映画

2013年05月20日

図書館戦争4

図書館戦争、タイトルベストセラー作家・有川浩の代表作で、コミック化、アニメ化もされた人気シリーズ「図書館戦争」を、岡田准一と榮倉奈々の共演で実写映画化。
国家によるメディアの検閲が正当化された日本を舞台に、良書を守るため戦う自衛組織「図書隊」の若者たちの成長や恋を描く。


あらすじ: あらゆるメディアを取り締まる「メディア良化法」が施行され30年が過ぎた正化31年。高校時代に図書隊に救われ、強い憧れを抱いて自身も図書隊に入った笠原郁は、鬼教官・堂上篤の厳しい指導を受け、女性隊員として初めて図書特殊部隊(ライブラリータスクフォース)に配属される。
個性的な仲間に囲まれ業務に励む郁は、かつて自分を救ってくれた憧れの隊員とは正反対のはずの堂上にひかれていく。監督は「GANTZ2部作の佐藤信介。


<感想>
日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」を拡大解釈した有川浩の人気シリーズ第一作を、ほぼ忠実に実写化している。
おそらくは、読書の自由を守るために命を賭ける図書隊の活躍を、当の読書行為によって追わせ、読者がまさに今している行為の尊さを味わわせる、というのが原作小説の企みではなかろうか?・・・。

図書館戦争、8いやにリアルな戦闘シーンを、映画を観て追うことになる本作では、図書隊が命を賭ける防衛行為に肩入れするのが難しい。
雑誌から水着グラビアを切り取る男に、柔道技を見まう過剰ぶりが気になり、図書館が軍隊口調の体育会系組織、図書隊の怖さばかりが強く目に焼き付いた。

だが、国家権力をバックにしたメディア良化隊と、図書館の自衛組織の図書隊では勝負にならない。
だから銃撃戦は迫力不足だが、身体が大きくて不器用なヒロインの笠原郁と、鬼教官・堂上篤のキャラに、榮倉奈々と岡田准一がハマって見えたのが良かった。
図書館戦争、7堂上をクソ教官とののしる郁の心の揺れ動きが、憧れの王子様では?と思い始める瞬間が胸キュンになる。


図書館を殺し屋が襲撃する野蛮な行為に、警察が目をつむる事態は極端すぎると思う。
たとえ昭和のあと「正化」という架空の年号になったとしても、日本国内で日本人の軍隊同士が発砲しあう状況に、憲法も法律も急激に変化しうるだろうか?


しかし、憲法改正が論議されている今、近未来に検閲の復活もあり得るという怖さも感じた。


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papikosachimama at 21:09|Permalink

2013年05月12日

死霊のはらわた3

死霊のはらわた、タイトル『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督が1981年に放ち、スプラッター・ブームの火付け役となった名作ホラー『死霊のはらわた』をリメイク。
人里離れた山奥の小屋を訪れた若者たちが、次々と仲間にとりつく邪悪な死霊と壮絶な戦いを繰り広げる。
ライミが脚本、『スカイ・ハイ』のブルース・キャンベルが製作と、オリジナル版メンバーがスタッフで参加。監督は、新鋭フェデ・アルバレスを抜てき。よりダーク度を増したビジュアルや凄惨(せいさん)度を増した恐怖描写にも注目。


あらすじ:
うっそうとした山奥にたたずむ小屋を訪れた、ミア(ジェーン・レヴィ)をはじめとする5人の若者。小屋で「死者の書」という不気味な書物を見つけた彼らは、はからずも邪悪な死霊をよみがえらせてしまう。
解き放たれた死霊はミアにとりつき、若者たちに襲い掛かる。おぞましい姿に変ぼうしたミアと戦いながら山から脱出しようとする若者たちだが、死霊の力によって行く手を阻まれてしまう。助けを呼ぶこともできぬまま、一人、また一人と、彼らは死霊にとりつかれ……。

死霊のはらわた、9<感想>リメイク映画の製作は、オリジナル作品とは違う特有の難しさがあると思う。
本作のサム・ライミ監督の天才的個性と演出が、ホラー映画のシリアスに、残虐に、繊細になった恐怖に麻痺する暗いファンタジーに仕上がっていた。

飛び散る肉片と血しぶきは、現在に通じるスプラッター映画ブームを巻き起こし、ブルース・キャンベルの低予算を逆手にとったエネルギー過剰の一人芝居は、恐怖を超えた笑いまで誘発し、ホラー映画の新たなる娯楽性を開拓したようだ。

