いい蝶旅立ち:過去の放浪

September 23, 2007

番外編・亀本のえびせん

亀本商店のえびせん
アドベンチャーワールドを三時過ぎに後にして、白良浜にバスで戻ってきた。今度こそ完全な夕陽を期待してたけど、昨日より更に条件は悪く期待薄。
公衆温泉浴場である「白良湯」で一汗流すことに。ナトリウム泉なので浸かると一気に血が巡る。舐めると(舐めるな)しょっぱい。
最初はちょっとだけ…と言っていたのに結局顔が洗いたくてしょうがなく、結局メイクを全て落とすことになってしまいました…。
(将来派手な顔つきなので大してメイクしてませんが、マスカラ命なのでメイク落としはかなり大変)

ところでこの白良湯の隣にファミマがあるのだが、ここで売っている亀本商店のえびせんが美味しい。でも空港や他のお店でこのえびせんを見た事がない。
多分あんまりしょっぱくないのがいいのでは。しょっぱくないから、咽喉が渇くことなくたくさん食べられてしまうのが敗因のような。
自宅のお土産に大二袋、友だちへ小二袋買ったら体積がすごいことに!!!

友人Y嬢も取りつかれているのを私は見た…。

帰ってきて調べたら和歌山のデパートなんかでも売っているらしい。見かけた人はチャレンジして下さい。

アドベンチャーワールド♪

白浜
二日目も何とか天気は持ちこたえてくれた様子。ちゃっかり朝風呂した後ホテルの最上階から携帯で撮影した白良浜。
この日は三ヶ月ぶりのアドベンチャーワールドへ。

しかし暑い。朝から暑い。9月後半に確実に30度越え…昔からこんなに日本は暑かったっけ?
救いは真夏とは日差しの強さが違うことと、海から時々強い風が吹いてくれること。でも海辺なんで結構湿気はある。
いい時間でバスがなかったので、アドベンチャーワールドまではタクシーで移動。

ぱんだ
あんまり暑くて、パンダたちは屋外運動場にはほとんど出てこず。室内運動場はすごい人の嵐、嵐、嵐。まともに写真が撮れる感じではなかったのだが、子パンダズは確実に大きくなっており、三ヶ月前より高いところまで木登りできるようになっていた(感涙)

でも実は子パンダズより面白いのは人間の子どもかも。肖像権の問題があるのでカメラを向けるのははばかられる(って言うか人さらいか危ない人だと判定される可能性大)が、パンダが見たくて飛び出したと思ったら、母に怒鳴られ泣き出す息子。さっきから目が座ってるよと思ったらやっぱり待てずに寝てしまった娘。何が気に入らないのかベビーカーの上でぐずったまま道路に墜落する息子。鹿に追いかけられる娘。午後になるともういたるところに眠りに落ちた子ども達多数(笑)
いやいや、お父様、お母様方ご苦労サンです、本当に。

ぺんぎん
あ、南極は一点夏に向かってるらしく、少し明るくなってきた。(飼育室の中は南極と気温や明るさが合せて調整されている)

ちなみにペンギンには暑さに耐えられる種類もいるらしく、そういうペンギンは園内を歩いてたり、突如園内の他のアヒルとかと一緒に池の中で泳いでたりする。


あひる
パンダやホワイトタイガーみたいな珍獣もいる一方で、突如鹿が歩いてたり、孔雀が放し飼いだったり、ペンギンが歩いてきたり、リクガメが向こうから歩いてきたり、ここの大雑把さが私結構好きです。

本日はアフラック軍団に遭遇。


きりん
キリンに餌をあげるの図。

キリンの舌は長く、器用で、触れてしまったらざらざらして…唾液が糸引いてるし。
こちらのサファリエリアにはケニア号と言う無料のバスや、有料のジープでも入れるが、草食動物のエリアには自転車や徒歩でもまわる事が出来、餌などを与える事が出来る。
友人Yちゃんには非常に迷惑だったと思うが私は何か今回すっごく「歩きたい」気分だったので、炎天下ウォーキングサファリに突入。距離的には1,500メートル。色々見所があるので時間はかかるが歩けない距離では全然ない。でも結構アップダウンがあるので暑い日はそれなりに堪える。

でも結構行く価値ありますよ、コレ。
肉食動物エリアには入れないけど、金網で仕切られた見学スポットがあって、チーターなんか目の前にいる。

「野性の動物を見世物にする」ことに批判があるのは分かる。実際動物園って時に正直微妙な罪悪感を感じる時もあるけれど、目の前で普段全然見られない動物がのんびり歩いてると、思わず見つめずにはいられない。動物園好きなんです。せめて礼儀正しく、覗かせていただきましょう…。

September 22, 2007

白浜散歩

羽田から小型ジェット旅客機で1時間10分。
南紀白浜空港は羽田との直行便三便(シーズンオフは二本)のこじんまりした空港で、一泊二日で荷物も少ない私たちは着陸から10分以内で空港の外に出てしまった。
更にそこからタクシーで5分で本日の宿泊地「ラフォーレ南紀白浜」到着。ここから海までは徒歩3分。
…と羽田の巨大さに疲れた私たちには白浜はコンパクトさは魅力。

