月別に公開される映画

2007年04月03日

4月公開新作映画

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4月公開新作映画 鑑賞したい順位から~

1位=バベル メキシコの名匠、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が放つ衝撃のヒューマンドラマ。モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、異なる事件から一つの真実が導かれていく。複数のストーリーがひとつに収束していく展開は、『アモーレス・ペロス』~『21g』をより発展させたものといえ、監督三作目にして、“イニャリトゥ流”の確立がなされたともいえよう。第79回アカデミー賞において助演女優賞にノミネートされた菊地凛子の存在感のある演技は評価するに値する。最優秀作曲賞を受賞したグスタボ・サンタオラヤのスコアも素晴らしい。モロッコ旅行中の、アメリカ人旅行者ブラッド・ピットとケイト・ブランシェット。東京、妻を亡くした役所公司と、娘は聾唖者の菊池凛子。

ブラックブック2位=ブラックブック 第二次世界大戦のレジスタンス運動を背景に、運命に翻弄されながらもたくましく生きるユダヤ人女性の、波乱の半生をドラマティックに描く。ハリウッドで成功を収めているポール・バーホーベンが、23年ぶりに母国オランダで制作し、本国では7週連続興行収入第1位というメガヒットを記録した。美しいだけでなく、強く毅然としたヒロインを演じたカリス・ファン・ハウテンが魅力的。ドイツ将校でありながら良心を持つムンツェを、『善き人のためのソナタ』のセバスチャン・コッホが演じる。“ブラックブック”に記された真実は?そして本当の裏切り者は誰なのか? というサスペンスも盛り込み、エンターテインメントとしても楽しめる大作だ。(4月7日より上映)

ブラッド・ダイヤモンド3位=ブラッド・ダイヤモンド この映画の舞台は、狂気と混乱が支配する内戦下のアフリカ。1991年に始まったシエラレオネ内戦を描くことで、ダイヤモンド業界の不正ダイヤ取引が内戦の資金源となり、さらなる貧困と暴力を招く結果になっている事を訴えている。本作の問題提起は大きな波紋を呼び、イメージ悪化を危惧しダイヤモンド業界は、購買キャンペーンを展開し出したほどだ。また話題性だけでなく作品の質も評価を受け、『ディパーテッド』での名演も記憶に新しい主役のディカプリオが本年度アカデミー賞主演男優賞に3度目のノミネートを果たしている。(4月7日より上映)

ママの遺したラブソング4位=ママが遺したラブソング 本作『ママの遺したラヴソング』は、今最も光り輝く女優スカーレット・ヨハンソンが出演を熱望したという作品。この映画の中で彼女は、現在よりも青く瑞々しい色気を発している。またこの作品で、2004年度ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされている。また相手役はジョン・トラヴォルタが務め、今まで見せたことのない繊細な表情を見せて我々を驚かせてくれる。監督はシェイ二ー・ゲイベル。この女性監督の手により、観る人を、あたかたく優しい気持ちにさせてくれるハートウォーミングな物語が紡ぎ出された。生きることにつまずき、そしてまた歩き出そうとする全てに人に贈る、春一番の優しい感動作。

 

 

クィーン5位=クィーン 誰も知らないが、できれば知りたいダイアナに対するロイヤルファミリーの本音。ダイアナの突然の悲劇からの一週間、良き君主であろうとしてきた女王は、人生を捧げてきた国民から怒りをぶつけられていることを知り、大きなショックを受ける。そんな女王の苦悩を救い、国民と和解させようとするのが、ブレア首相というのが面白い。威厳をたたえる女王だが、本作ではユーモアを失わないチャーミングな女性としての一面も強調している。女王はイギリス国民全員の「愛すべき母」なのだと言わんばかりに。この映画を観た後は、誰もが女王を好きにならずにはいられないだろう。女王を演じたヘレン・ミレンが、2007年アカデミー主演女優賞を受賞した。

(4月21日より上映)

 