個性もアイデアも強烈なオリジナルである。

死霊のはらわた、6しかし、今作のフェデ・アルバレス監督のプレッシャーは、リメイクの難しさを完成度に変換することに成功していると思えた。
5人の男女が山小屋にやってきて、死霊に襲われるというベタな設定と、「死者の書」や大量の血というモチーフはそのまま使い、サム・ライミにしか出来ない映画的常識を超えたユニークな演出は良かったと思う。


代わりに、ドラッグ中毒から立ち直ろうとする兄妹のドラマを物語っている。上手くやれることは踏襲し、出来ないことは変えればいいということだ。この兄妹のドラマ作りのシリアスさが、今の時代性にハマっていて良かった。

死霊のはらわた、10テロや災害の脅威を日常的に感じる現実の危ういさと、本作の赤黒い大量の血で描かれるショッキングシーンは、オリジナルの時代と比べて距離が近いし、地続きの世界となってしまっているのだ。

また、オリジナルのリスペクトから現場の特殊メイクにこだわった、作りものを実際に切り刻むスプラッター映像の感触は、CGよりも痛みが伝わり、ドラマ性を助けているようだ。


オリジナルでの男の主人公から、ミアを演じたジェーン・レヴィをはじめとした死霊に憑りつかれた女たちに重心が移っているのが本作。

死霊のはらわた、2自分を傷つけて、麻痺をしているように中毒していく感覚と、身体がバラバラになって助けを求めるアンバランスさが、恐い造りもの的感覚は、Jホラーの影響も濃厚である。

血の色や森や小屋の暗さに、残虐さも繊細さも復讐のように暗く生々しい。ホラーは時代の恐怖を映しているようである。




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papikosachimama at 18:37|Permalink

2013年05月11日

L.A. ギャング ストーリー3

L.A.ギャング・ストーリーロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと、街の平和を取り戻そうと立ち上がった市警との壮絶な抗争を描いたクライム・アクション。ポール・リーバーマンによる実録ルポを基に、『ゾンビランド』のルーベン・フライシャー監督がメガホンを取る。

オスカー俳優ショーン・ペンが伝説のギャング王にふんし、彼との戦いに挑む男たちに『ミルク』のジョシュ・ブローリン、『ドライヴ』のライアン・ゴズリングら実力派が顔をそろえる。


あらすじ:
1949年ロサンゼルス、汚職まみれの州警察を一掃した市警本部長(ニック・ノルティ)が、次に目標を定めたのは組織犯罪撲滅。
しかし、市、郡、町まで深く浸透した汚職の根は深く、汚染されていない警官を捜すのは一苦労。

ギャング、2そんな時、ロサンゼルス・ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)の賭場を、たった一人で手入れを行ったロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)を見初めた市警本部長は、オマラに特別捜査班の結成を委ねる。
こうして特別捜査班“ギャングスター・スクワッド”対ミッキー・コーエンの「警察バッジ無用」の激しい戦いが繰り広げられる。(作品資料より)


<感想>
デ・パルマの「アンタッチャブル」の舞台を、第二次世界大戦後すぐのロスアンジェルスに移したような作品である。
警察バッジに始まり警察バッジに終わる。描かれている時代こそより古いが、ここにも「ダーティハリー」の子供がまた一人。
ギャング、1だが、バッジを外して暴れ回る血の気の多い巡査部長は、孤高のアウトサイダーではなく、共に戦う仲間がいる。

スナイパーにエンジニアなど、役割分担ばっちりの隊員たち、物語を転がすために欠かせない犠牲者。厄介な美女の存在、ショーン・ペンのこってりとしたアクの強いギャング芝居まで、サービスに不足はなく、ベタベタではあるがどうしてもこの手のチームプレイには弱い。


ロス市警に醜聞や腐敗がはびこっているのは、要するに悪しきネタの宝庫なのは、エルロイを見ればよく分かる。快作「ゾンビランド」の新進の挑む警察対組織暴力。
役者の顔ぶれも申し分がない。堕落の終わりなきけだるさを炙り出すには、演出が余りにもデジタル。
ギャング、2学園コメディの寮から抜け出てパーティ用に仮装してきたかの如き、エマ嬢にしてもビッチ度が希薄だし、それから、目下売出し中のゴズリングとエマ嬢のロマンスも味気なかった。


お話は面白いのだが、アラも目立つし、時代の雰囲気から何から、いやに作りものめいていて、コミックでも見ているような感じがした。
それに善玉側の人物像が物足りないし、アクションもイマイチ迫力に欠けところも惜しい。

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papikosachimama at 18:10|Permalink

