2015年06月08日

ヒヤムタ王国移転

引っ越しました。今後はこちらで。
http://hiyamutakei.tumblr.com/

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2015年05月25日

eternal present

もうだいぶ時間経ちましたが、Paradiseラストライブに来て下さった方、ありがとうございました。出てくれたサポートメンバーにも心からの感謝を。

ParadiseのラストライブはこれまでParadiseがやった事がない程に真っ当で力強いロックだったと思う。逆に言えばParadiseはこれまでの全てのライブが解散ライブだったようなもので、現実的な解散ライブになってようやくストレートなライブが出来たというか。最後まで皮肉なものです。

関口萌が脱退して、サポート入れてのレコ発を決めた時(まだ解散とは決めていない時)の自分は、はっきり言って関口萌がいなくても自分の力でParadiseはこの先どうにでもなると思っていたし、ソロと含めて作品を作り上げた達成感と、それに反して自分の気持ちとは無関係に崩壊していくバンドに対する反発心とで心が麻痺してた所もあったように思う。
そんな自分のわがままでこうたとサポートの皆に協力してもらい、作り上げたラストParadiseには音楽の可能性が詰まっていたと思う。でもそれはオリジナルParadiseに比べて強すぎたし、安定し過ぎていた。勿論それが目的だったし、あの日のラストライブはそういう意味で理想的なライブで終えれたとも思う。でも、そもそも音楽の可能性というような力強い言葉はこうたには、関口萌には遠い物だったんだと思います。
僕は音楽をゼロから始めたから8年間積み上げる事に必死だった。サポートをしてもらった佐久間君優介君丸山君もそれぞれの形で音楽を積み上げてきたタイプの人だと思う。それに比べてこうたと関口萌は全く積み上げる事が出来てない。勿論それが欠点であると同時に彼らの最大の魅力で、自分には絶対に無い部分でもあるんだけど。だからこそこうたは最後のライブでオアシスとザ・フーをカバーして、はじめ君はカウンターで号泣(噂ですが)するという形でそれぞれ最後まで好きにやって自分を通したんだと思います。何にせよこうたが最後に真っ当に歌ってParadiseを終えてくれた事は、その辺まで考えるととても切ない事ではありますが、良かった。

こうたがいつマイクスタンドをなぎ倒したりドラムセット分解するか分からない、下手したら流血だって何度もある。はじめ君がやる気なくして逃げ出したかと思えばとんでもなくポップな新曲持ってきたり。ベースは基本半年周期でみんな辞めていく。でもそれがParadiseだったし、そんなやり方でしか存在出来ない、儚い事象その物だったんだと思います。そんなバンドがやれて8年間、僕は楽しかったです。ありがとうございました。

自分が今期待しているのは自分に話が全く来ないまま自分抜きでMokixx再結成して、それを10年前と同じようにUFOクラブに客として観に行くという夢なんだけど、どうかなー。

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2015年05月13日

さようならParadise

いよいよ明日(日付変わって本日)Paradiseが解散する。

思えばバンドを始めてから過去を振り返った気持ちになった事は無かった気がする。今年になって、色々なタイミングで自分が今までやってきた音楽の事を振り返らざるを得ない状況になり、そして金子山さんのParadiseスライドショーを観て思ったのは、あぁそうか、こんなにも時は流れていたんだという事で。それに合わせて弾いていた自分のギターは叫ばずにはいられなかったという感じで。

自分がParadiseをやった時間は8年。人生の中の8年間だけ夢を見ていたのと同じだ。でもその夢の方が人生を変えるというケースがあるのだという事を自分は自分の人生の中で実証出来た。それは生まれて来て良かったという事と等しい。確かParadiseやって1年位だったろうか、ベースのスタさんが辞めたり色々あって、このバンドを何とかしなければと思っていた自分にこうたが手紙渡してきた事があって、その手紙には「君の人生は既に祝福されている」とあった。その手紙は時間を越えて今の自分の魂にも突き刺さり続ける。

自分の人生は夢で出来ている。おそらくこうたの人生も。Paradiseを聴いてくれた人もどこかそういう所があるんじゃないかと勝手に思う事にしてる。夢で出来た人生は強い物だと自分は信じる。明日夢から醒めるけど、終わらない物はあるのだと。

