2010年08月11日

ちょんまげぷりん4

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男らしくてやさしくて、礼節をわきまえた純情青年。

江戸時代からやってきた“パティシエ侍”、いざ見参!

物語遊佐ひろ子(ともさかりえ)は、子育てと仕事の両立に悩むシングルマザー。やんちゃ盛りの1人息子、友也(鈴木福)とわがままなクライアントに挟まれ、生活費も値上がり。

四苦八苦の毎日を送っていた。冴えない毎日にストレスを溜め込んでいたある日、着物にちょんまげ姿の男に出会う。その男の名は木島安兵衛(錦戸亮)。

180年前の江戸時代からやってきた本物の侍だった。なぜ、現代の東京にやってきたのか安兵衛自身も訳が分からず、江戸から東京、街の激変ぶりにただ呆然とするばかり。

帰る方法は見つからず、行く当てもない安兵衛は、成り行きで遊佐家に居候することに。すると安兵衛は、恩返しに遊佐家の家事すべてを引き受けると宣言する。初めは俳優か頭のおかしい男だろうと思っていたひろ子も、一生懸命に家事をこなす安兵衛の姿を見て考えを改める。

ハンバーガー店では大騒ぎする友也をたしなめて礼儀や男らしさを教え、熱を出せば心を込めて看病する。現代では見られない筋の通った男らしさは新鮮で、ひろ子は安心して仕事に打ち込み始める。

ちょんまげプリン父親不在に慣れていた友也もひろ子同様。大人の男と一緒に暮らして守られたり、キチンと叱られたりする安心感を初めて知るのだった。このまま3人でずっと暮らしていくことを考え始めた頃。秘められていた安兵衛の才能が開花する。

それはお菓子作り。友也のために作ったプリンがきっかけだった。江戸時代ではお役目から遠のいていた安兵衛。刀をナイフに持ち替え、パティシエとしての実力を認められたことで、初めて働く喜びを知ることになる。だが、やがて手作りケーキコンテストに出場することが決定すると、3人の間に築かれた微妙なバランスが崩れ始める……。

荒木源の同名コミック「ちょんまげぷりん」を『ゴールデンスランバー』の中村義洋監督が映画化。映画初出演の錦戸亮が、江戸時代から現代の東京にタイムスリップした侍・木島安兵衛を演じている。

ひろ子役に抜群の安定感を見せるともさかりえに、友也役には愛くるしい鈴木福が扮して凸凹な3人の優しい化学反応を表現する。

そしてこの映画ならではの印象的なキャラクターを井上順、中村有志が個性豊かに見せながら。佐藤仁美、堀部圭亮ら実力派ががっちりと脇を支えている。(作品資料より)

<感想>先週中国、上海万博旅行へ行き、風邪をひいて帰ってきた私。1週間も寝込んでしまった。まだ鼻水が出て、喉も痛いし、やっと咳も治まり熱も平常に戻り早速ブログに取りかかろうとPCの前に座った。

この作品は映画館でパンフを見て面白そうなので観た映画。江戸時代(文政9年、1826年)から現代にタイムスリップして来たお侍さんが、それも若い青年ではないか!・・・「無礼者!ここは全てが狂おうている、元に戻せ!」「あないいたせ!」っていきなりひろ子に命令口調のお侍。

安兵衛錦戸君のファンではないがちょんまげ姿の彼は好青年であります、はい!何故に現代にタイムスリップしてきたのかは、あまり詳しく詮索するとつまらないのでそれは置いといて、ひろ子と友也君と出会った時は、私もひろ子と同じく時代劇の撮影でもしているのか?・・・俳優さんだね!そのくらいにしか考えていなかった。

しかし、物語はシングルマザーのひろ子と息子と、安兵衛が一緒に暮らすことになり、最初は信じられなかったが本当に江戸時代(180年前)から訳があってタイムスリップして来たことがわかり、昔だったら女は家を守り、男が外へ働きに行くという。しかし、ひろ子が離婚して働かなければ暮らしていけないことが分かり、家の家事全般を引き受けてくれる。