2013年05月08日

ラストスタンド4

ラストスタンド、タイトル200311年まで米カリフォルニア州知事を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーの俳優復帰後初となる主演作。
ロサンゼルス市警の敏腕刑事として活躍していたオーウェンズは、今では第一線を退き、メキシコとの国境に近い田舎町で保安官を務めていた。
そんなある日、逃走した警官殺しの凶悪犯が町に向かっているとの知らせが入り、警察やFBIの応援も間に合わないと知ったオーウェンズは、戦闘経験のない部下や町の仲間、銃器オタクらでチームを組んで凶悪犯を迎え撃つ。「グッド・バッド・ウィアード」「悪魔を見た」などで知られる韓国のキム・ジウン監督のハリウッド進出作。


<感想>
アーノルド・シュワルツェネッガー十年ぶりの主演作復帰第一弾である。お話はほぼ「リオ・ブラボー」の焼き直しで、新鮮さはないけれど現代版なりの工夫がしてあって、結構面白く楽しめました。


アリゾナ州とメキシコとの国境には岩場のような地形に深く刻まれた渓谷があり、その川幅がもっとも狭くなっている部分からさほど遠くないところに、小さな田舎町が物語の背景として設定してある。
ラストスタンド、1この田舎町の保安官をアーノルド・シュワルツェネッガーが演じている。

アメリカン・フットボールの試合に町のプレーヤーたちが出るので、町の人たちは多くが応援に出かけて留守である週末、という設定が重なる。人々が留守ではないとき、この町は経済的にどのように機能してその存続を維持しているのだろうか、なんて思って見た。

町並みは必要最小限度にとどめたセット。しかし、そこにはダイナーがあり、フットボールの試合に行かなかった老人たちが、いつものようにカウンター席にいて談笑している。でも、この老人たちが悪党と戦うとか、手伝うとかはしない。

ラストスタンド、5話の中心となるのは、麻薬王の三代目の息子だという男が、逮捕されて死刑を宣告され、ラスベガスの獄中にいる。

この男が厳重な警戒のもとに護送されようとするのだが、護送が始まった瞬間に、いいタイミングで大仕掛けな脱走を果たすのである。
なにしろ麻薬王の三代目だから、資金や最新の武器、そしてそれを操る悪党たちの人材は豊富なのだ。

その麻薬王の男は、コルヴェットのZR1で時速400キロで荒野を疾走し、メキシコへ逃げる計画を企てている。
三代目の乗る車と、それを守る悪党の軍隊のような男たちは、シュワちゃん演じる保安官のいる町を横切り、川幅のもっとも狭いところに傭兵たちがすでに架けた橋を渡ってメキシコへと逃げ込むつもりだった。
ラストスタンド、2ところが、簡単に脱走されたFBIは、「スワットを送り込むからすべては彼らに任せろと、お前たちは一切手をだすな」と、シュワちゃんたちはFBIに命令される。


そうはいかない、と引退同然の町の保安官もそれを黙って見過ごすわけにはいかない。
この決断がこの映画の物語と展開のすべてを支えているのである。主人公である保安官がこのように決断したのであれば、途中で何があろうとも、最後は保安官たちが勝に決まっている。だから、観ている観客たちは安心して、映画の展開に身を任せることになる。


ラストスタンド、3西部劇のポンコツ集団枠を借りたアクションものだが、韓国の監督を招き新風を吹き込んでいる。

トウモロコシ畑のカーチェイスなど斬新でさえあった。シュワちゃんが、年を気にしてスーパー・ヒーローぶらないのもいい。
それに麻薬王を演じたノリエガが迫力たっぷりで最高。

「ジャッカス」シリーズの、銃器をふんだんに提供してくれた武器オタクの青年、ジョニー・ノックスヴィルをキャスティングし、コメディにも気配りをした監督の娯楽への対応力も良かった。


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papikosachimama at 21:59|Permalink

2013年05月06日

夢売るふたり3

夢売るふたり、1「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和監督がオリジナル脚本で描く長編第4作。料理人の貫也と妻の里子は東京の片隅で小料理屋を営んでいたが、調理場からの失火が原因で店が全焼。
すべてを失ってしまう。絶望して酒びたりの日々を送っていた貴也はある日、店の常連客だった玲子と再会。酔った勢いで一夜をともにする。
そのことを知った里子は、夫を女たちの心の隙に忍び込ませて金を騙し取る結婚詐欺を思いつき、店の再開資金を得るため、夫婦は共謀して詐欺を働く。
しかし嘘で塗り固められた2人は、次第に歯車が狂い始めていき……。主演は「告白」の松たか子と「なくもんか」の阿部サダヲ。


