2008年09月05日

庭から昇ったロケット雲3

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子供たちは宇宙飛行を夢見るあなたが大好き“夢はかなう”と教えてほしい!!

夢を追い続ける父親と、同じ夢を見る家族の物語。

物語:チャーリー・ファーマー(ビリー・ボブ・ソーントン)の夢は宇宙飛行士になること。彼は農業を営み愛する家族と暮らしながら、いまもその夢を追い続けている。

子供の頃から宇宙飛行士になりたいと思っていたファーマーは、大学で航空宇宙工学を学び、空軍に入隊した。

NASAで宇宙飛行士の訓練も受け努力し続け、その夢が現実に限りなく近づいた矢先、結局、宇宙へは行かずに退役した。

父親が急死し実家の農業を継がなければならなくなったからだ。

しかし簡単には夢をあきらめないファーマーは、なんと帰郷してから10年、貯金をつぎ込み自分の手で自作のロケットで宇宙に飛ぶ計画を立てる。

私財をつぎ込み、専門知識を教えこんだ15歳の息子を右腕に、いよいよ計画実行という時に、FBI捜査官から「個人のロケット打ち上げは違法だ」と警告されてしまう。

デビュー作『ツイン・フォールズ・アイダホ』で注目を浴びた双子のポーリッシュ兄弟にとって、本作が初めてのメジャースタジオ作品となった。

tya-ri-,o-deli-監督のマイケル・ポーリッシュは語る。「チャーリー・ファーマーはエキセントリックだが、自分のやりたいことをやっているだけなんだ。

やりたいことをできずに人生を送っている人が殆どだから彼みたいな人が普通じゃないように見えてしまう。

だが、人はみな、夢を見る権利がある。夢を追うためには何かをあきらめなければならない。犠牲を伴うということだ。

人が夢を追うことをやめてしまうのはその犠牲を払いたくないからだと思う。ファーマーは自分の子供たちには成功をつかむためにはリスクも負うことが大切だと、自ら夢を追うことによって伝えようとしているんだ」と。

サンシャインとスタンリーそして、ファーマーの夢に自分たち自身の映画製作の夢を重ね合わせた。

彼らの夢に命を吹き込んだのは、個性派俳優ビリー・ボブ・ソーントン。癖のある役柄が多いソーントンがいつになく真っ直ぐな男を好演している。

家族を大きな愛で包む妻オーディには、『サイドウェイ』のヴァージニア・マドセン。彼女の"戦前の日本の母親"のような深い愛情と優しさが物語全体に温かさを生んでいる。

大ヒット作『アルマゲドン』では宇宙へと旅立ったブルース・ウィリスが宇宙飛行士仲間として登場するのも話題となっています。

その他キャリア豊富な演技派俳優たちに混ざって、愛らしいファーマー家の子供たちを新鋭マックス・シエリオットと、ポーリッシュ兄弟それぞれの愛娘たちが演じており、ポーリッシュ家のファミリー・ムービーともなっているわけなのです。(作品資料より)

遊ぶ<感想>途方もなく大きな夢を見た男と、彼を支える家族の感動ストーリー。
一歩間違うと大馬鹿映画になりそうなものの、家族愛映画にまとめた構成はさすがですね。

私、こういう話、大好きなんです。

夢を持って、それを実現しようとがんばっていたら、いつの間にか大人になっていた。そんな人たちが大好きです。

だって、電気も飛行機もコンピューターも、女の人が選挙権を持つことや、ほらアフリカン、アメリカンの人がアメリカ大統領候補になることだって、みんな“夢みたいなこと”って言われて実現したことでしょ。

夢はね、見ない人にはかなえることはできない。夢が実現しないと思ったら進歩はない。そう思いますね。

rokettoしかしながら、ここで難しいのは一人の夢をかなえるために、他の人を犠牲にしてもいいのかってところだと思います。うんうん難しい。

だから、ファーマー一家は、他人事じゃありません。お父さんのチャーリーが見続ける夢を家族みんなの夢にしている一家だからです。

ただし、チャーリーの夢は自分の造ったロケットで有人宇宙飛行すること。莫大なお金がかかります。

それでも政府がつぎ込んでいる金額より安いのがミソで、政府としてはそんな金額でロケットが出来ちゃうということを認めるわけにはいきません。

だから、必死でチャーリーの計画を阻止しようとするのです。となると、アメリカ政府VS.ファーマー一家。孤立無援の戦いになり、なおさらファーマー一家は結束を固めることになるわけです。

