2010年08月23日

レポゼッション・メン3

レポゼッション・メン巨大な人工臓器ビジネスの裏側で暗躍する“回収人”を描く近未来サスペンス!

物語:人工臓器を付けることで健康と延命が図られている未来。ユニオン社は、様々な臓器をローンで売っていたが、支払いが滞った場合、レポ・メンを差し向け、臓器を容赦なく「回収」していた。

一流のレポ・メンであるレミーは、親友のジェイクとともに回収した臓器の数を競っていた。しかしレミーの妻は人の命を奪う夫の仕事に嫌気がさし、家を出てしまう。ある日、レミーは仕事中に「事故」に合い、今度は自分に人工心臓が取り付けられる事態に陥る。

出演のレミーに「シャーロック・ホームズ」のジュード・ロウー、親友ジェイクには「バンテージ・ポイント」のフォレスト・ホィッテカー。ユニオン社の社長に「ウルヴァリン」のリーヴ・シュライバー、レミーの恋人に「アイ・アム・レジェンド」のアリシー・ブラガー、レミーの妻には「ブラック・ブック」のカリス・ファン・ハウンテンなど。監督はミゲル・サポチニク。(作品資料より) 注意:ネタバレです!

レポゼッション、ジュード<感想>近未来の社会には、半永久の命を約束する人口臓器の移植は、巨大ビジネス化するという物語で、その心臓とか臓器が余りにも高価なため、支払い不能に陥る者が続出。そんな人間から強制的に人工臓器を回収(摘出)する者、それが通称“レポ・メン”の彼らの仕事だ。

二枚目路線のジュードがSF・サスペンス映画に出ているだけで面白いと思ったが、前に「ガタカ」なんてSF・サスペンス作品に出ていたことがあるではないか。

レポゼッションメン、近未来若返りの全身整形手術だけでなく、全身臓器移植可能な近未来のお話。

それも高価な値段で支払いが滞れば、彼らのような医者でもないのに、刀みたいな刃物で人間の臓器を取り出し、その人間は死んでしまう。それでも法の取り締まりがないので、警察に捕まることもない。

そんな回収屋のジュードが、実は小さいころから何度となく癲癇持ち?みたいな意識がなくなる病に冒されている。今度も仕事の途中で意識がなくなり、気が付くと病院のベットの上、それも心臓を摘出されて人口心臓が埋め込まれているのだ。

レポゼッションメン、1これはきっと誰かの罠かと思った。今まで冷酷な心で臓器を回収していたのに、ジュードが心臓を移植されてからは、何だか人間の命を奪うことに恐れるようになり、この仕事を辞めたいと言い始める。

途中から相棒のフォレストがいかにも優しく、ジュードとは戦争にも一緒に行き苦汁を共にした仲である。妻も無く友達も彼しかいない。レミーが自分の人工心臓の代金を支払うためには、人間を殺し臓器をいくつも回収しなければいけないのだ。

レポゼッションメン、彼女妻はそんな彼とは離婚したいと願っている。息子もいるのに。仕事へ行く途中に全身人工臓器だらけの麻薬中毒女と出会う。彼女の歌声が何故か心に響き、彼女の臓器を回収することもなく、二人で逃亡してしまう。

やがてユニオン社からの追手に追われる二人、レミーが気が付く臓器の記憶を削除すればいいのではと、ユニオン社の本社侵入を試みるのである。そこでの格闘劇はなんとも素晴らしい。レミーのナイフ使いとか、四角いノコギリで相手の喉を切るとか、金づちをふるうなど自分も怪我をしながらやっとの思いで奥まで辿り着く。

しかし、最後の結末は何故かむなしく感じざるを得ない。レミーがあれだけ死にもの狂いで(自分の心臓まで取り出し認識させる)システムを削除したのに、人工脳にされ楽園のような夢の世界だけで生きるレミーに、現代の植物人間で生きている患者を連想させた。



papikosachimama at 20:57│ 2010年劇場公開作品、鑑賞 | ら行の映画

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14. 「レポゼッション・メン」  [ ★☆ひらりん的映画ブログ☆★ ]   2011年06月28日 03:55
劇場公開を、ついつい見逃しちゃった作品。 ジュード・ロウのニヤケ顔は嫌いだけど、 ちょっと硬派な演技はイケてるんじゃないかと思ったので。
13. レポゼッション・メン  [ RISING STEEL ]   2011年04月12日 20:06
レポゼッション・メン / REPO MEN 2010年 アメリカ映画 ユニヴァーサル製作 監督:ミゲル・サポチニク 製作:スコット・ステューバー 原作:エリック・ガルシア 脚本:エリック・ガルシ...
12. 『レポゼッション・メン』 映画レビュー  [ さも観たかのような映画レビュー ]   2010年12月22日 02:04
『 レポゼッション・メン 』 (2010)  監  督 :ミゲル・サポクニック キャ スト :ジュード・ロウ、フォレスト・ウィテカー、リーヴ・シュレイバー、アリシー・ブラガ、カリス・ファン・ハウテン、...
11. レポゼッション・メン 評価:★★  [ 20XX年問題 ]   2010年09月16日 21:52
レビューを更新しました。 当HP↓からどうぞ。 Review→映画レビュー、から見れます
10. レポゼッション・メン  [ ルナのシネマ缶 ]   2010年09月08日 00:16
闇金を上回る非情すぎる 臓器回収人(レポ・メン)。 ほとんど、人間狩りを 楽しんでいる感じで・・・ エグいです。 覚悟はしていましたが、 かなりの流血シーンが ありました。 人工臓器により長寿が可能になった近未来、高額ローンの返済が滞ると レポ・メン...
9. レポゼッション・メン  [ 風に吹かれて ]   2010年09月02日 08:43
アクション全開のジュード・ロウ公式サイト http://repo-men.jp原作・脚本 エリック・ガルシアユニオン社が製造する人工臓器が普及して、人間が長寿を得ている世界。高額なローンと引き換えに人
8. レポゼッション・メン  [ そーれりぽーと ]   2010年09月02日 00:57
「臓器回収屋が切り裂くぜい!」的な予告編。 「へ?あのロクでもなかった去年の映画『REPO!』と同じ話???」 『レポゼッション・メン』を観てきました。 ★★★ 『REPO!』はロクでもない映画だったけど、こちらは何の捻りもなく、つまらねー!とうなだれて観てたら、最後...
7. レポゼッション・メン/ジュード・ロウ  [ カノンな日々 ]   2010年09月01日 15:13
最新のテクノロジーによって開発された人工臓器によって長寿が実現した近未来社会。しかし人工臓器が高額ゆえにローン返済が滞ると人工臓器を回収されてしまうという。これだけでもかなり魅力を感じてしまったのですが、さらにジュード・ロウが演じる主人公の回収人が自身も....
6. レポゼッション・メン(2010)  [ 銅版画制作の日々 ]   2010年09月01日 14:15
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5. 映画「レポゼッション・メン」@東宝東和試...  [ masalaの辛口映画館 ]   2010年09月01日 14:09
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4. レポゼッション・メン /Repo Men  [ 我想一個人映画美的女人blog ]   2010年09月01日 11:22
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3. 「レポゼッションメン」  [ Con Gas, Sin Hielo ]   2010年08月29日 06:52
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