<感想>
火事ですべてを失ったことから、結婚詐欺に手を染める夫婦の物語ある。きっかけは店を失って気落ちする夫の貫也(阿部サダヲ)が、店の常連客だった女性と関係を持ち、一夜の浮気に妻の里子(松たか子)が気付いたことから。
孤独を抱えた女性に近づき、結婚話をちらつかせて金を巻き上げる。そんな悪だくみを思いついた妻は、夫を使って店の再開資金を稼ごうと動き出す。

最初は「だましたお金は、後で被害者に全額返そうね」などと言いながら、どこかお気楽な雰囲気が漂っている。夫婦仲もまだまだ良好。しかし、一人、また一人と騙していくうちに、妻の心にはいつしか嫉妬心が芽生え、愛し合っていたはずの夫婦関係に歪みが生じ始める。

夢売るふたり、3阿部サダヲ演じる貫也は、西川監督の前作「ディア・ドクター」のニセ医者にどこか通じるところがある。
女たちに向ける愛はニセモノだが、貫也は彼女たちを本気で心配し、寄り添おうとする。
その優しさは罪だとも言えるが、貫也が基本的に善人なのが透けて見えてくる。

それに対して、松たか子扮する妻の里子は、平静を装いながらも、心の奥では夫の不貞を許せずにいる。
自分が裏で糸を引きながらも、心の中ではメラメラと嫉妬心が燃え盛り、欲求不満を溜め込んでしまう矛盾。
西川監督は、これが女の業なのだと言わんばかりに、女の得体のしれない“怖さ”をまざまざと見せつける。

夢売るふたり、2本作で見せる松たか子の演技が演技が素晴らしい。他の女のもとへ通う夫を送り出すときの表情、込み上げる涙を隠しながら話す夫の両親との電話、ついには女の家に乗り込んでしまう衝動的な行動。

それらすべてが真に迫っていて、屈折した思いを抱えながらも結局は夫の愛を信じたい里子の、複雑な女心がつぶさに伝わってくる。

普通の女であった彼女が、夫に罪を重ねさせるたびに、強く美しく輝いていくのが印象的に映った。


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papikosachimama at 14:09|Permalink

2013年05月04日

リンカーン4

リンカーン、タイトルスティーブン・スピルバーグ監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎え、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた伝記ドラマ。
貧しい家に生まれ育ち、ほとんど学校にも通えない少年時代を送ったリンカーンだが、努力と独学で身を立て大統領の座にまでのぼりつめる。
しかし権力の座に安住することなく奴隷解放運動を推し進めたリンカーンは、一方でその運動が引き起こた南北戦争で国が2つに割れるという未曾有の危機にも直面していく。

奴隷制度廃止を訴えた共和党議員タデウス・スティーブンスにトミー・リー・ジョーンズ、リンカーンの妻メアリー・トッドにサリー・フィールド、息子のロバート・トッドにジョセフ・ゴードン=レビット。脚本はスピルバーグ監督作「ミュンヘン」のトニー・クシュナー。
85回アカデミー賞では同年度最多12部門にノミネートされ、デイ=ルイスが史上初となる3度目の主演男優賞受賞となった。(作品資料より)

リンカーン、7<感想>エンターテインメントの巨匠スピルバーグは、社会的政治的テーマにも手を染めているけれど、この作品はこれまでとはまた別の趣きがある。
しかも構想すること十二年というから大変な力作に違いない。若き日のではなく晩年の、精確に言えば最期の数か月、そこで十年は老け込み、その身を削り切ったリンカーンを、ゆったりと描いてゆく大作である。


まずその風貌が異様である。オールドバックの広い額から、髭の突出した顎までの顔のライン。
シルクハットをかぶるとさらに面長が際立つ。正面よりも横顔をとらえたショットが目につくのは確信犯に違いない。
リンカーン、5リンカーンは歴代大統領の中でも、最も背が高く、演じたダニエル・デイ=ルイスも190儷瓩つ洪箸如△修僚个芭ちはもはや恐怖に近い。

リンカーンの息子役にジョゼフ・ゴードン=レヴィットが出ていたが、あまり活躍の場がなかった。これでは息子役は誰が演じてもよかったのではなかろうかと思った。それよりも、少年の弟の方が出番が多く目立っていて印象的に映った。
ちなみにグッとくる「泣き」の部分は、惜しくもアカデミー助演男優賞を逃したトミー・リー・ジョーンズが、渋い演技で良かった。彼は共和党急進派のタデウス・スティーヴンス下院議員役で出ていた。

リンカーン、8もちろんスピルバーグにしては案外、とのことだが、リンカーンの政治的情熱を憲法修正第13条通過への果敢なる戦いへと集約し、南北戦争が長期化し多くの命が失われる中、リンカーンは永久的な奴隷制度廃止を保証するための手段として、議会工作に強い照明を当てたのが心憎い。
余裕の演出で夫として父親としての人間性にも触れ、戦争の愚劣さをうたう。

