マジック・ツリーハウス世界33カ国で9800万部を売り上げたメアリー・ポープ・オズボーンのベストセラー児童小説をアニメーション映画化。幼い兄弟が森で見つけた“マジック・ツリーハウス”を使って、様々な世界を旅する冒険ファンタジー。声の出演は「パラダイス・キス」の北川景子、「うさぎドロップ」の芦田愛菜、「容疑者Xの献身」の真矢みき。

あらすじ:本と勉強が大好きでちょっぴり弱気なジャック(声:北川景子)。どんな動物とも仲良くなれる冒険好きなアニー(声:芦田愛菜)。仲良し兄妹の2人はある日、ねずみのピーナッツを追って入り込んだ森で、大きな樫の木の上に小屋を見つける。中に入ってみると本が一杯。

マジックツリー、5恐竜図鑑を開いたジャックが思わず“行ってみたい”と呟いたところ、たちまち小屋が光に包まれ、ぐるぐると回転を始めた。
気がつくと、なんとそこは恐竜の王国。早速、外に飛び出したアニーは恐竜のヘンリーと友だちになる。最初は怖がっていたジャックも恐竜の生態に興味津々で、草むらを探検するうちに金のメダルを拾う。ところが、ティラノサウルスに追いかけられて大ピンチに。間一髪で危機を逃れ、ようやく元の世界に戻ってきた2人は、この不思議な木の家を“マジック・ツリーハウス”と名付けるのだった。

翌日、再びマジック・ツリーハウスへ行くと、ピーナッツが大きな本を眺めている。その本には“4つのメダルが奇跡を起こす”と書かれており、表紙には4つのくぼみが。そのくぼみに恐竜の王国で拾ったメダルを合わせると、吸い込まれるようにピタリとはまった。(作品資料より)

マジックツリー、4<感想>7日公開だったこの作品。アメリカの人気児童書メアリー・ポープ・オズボーン原作の「マジック・ツリーハウス」シリーズを日本でアニメ化されたのですね。画像は、どちらかというと手書きの絵本のような画質ですね。

お話の内容は、現代のアメリカ。本の好きなお兄ちゃんジャックと、森へ遊びに行き妹のアニーがツリーハウスを見つけた。そのツリーハウスに登って見ると、中には本棚にたくさんの本があったのです。でもそのツリーハウスの住人は、悪い魔法使いにネズミに変えられてしまった、髪の長い奇麗なお姉さんだったのです。

マジックツリー、8そのネズミを元の姿の魔術師モーガンに戻すため、兄妹は勇気を振り絞って4つのメダルを探すタイムスリップの冒険の旅にでるのです。お兄ちゃんのジャックが恐竜図鑑を広げて、「ここに行ってみたい」と指をさすと、不思議なことにツリーハウスが光と共にグルグルと回転し始めて、恐竜の世界へと行ってしまいます。

マジックツリー、1そこはジュラシックパークのような、恐竜がたくさんいて、恐竜の卵が孵るシーンとか、子供の恐竜もいるし、でも体が大きなティラノサウルスに追いかけられ、危なく食べられそうになり、それでも何とか妹がメダルをゲットして、自分たちの世界へ戻ることができたのです。

マジック・ツリーハウス、2次の日は夜に森へ出かけて、ツリーハウスへ行くと、月の灯りでネズミの影が大人の女性のように見えて、でも二人は気が付かなかったようで2枚目のメダルを探しに中世のお城へとタイムスリップ。
ここでは、機転をきかしてすぐにお城の中へ入って、騎士たちがお酒を飲んでいる最中に、壁に掛っている鉄の鎧に付いているメダルを妹がゲット。
マジック・ツリーハウス、3見つかってしまい騎士たちに追いかけられるのですが、何だかお兄ちゃんのジャックは弱気で全然頼りないんですね。元気な妹のアニーが率先して頑張っているような、そんな気がしました。

3つ目のメダルは、長靴の形をした国、イタリアのポンペイなんです。丁度その日の正午に火山爆発という、歴史に残る「ポンペイ最後の日」という悲劇があった日だったのです。
お兄ちゃんがその本を見ながら、地震の揺れがあるのにメダルはいったい何処にあるの。
マジックツリー、9水の通り道にあるのではと探すのですが、火山爆発の時間が迫って来て、やっと教会の塔の上にメダルが見つかります。でも火山灰で空は真っ暗になり、二人は逃げるのですが、途中で妹とはぐれてしまいます。
それでも物語は、現代に戻って来て、お兄ちゃんが家に帰っていて、妹はそこにはいません。心配する中、窓の外に妹のアニーの姿が見えるのですが、窓の外は真っ赤な火に覆われてました。大丈夫だったのでしょうかね。そのことはあまり深く考えていないようで、4つ目のメダル探しに二人は行くのですね。

マジックツリー、2そこはカリブ海の海賊船。でもお兄ちゃんは浮かぬ顔して、冒険に行くのを嫌がります。弱気をだして本当にダメな兄のジャックなんですが、妹の強引な4つ目のメダルを探して、ネズミさんを元の姿に戻してあげようという、優しい心に惹かれて最後の冒険に出かけるのです。もちろん大変な思いをしましたが、4つ目のメダルも探して願いが叶うんですよ。

マジック・ツリーハウス、4やっぱり、様々なトラブルに巻き込まれながらも、助け合い兄妹の絆を深めて最後までやり遂げる勇気とかが一番の見どころといっていいでしょう。
それになんといっても、声優さんたちの上手いことといったら、特に妹アニーの声に芦田愛菜ちゃんはピッタリで、本当に上手いし声が可愛いったらない。

お兄ちゃんのジャックには、これが声優初体験となる北川景子さんが。男の子の声なのに、まったく違和感を感じさせないで自然なジャックの声だったのには驚きでした。
ネズミに変えられた美しい魔法使いモーガンの声には、真矢みきさんが演じて、ベテランの域を大いに発揮してくれました。

映画自体は、映像は奇麗でしたよ、まるで絵本から抜け出してきたような色彩と手描きのようなスケッチ、でも兄妹の洋服が全般に渡って、同じ洋服着ているのに違和感がありました。あとは、中世の城の騎士の描き方や、恐竜たちも絵本のまんまのようだし、ポンペイの火山爆発も迫力不足で物足りなかったです。内容のタイムトラベルも「タイムボカン」のような日本のアニメにあるので、あまり新鮮味がない。
でもこの映画を盛り上げてくれたのは、アニーの芦田愛菜ちゃんの声ですよ、あの声を聞いただけで救われた気がしました。
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