明日、鳴り響いてくれよParadise。さようなら。



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2015年05月03日

Double dream is breaking up the door.セルフレビュー

毎回恒例だったんで、今回もセルフレビューを。

1,ブレイズネイル
檸檬街、HONG KONG NIGHTに続く私の手による1曲目にしか置けない疾走感全開の曲。
まだ1回もライブでやってない曲だけど、100回位ライブでやりたかった。

2,Paradise
バンド名をつけておきながら完全にはじめ君のソロの曲。ここ数年全くParadiseに曲を作らなかった彼が最後に頑張って作ろうとしてた曲だったので入れた。

3,complexion
これもはじめ君の曲なんだけど自分がギター弾いて完成のような、そういう意味で前作のBlueの続編のような曲。

4,「初恋の狂気」
自分とこうたの2人だけでレコーディング直前にセッションで作った曲4曲で構成されたメドレー。実質的にParadiseで作曲した最後の曲がこの4曲になった。ここだけでシングルカットしてもいい位気に入ってる。

5,The Sick Rose
5年位前からある曲。このリフ出来た時は嬉しかったな。こういうベースソロをフックにして前半と後半を繋げて組曲っぽくする手法は自分はParadiseで曲作る時はよく使っていた。歌詞はこうたがウィリアムブレイクを引用した曲だけど、こうたは英文学科出身のためこういうイギリス文学をかなり真面目に勉強してたと思われる。

6,Dawn
自分がアルバムで一番好きなのはこの曲かも。切なくて軽やかなリフ。スキップしながら死んでいくような感じ。最後のこうたのヤケクソなシャウトが良い。

7,THE FOUNTAIN
絶え間なく噴水が流れているイメージ。デュモンドの頃の曲。今の自分では使わないようなコード感。火花のようにとか儚き事象とかと同じコード。

8,The thousands of the sun
これは去年の夏頃セッションで作った、アルバムで一番得体の知れない曲。Paradiseが続いていたらこういう曲が増えていたと思う。

9,All nerves
これははじめ君とこうたのタッグでの曲。これもデュモンドの頃からあった。全員が一丸となって曲を作ってた頃の頭一つ抜けてる曲なので、勢いがすごい。どんなにバンドがバラバラになっても作った曲は頑張ってるから、それだけで揺るがない物があるのだなと。レコーディング中音楽の不思議を感じた。

10.Double dream is breaking up the door
前々ベーシスト石川君脱退後、前ベーシスト瀬尾ちゃんが加入してすぐ作った曲。おそらくその間のバンドを立て直している期間にこうたはこのタイトルと詩をかなり強い気持ちで作っていたんだと思う。自分は自分で新しい壮大な曲を作ろうと思っていて、この曲が出来た。結果的にParadise最後の曲となったけど、それに相応しい曲だと思う。Paradiseなんて夢だったんじゃないかと思うようなアウトロが延々と続いていく。最後ネパールの雑踏の音が唐突に切れて終わるのが良い。



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2015年04月20日

Paradise解散のお知らせ

Paradiseは5/13(水)下北沢threeでのワンマンライブをもって解散します。
メンバーからのコメントは以下に。

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呼詩がいわくー

Paradiseは解散する。

5月13日のワンマンライブで。

Paradise各一人一人は
音楽を各各続けていきますねきっと。
僕以外。

関口萌は、ソロ。
瀬尾マリナもソロか
バンドを。
ヒヤムタ王子はソロと
豊田〜ですね

呼詩がインドか、ニューヨークもしくは行きたい
トルコへ。
1、2カ月ばかりね!

よろぴくー!!

以上。


宮腰呼詩

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2006年の結成から約8年間、本当に色々な事があった。
Paradiseが活動していたのは小さな世界の中だったかも知れないが、その中で色々な人と関わって、色々な人が去っていき、最後には自分とこうたの2人だけになった。そしてこれ以上減りようのない最小限の2人で出した結論は解散という形を取る事でした。

Paradiseは8年間、いつ終わってもおかしくないバンドだったが、同時にどんな風に終わるのか全く想像がつかないバンドでもあった。少なくとも自分にとっては。
こうたと2人組になってこそ、これまでの傷付け合って転げ回ってきたバンドストーリーとは違う、僕もこうたもお互いの人生を生きる中で作品を生み出していくような、バンドというよりは運動体のようなものを自分はぼんやりと思い描いていたけど、こうたは好きな事をやるのに安定なんて考えないだろう?と。そして解散する事に決まりました。