照明を最低限におさえ、佇まいやシルエットからリンカーンの人となりを表現してみせるライティングが絶品です。ただし、暗い密室での会話シーンが多いので寝落ちには要注意ですよ。私は寝ませんでしたがね。

これは奴隷制度廃止のために、あらゆる策略を用い自己犠牲を払った人物の脅威に迫る映画だと思います。しかし、あの「人民が」が3回連呼される有名なゲティスバーグの演説(1863年11月19日)すら出てこない。これはもったいない、・・・という声が聞こえてきそうですね。



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papikosachimama at 20:40|Permalink

2013年04月30日

舟を編む4

舟を編む、タイトル2012年本屋大賞で大賞を獲得し、2012年文芸・小説部門で最も販売された三浦しをんの『舟を編む』(光文社・刊)。言葉の海を渡る舟ともいうべき存在の辞書を編集する人々の、言葉と人に対する愛情や挑戦を描いた感動作を、「剥き出しにっぽん」で第29回ぴあフィルムフェスティバルグランプリを受賞、「川の底からこんにちは」が第60回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に招待されるなど国内外から評価される石井裕也監督が映画化。
言葉に対する抜群のセンスを持ちながら好きな人へ思いを告げる言葉が見つからない若き編集者を「まほろ駅前多田便利軒」の松田龍平が、若き編集者が一目惚れする女性を「ツレがうつになりまして。」の宮崎あおいが演じる。(作品資料より)

<感想>一冊の辞書を完成させるのに、どれだけの時間を要するのか?・・・直木賞作家三浦しをんの本作に登場する中型辞書、今を生きる辞書を目指している『大渡海(だいとかい)』は見出し語が24万語という大規模なもの。それは企画から出版までに何と15年の歳月が流れる。

舟を編む、1出版社の中で“変人”として持て余される存在だった主人公の馬締光也が、言葉を独自の視点でとらえるその才能が買われて辞書編集部に起用され、言葉集め、語釈執筆、組版、校正に次ぐ校正、・・・と気が遠くなるような作業を地道に進めていく姿が描かれる。
口下手な主人公が編集作業の傍ら、下宿先の大家の孫・香具矢に惚れて、「恋」という言葉の語釈に悶々としながら取り組む様子が笑いを誘う。「川の底からこんにちは」で注目を集めた新鋭・石井裕也監督が、派手さのない物語の中に仕事に打ち込む人々の熱い想いを織り込み、手堅いドラマにまとめ上げている。

舟を編む、2主人公の名前も馬締光也と、まさに名は体を表す名前の付け方は、現代の小説では珍しい。それと宮崎あおい演じる妻の名前も林薫具矢という、かぐや姫に例えたのかと思った。しかし、この映画を見ていると、馬締は浮世離れした変人どころか、自分の欲望に対して極めてストレートであり、その裏付けとなる信念を武器に周囲の人を巻き込んで、夢を形にしていく。かなりタフな精神力としたたかさを持った男なのである。

辞書編集部の面々には、編集主任の荒木に小林薫、地味な作業を苦手とするチャラ男・西岡にはオダギリジョーが、パートのおばさんに伊佐山ひろ子、監修の松本には加藤剛という大御所が演じて盛り上げる。それに、女性誌から異動してきた黒木華演じるみどりに、荒木が原稿の間違いを指摘するシーン。後もう少しというところだったのに、また初めの「あ」行から校正のやり直しチェックなのだ。

辞書作りの大半は、机に向かう座業。それを動く絵にするのは難しかったと思う。面白さの一つは、辞書作りの過程を丁寧に見せてゆくプロジェクトX的な展開だろう。「右」という言葉の語釈をスタッフが検討してゆくところなど、なるほどここまで考えるのかと驚く。普通の人間が考えるのは「多くの日本人が箸を持つほう」だと思うのだが、編集部監修の先生(加藤剛)が言うには「10という数字の0の方」と語釈して見せる。なるほどと思えるのだが、それでは「10」の語釈はどうなるのかと心配になる。

舟を編む、4中でも新米の馬締が恋をして、その「恋」をどう説明するか議論している。しかし、「10」や「恋」を辞書で引いてみる人間がどれだけいるかは疑問だが、現代の辞書はあらゆる言葉を載せようとする。この作品でも、編集方針は流行語まで拾おうとするから大変な作業になり、完成まで15年かかっている。だから、旧社屋の倉庫だと思われる狭い部屋で、黙々とたくさんの資料を前に新しい辞書を作るのに精を出しているうちに、熟練編集者は退職し、新米編集者はベテランになっていくのだ。

