD)テラビシアにかける橋

2008年01月26日

母べえ4

453d8830.jpg

混迷の時代を明るく懸命に生き抜いた母の物語。日本はもう、この「母」を忘れている__。

1940(昭和15)年の東京。野上家の父・滋(坂東三津五郎)と母・佳代(吉永小百合)、娘の初子(志田未来)と照美(佐藤未来)は、互いを「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と呼び合う。

仲むつまじい一家の風景は、父が治安維持法違反で検挙された朝から一変した。
不安を募らせる母と娘たちを、周囲の人間が温かく支える。父の教え子の山崎(浅野忠信)は、一家から「山ちゃん」と呼ばれる大切な存在。父の妹で美しく活発な久子(檀れい)は、娘2人のお姉さん役。

変わり者の仙吉おじさん(笑福亭鶴瓶)は、いくつもの騒動を巻き起こす。
41年、日本は太平洋戦争に突入、庶民の暮らしにも戦争の影が忍び寄る。そんなある日、野上家にある便りが届く…。

原作は黒澤明監督のスクリプター(記録係)として知られる野上照代さんが、少女時代を自伝的に描いた「父へのレクイエム」。映画化に合わせ「母べえ」と改題、中央公論新社から出版されました。(作品資料より)

雪の降る日<感想>この映画は、そのどちらかといえば、「泣かせる」映画である。笑いもあるが、「泣き笑い」といった物語でもあるのです。

クライマックスの「泣かせ」のシーンは、その涙が凍りついてしまうようなせりふを最後に仕掛けていた。

照美が、瀕死の母親に「死んだ父べえや義妹の久子、それに戦死した夫の教え子山崎に会えるでしょう」と、最後のなぐさめを言う娘に、臨終の時の母べえが、ほとんど声にならない声で言う言葉、「死んでなんか会いたくない、生きて会いたい」と。

そしてみんな「ありがとう、ありがとう」と殆んど聴き取れない声で別れの言葉を言うシーンだ。

家族で昭和15年(1940年)、はるかに「昭和1516年」という時代を実感できる気分にさせてくれる。

東京のある町に独文学者の父・滋(坂東三津五郎)、母・佳代(吉永小百合)、二人の娘、照美(佐藤未来)、初子(志田未来)の一家がある。

彼と彼女らは、たがいに愛称で呼び合い、母は「かあべえ」と呼ばれている。ちゃぶ台で食事をする睦まじいシーンから始るが、その翌朝には、特高がやってきて、父を手縄にかけて連行する。

彼の反戦的な活動(日中戦争を批判する論文を書いた)が治安維持法にひっかかったのだ。日米開戦に向って突き進む情勢のなかで、滋の拘束は解かれるはずもなく、「贅沢は敵」すべてを軍事へといったキャンペーンが高まるなかで、佳代の一家は母子家庭の生活をしなければならなくなる。

いまでは人間関係のなかで「美徳」とはみなされなくなった「つつましさ」がしっかりと定着されている。

母と娘とりわけ母べえを、いつも前向きでたくましい「昭和の母」を演じている主演の吉永小百合さんの演技が、素晴らしく感動的でした。

治安維持法で検挙された夫を待ちわびながら、たくましく生きた肝っ玉母さん役。

30代から終盤では女優人生初の特殊メークを施し、90歳近くまでを1人で演じ切っている、さすがに大女優である。

冒頭の、夫が治安維持法違反容疑で連行された後、無言でぞうきんをかけるシーンが強烈に残っています。「刑事に土足で踏みにじられた畳をしっかりと拭(ふ)くことで、夫のプライドを守り子どもと一緒に一家を守っていくという決意が現れていました。
体全体で演技をしている小百合さんの表情、ようやく認められた夫との面会の場面で、切ない心情が観る側にひしひしと伝わります。
「夫の背中の湿疹を目にしたり、一緒に連れてきた照べえをしからないといけない、つらいシーンです。

鶴べいのおじさんこの時代は「天皇制」なのだが、この映画にも、隣組の集まりで、まず「皇居」の方を向いて土下座をするという、戦前には実際にあった強制的なしぐさのシーンがある。母べえが代用教員になった学校の教室には、天皇皇后の「御真影」が飾ってあった。