アメリカの始まりは開拓農民。ヨーロッパ各国から食い詰めた農民たちが新しい土地を求めて移民してきて、西へ西へと家族ごと馬車で旅していったのがアメリカ人。

リーダーはお父さんでお母さんはサポート役、一家が一つにならなければ生き抜いていけませんでした。そんな原点を思い起こさせるのがこのファーマー家なんです。

夫婦また、封建主義の王国だったヨーロッパ各国から来た移民たちにとって、アメリカという国は、何にでもなれる国であることが魅力の一つでした。

王様に生まれなくとも、例えば会社の社長さんとかになれるわけで、地主の家に生まれなくとも農場主になれる。

アメリカンドリーム!!それが移民たちの夢だったのです。

チャーリーのお父さんもそんな夢を見た人だったのでしょう。

けれど、その夢をかなえるのは自分で、息子は息子の夢を追うことを応援していた人だったようですね。

宇宙へだからチャーリーは大学へ行き航空工学を学び、宇宙飛行士を目指して空軍に入ったのです。

幸いチャーリーはベトナム戦争に行くには若く、宇宙飛行士だけを目指して訓練を受けることが出来た世代だったのでしょう。


 

が、時代が変わり農業よりも金融で儲けることを目指したレーガン大統領時代。

アポロ計画がスペースシャトル計画に変わったころ、農場経営に行き詰ったチャーリーのお父さんは、夢破れ命を絶ちます。

チャーリーは空軍を辞め、父の夢だった農場を引き継ぎます。そして、空軍の同僚がスペースシャトルで飛行しているときに、長男シェパードが生まれ、チャーリーは自分のを再び追い始めたに違いありません。

ロケットが昇る息子に自分の夢を託すのではなく、夢をかなえようとする父親の姿を見せながら育てるために。

お母さんのオードリーが言います、「夢はかなうんだと教えてやって」と、いいセリフですよね。

でも、家計は火の車で、家も抵当に入っており、銀行から取り立ての催促です。お父さん、テレビでF1カーレ−スを見て、車にスポンサーがついていることを発見!、遅いよね、でも街に行って一軒一軒店を回って、ロケットに宣伝をつけるセールスをするのです。

ファーマー何とか、FBI、CIA、連邦航空局の目をかすめてロケットを発射させるのですが、納屋から上手く脱出できなくて、ロケットは横倒しのまま暴走してしまいます。

お父さん大怪我を負いながらも、もう1回チャレンジすることにロケットを造り直します。

私も言いたい、夢を持って、それをかなえようと力を尽くせば、夢の尻尾はつかめるはずよ!っと、それで満足できなければより以上の努力をすればいい。

って、確かにね映画だから実現できるんだよね。普通はとてもそんな大それたこと出来ないって、打ち上げに失敗して大怪我して、それで諦めるわよ(笑)

まぁ、しかし映画だから、夢物語でもいいじゃないの。ちょっと、一昔前まではテレビとか映画でしか見たことのない宇宙!

宇宙まで来年には民間での宇宙旅行も実現するそうですよ!

ファーマーの夢は遠くない未来ですね!



papikosachimama at 01:44│ 2008年劇場公開作品、鑑賞 | な行の映画

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自分の農場から自分の作ったロケットで宇宙へ行く。この無謀な父の夢に家族が一丸となる姿が涙を誘う。 弊害はやっぱり金銭的なもの、そして政府の反対。ブルース・ウィリスさんがかつての同僚役として友情出演していました。 しかし自力で宇宙有人飛行などあまりにも
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1. 庭から昇ったロケット雲/ビリー・ボブ・ソーントン  [ カノンな日々 ]   2008年09月05日 21:54
ロケットや宇宙に馳せる夢や思いを描いた作品って、何故か良作に当たりそう予感がしちゃうんだけど、たぶんその多くが夢をひたむきに追う主人公と支える家族や友人たちの姿を愛情こめて描くヒューマンドラマとしての魅力なのかなァと思うのでした。 久々にシャンテシネで....