パリ、ジュテーム6位=パリ、ジュテーム 映画『パリところどころ』から早40年。その現代版ともいえる、新たなパリ映画の傑作がここに誕生した。その名も『パリ、ジューテーム』。この映画は、世界に名だたる18人の映画監督による夢のような競演が実現した。主要な監督を挙げるだけでも、アメリカから、コーエン兄弟、ガス・ヴァン・サントなど。またわが日本からは、諏訪敦彦。異色なところでは俳優のジェラール・ドパルデューに、ウォン・カーウァイ作品の撮影監督クリストファー・ドイルの参加であろう。それぞれが綴る、5分間の小さな“愛”のショートストーリー。こうして出来上がったこの『パリ、ジュテーム』はまさに珠玉の短編集といった趣きの映画だ。(4月14日より上映)

ヘンダーソン夫人の贈り物7位=ヘンダーソン夫人の贈り物 映画には「バックステージもの」とも言うべきジャンルがあるが、これもそうしたもののひとつ。裸に対して強い規制があった時代、どうやって検閲を通すのか?美術館に飾られているヌードの名画が「芸術」として許されるなら、同じ理屈で人のヌードも背景や舞台のセットのように「静止画」にしてしまえばいい。そんなお役人の顔も立つ「便法」が通ってしまうところが、またおかしい。主演はイギリスの名優ジュディ・デンチ。時代ものだけでなく、こうしたコミカルな役どころも実にうまい。ボブ・ホスキンスとの夫婦漫才のような楽しい掛け合いや、ジェラシーから機嫌を損ねたりする可愛らしさの奇跡の朝表現が、70歳を超えているとは思えない軽やかさだ。(4月14日より上映)

8位=奇跡の朝 61回ヴェネチア国際映画祭を席巻した話題作『奇跡の朝』が、いよいよ日本公開を迎える。“死者の蘇生”は、これまで甘美で儚い非現実的な現象として描かれてきた。

しかし本作では、この世を去ったものが何事もなかったかのように、家族や恋人の日常に戻ってくる。そこから思うように蘇生者を愛せない、近親者たちの苦悩と葛藤が生じる。本作は、死者と現世に生きる者の“分かち合えない時間の悲しみ”と“愛する者への喪失感”をストイックに描いている。(2年前の映画が、4月7日より上映)

 

こわれゆく世界の中で9位=こわれゆく世界の中で 現代のロンドンを舞台に描かれるのは、ふたりの対照的な女性の間で真実の愛を求めてもがくひとりの男の《心の旅》。

主人公ウィル役に「コールド マウンテン」でアカデミー賞ノミネートのジュード・ロウ、繊細な恋人リヴ役には、「美しい人」のロビン・ライト・ペン。

そして、情熱的な未亡人アミラ役にアカデミー女優ジュリエット・ビノシュ。

3人の極上のアンサンブルが観る者をスクリーンに巻き込む。

 

 

 

 

 

 

オールザキングスメン10位=オール・ザ・キングスメン 

人は権力を握ると、次第に腐敗していくのか?いや、最初からあった「悪」の心が開花するのかもしれない。この作品は、192030年代に活躍した実際の政治家をモデルにした原作の二度目の映画化。最初の映画化は1949年、『ハスラー』などの名匠ロベール・ロッセン監督による作品で、作品賞などアカデミー賞三部門受賞し、高い評価を受けた。今作では次第に悪に染まっていく政治家にアカデミー賞俳優ショーン・ペン、新聞記者にジュード・ロウという二人の主演俳優を、ケイト・ウィンスレット、アンソニー・ホプキンスといった名優たちが脇を固めている。演出は重厚で見応えがあり、各俳優たちはそれぞれいい演技を披露している。(5月中旬より上映予定)

カンバセーションズ11位=カンバセーションズ 本作『カンバセーションズ』は、女と男のリアルなカンバセーションが、やさしく響く都会の一夜の物語である。本編では心憎い演出として、全編通じて画面を2分割する「デュアル・フレーム」という斬新な映像手法が採用され、主人公たちの感情の移ろいや表情がスクリーンに投影されている。ウェディングパーティに花嫁の付添人として参加した女にヘレナ・ボナム=カーターと、花嫁の兄として出席した男にアーロン・エッカートが演じている。(4月7日より上映予定)