滋の獄中からの手紙は、その文面には黒い線が何本か引いてあり政治とかかわりのある文面はみなこうして消されています。

拘置所に差し入れる本には書き込みがあってはダメで、山ちゃんや子供たちが、せっせと本の書き込みを消しゴムで消す作業をするシーンがある。

それと、印象に残っているシーンは、夏休みに子供たちと山ちゃんを誘って海水浴に行くのですが、山ちゃんが溺れるシーンで、母べえが水色のワンピースのまま助けに飛び込む水泳シーンには、驚きましたね。

夫の野上滋には、歌舞伎役者の坂東三津五郎さんが、滋の教え子で留守宅の母子家庭を懸命に支える山崎徹には、若手個性派俳優の浅野忠信さん。

滋の妹、久子には、「武士の一分」でデビューした壇れいさん。また、母べいの変わり者の伯父さんには、笑福亭鶴瓶が笑いを誘う役を演じている。その他にも山田ワールドの俳優さんたちがたくさんでていますよ。
姉妹それに子役2人の演技も印象的です。姉役の初子には、TVドラマ「14才の母」で注目された志田未来ちゃん、内気だけどしっかり者。

妹の照美役の佐藤未来ちゃんは、本当に奔放でおちゃめで、どんどん心の中に入って来るような子。しかし、この映画は、単に警察がひどいとか、戦争の時代がひどいなんて、時代に迎合して戦争に突入していく「庶民」がわるい、馬鹿だということを描いているわけではないのです。

父親一家に親切な隣組の炭屋の親父が、日米開戦を喜んだり、新宿の街頭でおばさんたちが「贅沢は敵」だとして、若い娘たちが首飾りや指輪をしている貴金属を、兵器製造のために献上することを呼びかけているシーンが出てくるが、基本は、そういうひどい状況のなかで、母べえの一家がどう暮らしたかである。
この映画を見て、太平洋戦争で日本が米国と戦ったことや、広島や長崎への原爆投下を知らない若者がいるのは悲しいですね。あのころの日本に目を向け、戦争に負けて新しい日本ができたということを知ってほしいと思います。またこれから日本がどういう国になっていくのか不透明な時代、若い人達に見てもらって、あの時代を見つめてほしいと思います。