確かに考えてみれば8年間一度も安定しなかったバンドだったからこそその中で自分は成長する事が出来たんだと思う。Paradiseがあったから自分は頑張れたし、本当に自分の人生はParadiseによって変わった。こんな事は人生に2度と無いのは確かだ。それが終わるのはとても寂しい事だけど、この先は1人で行けよと背中を押されているような気分でもある。

ロックの最後の場所であり、行き場を無くした人の最後の場所。そうでなくても何でも良い。Paradiseのラストライブ、是非観に来て下さい。


冷牟田王子


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5/13(水)
Paradise「Double dream is breaking up the door.」レコ発ワンマンライブ

19:30open 20:00start
adv¥2,000 door¥2,500(+1drink)

Paradise 宮腰呼詩、冷牟田王子
サポートメンバー
Dr 佐久間裕太(ex昆虫キッズ、スカート)
Ba 佐藤優介(カメラ=万年筆、スカート)
G 丸山康太(exドレスコーズ)

(opening act 冷牟田敬)


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2015年02月28日

関口萌 Paradise脱退文

ついにと言いますか、関口萌がParadiseを脱退する事が決まりました。
Paradiseは僕とこうたの2人で続けるつもりです。

以下、関口萌からの脱退文です。

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こんにちは、関口萌です。
この度20代の大半を費やしたParadiseを脱退します。
この文章はなかなかうまく書けず、発表するのが遅くなってしまいました。さらっと書こうとすると、何ら内容のない誰にも伝わらない投げっ放しの文になってしまったので、長くなりますが正直に書きます。


まず、脱退の理由は、この先呼詩とヒヤムギさんとともにParadiseを続ける気持ちが完全になくなってしまったからです。
もともと前にやっていたMokixxの時から含めて約10年バンドを続けました。その都度移ろいがちな自分の気持ちは何度となくブレまくりましたが、メンバーや周りの人の怒りや優しさでなんとか修正されたり勇気付けられやってきました。聞いたことない音楽を作ってみたいと思っていたから。