ハンニバル12位=ハンニバル・ライジング 全世界待望のハンニバル・レクター“エピソード1”がついに完成した。イギリスの偉大な俳優アンソニー・ホプキンスが演じたことで世界的な知名度を獲得したハンニバル・レクター。その青年時代役を見事獲得したのは、フランスきっての若手注目株であるギャスパー・ウリエル。仏セザール賞新人賞を獲得した経験のある美形俳優だ。満を持して贈る本作で問題となるのは、ハンニバル・レクターの残忍性や殺しの欲求の源。生まれながらに殺しや人喰いの欲求があったのか、それとも後天的なものなのかが、原作でも謎とされてきた。「愛する者を傷つける者には、容赦なく制裁を下す。」レクターが殺しのモットーにしているこのスタイルの起源は、本作を見れば一目瞭然となるであろう。

 

ラブソングができるまで13位=ラブソングができるまで 主演は、セクシーなダメ男を演じさせたら天下一品、『ブリジット・ジョーンズの日記』『ラブ・アクチュアリー』のヒュー・グラント。

そして、無敵のコメディエンヌぶりで『チャーリーズ・エンジェル』をはじめ数々のヒット作をものにしてきたドリュー・バリモア。

ロマンティック・コメディには欠かせない存在の二人が、本作でついに待望の初共演を果たす。さらに、ヒュー・グラントが演じるのは、80年代の元ポップスターという今までで一番はじけた役どころ。

音楽、ビデオクリップ、衣装、そしてアレックスが愛用している懐かしのウォーターベッドに至るまで、随所にちりばめられた“80年代”が笑いのツボをくすぐり、絶妙なスパイスを効かす。

 

サンシャイン205714位=サンシャイン2057 大胆な着想と研ぎ澄まされた映像感覚で『トレインスポッティング』『28日後…』などの大ヒット作を生み出し、つねにその動向が注目されているイギリスの鬼才、ダニー・ボイル監督。彼の新たな挑戦は、壮大なスケールで繰り広げられる〈究極のSFアドベンチャー〉を世界に向けて放つことだった。最先端のVFXテクノロジーを導入したダニー・ボイル監督は、宇宙空間に潜む未知の恐怖と凄まじいアクシデントの数々を、神秘的かつスペクタクル溢れるヴィジュアルで映し出す。そしてボイルの盟友である人気作家アレックス・ガーランドが脚本を執筆し、『ザ・ビーチ』『28日後…』に続く両者のコラボレーションが実現した。クルーを統率する船長を存在感たっぷりに演じているのは「ラストサムライ」などで欧米にその名を知らしめた真田広之。「麦の穂をゆらす風」のキリアン・マーフィ、「SAYURI」のミシェル・ヨー、「ファンタスティック・フォー」のクリス・ヴァンスらの国際的な豪華キャストが集結。

いや、本当に4月はたくさん観たい作品が多いので、1位から順番に鑑賞できればいいかな~ぁ、なんて思っています。

でも、上映開始の日が違うので最初は、ブラッド・ダイヤモンドとブラックブックを鑑賞の予定です。



papikosachimama at 21:26|Permalink

2007年02月28日

3月3日劇場公開作品!5

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3月3日劇場公開作品~絶対に観たい作品!!

パフューム:天才調合師の飽くなき美への探究心を見事に映像化したという。まさに媚薬のような作品。

18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが……。(原作本をただいま読んでいます。果たして映像の中で香りを感じる事ができるのでしょうか?)

 

 

 

ゴーストライダー:運命の鎖に繋がれた、アナザ・ヒーロー!!

2007年春、スーパースピードの衝撃が日本列島を駆け抜ける!
ゴーストライダー炎のバイクにまたがるその男!顔はバイク同様、地獄の炎につつまれ、しかもドクロ!
闇の力を身につけ、悪魔や極悪人を倒す!人は彼を“ゴーストライダー”と呼ぶ!
そのクール&バッドなテイストで一大センセーショナルを巻き起こした伝説のアクションヒーローを最先端の視覚効果、アクション、そして豪華キャストで映画化。五感を震わすライダーへの変身、悪魔たちとの壮絶バトル、地獄バイク等スーパーアクションに目を奪われ、愛のために悪魔の使いになった男、そしてその男を愛した女の激しいドラマが胸をうつ!
(ピーター・フォンダの初代ゴーストライダーとの対決、ニコちゃんファンとしては見逃せません!)