papikosachimama at 22:50│ 2008年劇場公開作品、鑑賞 | か行・が行の映画

この記事へのトラックバック

28. 母べえ  [ Blossom ]   2010年04月25日 15:52
母べえ 監督 山田洋次 出演 吉永小百合 浅野忠信 檀れい     志田未来 佐藤未来 中村梅之助 日本 2007
27. 母べえ  [ むーびーふぁんたすてぃっく ]   2010年03月04日 17:02
「母べえ」 感想 これは泣いた!! 家族って暖かいんだね… 母って強いよね… 辛いことがあっても生きていかなきゃいけないんだもん??.
26. 『母べえ』'08・日  [ 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ ]   2009年01月12日 21:16
あらすじ日中戦争が泥沼化しつつある頃。野上家は、お互いを「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と呼び合う仲睦まじい家族だったが、昭和15年2月、滋が治安維持法違反で検挙されてから苦難の日々が始まった。そんな折、滋の教え子・山崎徹が訪ねてくる。それ以降...
25. mini review 08317「母べえ」★★★★★☆☆☆☆☆  [ サーカスな日々 ]   2008年08月02日 07:27
山田洋次監督が昭和初期につつましく生きる家族の姿をとらえて、現代の家族へのメッセージとしてつづった感動の家族ドラマ。夫のいない家族を支える強くてけなげな母親を演じた主演の吉永小百合をはじめ、坂東三津五郎や浅野忠信、子役の志田未来、佐藤未来が、戦前の動乱に...
24. 『母べえ』を観たぞ〜!  [ おきらく楽天 映画生活 ]   2008年03月14日 08:38
『母べえ』を観ましたある日突然夫が治安維持法で投獄されてしまうという苦境の中で、夫を信じ続け、つつましくも気高き信念を失わず、残された2人の娘を守るため懸命に生きた一人の女性の姿を描く家族愛のドラマです>>『母べえ』関連製作年度: 2007年ジャンル: ドラ...
23. 【母べえ】  [ +++ Candy Cinema +++ ]   2008年02月27日 15:10
監督/山田洋次   脚本/山田洋次、平松恵美子    原作/ 野上照代 『母べえ』(オリジナル題『父へのレクイエム』)    製作年度N..
22. 母と『母べえ』鑑賞♪  [ たーくん'sシネマカフェ ]   2008年02月16日 08:08
東京の金券ショップでみつけた「母べえ」の前売券850円で購入(元々千円)去年の春は母と「東京タワー オカンとボクと時々オトン」鑑賞。今回は母と「母べえ」鑑賞♪(C)2007「母べえ」製作委員会監督:脚本:山田洋次原作:野上照代 脚本:平松恵美子 音楽:冨...
21. 【2008-22】母べえ  [ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! ]   2008年02月12日 23:32
2 人気ブログランキングの順位は? 激動の昭和を生きた家族 小さな家族の中を── 大きな時代が通り過ぎてゆく── 何もなくても、母の手があった。 悲しくても、母の胸があった。
20. 「母べえ」を観て  [ 再出発日記 ]   2008年02月05日 13:27
世評があまりにも高いので、私は最初から冷静に、辛口でいこうと決心していた。監督・脚本:山田洋次出演:吉永小百合、浅野忠信、檀れい、志田未来、戸田恵子、坂東三津五郎特高役の笹野高史が土足で野上家に上がりこみ、調度品や蔵書を足蹴にする。江戸時代がかかったよ...
19. 『母(かあ)べえ』鑑賞レビュー!  [ ★☆★風景写真blog★☆★healing Photo! ]   2008年02月03日 23:16
『母(かあ)べえ』鑑賞レビュー! 下の画像をクリックで やや、大きめのサイズで ご覧になれます! ↓↓↓↓ P.S. 大滝秀治さんは老体に鞭打って お元気な演技でした 自転車の二人乗りでも 落ちない程の運動神経は ご立派です....。 笑福亭鶴...
18. 母べえ 08013  [ 猫姫じゃ ]   2008年02月03日 14:47
母べえ 2008年   山田洋次 監督  野上照代 原作吉永小百合 浅野忠信 檀れい 志田未来 佐藤未来 坂東三津五郎 笑福亭鶴瓶 中村梅之助 ATOK 偉い! つるべ、一発変換ですね。 婆べえ、とか言う陰口も聞こえますが、なんのなんの、吉永小百合さん、お若い...
17. *母べえ*  [ Cartouche ]   2008年02月03日 14:09
{{{   ***STORY***              2007年  日本 日中戦争が泥沼化しつつある頃。野上家では、ドイツ文学者の夫・滋と妻・佳代、そしてしっかり者の長女・初子と天真爛漫な次女・照美の4人が貧しくも明るく暮らしていた。お互いを「父べえ」「...
16. 映画 【母べえ】  [ ミチの雑記帳 ]   2008年02月01日 14:45
映画館にて「母べえ」 黒澤明作品の常連スタッフで知られる野上照代の自伝的小説「父へのレクイエム」を山田洋次監督が映画化。 おはなし:昭和15年。ドイツ文学者の父・滋(坂東三津五郎)が反戦を唱えたとして逮捕されてしまう。悲しみにくれる母・佳代(吉永小百合)と2...
15. 【母べえ】  [ 日々のつぶやき ]   2008年02月01日 12:54