それと辞書編集部ならではの、「国語辞典」「英和・和英辞典」はもちろん「草原昆虫百科事典」とか「源氏物語事典」「ファッション事典」に「調味料事典」などあらゆる辞書・辞典が書棚にあるのが面白い。物語が進むにつれ、編集部のセットもパソコンの導入などで様変わりはするのだが、これら紙の山はいつの時代も変わらないのだろう。ラスト近くになると、撮影はそのセット内に5名の編集者と、エキストラを含めた校正作業のアルバイト役10名ほどが入り、すし詰め状態で本当にごった返しで大変なのだ。

お堅い難しい映画だと思ってしまうが、松田龍平演じる主人公の風変わりぶりが結構笑える。本の虫で、下宿家の1階は本棚に本がびっしりと並べられ、まるで古本屋さん。人と付き合うのは得意でない。大家の孫娘に恋をして、ラブレターを古文書のような巻紙に毛筆で、それも達筆なので読めない。だから「こんなの読めない」と返されてしまう。実際に、松田龍平もこの映画の中では物静かで、あまり自己主張を感じさせない風体で演じている。

せっかく辞書作りが軌道にのってきたのに、上層部の判断で「大渡海」が発行中止の危機に。それを西岡が異動ということで、やっと来年の3月に発売が決定と、馬締がみんなに報告をするが、12月の31日、お正月も返上して徹夜作業で校正を仕上げる大変さ。みんなで力を合わせて成し遂げるというチームワークの力。言葉というものに取り付かれ、それに人生をかけて取り組んだ人々の苦悩やドラマが描かれていてとても勉強になりました。
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2013年04月26日

君と歩く世界4

君と歩く世界、タイトル 両脚を失い絶望した女性が、ひとりの男性との出会いを経て再び人生に希望を見出していく姿を描いた人間ドラマ。主演は「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のオスカー女優マリオン・コティヤール。
監督は「真夜中のピアニスト」「預言者」の名匠ジャック・オーディアール。
南仏アンティーブの観光名所マリンランドでシャチの調教師として働く女性ステファニーは、事故で両脚を失う大怪我を負い、失意のどん底に沈む。
そんなある時、
5歳の息子をひとりで育てているシングルファーザーのアリと出会い、不器用だが真っ直ぐなアリの優しさに触れたステファニーは、いつしか生きる喜びを取り戻していく。


<感想>
事故で両脚を切断した身体障害者の女性と、頑健な肉体を持ちながらも暴力でしか自己表現のできない人格障害者の男。
この二人が出会って不器用な恋とセックスをする物語。ちなみに男は子持ちのシングルファーザーで、5歳の息子がめっちゃ愛くるしくて天使みたいなのだ。

君と歩く世界、5身体障害者、無垢な子供、という二つの素材が入っているだけで、感動もの定番ていうか、「身体障害者がこんなに健気に頑張っているぞ」とか、いわゆる社会的弱者たちを大絶賛してしまう作品というのは、往々にしてあざとく脳天気で押し付けがましい感じがするからだ。
これに動物なんかが加わってくると、もう卑怯な気さえしてしまう。

なので正直言って、この映画もかなり構えて観てしまった。まんまと感動なんてするもんか、その手に乗ると思ったら大間違いだよ。
といった心構えですね。我ながらひねくれていると思うったのだが、こういう性格なので仕方がない。
でも、そうやって観たおかげで、特には感動しませんでしたね。と同時に、不愉快な感じも一切なかった。

この映画には、観客を感動させて泣かせてやるという、押し付けがましいヒューマニズムなんてない。君と歩く世界、2ただ非常に淡々として、そしてリアルに、二人の障害者の恋とセックスを描こうとしているのである。そこはとても好感が持てた。

特に二人が初めてセックスをする時の、女性側の不安や羞恥心や、頑ななプライド、そういった複雑な感情を主演のマリオン・コティヤールが巧みに演じていて、さすがにオスカー女優だけのことはあると思った。


身体障害者というのは、あくまでコンプレックスの一つの形にすぎず、その根っこにある心の歪さは、とても普遍的なものだということを、この映画の作り手は良く分かっているのだと。

そしてこの頑固なコンプレックスを抱えた女を、いとも対等に扱って彼女の気持ちをほぐすことのできる男が、実は人格障害者であり、彼のその対等さが人格障害の一端でさえあるという、この皮肉な構造もまた非常にリアルだと感じた。