何だか軽いノリのようなテンポで、もしかしてこのままひろ子と結婚してくれたらいいのにと思いながら見ていたのですが、最後の方で、お正月の元朝参りへ3人で着物姿で行くところなんか、とても似合っていてこういう家族もいいではないかしらなんて思ってしまったのに。安兵衛さんってお侍さんなのに器用に家事をこなして、電化製品を器用にこなすところはちょっとと疑問に思いましたが、スーパーの買い出しもセール品を買いだめして、それにお菓子作りが凄く上手なんですよ。

purinnハンバーガー店で大騒ぎする友也君をたしなめて礼儀や男らしさを教える頼もしいパパみたいな安兵衛さん。それに怒られるとメソメソ泣いてしまう友也君に「男はやたらに泣くものではない」と諭し、注意されても聞き入れない他の子どもたちに「母上に対して、何という口のききようか。あやまられい」と一喝する。・・・離婚して父親役どころか仕事で勢一杯のひろ子にとっては、つい息子を甘やかして躾がおろそかになってしまっている。だから安兵衛が、家事全般をこなして息子の保育園の送り迎えや、病気の時も看病し、熱があって食欲がない友也にプリンを作って食べさせてくれる優しいパパみたいな存在になってきているのが嬉しい。

料理の番組を見て晩御飯のメニューを決め作り、料理の本を見て見よう見まねでお菓子作りの才能を開花し、卵白を泡立てる姿や、モンブランにミルフィーユとか、近所の主婦たちもそのケーキ作りに絶賛の拍手を惜しみません。だからお父さんの手作りケーキコンテストに出場するハガキを出してしまったのですね。

そこで最終審査まで残り、他のお父さんたちはシンデレラ城とか、バベルの塔とか、安兵衛さんは江戸城を作成していたのですよ。ところが子供が手伝いをすることになり、友也君も頑張ったのですがさすがに疲れが出て眠くなり、チョコレートを江戸城の天守閣から垂らしてしまったのです。

これでは折角作った江戸城のケーキが台無しですよ、でも安兵衛さんの機転でホワイトチョコレートを友也君に持たせ、それを見事な刀裁きで雪を降らして最高な出来上がりでした。その実力を認めたアントワーヌ自由ヶ丘のマスターが、安兵衛さんをパティシェにと、働くことになるのですね。

これに怒ったひろ子は、離婚した前の夫と同じみたい、出て行って!と追い出してしまうんです。でも、折角仕事に勢をだしていたのに、また元に逆戻りだ。友也君が熱を出して会社を早退して迎えに行き、寝かせてまた仕事に戻るひろ子。ところが、友也が安兵衛さんを慕って自由ヶ丘の店へ行ったみたい。

一緒に息子を探してくれる安兵衛に感謝しつつ、恋心も芽生えたみたいで、本当だったらこのまま一緒に家族として暮らせればいいのだけれどね。でも運命の瞬間が来たのですね。

とっても心温っまる、昔のお侍さん、義理人情にちょっぴり涙も加えて、最後の和菓子屋さんでの再会が良かったですね。何だか帰りに豆乳で出来た竹の筒入りの江戸阜凛とはいかないが、スーパーのプリンでも食べたくなりましたもの。

上記のケーキのお城の写真3つは「辻調グループ校メディア情報」で見られますよ!



papikosachimama at 23:40│ 2010年劇場公開作品、鑑賞 | た行・だ行の映画

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この記事へのコメント

2. Posted by パピのママ   2010年09月22日 17:01
5 hitoさんへ・・・忙しいのに、本当にコメントありがとう!
現代劇に時代劇の要素がというのが以外で面白かったですね。
そう、ラストで安兵衛が江戸時代へ戻っていくところは何とかならなかったの。
でも、親子が強く生きていく様子が描かれていたので、ハッピーエンドでなくて良かったのかもしれませんね。
1. Posted by hito   2010年09月06日 14:37
ご無沙汰してますーこんにちは♪

これ面白かったですー。
何度もクスクスプププと笑ってしまいました。

設定は漫画的ですけど、こういう楽しいホッとできる作品大好きー
ラストがもうちょっとハッピーならもっと嬉しかったのですが・・・