一日目はその白浜をバス+徒歩でお散歩することに。お気づきの方もいらっしゃるかもしれないが、私は6月の梅雨真っ盛りの時期に白浜に一度来てるのです。
今回友だちが「南紀いいかも」ってことでリベンジに。なんてったって前回は梅雨だったんで。おかげさまで今回は「雲ひとつない」とまでは行かないまでも、それなりに晴れて日差しはまぶしく気温も高かった。

三段壁
まずはバスで10〜15分ほどで三段壁へ到着。
いわゆる断崖絶壁。
佐久間良子が片平なぎさに罪の告白をしていそうな、見事に典型的なジャパニーズ断崖絶壁。(どこがどうジャパニーズかは聞かないで下さい)


命の電話
飛び降りはいかんよ。
飛び降りる前に告白したくなったら、こちらへ…。


千畳敷
ここからもう一つの名所千畳敷へ。
遊歩道で抜けられる…と書いてあったんですが、途中で迷って断崖絶壁にはまるところだった。何気にアップダウンが激しく、高温多湿の中汗が噴出。
こちらは三段壁のような火サス度は高くない。開けた場所だからでしょうか?
白い石灰質の岩が階段状に広がっていて、広々として気持ちいい。


砂浜にレッドブル
白良浜まで戻ってピットイン(笑)


あしあと
子どももいっぱい。
砂浜を元気に裸足でかけてる姿は微笑ましい。


南紀白浜の夕日
そして夕陽!
白浜は西向きなので天気がいいと水平線に陽が落ちる姿を見ることが出来る。
前回来た時は完全無欠な曇りだったので、夕陽の一旦も見えず。今回も下の方に若干雲がかかっていたけど、赤い綺麗な空を見ることは何とか出来て、リベンジ成功(ちなみに翌日はもっと曇りでした)

September 15, 2007

強いて言えば「初秋」@日光

日光
三連休の頭の二日を使って、一泊で日光に行って来ました。
前々から雨の予報だったのであんまり天気を期待していなかったけど、週末に向けてどんどん天気は回復し、二日目は暑いくらいのお日様に恵まれました。結局雨はぱらりと一瞬降っただけ。日ごろの行いがいいからかしらん。(←おい)
さて、いろは坂を抜けて日光中禅寺湖へ。海抜1300メートルを超えるのですが、この週末は25度前後まで温度は上昇。でも下はもっと暑かったみたいで、ちょうどいい避暑になったみたいです。

滝に下りてみると(写真は奥日光の湯滝)、先週の台風の影響か、水量が多く、どの滝もごうごうと音を立ててスゴイ状態に。マイナスイオン堪能〜。

でも日差しに既に真夏の強さはなく、いい風が吹いて、涼しい。緑が綺麗。

とんぼ
あ、トンボ。
トンボは赤い。

戦場ヶ原
ススキの穂はまだ若くて固いけど、そう言えば少し黄色や赤が混じったような。
「秋」とは言えない。強いて言えば「初秋」

戦場ヶ原の中を歩きたかったけど、雨を予想してきちんとした装備をしてなかったので、今回はお散歩にとどめました。次回はきちんと靴や帽子にカッパを持ってこよう。お義父母さんも連れてきたい。
ところでここ最近クマが出るそうです。


今回のお宿は日光レークサイドホテル
中禅寺湖のすぐ横にあるホテルでお部屋の窓からも中庭の向こうに中禅寺湖が見えました。夕食はこちらでフランス料理のコース料理を頂いたのですが、これが美味しい。超凝った味付けではないんだけど、お魚もお肉も柔らかくて暖かい味でした。

あと、お風呂もよかった。いわゆる硫黄の匂いのする白濁した硫黄泉。先月末小さな手術を受けて約半月、シャワーばっかりで湯船を浸かっていなかった私には久方ぶりのお風呂です。今日の温泉は一応回復祝いの湯治ってコトで。

うう〜…体の奥までじんわりあったかい〜効く〜!

小さなログハウス風貸切風呂を家族で借りると、脱衣所にタオルや化粧水は勿論、椅子にひとやすみ用の氷水が用意してあるのが嬉しい。大きなお風呂も気持ちよかったです。

庭から中禅寺湖にすぐ出ることが出来たので、夕食後、夜の湖畔に出てお散歩しました。中禅寺湖の向こう側には街がないので、湖の向こうは真っ暗。何だか吸い込まれるような真っ暗で、でも全然怖くない。不思議。

で、CSがないので、1時45分に眠くて死にそうになりながら起きて地上派のベルギーGP予選を見ました。いやぁ〜いい予選だった。ふっふっふっ。

June 23, 2007

[南紀白浜 旅日記] …パンだ!

パンダ可愛い



くぅ〜っ!!可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃ〜っ!!

