古都海賊とよばれた男

2016年12月29日

疾風ロンド3

しっぷうロンド「容疑者Xの献身」など数多くの著作が映像化されてきた直木賞受賞作家・東野圭吾の小説を映画化。
大学の研究所施設から盗まれた危険な生物兵器の回収を命じられた中年研究員が、わずかな手掛かりを基に奔走するさまを描く。
大学の医科学研究所に勤めるもどこか頼りなくツイていない主人公を、東野原作の『新参者』シリーズで主演を務めた阿部寛が演じる。
メガホンを取るのは、
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」などに携ってきた吉田照幸。

あらすじ:大学の研究施設の違法生物兵器「K-55」が盗難に遭い、さらに国民を人質に身代金3億円を用意するよう脅迫メールが届く。
残された時間は
4日間、主任研究員の栗林和幸(阿部寛)はひそかに兵器を探索するという任務を依頼されるも、手掛かりはゼロ。
そんな折、犯人死亡というまさかの事態にぼうぜんとしながらも大惨事を回避すべく、犯人の遺品をヒントに国内屈指の規模を誇るスキー場へと向かう。

<感想>どこが疾風なんだか、そういえば冒頭で、何者かが雪山の木に、クマのぬいぐるみを打ち付けて、「さぁ、ゲームの始まりだ」と薄笑いを浮かべて呟いていたが、ゲームならそれなりのルールや、ルートがあるはずなのに。この映画では、それぞれの駒で、勝手に問題を起こし、あらぬ方向へと走っていくという。

しっぷう、4医科学研究所から盗まれた生物兵器が雪山に隠され、上司から秘密裏に奪還を命じられた中間管理職の研究員が、スキー場スタッフの協力を得て捜索に乗り出す。ただし、探し物が生物兵器だとは絶対に知られてはならない。

やりすぎな柄本明の研究所所長の出演シーンだけは、いつもの大げさな演技で喜劇役者になっていた。
それは、テンデンバラバラであり、緊急を要する事件があるのに、阿部ちゃんのこの能天気ぶりには、脚本も演出も最悪ですね。でもね、雪上場面で、スノボで豪快に滑走する大島優子の、グット突き出した逞しいお尻が最高。それに、レスキューの大倉さんがまたかっこいいときてる。

しっぷう、1事件を解決すべき主人公が、何らかの理由で動けない状態にあるからなので、そういう意味では、本作の主人公を演じている阿部ちゃんは酷い。
自分の仕事の重大さを息子に話していないし、親子関係の修復のために、スキー場へ学校まで休ませて連れて来るなんてね。

でも、コメディ路線をまっしぐらの阿部ちゃんなら仕方ないでしょう。
笑いや雪上でのアクションを畳みかけることによって、主人公がその場に留まっていることに、違和感を持たせない工夫もされている。

ロケ地の野沢温泉が舞台なので、大倉さんと大島の関係には、もどかしい恋愛要素も少しはありそうで、最後の方でそんな感じのシーンもあり、でもキスぐらいしても良かったかもね。
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papikosachimama at 20:09│ 2016年劇場公開作品 | さ行・ざ行の映画
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