監督:山田洋次 出演:吉永小百合、浅野忠信、壇れい、坂東三津五郎、志田未来、佐藤未来、戸田恵子、笑福亭鶴瓶 予想していたよりも良かったです! 「昭和15年野上家、父べえと母べえと娘二人の幸せな暮しがある朝突然奪われた。父の滋はドイツ文学者で治安維持法
14. ★「母べえ」  [ ひらりん的映画ブログ ]   2008年01月31日 00:55
今週の平日休みは、「テラビシアにかける橋」か「陰日向に咲く」を観ようかと思ってたけど、 時間が合わず、吉永小百合主演の本作に。 ココ数年で映画を観だしたひらりんとしては、吉永小百合は初鑑賞。 高倉健さんのときにも書いたと思うけど、 お年の割りに、この人も...
13. 母べえ  [ Akira's VOICE ]   2008年01月28日 17:36
叫ばなくとも強烈に響く「戦争反対」の声。
12. 母べえ  [ ネタバレ映画館 ]   2008年01月28日 03:21
君は母べえを見たか?
11. 『母べえ』初日舞台挨拶@丸の内ピカデリー1  [ |あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο ]   2008年01月28日 01:03
『SP』の岡田准一、『篤姫』の宮崎あおいの『陰日向に咲く』と晴海通りを挟んで、舞台挨拶2本立てを計画していたが、ジャニーズファンの恐るべき猛攻によりチケット瞬殺オクでも万単位で取引されていたので、泣く泣く1本のみ(爆)山田洋次監督と完成披露で握手したのは、....
10. 「母べえ」  [ お楽しみはココからだ?? 映画をもっと楽しむ方法 ]   2008年01月28日 00:34
(2008年・松竹/監督:山田 洋次) 黒澤明監督のスクリプターを長く務めた野上照代さんの自伝ノンフィクション「父へのレクイエム」を元に、戦前・戦中・戦後を生きた家族の物語を、日本
9. 「母べえ」  [ てんびんthe LIFE ]   2008年01月27日 23:13
「母べえ」試写会 丸の内ピカデリー2で鑑賞 チラシやポスターをみたときに母親役が吉永小百合さま…、子供はまだ小学生じゃん、ちょっとやばいか? なんて突っ込んでしまったのですが、それは小百合さまを女優ではなく60代の熟女と決め付けてしまったからです。 最...
8. 「母べえ」:有明テニスの森バス停付近の会話  [ 【映画がはねたら、都バスに乗って】 ]   2008年01月27日 22:43
{/hiyo_en2/}なに、ソワソワしてるの? {/kaeru_en4/}いや、吉永小百合って、テニスとか乗馬が趣味らしいから、ひょっとして有明あたりにいたりしないかなあと思って。 {/hiyo_en2/}いるわけないでしょ。 {/kaeru_en4/}でも、俺がいると知れば、来てくれるかもしれないぜ。 ...
7. 「 母べえ (2008)  」  [ MoonDreamWorks★Fc2 ]   2008年01月27日 22:23
【母べえ 】2008年1月26日(土)公開 監督 ・ 脚本 : 山田殮.
6. 「母べえ」自由のない時代でも信じる思想を通して信じ合った強い絆の家族愛  [ オールマイティにコメンテート ]   2008年01月27日 17:27
5 「母べえ」は野上照代さん原作、山田洋次監督作品で、太平洋戦争へ突入する前の1940年から太平洋戦争へ突入した1942年を中心に父べえが治安維持法違反で検挙されて帰りを待つ母べえら家族とその知人と親戚の絆を描いたストーリーである。当時戦争に突き進んだ日本の....
5. 映画「母べえ(かあべえ)」  [ happy♪ happy♪♪ ]   2008年01月27日 14:37
昭和15年2月のある夜、東京に暮らす野上家では、 夫の滋(坂東三津五郎)と妻の佳代(吉永小百合)、 しっかり者の長女・初子(志田未来)と天真爛漫な次女・照美(佐藤未来)が 笑いの絶えない楽しい夕食を囲んでいた。 それが、家族揃った最後の晩餐になってしまった。 ...
4. 映画「母べえ」を試写会にて鑑賞。  [ masalaの辛口映画館 ]   2008年01月27日 11:31
 19日、有楽町よみうりホールにて「母べえ」を試写会にて鑑賞した。 客入りは7〜8割くらいで、客層は子供連れの親子から年配の方まで様々である。 映画の話 世界情勢が緊張を帯びてきた昭和15年。ドイツ文学者の父・滋(坂東三津五郎)が、反戦を唱えたとして逮捕...
3. [映画『母べえ』を観た]  [ 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 ]   2008年01月27日 11:15
▼うちの<母べえ>が、映画『母べえ』の前売り券を持っていたので、いつもの<MOVIX昭島>に観に行く。 今夜は、レイトショーで『テラビシアにかける橋』も観に行く予定なので、<MOVIX昭島>三昧である。 うちの<母べえ>は、市の婦人会のお手伝いをしている...
2. 『母べえ』  [ ラムの大通り ]   2008年01月27日 11:08
----これって最近、よく聞くタイトル。 お母さんの話だろうということは想像つくけど、 この“べえ”というのは一体ニャによ。 「じゃあ、順番に分かりやすく説明しよう。 この映画は、黒澤明監督のスクリプターとして知られる野上照代が、 幼い頃の家族の想い出を綴ったノン...
1. 「母べえ」  [ てんびんthe LIFE ]   2008年01月27日 11:03
「母べえ」試写会 丸の内ピカデリー2で鑑賞 チラシやポスターをみたときに母親役が吉永小百合さま…、子供はまだ小学生じゃん、ちょっとやばいか? なんて突っ込んでしまったのですが、それは小百合さまを女優ではなく60代の熟女と決め付けてしまったからです。 最...