呼詩とソウヘイとMokixxを始めたころはお互い若く、ピョンピョン飛び跳ねながら勢力的にライブをやっていました。衝動的で、でもかなり曲は練っていました。呼詩がただ曲を演奏するのはライブとしてつまらないからと言って即興部分を入れたりして、形のあるようでない不思議なバンドでした。Mokixxの飽和を防ぐためメンバーを増やそうと呼詩はヒヤムギさんを連れてきました。そしてMokixxは終了し、全く別のバンドとしてParadiseが始まりました。曲作りに関しては、それまでソウヘイのアイデアの部分も大きかったので彼の不在を痛感したことを憶えています。けれどヒヤムギさんとは必死になっていいバンドにしようと新しい気持ちで望みました。
いつごろからか呼詩は精神に支障をきたし、Paradiseになったくらいから入退院を繰り返しながらバンドを続けるという状態になりました。もともと楽器を弾かないし、何か表現したいという性質ではないけれど、それに極端に真剣に向き合うために自分で自分を磨り減らす必要があったと思います。一時期は正直かなり過酷な状態で続けるのは無理があるんじゃないかというくらいで、ライブをやることはおろか意思の疎通もうまくいかずに諍い、疑い合い、誤解もたくさんありました。次第に自分の気持ちも曇りはじめ、色んな人を巻き込みそれでもなくなろうとはせずライブをしていきました。ベースが何人も入れ替わりましたが、バンド結成から数年が経ち「Alcohol River」というアルバムを作ることが出来ました。その後も状況はそこまで変わらなかったですが、前向きな気持ちで曲は作れていたと思います。むしろそんな状態が当たり前になっていたので、これ以上は悪くならないはずだ、という気持ちである意味では希望を持っていました。そして作ったCD二枚組のデュモンドというアルバムは制作的にも容量的にもかなり濃いものになり、作れて感動した覚えがあります。
でもまたベースがいなくなり、僕も続ける気力がなくなってきてしまい、何度か辞めたいという話をしました。その頃のヒヤムギさんのParadiseを終わらせないという気持ちは石のようでむちゃくちゃ固くて、辞めるという選択はまず考えられせんでした。僕はその度気の迷いだと自分を納得させようとしていました。たぶんそのくらいから弾き語りをやったりして単純に音楽的欲求を満たそうとしたんだと思います。呼詩は次へ次へとParadiseの方向を苦しみながら考え、けどそれを外には見せずに決めていっていました。
次のベースがなかなか見つからず三人でやることも考えましたが、ベース未経験だった瀬尾ちゃんがやると言ってくれてバンドを立て直してそこからまた動き、次のアルバムに向かっていきました。ただし僕は生活や他でやりたい音楽活動を平行してやっていたので、Paradiseだけにはなれず、以前より曲が作れず、自然とヒヤムギさんの曲が増えていきました。ヒヤムギさんの曲に呼詩はすぐ言葉やイメージをつけるし、瀬尾ちゃんはより客観的にバンドを見れていたので曲に色付けをすることが出来たから、僕の役割は減ったけどなかなかバランスが取れていました。そういう土台の上で作った「beatomIn'flower'」は、わかりにくさも含んだParadiseの最もParadiseたるような作品になったと思います。全力で呼詩の明確な言葉やイメージが用意され、この四人が必要でこの四人でないと出来ないものだと思っています。だからそれで終わってもいいんじゃないかという気持ちはありました。僕個人は自分勝手ではありますが一人で歌いたいと強く思うようになりました。
そういう風に思いながらもはっきりさせることが出来ずに、バンドとしては自ずと先に進まなければいけない中で去年はメンバーを振り回すような状況を作ってしまいました。アリエでの嶽本野ばらさんとのイベントで、野ばらさんが「呼詩を今のような孤立した立場にしたのは、他のメンバーによるところも大きいんじゃないのか」というような事を仰られて、確かにそういう部分も確実にあるのだと思いました。いくつかの事件や発言で外から見て呼詩を悪く思うのは当然のようによく言われましたが、
単に一人が悪い人間というわけではなく、色んな要因がそうさせたのです。迷惑をかけたことを全部許す気はないですが。しかし実際僕も言った約束を破ってしまったり、ただ嫌な気持ちになり連絡を取るのを一方的に拒否してしまったり、大切な人を悲しませたりしました。少なくとも僕に問題もたくさんあります。去年夏に呼詩と話して、はっきりParadiseを辞める意思を伝え、その時に最後にアルバムを作る約束をしました。そう決めたけれど、依然前向きにはなれずまた呼詩をシャットダウンしたくなり、何の解決もしないまま自分のことを優先しました。自分のやりたいこと、出来ることを形にしてソロアルバムを作ったことは大事なことであり、協力してくれた人たちには本当に感謝しています。呼詩もそれを祝福してくれました。でもParadiseとしてはライブもほとんどなく、お互いに不信感を抱くことが増えました。結局僕の呼詩に対する態度で彼を悩ませ、そこに巻き込むような形で以前から体調が悪化していた瀬尾ちゃんをも精神的に傷つけ、結果的に彼女が脱退するということになってしまいました。
自分の責任もあるし、今までは続けることに意味があると思いながらやってきたけれどそこに前向きな意思を持てない以上もう自分はやりたくないと確信しました。


バンドが仲の良いまま続けられるのは稀で、ほとんどのバンドは何か問題を抱ながらやっていると思います。バンドに限らず、ほとんどの集団活動がそうでしょう。Paradiseは普通じゃないとか、そう思われたりすることもありましたが基本的には普通のロックバンドだと思ってやってきました。みな相当プライドは高いけれどただ本当のことを言いたいだけであったり、間違っていることを間違っていると言わずに過ごすことができなかったり、他の三人を見ていると生きずらいだろうと思います(ヒヤムギさんはその中でも折り合いをつけて生きていけそうだけど)。でもそれは本来普通のことです。僕はわりと誤魔化してしまうから、楽だけどダサいと思います。


今までParadiseを好きで、少しでも期待いる方には何度もそれを裏切ってしまったことがありました。今回この一件でSNS及びネットで中途半端な発言をしたり、意味もなく見ている人を嫌な気持ちにさせる文章を書いたりしたこと、思い当たるところがあり、ごめんなさい。
自分にとってバンドを続けることが限界になったといえばそれまでですが、こういう流れがあった上で自分はParadiseから離れようという決断をしたことを説明するべきだと思いました。もちろんここに記しきれないこともあります。
10年以上呼詩と一緒に何かやってきたのでとても大きなことですが今、僕と呼詩は離れて生きたほうがいい、とこれは自分が一方的に思っていることです。