四、五月、週末もほとんど出勤だった夫がやっと休みが取れたので、いきなり南紀白浜に二泊三日で飛んで来ました。梅雨真っ只中でしたが、ここしか休みが合わなかったので、根性で一日目と三日目を晴らしました。
目当てはこちら、アドベンチャーワールド、年末に産まれた双子の赤ちゃんパンダ。30台半ばになって動物園のために飛行機に乗った私たち夫婦を笑ってください。
赤ちゃんパンダはちょっと暗めの屋内運動場での公開なのでイマイチいい写真がないんですが、とにかくギガ可愛い。

が、恐るべし、アドベンチャーワールド!
ここは実にパンダが八頭います。うち五匹はこのアドベンチャーワールドで産まれたらしい。パンダと言うのは人間に負けず劣らず不妊らしいですが、ここのお母さんパンダ梅梅(メイメイ)は実に通算六頭を産み育てた子沢山パンダです。
…思わず祈りをささげる私。

しかもパンダだけじゃないんだ。
サファリパークにはライオンに象に虎は虎でもホワイトタイガーまでいるし。
オットセイは踊るし。
イルカだけじゃなくて鯨までジャンプするし。

とにかく何から何までいる。しかも夏休みじゃないのにけっこう人もいる!
…気がつくと夢中になってる自分。動物園って好きかも。

February 03, 2007

Louvre…過去と未来が出会う場所。

今月のPENは丸ごと一冊ルーブル美術館特集。…思わず買ってしまった。

美術館は大好き。
世界史に興味はない訳ではないが、そんなに造詣が深いわけでもないし、好きな画家は何人かいるけど、別に美術史に明るい訳ではない。大体私はそんなインテリではないのである。
ただきょろきょろと歩いて、見て「へぇ〜」「ほぉ〜」と感心しながら、自分が好きなものが見つかったら、ちょっと立ち止まって眺めていたい。私にとって美術館はそんな場所。

その中でも過去四回訪れたルーブルは私の中でスペシャルで、ターニングポイントの一つとなっている場所である。
22歳の夏、アルバイト代を貯めて初めて行った海外旅行先がパリだった。何故パリだったのかも実は全然覚えていない。
高校生の頃NHKスペシャルで放映された「大英博物館」を見て、いつかは色んな遺跡を見てみたいと思っていたが、だったらロンドンでもよさそうなもんだが、何故かその時選んだのはパリだった。決して憧れの男装の麗人の面影を追っていったわけではないと思うが…。

さて、人生初めての言葉も話せない「異国」に降り立って、私はしばし呆然としていた。目に入るもの、街角、何から何まで日本とは違う。違いすぎてまるでフィルターがかかったみたいに全然現実感がない。ホテルまではパックの送迎がついていたが、そこからは真の一人旅。とりあえずメトロに乗って一番有名なコンコルド広場に向かった。
コンコルド広場でぼけっと座っていると、シャンゼリゼ通りを通り越して凱旋門が見える。すごい景色だと思うんだけど、気持ちは高揚するどころかどんどん下降気味に・…。

何で私は一人でこんな遠いところへ来ちゃったんだろう?

今思えばそれが初めての時差ぼけってヤツだったのかもしれないが、その時はとにかくせっかく憧れの外国に来たのに全然気力が湧いてこなかった。

仕方ないからとにかく何処か、見る価値のある有名なところへ行こうと思って、歩いてテュイルリー広場を抜け、ルーブルへ辿り着いた。
入ってみると分かるがルーブルはとにかく広い。まずは自分の知っている何かを探そうと思ってサモトラケのニケを探した。探したけど見当たらない。足を引きずるようにふらふらと歩いた。
疲れて階段に座ろうか、それともとにかくホテルに帰って寝てしまおうか…とふと後ろを振り向いたら…

サモトラケのニケがいた!

階段の踊り場に胸を張って、翼を広げた本物のニケがいて、私はその時初めて目が覚めた。

「私は今本物を見ている。過去を見ている」

教科書に載っているだけの、自分とは全然違う世界にあるものが、カチッとチャンネルがあって脳みその奥にずんと入ってきた感じがした。

もうこの世の中にはいない誰かが作って、色んな時代を越えて、今それを私が見ているってのは何だかとてもすごいことに思えた。
アルバイトして自分の貯めたお金でこんな遠いところまで来ることが出来た。大人って大変だけど、頑張ったら自分が好きなところに行って、自分が知らない世界と出会える自由があるんだな、と思った。
それはこれから社会人になろうとしていたすごく私にとって尊くて幸せで、楽しみなことに感じられた。
それ以来、海外旅行も美術館も、私の数少ないOL生活の楽しみの一つで、独身時代はやりくりしながら年に一回は海外に出かけてきた。

「違う世界を自分の力で見に行きたい」

ルーブルはそんな私のスタート地点。何度でも何度でも帰りたい大好きな場所。嗚呼…また行きたくなってきたなぁ…。