君と歩く世界、3この作品の肝はそこにあるのかもしれない。普通の人間であれば、どうしても過剰に反応してしまう、その障害者と健常者の間の深い溝を、なんの努力もせずに楽々と超えられるような人間がいるとしたら、やはり本人も何かの欠陥を抱えているのだと思う。

ラストで、アリの息子が氷の張った湖に落ち、必死に息子を助けようと厚い氷を拳骨で割る父親の姿。手の甲の骨は砕け血がしたたり落ち、息子を助け上げるアリは、この時初めて彼女の心の痛みと身体の不自由さに気付くのだ。
この映画が感動を求めているとしたら、観客は物足りなさを感じさせるだろう。だが、感動よりも深い真実を我々に突きつけているとしたら、大いに評価しなければならない。

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2013年04月25日

桜、ふたたびの加奈子3

桜、ふたたび、タイトル広末涼子と稲垣吾郎が娘を亡くした夫婦を演じ、さまざまな人とめぐり合いながら再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。
娘の加奈子を事故で亡くした容子は、自分を責め続け、もう存在しない容子が見えると言って世話を焼くようになる。
夫の信樹は、そんな妻を救い出したいと願いながらも、現実を受け入れ、前を向こうとしない容子にいら立ちを募らせていく。
そんなある日、容子はシングルマザーとして子どもを産む決意をしていた女子高生に出会い、その子どもが加奈子の生まれ変わりに違いないと確信する。
デビュー作「飯と乙女」がモスクワ国際映画祭最優秀アジア賞を受賞した栗村実の監督第2作。


<感想>
原作は新津きよみが2000年に発表した小説「ふたたびの加奈子」。娘の事故死を受け入れられず、娘・加奈子の輪廻転生の可能性に希望をつなぐ妻。この件に関する夫との温度差が上手いですね。
妻の妄執、それをいさめる夫。周囲の人物像も良く出来ているが、やはり主人公夫婦の葛藤が何よりも鍵になっている。

桜、ふたたび、2亡くなった娘を思う母親のシリアスドラマかと思えば、アララ輪廻転生とは。
もちろんフィクションだからこそ、描いた者の勝ちといえばそうかもしれませんが、こんなのありかよ、と思わせる凝ったアングルで話を繋げる監督の映像演出もなぜか浮いて見えた。

終盤の展開は、逆に話を薄っぺらにしているとしか思えない。
妻の容子は娘の生まれ変わりと信じていたシングルマザーが産んだ女の子。
抱かせてもらい養子に下さいと懇願する容子。だが、その高校生は初めは戸惑いながら、産まれてきた我が子を邪険に扱い、それでも次第に母性本能に目覚めて我が子を手放すのを拒否するようになる。

桜、ふたたび、4諦めと共に心の平安を束の間取り戻したかに見えた夫婦に、突然訪れるお花見での危機的状況には、驚くというよりもこんなのアリなのって。
容子の家で飼っていた犬のジロウがいなくなり、何処へ行っていたのかと思ったら、その加奈子の生まれ変わりと信じていた高校生の娘の、中学校の先生が産んだ男の子が問題の輪廻転生だったのです。その男の子の家にジロウが飼われていたんですよ。それに、その男の子は、容子に「ママ」といって抱きつきます。信じられませんね。

確かに、今を捉えまくりのお話と解釈すればいいのかもしれませんね。これからはみんな生まれ変わりまくりでしょう。ヒンドゥ教、インド的に日本でも現世だけじゃなく、来世もあると信じる人たちが増えてるそうです。

無理もありませんね、そうでも思わないと、何か不当なくらいの生きづらさを生きられない。後は少子化問題も。一世代ごとに逆ネズミ算減りしてゆく、わが日本人にとっては子供は宝ものですからね。



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2013年04月24日

ライジング・ドラゴン5

ライジング・ドラゴン、タイトルジャッキー・チェンが世界を駆け巡るトレジャー・ハンターに扮し、目もくらむ体当たりアクションの数々を見せる大型アクション・アドベンチャー。ジャッキー自身が制作・監督・脚本も手掛け、共演には韓国の人気スター、クォン・サンウの他、ヤオ・シントン、ジャン・ランシン、リャオ・ファン、オリヴァー・ブラッドらが顔を揃える。


あらすじ
:清朝時代、贅の限りを尽くして建てられた円明園。
だが欧州列強の侵攻により邸は破壊され、美術品はことごとく略奪されてしまった。
そして現在、円明園の遺物で国宝級とされる“十二生肖”は、その一つ一つがオークションで巨額で取引されていた。
十二体すべてが揃ったらどれほどの値がつくのか?・・・。
美術品ディーラー大手の社長ローレンスは、世界中のコレクターの元に散らばっているすべての像を手に入れるべく、伝説のトレジャー・ハンターJC(ジャッキー・チェン)に仕事を依頼する。