蒼き狼蒼き狼地果て海尽きるまで:部族間の闘争が激化していた12世紀のモンゴル。ボルジギン族の長の妻ホエルンが出産。テムジンと名付けられたその子こそ、後のチンギス・ハーンである。14歳になったテムジン。父親を対立する部族に殺害されると、母親が敵から略奪された身である事を理由に、部下たちから見捨てられてしまう。やがて青年に成長したテムジンはリーダーとしてのカリスマ性を発揮。そしてホルテを妻に迎え、次第に勢力を拡大するのだった。(壮大なるモンゴルロケ、息子に扮する松山ケンイチ君見たいです。)

さくらんさくらん8歳で吉原遊郭の玉菊屋に連れて来られた少女・きよ葉は何度も脱走を図るがあえなく失敗。気位が高く、絶世の美しさと知性を兼ね備えた完璧な高級花魁(おいらん)・粧ひ(菅野美穂)は、そんなきよ葉に花魁(おいらん)としての生き方を教える。やがて17歳になったきよ葉(土屋アンナ)は、玉菊屋にやって来た青年・惣次郎(成宮寛貴)と恋に落ちるが……。(世界的フォトグラファーの蜷川実花が、カリスマ漫画家・安野モヨコの同名コミックを映画化。華やかな江戸時代の吉原遊郭を舞台に、8歳で吉原に足を踏み入れ、やがて伝説の花魁となった女性の生き様を描いている。ちょっと興味あります)

パフュームとゴーストライダーは、3月3日の前売りチケット買ってあるので鑑賞したら記事をアップします。



papikosachimama at 16:16|Permalink

2007年02月10日

今週の観たい映画5

今日から上映される作品~

守護神1:守護神  <ストーリー>アメリカ沿岸救助隊に所属するレスキュー・スイマー、ベン・ランドール。数々の命を救った伝説的なスイマーだった彼だが、ある任務で相棒を目の前で失い、心に深い傷を負ってしまう。妻にも別れを告げられ、失意に沈むベン。そんな重い気持ちの彼は一時現場を離れ、レスキュー隊員を養成する学校・Aスクールに教官として赴任する事になった。

 

 

 

2:長州ファイブ <ストーリー>1853年、ペリー率いる長州ファイブ黒船が浦賀に来航して以来、日本は開国かどうか揺れ動いていた。それはまた江戸300年の泰平が破れようとした時代でもあった。そんな中「敵を知り、己を知れば百戦、危うからず」という孫子の発した故事と吉田松蔭の教えに発奮し、命がけで英国に密航した若者達がいた。その勇気ある志士こそ「長州ファイブ」と呼ばれる5人である。18635月、国禁を犯して英国・ロンドンに渡った5人はロンドン大学で造幣、造船、鉄道の技術を貪るように見聞きする。そして最新技術や知識を日本に持ち帰るため、「生きたる機械」にせんとしたファイブたちに衝撃の運命が待ち受けていた…。

Gga-ru3:Gガール~破壊的な彼女~ <ストーリー>設計会社に勤めるマットは、ある事件がきっかけで、メガネの美女ジェニーと交際することに。だが実は、彼女の本当の姿は、ニューヨークの平和を守る正義の味方、Gガールだったのだ!彼女の激しいセックスに圧倒されるマットだったが、自分の恋人がGガールと知り、喜びを感じるのだった。そんなある日、マットはベッドラム教授に捕らわれる。彼はジェニーのハイスクール時代の同級生で、彼女に怨みを抱いていたのだった…。

 

バブルはGO4:バブルへGO!!タイムマシンはドラム式 <ストーリー>国の借金が800兆円に膨らみ破綻寸前の2007年、元カレの借金を背負わされ、母・真理子まで突然亡くして八方塞がりの真弓を、財務省官僚の下川路が訪ねる。実は真理子は死んでおらず、諸悪の根源であるバブル崩壊を阻止すべく1990年にタイムスリップしたまま行方不明になっていると言う。17年前に戻って真理子を探してほしいと頼まれた真弓が乗り込むタイムマシンは、なんと古びたドラム式洗濯機だった!