この記事へのコメント

6. Posted by パピのママ   2008年02月02日 20:20
ケントさんへ・・・いつもコメントありがとう(^^♪
きっと、ケントさん観ると思ってました。
私には、姉妹の子役の子二人とも良かったです。
それに、壇れいの久子さん、山ちゃんと一緒になるとばかり思ってたら、山ちゃんは、母べえのことが好きだったのですね。
父べえが、反戦的な活動(日中戦争を批判する論文を書いた)治安維持法で検挙されたのも、母べえは両親の反対を押し切っての恋愛結婚ですもの。
この時代の作品は、ともすると暗くなりがちですが、山ちゃんと母べえの娘たちと、海水浴へ行くシーンなど盛り込んで愉快なドラマに仕上がってました。
5. Posted by パピのママ   2008年02月02日 20:08
5 hitoさんへ・・・今晩は!、コメントありがとうございます。
戦前の日本の生活なんかは、このような映画とかじゃやないと見れませんよね。
家族を守るお母さん、暖かい温もりのある家庭、丸いちゃぶ台に真ん中におかずの煮物が入った大きな丼。
家族そろって食事をすることが、この時代は当たり前だったのに。
やっぱり、女の一生じゃないけれど、母べえの一生を描きたかったのでしょう。
4. Posted by ケント   2008年02月02日 12:10
バビママさんこんにちは、ケントです。
次女の役をやった子役の子、当時の末っ子のイメージをとても見事に表現していましたね。演出が良かったのでしょうが、末恐ろしき女優
だと思いました。
あと鶴瓶のおじさんと、山ちゃんが良かったと思います。山田監督は反戦的な映画より、アットホームな映画に的を絞ったほうが良い作品が出来ると思いました。
今の時代から見ると、家族を放り出して自分の思想だけに価値観を見出す父べえは、余り共感出来ませんね。それなら独身を通すべきです。父や恩師のほうがまっとうな気がしたのは、私だけでしょうか。
3. Posted by hito   2008年02月01日 14:09
当時はこうだったのであろう、背筋のピンとした生活ぶりとつつましさ、それと母べえの強さとやさしさが印象的な映画でした。

とても良かったですね〜

最後の現代でのラストシーンがちょっと違和感あったのですが・・
2. Posted by パピのママ   2008年01月30日 21:38
5 亀さんへ・・・今晩は!、ご丁寧にコメント有難うございます(^^♪
そうですね〜映画の中の戦争の部分は省略されてましたね。
タイトルの「母べえ」のとおり、戦中の日本の母を描いていたと思われます。
あの当時の母親は、男尊女卑の時代、贅沢は敵、一度嫁いだら離婚なんて、・・・今の時代とはかなり女性の環境も違って、夫が捕らえられた後、一家を支えて働き子供を育て上げる心優しく、肝っ玉母さん。
そんな、母親像を描きたかったのではないかしらね。
1. Posted by 亀さん   2008年01月27日 12:36
3 亀さんたちのブログへのTB、有難う!
亀さんもこのブログへのTBを試みましたが、出来ないので、コメントをします。
亀さんは、この映画が家族愛や母べえの強さを丁寧に描いていると感じたのですが、反戦の描き方としては若干の物足らなさを感じました。
なお、亀さんたちのブログは、同じ高校同期卒の団塊世代、還暦オトコ3人組が共同運営しています。コンセプトは余り一定していませんが、頑張っていますので、時々覗いてみてください。
ツォツィ(DVD)テラビシアにかける橋