ライジング、10<感想>演技でも見せる役者として、さらにもっと大きな視点で映画産業をとらえる映画人として、より重要な役割を果たす存在となった近年のジャッキー。
これに並行して、従来の危険なノースタントアクションの比率は徐々に減っていったわけだが、考えてみればジャッキーも還暦前の御年59歳。
体を張ってばかりもいられない年齢なのは確かである。本人もこれまで何度も“アクション引退”をほのめかす発言はしてきたし、観ているこちらにも常にその覚悟はあった。
しかし、ファンというものは実に我儘な生き物である。“極限まで体を張ったジャッキーアクション”に拍手を惜しみなく送ってきた者にとっては、たぶんみな彼の大人なこの変換に一抹の寂しさを感じなくもなかったはず。
ライジング、5頭では納得していても、理屈ではところでもやもやと、いったような。
だが、ジャッキーはやはりジャッキーなのだ。自ら監督、制作、脚本、主演を務めた本作品は、これまで微妙にもやもやしてきたファンにとっての、全篇デンジャラススタントに満ちた完全ジャッキー印のアクション超大作だったのである。
まず驚かされるのが、ローラー・ブレードスーツ姿のジャッキーが、追跡する車やバイクと格闘しつつ、山中の坂道やトンネルの壁を猛スピードで這って逃げるオープニングにびっくり!

何故彼は逃げているのかと言えば、ジャッキー演じる“アジアの鷹”ことJCはトレジャーハンターだからなのだ。・・・と.
ライジング、2この設定から思い出されるのは、ファンならご存知アジアの鷹シリーズである「サンダーアーム龍兄虎弟」(86)と「プロジェクト・イーグル」(91)でしょう。
「サンダーアーム〜」では、ジャッキーが撮影中に頭蓋骨を骨折し、死亡の噂が流れたことでも知られている。まさにジャッキー・デススタント全盛期の冒険アクション。


その流れをくむ本作だけに、ストーリーは「奪われた中国の秘宝を巡っての冒険譚」と一言で説明できたとしても、笑いと創意工夫と危険に満ちたアクションに関しては、全篇見せ場といっても過言ではないほどの盛り込みぶり。
ライジング、1絵の額縁をブランコのように潜り抜け、ソファーなど小道具を使ってのアクションや、迫真のカンフーファイト。
建物の側面を伝っての逃走等々、至る所に散りばめられたジャッキー映画ならではのアクションの数々。


それに、これらに加えて離れ小島での完全コメディな海賊とのドタバタ対決劇に、たぶん初めての挑戦となるラストの驚きの空中バトル。そして、お約束とはいえジャッキー史上最高の火山口からの斜面を転げ落ちるあのラストシーン。

こうした尋常でないサービス精神と肉体の献身によるアクションの連続で、これまでにない見る者を陶酔にも似た快感に浸らせる映画になっている。

ライジング、6そして、本作にはあっと驚く人気スターたちがほんの小さな役で友情カメオ出演してます。まずはチームの紅一点でテコンドーの達人ボニー役にジャン・ランシンが、綺麗な足技を披露する。
ココの弟で敵に捕らわれてしまう青年には台湾のイケメン、チェン・ポーリン、ラストで産まれるって〜病院へ運ばれるデビッドの妻には、香港映画界の女優スー・チー。
映画の中でジャッキーが電話で口喧嘩している相手、誰なのかなぁ〜と顔見せないんだと思っていたら、ラストに1カットだけ映るJCの妻役には、ジャッキーの実際の奥様であり、30年ぶりに映画出演となる女優ジョアン・リンが扮しているのも素敵。

しかし、彼は熱く、自国の文化を自国民が守ることの大切さや、世界平和への思いが込められているようですね。そんな本作をもって、ジャッキーは危険なノースタントによるアクションを最後にすると宣言しています。でも、フェイドアウトじゃなくて、とことんやりきった、清々しいまでのこのピリオドの打ち方。ファンにしてもここまで魂を込められては、納得するほかはない。

とはいえ、「エクスペンダブルズ3」への出演するという噂、脇役以上の役どころを条件に出演を了承したというジャッキーが、老年のアクションスターが居並ぶ中で、果たして“これぞジャッキー”を見せずにいられるだろうか。ファンとしては本作でのピリオドの打ち方に感銘を受けたことも忘れ、アクションを見せてくれたらやはり大いに熱狂するだろうけれど、こればかりは蓋を開けて見なければ分からない。

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papikosachimama at 16:46|Permalink