天国は待ってくれる5:天国は待ってくれる <ストーリー>築地に住む宏樹、武志、薫の3人は、幼い頃からまるで兄弟のように育った。3人は、「聖なる三角形」を描いて、一生の友情を誓った。誓いの通り3人の友情は大人になっても変わらなかった。ある日、武志は宏樹の前で薫にプロポーズをした。薫は戸惑うが、武志と結婚する事を決める。しかし、婚約パーティーの日、武志は交通事故に遭い、そのまま意識不明となる。3年後、宏樹は、初めて薫に思いを告げ、結婚の約束をするが…。

今日これから見に行く映画は、「長州ファイブ」、「Gガール~破壊的な彼女この2本です。楽しみ(^_-)-☆ルンルン!

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papikosachimama at 10:36|Permalink

2007年01月13日

絶対に観たい4作品!!5

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★ラッキーナンバー7

ニューヨークにやって来た不運続きの青年が、大物ギャング同士の対立に巻き込まれていくクライムサスペンス。運命に身を任せる主人公スレヴンを『ブラック・ダリア』のジョシュ・ハートネットが好演。監督は『ホワイト・ライズ』でもハートネットとタッグを組んだポール・マクギガン。共演にはブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマンらスターが勢ぞろいする。23転し、最後には驚きの大どんでん返しが待ち受ける怒とうの展開と、全編に漂うとぼけたユーモアは必見。

 

 

愛の流刑地★愛の流刑地日経新聞に連載され、“愛ルケ”現象を巻き起こした渡辺淳一原作の同名のベストセラーの映画化。『失楽園』に続き、ハードな濡れ場シーンが話題だ。「多くの女性に観て欲しい」と、完成披露で寺島しのぶが言っていたが、男女の究極の愛を描いているように見せて、実は衝撃の結末が用意されている。法廷での村尾の言動から、二人の愛が見返りを求めない純粋なものであったように思われるが、ラスト数秒で全てがひっくり返るのである。詳細は割愛するが、女は常にしたたかだという事か。出演は豊川悦司、寺島しのぶ、長谷川京子、富司純子ほか。これが長編デビュー作となる監督の鶴橋康夫は、ドラマ演出歴40年のベテランだ。

 

 

モンスターハウス★モンスター・ハウススピルバーグ&ゼメキスが製作総指揮を務めた、モーションキャプチャー・CGアニメーション。監督は、次代のティム・バートンといわれるギル・ケナン。これが長編初監督とは思えない才能の持ち主だ。キャラクターの仕草や表情まで、実にリアルで実写を見ているよう。最先端技術ももちろんすばらしいが、3人が繰り広げるアドベンチャー、そしてネバークラッカーに隠された悲しい秘密など、物語も感動的で大人が楽しめる内容になっている。またネバークラッカーの声を、『シャーロットのおくりもの』でも声優を務めているスティーヴ・ブシェミが味わい深く好演。吹替版では、優等生で活発な少女ジェニーを声優に初挑戦の石原さとみが演じている。

 

上海の伯爵夫人★上海の伯爵夫人家族も視力も失って孤独に生きるジャクソンと、貧しく惨めな日々でも気品を失わない伯爵夫人ソフィア。絶望の淵で出会う男と女を演じるレイフ・ファインズとナターシャ・リチャードソンが巧い。ジャクソンの語る最後の夢と情熱を共有するマツダに真田広之。人の心の不条理や、美しいものも醜いものもすべて破壊してしまう戦争の虚しさだけでなく、流浪の人々の行く末に一筋の希望を見出せる本作は、『日の名残り』に続くカズオ・イシグロとマーチャント・アイヴォリー・プロダクションとのコラボレートだが、今回はイシグロがオリジナル脚本を書き上げた。また、アイヴォリー全作品のプロデューサー、イスマール・マーチャントの遺作でもある。

今日は、ラッキーナンバー7を鑑賞します。これから劇場へレッツゴー!!



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