来月新しいアルバムを発売する予定です。自分が迷ったせいもあり本当に少ない時間で準備、録音になりました。その中で踏ん張って三人で作りました。変なことを言うようで無責任かもしれませんが、僕はアルバムを作りながらこの作品が良いものなのか悪いものなのかという判断が正直に言って出来ていません。
そういう気持ちでライブをやることはもう出来ないと思い、自分がParadiseと関わるのはこのアルバムが最後ということに決めました。


Paradiseをやる気持ちはなくなってしまいましたが、呼詩のことは一生嫌いになれないだろうし、ヒヤムギさんとは今でも話す時よそよしくなってしまうけど最後までバンドの橋渡しをしてくれたし、瀬尾ちゃんは厳しいけれど一番の理解者であり共に生きています。


読んでいただき、ありがとうございます。いままでもこれからもParadiseがなければ今の自分はいません。ありがとうございます。


勝手ながら音楽は続けます。


関口萌

paradise_ at 22:41|PermalinkComments(11)TrackBack(0)

2015年01月24日

終わり無きParadiseに

来週からのアルバム録音、Paradise史上最も逆境での製作になる。何せベースはいないし必要最小限の練習で臨むし、やっぱりどこまで行ってもParadiseはParadiseらしいなと思うのだけど、まぁ結局上手い事いくと思う。自分が頑張るから。

今年に入って昆虫キッズのラストライブがあり、その時色々と思う事があった。自分のような人間をあれだけの人達の心に包まれた場所まで連れて行って、最終的に笑顔にさせる高橋君には、やっぱり心からお疲れ様と言いたくなった瞬間があった。それと同時にステージに乱入してきた(空気を察してすぐ帰ったのでセーフだし、祝ってくれる気持ち自体は嬉しい事ではあるが)こうたを見て血の気が逆立ったし腹も立った。何だよお前クアトロのステージにそんなダサいやり方でも立ちたかったのかよ、そんなんだからParadiseは売れないんだ馬鹿と思った。

あの日自分のやってきた2つのバンドのフロントマンの姿は究極なまでに正反対だった。でもそういうもんだしそれで良いと思う。Paradiseが人から愛されて惜しまれて終わるなんて似合わない。Paradiseには突然死のような死に方こそふさわしい。こうたはそれだけロックの幻想を求めているんだからそれでいいんだと思う。聞いた話だと昆虫のクアトロステージに上がる時に止めようとした警備員の方たちを矢のような速さですり抜けたという、こうたのその速さ一点だけは間違っていない。
数年前、何が何でもParadiseを終わらせてたまるかと思っていた自分は正しかった。おそらく次作でバンド幻想という名の集合体であるParadiseは終わります。その後その名その物のような運動としてのParadiseが続いていくかどうかはまだ分からないけど、続けたいと自分は思っています。

何とも馬鹿やってばかりのバンドで、ファンの方には心配かけてばかりでごめんなさい。
でもこれはやっぱり結局の所自分達が自分達のためだけにやっている事なんだと思う。やり切ります。
もう少ししたら色々と発表出来ると思うのでしばしお待ち下さい。

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2014年12月17日

12/19冷牟田ソロ

12/19(金)阿佐ヶ谷harness『12月のギター』
出演:大塚久生(ニーネ)、冷牟田敬(Paradise,昆虫キッズ,豊田道倫&mtvBAND)
open19:00 / start19:30
前売\2000 / \2500(+1d)

もうすぐ僕のソロライブあります。
大塚さんの熱いギターと僕の冷たいギターは本当に対象的な感じだけど、大塚さんのギター、昔から大好きなんだよな。

僕のソロはリズムマシンと共にParadiseの曲を中心に色々実験しながらやってます。面白いと思いますのでParadise好きな人は一度は僕のソロ観てみて欲しいです。よろしくお願いします。


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2014年12月11日

現世から消えていたい PV

https://www.youtube.com/watch?v=c9WwiTPQs8w

画面上にアウトサイダーが2人。ロックに必要なのは愛嬌であり、喧嘩の売り方であり、それを正しく備えているPV。

paradise_ at 16:08|PermalinkComments(2)TrackBack(0) PV 

2014年11月25日

Paradise next album

Paradise 次作アルバム

Double dream is breaking up
the door

2015年1月制作決定

僕もベース弾く予定です。
一巡後の世界みたいなアルバムが出来そうな予感。

paradise_ at 23:08|PermalinkComments(8)TrackBack(0)